第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第2四半期累計期間における、本四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生、又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。
  なお、重要な事象等は存在していません。

 

2 【経営上の重要な契約等】

当第2四半期会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結はありません。

 

3 【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において当社が判断したものです。

 

(1)業績の状況

当社は、ほとんどの教師を正社員とし、授業内容の専門化・高技術化に努め、その授業力を大きな支えとして進学実績の向上に力を入れています。
  平成30年3月末日現在において、中高全教師657名中、正社員教師632名、専任講師17名、講師8名(うち3名はネイティブ講師)となり、正社員率で96.2%、専任比率で98.8%に達しています。これらの教師陣が自己研鑽を重ねながら、教務力の向上に力を入れています。
 6年前に大幅に改変された神奈川県の公立高校入試は、選抜システムが複雑化し、いわゆるトップ校を中心とした特色検査という独特の選抜試験も導入されました。その後、解答用紙の一部にマークシート形式が急遽採用されるなどの制度面の変化が進みました。そして学力検査問題の難化も継続的に進んでおり、受験生にとっては緊張度の高い状況が続いています。今春入試においても、5科トータルの平均点は一段と低下しました。また、特色検査の得点差が広がって、合否結果に与える影響度が高まった高校が増えました。

そのような状況の中、当社の小中学生部門から神奈川県の公立トップ高校19校に2,129名(昨年比62名増)が合格しました。これは県内公立高校に合格したステップ生の41.2%に相当します。これら公立トップ高校の半数を超える10校において、また公立トップ高校の中で新制度の特徴の一つである特色検査(ペーパー方式)を実施した9校のうち半数以上に当たる5校において、塾別の合格者数で当社がトップの座を堅持しています。また、ステップ生の通学圏内で最難関の共学校と位置づけられる東京学芸大附属高校(国立)への今春の合格者数は120名(外部進学生。昨年比51名増)に達し、10年連続で全塾中トップの実績をあげています。
 当社が小中学生部門と並んで注力している高校生部門は、特に人材育成に力を入れてきましたが、その成果として各専門科目の教師陣の層が厚くなってきています。

今春の大学入試結果を見ると、国公立大学の合格者総数が180名(昨年145名)となり、過去最高の実績となりました。また私立大学においても、早慶上智がほぼ昨年並みの224名、いわゆる理大MARCH(東京理科大+明治、青山、立教、中央、法政)の合格者数も1,000名を超えました。首都圏の大規模私立大学の今春入試は、いわゆる「定員厳格化」の影響で大変厳しい状況でしたが、その中でも前向きな結果を出すことができました。
 業界全体としては、対面式の授業を映像授業に置き換える動きや個別指導化が進んでいますが、当社はあくまでも教師の息吹が直接伝わり生徒の思いがリアルタイムで感じられるライブ授業をベースとし、ライバル同士が切磋琢磨しながら伸びていくクラス授業の良さを大切にしていきます。

当事業年度中の新規開校は、小中学生部門で5スクールです。当社が展開を始めた川崎地区の新百合ヶ丘(小田急小田原線)、鷺沼(田園都市線)、横浜北部地区のたまプラーザ(田園都市線)、そして横浜市保土ヶ谷区初めての展開となる保土ヶ谷(JR横須賀線)、和田町(相鉄線)のそれぞれ駅から徒歩数分の立地に新スクールを開校しました。新百合ヶ丘を除く4スクールは、通常通り3月の春期講習よりスタート、新百合ヶ丘のみ建物工事の関係で4月に授業を始めています。たまプラーザは既存校舎の中にHi-STEPスクールを開校しました。
 これらの新スクール開校の結果、スクール数は現状、小中学生部門が128スクール、高校生部門は14校、個別指導部門1校、学童部門1校の計144校となっています。生徒数については、当第2四半期累計期間の生徒人数平均はトータルで前年同期比4.2%増となっています。

なお、当第2四半期累計期間の売上高は5,482百万円(前年同期比4.7%増)、営業利益は1,411百万円(前年同期比3.7%増)、経常利益は1,458百万円(前年同期比4.1%増)、四半期純利益は975百万円(前年同期比1.1%増)となりました。

 

(2)財政状態の分析

① 資産

当第2四半期会計期間末における総資産は、前事業年度末比516百万円増の21,233百万円となりました。

流動資産は、現金及び預金の増加等により前事業年度末比480百万円増の4,416百万円となりました。

固定資産は、減価償却実施による減少はありましたが、新校舎の完成に伴う建物の増加等により前事業年度末比35百万円増の16,817百万円となりました。

 

② 負債

当第2四半期会計期間末における負債は、前事業年度末比160百万円減の2,720百万円となりました。

流動負債は、1年内返済予定の長期借入金の減少等はありましたが、未払金の増加等により、前事業年度末比44 百万円増の1,910百万円となりました。

固定負債は、長期借入金の返済等により前事業年度末比205百万円減の810百万円となりました。

 

③ 純資産

当第2四半期会計期間末における純資産は、配当金の支払がありましたが、四半期純利益の計上等により、前事業年度末比677百万円増の18,513百万円となりました。

これにより、自己資本比率は前事業年度末に比べ、1.1ポイントアップの87.2%となりました。

 

(3)キャッシュ・フローの状況

当第2四半期累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりです。

当第2四半期累計期間末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は前年同四半期累計期間末に比べ846百万円増加(前年同期比28.3%増)し、3,843百万円となりました。

 

① 営業活動によるキャッシュ・フロー

営業活動の結果得られた資金は1,365百万円(前年同期比1.2%増)となりました。

これは主に、税引前四半期純利益1,423百万円、減価償却費221百万円があった一方、法人税等の支払額373百万円があったこと等によるものです。

 

② 投資活動によるキャッシュ・フロー

投資活動の結果使用した資金は286百万円(前年同期比53.3%減)となりました。

これは主に、有形固定資産の取得による支出311百万円によるものです。

 

③ 財務活動によるキャッシュ・フロー

財務活動の結果使用した資金は644百万円(前年同期比9.9%増)となりました。

これは主に、長期借入金の返済による支出338百万円、配当金の支払額298百万円があったこと等によるものです。

 

(4)事業上及び財務上の対処すべき課題

当第2四半期累計期間において、当社の事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。

 

(5)研究開発活動

該当事項はありません。