第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第2四半期累計期間における、本四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生、又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。

なお、重要な事象等は存在していません。

 

2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において当社が判断したものです。

 

(1)業績の状況

当事業年度の第2四半期(1~3月)では、コロナ禍が続く中、中学3年生・高校3年生が入試に挑みました。また生徒募集においては、新年度入会生が集中する時期にあたります。

 

まず今春の小中学生部門の入試実績については、神奈川県の公立トップ高校に2,395名(前年比203名増)が合格し、今春も神奈川県全塾中トップの実績を残しました。これによって県内公立高校に合格したステップ生の42.8%がトップ校に合格したことになります。内訳を見ると、県内公立トップ高校19校のうち15校において、また現制度を特徴づける特色検査(記述型)を実施した19校のうち15校において、塾別の合格者数で当社がナンバー1となり、今春も他塾を圧倒する結果となりました。神奈川県の学力向上進学重点校5校(横浜翠嵐・湘南・柏陽・川和・厚木)においても、合計で900名が合格し、他塾の3倍以上の合格者数となっています。さらにこの5校全体で1.50倍という高倍率の中、ステップ生は受験者の約8割(79.3%)が合格しており、ステップ生以外の合格率56.9%を大きく上回りました(県教育委員会発表の資料から算出)。

また、ステップ生の通学圏内で最難関の共学校である国立東京学芸大附属高校についても、合格者数は183名(帰国生と内部進学を除く。正規合格者112名は同総数240名のうち46.7%)に達し、14年連続で全塾中トップの合格者を出しています。

 

高校生部門の今春の大学合格実績は、東京大13名・一橋大12名・東京工業大22名の現役合格者(47名中43名が神奈川県の公立高校生)を出すことができました。国公立大学の医学部医学科にも10名が現役合格し、国公立大学全体の合格者は過去最高だった前年(270名)を上回る307名(前年比37名増)となりました。また、私立大学においては早稲田大・慶應義塾大・上智大は計468名(前年438名から30名増)、理大MARCH(東京理科大・明治大・青山学院大・立教大・中央大・法政大)は計1,958名(前年1,462名から496名増)と、昨年に続き過去最高を更新しています。

当社の特長として、上記の合格実績のほとんどが公立高校生によるものである点が挙げられます。公立高校は、首都圏においては進学実績で私立高校に押されがちとされていますが、受験に向けた態勢をしっかりとれば、公立高校生の第一志望への現役合格をしっかり伸ばすことができるということを、今春も数字として示せたことは大きな意義があると考えています。

神奈川県では、いわゆる大手予備校の校舎閉鎖が目立っている昨今ですが、当社は、今後もカリキュラムをはじめとする指導体制の見直しを積極的に行い、教務内容の一層の充実に取り組み、公立高校生を中心とした県下有数のライブ塾としての地歩をより強固なものにしてまいります。

 

学童部門では、2020年3月に開校したSTEPキッズ辻堂教室(JR東海道線辻堂駅)、STEPキッズ茅ヶ崎教室(JR東海道線茅ヶ崎駅)が開校3年目に入りました。これまで毎年段階的に募集学年を拡大していましたが、2022年度から小1~小4生の対象全4学年の募集が始まり、これによりSTEPキッズ3教室すべてで4学年募集となっています。これに伴い、生徒数もさらに伸びていく見込みです。引き続き3教室で運営ノウハウの蓄積・共有を進め、今後の県内各地への展開に向けた基盤づくりを進めてまいります。

 

また、2022年4月に、藤沢市に「ステップジュニアラボ湘南教室」を開校しました。学童教室STEPキッズでこれまで積み重ねてきた各種のプログラム部門を独立させ、それに特化した教室で、小3~小6生が対象です。開講プログラムは、算数、国語、英語、サイエンス、プログラミング、英検、英会話、ダンス、音楽、フルート教室、手芸、作文教室、帰国生クラスとなっており、STEPキッズで培ったノウハウをもとに、子供たちの新しい成長の場を提供してまいります。

 

生徒募集の状況は、各部門とも引き続き堅調です。当第2四半期末時点での期中平均生徒数は、前期比9.0%増となっています。前期はコロナ禍の通塾控えの反動で3月以降大きく生徒人数が伸びているため、下期の前期比率は上期に比べると緩やかな伸び率になることが見込まれますが、引き続き堅調に推移するものと予想しています。

なお、今春における高校1年生の募集は、4月中旬時点で高校部15校舎中11校舎で高1生が満席となっており、前期同様、好調なスタートとなっています。また横浜校では2022年3月から新たに2号館を開校し、より多くの生徒に通っていただけるようになりました。

 

当事業年度中の新規開校は、小中学生部門で3スクールを3月に開校しました。武蔵新城スクール(JR南武線武蔵新城駅、川崎市中原区)、武蔵中原スクール(JR南武線武蔵中原駅、川崎市中原区)、向ヶ丘遊園スクール(小田急線向ヶ丘遊園駅、川崎市多摩区)と、いずれも当社が今後ドミナント展開の中心としていく川崎地区の校舎です。

これらの新スクールとステップジュニアラボ湘南教室開校の結果、スクール数は小中学生部門138スクール、高校生部門15校、個別指導部門1校、学童部門3校と新設のジュニアラボ1校の計158校となっています。

増設・移転関連は、前述の大学受験ステップ横浜校2号館が2022年3月に開校しました。また、同月には高校受験ステップ南足柄スクール(南足柄市)を大雄山駅近くのより広い物件に移転したほか、東戸塚スクール(横浜市)の教室を増設しました。

 

当第2四半期累計期間の売上高は6,838百万円(前年同期比8.4%増)、営業利益は2,018百万円(前年同期比18.2%増)、経常利益は2,065百万円(前年同期比18.1%増)、四半期純利益は1,423百万円(前年同期比18.2%増)となりました。

 

 

(2)財政状態の分析

(資産)

当第2四半期会計期間末における総資産は、前事業年度末比475百万円増の27,265百万円となりました。

流動資産は、現金及び預金の増加等により前事業年度末比457百万円増の9,425百万円となりました。

固定資産は、建物や差入保証金の増加等により前事業年度末比18百万円増の17,840百万円となりました。

 

(負債)

当第2四半期会計期間末における負債は、前事業年度末比536百万円減の3,379百万円となりました。

流動負債は、1年内返済予定の長期借入金の減少等により前事業年度末比546百万円減の2,895百万円となりました。

固定負債は、長期借入金の減少等はありましたが、資産除去債務の増加等により前事業年度末比9百万円増の484百万円となりました。

 

(純資産)

当第2四半期会計期間末における純資産は、配当金の支払がありましたが、四半期純利益の計上等により、前事業年度末比1,011百万円増の23,885百万円となりました。

これにより、自己資本比率は前事業年度末に比べ、2.2ポイントアップの87.6%となりました。

 

(3)キャッシュ・フローの状況

当第2四半期累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりです。

当第2四半期累計期間末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は前年同四半期累計期間末に比べ267百万円増加(前年同期比3.2%増)し、8,728百万円となりました。

 

① 営業活動によるキャッシュ・フロー

営業活動の結果得られた資金は1,306百万円(前年同期比26.7%減)となりました。

これは主に、税引前四半期純利益2,065百万円、減価償却費241百万円、前受金の増加額164百万円があった一方、法人税等の支払額845百万円があったこと等によるものです。

 

② 投資活動によるキャッシュ・フロー

投資活動の結果使用した資金は183百万円(前年同期比13.5%増)となりました。

これは主に、有形固定資産の取得による支出162百万円によるものです。

 

③ 財務活動によるキャッシュ・フロー

財務活動の結果使用した資金は780百万円(前年同期比0.6%増)となりました。

これは主に、長期借入金の返済による支出359百万円、配当金の支払額411百万円があったこと等によるものです。

 

(4)事業上及び財務上の対処すべき課題

当第2四半期累計期間において、当社の事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。

 

(5)研究開発活動

該当事項はありません。

 

3 【経営上の重要な契約等】

当第2四半期会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結はありません。