第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第2四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期報告書提出日現在において判断したものであります。

(1)財政状態及び経営成績の状況

 当第2四半期連結累計期間の世界景気は回復基調にあり、先進国を中心に企業業績や株価も堅調に推移しました。しかし、米国の保護主義的な経済政策の影響により、今後の見通しは不透明な状況です。特に中国市場における影響は大きなものがあります。

 人材育成の重要性、特にリーダーシップの育成の重要性は、世界共通で認識されています。また、営業力の強化ニーズは引き続き底堅く継続しております。当社グループでは、ATD (The Association for Talent Development)等販売促進イベントへの出展・講演や、Webベースでのマーケティング等を第1四半期連結累計期間より継続して行っており、グローバルでのWLWグループのプレゼンスを高め、リード増加に努めております。こうした流れを受けて、北米・欧州主体に大型プロジェクトの引き合いをいただいておりますが、国内においては求人倍率が1970年代以来の高水準となるなど、国内・国外とも営業要員の確保が重要な課題となっており、ニーズや引き合いに対応する営業体制の整備が遅れ気味となっております。こうした影響もあり、グループ全体では減収になり、営業赤字を計上しました。

 この結果、当第2四半期連結累計期間における財政状態及び経営成績は以下のとおりとなりました。

 

①財政状態

(イ) 流動資産

 当第四半期連結会計期間末における流動資産の残高は、27億5千8百万円(前連結会計年度末は30億4百万円)となり、2億4千5百万円減少しました。これは、主に現金及び預金の増加3億8千8百万円がありましたが、受取手形及び売掛金の減少6億5千9百万円があったことによるものです。

(ロ) 固定資産

 当第四半期連結会計期間末における固定資産の残高は、6億6千万円(前連結会計年度末は6億2千3百万円)となり、3千7百万円増加しました。これは、主に投資有価証券の減少1千3百万円がありましたが、繰延税金資産の増加2千9百万円、敷金及び保証金の増加1千5百万円があったことによるものです。

(ハ) 流動負債

 当第四半期連結会計期間末における流動負債の残高は、6億3千7百万円(前連結会計年度末は8億2百万円)となり、1億6千5百万円減少しました。これは、主に前受金の増加6千万円がありましたが、買掛金の減少6千2百万円、未払費用の減少7千8百万円、賞与引当金の減少3千4百万円があったことによるものです。

(ニ) 固定負債

 当第四半期連結会計期間末における固定負債の残高は、1億9千1百万円(前連結会計年度末は2億5百万円)となり、1千4百万円減少しました。これは、主に長期借入金の減少1千9百万円があったことによるものです。

(ホ) 純資産

 当第四半期連結会計期間末における純資産の残高は、25億8千9百万円(前連結会計年度末は26億1千9百万円)となり、2千9百万円減少しました。これは、為替換算調整勘定の増加7千6百万円がありましたが、親会社株主に帰属する四半期純損失の計上による利益剰余金の減少1億4百万円があったことによるものです。

 

②経営成績

 当第2四半期連結累計期間における連結業績は、売上高13億5千4百万円(前年同期比8.3%減)、営業損失1億3千2百万円(前年同期は1億2千万円の営業損失)、経常損失1億1千7百万円(前年同期は1億2千2百万円の経常損失)となっております。また親会社株主に帰属する四半期純損失は1億4百万円(前年同期は1億1千4百万円の親会社株主に帰属する四半期純損失)となりました。

 

 セグメントの業績は、次のとおりであります。

(イ) 国内

 新規事業創出型ワークショップや次世代リーダーシップ研修の新規案件など、新しいリーダーシップ育成型研修の提案や受注は堅調に推移していますが、前連結会計年度に匹敵する大型案件の受注を当第2四半期連結累計期間には獲得しておりません。

 一方で、前述のとおり、営業要員の確保が重要な課題となっており、採用活動を継続して行っております。このような要因により、当第2四半期連結累計期間は減収となり、原価率は前第2四半期連結累計期間と比較して改善しておりますが、海外からのロイヤルティ収入の減少と、今年度商品開発のための研究開発費用を増額したため、営業赤字が前年同期より拡大しました。

 この結果、売上高5億5千1百万円(前年同期比12.4%減)、営業損失1億1千9百万円(前年同期は1億1千2百万円の営業損失)となりました。

(ロ) 北米

 大型ライセンス契約の締結が、当第2四半期連結累計期間は低調に終わったため減収になりました。当該期間中は利益率が高い大型のライセンス案件比率が少なかったため、原価率が一時的に悪化しました。一方で、当第2四半期連結累計期間の経費関連の支出を抑制したため、原価率の影響は小さくなりましたが、昨年に引き続き営業赤字となりました。

 重要な課題である営業要員の採用は複数名行い、引き続き第3四半期連結累計期間も採用を継続していく予定です。

 この結果、売上高8億9百万円(前年同期比2.0%減)、営業損失2千9百万円(前年同期は2千5百万円の営業損失)となりました。

(ハ) 欧州

 マーケティング戦略と若手営業要員の早期育成に成功したことが功を奏しており、イギリス、フランスとも売上高は順調に推移しました。また北米からのインバウンド案件が増加したことも、売上増に影響しております。

 この結果、売上高2億2千9百万円(前年同期比2.8%増)、営業利益3千3百万円(前年同期比94.7%増)となりました。

(ニ) 中国

 営業体制の刷新・強化に引き続き努めておりますが、米国の保護主義政策の影響によって、欧米を本社とするグローバル企業の現地子会社である顧客群の研修予算が大幅に減少もしくは凍結されました。

 新規の受注活動ではこの減少幅を補完することができず、第1四半期連結累計期間に続き営業赤字となりました。

 この結果、売上高3千7百万円(前年同期比43.3%減)、営業損失2千7百万円(前年同期は2百万円の営業利益)となりました。

(ホ) アジア・パシフィック

 オーストラリアで採用した営業要員が戦力化したこと、APAC地域を広域でカバーするマーケティング戦略やそれに伴う大型の研修受注など新たな動きがあり、売上高は順調に増加しました。直接受注案件の増加や、バックオフィス業務の統合化等で原価率及び販管費が改善し、営業黒字化しました。

 この結果、売上高百万円(前年同期比13.6%増)、営業利益1百万円(前年同期は4百万円の営業損失)となりました。

 

(2)キャッシュ・フローの状況

 当第2四半期連結会計期間末における連結ベースの現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前連結会計年度末に比べ3億8千4百万円増加し、20億3千5百万円となりました。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

 当第2四半期連結累計期間において営業活動の結果増加した資金は、3億8千1百万円(前第2四半期連結累計期間は1億5千3百万円の資金の増加)となりました。この主な理由は、税金等調整前四半期純損失1億1千7百万円を計上し、支出として仕入債務の減少6千6百万円、未払費用の減少8千6百万円等がありましたが、収入として売上債権の減少7億2百万円等があったことによるものです。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

 当第2四半期連結累計期間において投資活動の結果減少した資金は、8百万円(前第2四半期連結累計期間は1百万円の資金の増加)となりました。この主な理由は、投資事業組合分配金による収入1千1百万円等がありましたが、教材用コンテンツの取得による支出4百万円、敷金及び保証金の差入による支出1千5百万円等があったことによるものです。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

 当第2四半期連結累計期間において財務活動の結果減少した資金は、2千4百万円(前第2四半期連結累計期間は2千2百万円の資金の減少)となりました。これは、長期借入金の返済による支出1千9百万円、リース債務の返済による支出5百万円があったことによるものです。

 

(3)経営方針・経営戦略等

当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

 

(4)事業上及び財務上の対処すべき課題

当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(5)研究開発活動

当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発費の金額は6千5百万円となっております。

なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

 

3【経営上の重要な契約等】

 当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。