第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第2四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。

 

2【経営上の重要な契約等】

 当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。

 

3【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期報告書提出日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。

(1)業績

①業績の概要は、次のとおりであります。

 世界景気は回復基調にあり、企業業績や株価も堅調に推移しています。ただ企業間の競争も激化しており、これに勝ち抜くための人材育成の重要さは、世界共通で認識されています。こうした流れを受けて、包括的な育成体系の整備など大型プロジェクトの引き合いをいただいています。しかし米国で大口顧客からライセンス契約の更改見送りがあったことなどで、グループ全体では減収になり、営業赤字を計上しました。

 この結果、当第2四半期連結累計期間における連結業績は、売上高14億7千6百万円(前年同期比3.1%減)、営業損失1億2千万円(前年同期は9千1百万円の営業利益)、経常損失1億2千2百万円(前年同期は5千3百万円の経常利益)となっております。また親会社株主に帰属する四半期純損失は1億1千4百万円(前年同期は2千2百万円の親会社株主に帰属する四半期純利益)となりました。

②セグメントの業績は、次のとおりであります。

(イ) 国内

 前年度からずれこんでいた大型開発案件は予定通り受注しましたが、売上高の多くの部分の計上は第4四半期になる見込みです。ただし開発のための外注費などのコストは第2四半期にも発生しており、今回の決算時での粗利率は一時的に悪化しています。営業力強化の研修案件の他、新規事業創出ワークショップや次世代リーダーシップ研修の新規案件、アジアをにらんだサービス業向けの研修など受注は計画を上回り堅調に推移しています。

 一方海外子会社からのロイヤルティー収入が減少したことなどの理由によって減収となり、営業赤字が前年同期より拡大しました。

 この結果、売上高6億2千9百万円(前年同期比3.8%減)、営業損失1億1千2百万円(前年同期は2千3百万円の営業損失)となりました。

(ロ) 北米

 既顧客との大型ライセンス契約の終了に伴う減収を補完する、新たな大型プロジェクトの獲得には至っておらず、減収になりました。利益率が高い大型のライセンス契約が複数終了したため、全体の粗利率が悪化しました。研修と調査のプラットフォームとなるウェブシステムの刷新を計画しており、その関連費用が計上されたため、営業赤字となりました。

 この結果、売上高8億2千6百万円(前年同期比1.9%減)、営業損失2千5百万円(前年同期は5千3百万円の営業利益)となりました。

(ハ) 欧州

 有望な顧客企業に絞り込んで、人材育成の課題を徹底的にディスカッションするような新しいマーケティング戦略が功を奏しており、売上高は順調に推移しました。ただこうしたマーケティングコストと、営業体制の増強で、減益になっています。

 この結果、売上高2億2千3百万円(前年同期比10.9%増)、営業利益1千7百万円(前年同期比57.9%減)となりました。

(ニ) 中国

 営業体制の刷新・強化に努めておりますが、新規の大口顧客の獲得には至らず減収になりました。採用コストなどが計上され減益になりました。

 この結果、売上高6千5百万円(前年同期比14.4%減)、営業利益2百万円(前年同期比51.3%減)となりました。

(ホ) アジア・パシフィック

 APAC地域を広域でカバーする研修が始まるなどアジア広域を見据えた新たな動きがあります。前年同期に比べ円安になったこともあり、売上高は増加しました。オーストラリア、インドで新たな営業担当者を採用するなど販管費は増加し、営業赤字を計上しました。

 この結果、売上高7千7百万円(前年同期比20.9%増)、営業損失4百万円(前年同期は9百万円の営業利益)となりました。

 

(2)キャッシュ・フローの状況

 当第2四半期連結累計期間末における連結ベースの現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、減価償却費の計上、収入として売上債権の減少、仕入債務の増加、定期預金の払戻がありましたが、支出として賞与引当金の減少、前受金の減少、長期借入金の返済があり、前連結会計年度末に比べ1億3千9百万円増加し、当第2四半期連結累計期間末には、18億6百万円となりました。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

 当第2四半期連結累計期間において営業活動の結果増加した資金は、1億5千3百万円(前第2四半期連結累計期間は1億4百万円の資金の増加)となりました。この主な理由は、減価償却費1千5百万円を計上し、収入として売上債権の減少3億6千4百万円、仕入債務の増加1千1百万円等がありましたが、税金等調整前四半期純損失1億2千2百万円を計上し、支出として賞与引当金の減少3千7百万円、前受金の減少3千9百万円等があったことによるものです。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

 当第2四半期連結累計期間において投資活動の結果増加した資金は、1百万円(前第2四半期連結累計期間は1千9百万円の資金の減少)となりました。この主な理由は、収入として定期預金の払戻による収入1千3百万円、投資事業組合分配金による収入1千1百万円等がありましたが、支出として有形固定資産の取得による支出1千万円、教材用コンテンツの取得による支出8百万円等があったことによるものです。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

 当第2四半期連結累計期間において財務活動の結果減少した資金は、2千2百万円(前第2四半期連結累計期間は4千3百万円の資金の減少)となりました。この主な理由は、長期借入金の返済による支出1千9百万円等があったことによるものです。

 

(3)経営方針・経営戦略等

当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

 

(4)事業上及び財務上の対処すべき課題

当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(5)研究開発活動

当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発費の金額は6千1百万円となっております。

なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。