第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第2四半期累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」について重要な変更はありません。

 なお、重要事象等は存在しておりません。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において判断したものであります。

(1)財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況

①経営成績

 当社を取り巻く環境は、新型コロナウイルス感染症拡大防止への取り組みやワクチン接種が進み、行動制限も徐々に緩和され、経済活動に回復の兆しが見られております。一方で、新型コロナウイルス感染症の感染拡大リスクに加え、国際情勢の不安定化による資材価格及びエネルギー価格等の高騰にも注意する必要があります。このような環境において、当社の主要領域におけるイベントは、回復基調にあるものの本格的な回復に至っておりません。

 また、当社ではお客さまはもとより、当社で働くすべての者の安全に留意して、感染防止及び拡大防止に努めております。加えて在宅勤務を推奨すると共に、フレックス制度を活用し時差出勤と短時間勤務を実施しております。また、社内及び社外関係者との会議等においては、オンラインを活用しております。さらに、イベントにおいては、お客様と協議を行い、感染防止及び拡大防止に配慮しております。

 売上高につきましては、案件数及び単価は堅調となっていますが、前年同期の一時的な国際的スポーツ大会に関する案件と比較すると、案件数及び単価が減少いたしました。この結果、4,709百万円の減収となりました。

 費用につきましては、外注費の減少等に伴い、売上原価が4,534百万円減少しました。

 以上の結果、当第2四半期累計期間の業績は下記のとおりとなりました。

  売上高          8,210百万円(前年同期比36.4%減)

  営業利益         909百万円(前年同期比19.3%減)

  経常利益           966百万円(前年同期比18.5%減)

  四半期純利益       626百万円(前年同期比25.1%減)

 

 各部門別の状況は次のとおりであります。

〔基本事業部門〕

 新型コロナウイルス感染症の対応に関する案件数の増加と、主に行動制限の緩和に伴って再開したイベントの案件数が増加したことが影響し、売上高は7,161百万円と前年同期比19.0%の増収となりました。

〔スポーツ事業部門〕

 新型コロナウイルス感染症の影響や、前年同期の一時的な国際的スポーツ大会に関する案件受注と比較すると、案件数及び単価の減少が顕著になり、売上高は439百万円と前年同期比93.5%の減収となりました。

〔競争事業部門〕

 大型案件に係る準備業務を中心として順調に進行しており、売上高は609百万円と前年同期比228.1%の増収となりました。

 

 部門別の売上高の明細は次表のとおりであります。

(単位:百万円)

 

部 門

売 上 高

構 成 比

前期比増減

主 要 領 域

基本事業

7,161

87.2%

1,145

(19.0%)

各営業拠点が担当する、様々なイベント領域

スポーツ事業

439

5.4%

△6,278

(△93.5%)

中央競技団体等が開催するスポーツ・競技に関するイベント領域

競争事業

609

7.4%

423

(228.1%)

皇室ご臨席行事を中心とした全国持ち回りで開催されるイベント領域

合   計

8,210

100.0%

△4,709

(△36.4%)

 

 

②財政状態

(資産)

 当第2四半期会計期間末の総資産は前事業年度末に比べて2,559百万円減少し、13,159百万円となりました。これは主に未成請負契約支出金が336百万円、受取手形、売掛金及び契約資産が646百万円増加したものの、現金及び預金が3,333百万円減少したことによるものであります。

(負債)

 当第2四半期会計期間末の負債は前事業年度末に比べて2,637百万円減少し、3,815百万円となりました。これは主に短期借入金が500百万円増加したものの、買掛金が344百万円、未払法人税等が1,576百万円減少したことによるものであります。

(純資産)

 当第2四半期会計期間末の純資産は前事業年度末に比べて78百万円増加し、9,343百万円となりました。これは主に利益剰余金が70百万円増加したことによるものであります。

 

③キャッシュ・フローの状況

 当第2四半期累計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前事業年度末に比べて3,333百万円減少し、4,384百万円となりました。

 当第2四半期累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

 営業活動の結果、支出した資金は3,170百万円(前年同期は2,277百万円の支出)となりました。

 これは主に税引前四半期純利益が966百万円あったことに加え、減価償却費が51百万円発生した一方、仕入債務が344百万円、未払消費税等が850百万円減少し、売上債権が283百万円、棚卸資産が328百万円増加し、法人税等の支払が1,686百万円あったことによるものであります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

 投資活動の結果、支出した資金は65百万円(前年同期は4百万円の支出)となりました。

 これは主に敷金及び保証金の回収による収入が9百万円あった一方、有形固定資産の取得による支出が27百万円、無形固定資産の取得による支出が47百万円あったことによるものであります。

 

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

 財務活動の結果、支出した資金は98百万円(前年同期は3,405百万円の獲得)となりました。

 これは主に短期借入による収入が500百万円あった一方、配当金の支払額が554百万円あったことによるものであります。

 

(2)事業上及び財務上の対処すべき課題

 当第2四半期累計期間において、当社の事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。

 

(3)研究開発活動

 該当事項はありません。

 

(4)経営成績に重要な影響を与える要因

 当第2四半期累計期間において、当社の経営成績に重要な影響を与える要因に重要な変更はありません。

 

(5)販売の実績

 当第2四半期累計期間における販売実績は著しく減少しております。詳細につきましては、「(1)財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況、①経営成績」をご参照ください。

 

 

3【経営上の重要な契約等】

 当第2四半期会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。