第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

当第2四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

 

2【経営上の重要な契約等】

当第2四半期連結会計期間において、以下の契約を解約しております。

技術提携契約

契約
会社名

相手方

契約名称

契約概要

契約期間

名称

国名

当社

統一超商香港控股

有限公司

中国

合弁契約

合弁事業契約(合弁企業名:統一多拿滋(上海)食品有限公司)

- (注)

(注)契約締結日は平成20年12月23日であり、合弁会社の経営期間は合弁会社の当初の設立日である平成11年

   6月23日から平成41年6月22日の30年間です。

 

3【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び当社の関係会社)が判断したものであります。

なお、第1四半期連結累計期間より、「企業結合に関する会計基準」(企業会計基準第21号 平成25年9月13日)等を適用し、「四半期純利益」を「親会社株主に帰属する四半期純利益」としております。

(1)業績の状況

当第2四半期連結累計期間(平成27年4月1日~平成27年9月30日)の我が国経済は、雇用環境の改善等を背景として個人消費に持ち直しの動きが見られ、総じて回復基調にあったものの、今一つ力強さを欠く展開となりました。また、中国経済の減速懸念等から先行きについても不透明な状況が続きました。当社を取り巻く環境も、消費者ニーズの多様化が進む中、コンビニエンスストア等他業種との競争が一段と激しさを増してきました。

そのような中当社は、「中期経営方針2015」に沿った各種取り組みに着手し、クリーン・ケアグループにおいては、衛生管理に関する高度な専門知識を有する人材「ハイジーンマスター」の育成を推進し、衛生管理マネジメント事業への変革の第一歩を踏み出しました。フードグループでは、立地環境やお客様ニーズ(来店動機)を意識した新しいコンセプトのミスタードーナツ次世代ショップの展開をスタートしました。また、新たなフード事業として昨年ライセンスを取得したオーストラリア発祥のミートパイとコーヒーを主力としたパイ専門店「パイフェイス」の当下半期からの展開を目指し準備を進めました。

当第2四半期連結累計期間は、クリーン・ケアグループが好調に推移した一方、ミスタードーナツの不振によりフードグループが低調となり、連結売上高は前年同期から1.3%減少し825億30百万円となりました。利益面におきましては、クリーン・ケアグループの大幅増益に伴い、連結営業利益26億81百万円(前年同期比44.3%増)、連結経常利益34億32百万円(前年同期比21.9%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益19億62百万円(前年同期比33.5%増)となりました。

(単位:百万円)

 

前第2四半期

(平成27年3月期第2四半期)

当第2四半期

(平成28年3月期第2四半期)

増減額

 

増減率

連結売上高

83,631

82,530

△1,101

△1.3%

連結営業利益

1,858

2,681

822

44.3%

連結経常利益

2,815

3,432

617

21.9%

親会社株主に帰属する四半期純利益

1,469

1,962

492

33.5%

 

<セグメント毎の状況>

①クリーン・ケアグループ

第1四半期(4月~6月)好調に推移した主力のダストコントロール商品は、第2四半期(7月~9月)にフィルター関連商品の売上が減少し、第2四半期累計では前年同期に比べ横這いに留まる結果となりましたが、クリーン・ケアグループ全体では、好調が続くレントオール事業(日用品、イベント用品等のレンタル)やその他の事業が牽引して、前年同期対比で8億69百万円(1.6%)増加し、売上高は550億7百万円となりました。

営業利益につきましては、増収に伴う増加に加え、「スタイルクリーナー」(新型の置き型式掃除機)の原価が減少したこと、前年同期中に開催した全国のお客様係を対象とした地域大会に係る費用が当期は発生しないこと等により増益となり、60億84百万円(前年同期比19.4%増)となりました。

(単位:百万円)

 

前第2四半期

(平成27年3月期第2四半期)

当第2四半期

(平成28年3月期第2四半期)

増減額

 

増減率

売上高

54,137

55,007

869

1.6

営業利益又は
営業損失(△)

5,097

6,084

986

19.4%

 

家庭向けのダストコントロール商品につきましては、当社が普及を目指す“簡単手軽且つ健康を意識した掃除スタイル”を体現したセット商品「おそうじベーシック3」(フロアモップ「LaLa」、ハンディモップ 「shushu」、「スタイルクリーナー」のセット)の販売に引き続き注力いたしました。その結果、「おそうじベーシック3」の売上は順調に増加しましたが、その他のフロアモップ、ハンディモップは減少が大きく、家庭向けダストコントロール商品全体では前年同期の売上高を下回りました。

商品別に見ますと、「おそうじベーシック3」を含むモップ商品は全体では減少、また、フィルター商品、浄水器のレンタル商品等が減少しましたが、リニューアルした人気の販売商品「台所用スポンジ」は前年同期の売上高を大きく上回りました。

事業所向けのダストコントロール商品につきましては、デザイン性や品質では他社の追随を許さない屋内専用のオーダーメイドマット「インサイド」の訴求に注力すると共に、新たなお客様との接点作りのツールの1つとして、飲み物等をその場で手軽に購入することができる「配置ドリンクサービス」を開始する等、新しい取り組みも開始しましたが、事業所向けのダストコントロール商品全体の売上高は前年同期を下回りました。

商品別に見ますと、屋内専用オーダーメイドマットや「うす型吸塵吸水マット」等、当社独自の高機能マットの売上高は増加し、主力の「ベーシックマット」の売上高も前年同期を上回りましたが、その他のマット商品の売上高が減少しました。

役務提供サービスにつきましては、増加傾向にある市場ニーズに応えるためサービススタッフの増員を図り、更には、新たな販売チャネルとして、総合オンラインストアAmazon.co.jp以下、Amazon)との連携でAmazon「リフォームストア」経由での受注を開始しました。それらの結果、お客様売上は増加し、ロイヤルティ収入が増加しました。また、前年同期に消費増税の影響を受けた資器材等の売上高も回復したことで、役務提供サービスの売上高は前年同期を上回りました。

クリーン・ケアグループのその他の事業は、イベント関連用品等が好調に推移したレントオール事業をはじめとして、高齢者向け生活支援サービスのホームインステッド事業、ユニフォーム関連事業、化粧品関連事業すべて増収となりました。

 

②フードグループ

新たなフード事業の出店により直営店売上が増加したものの、ミスタードーナツのお客様売上が減少したことに伴うロイヤルティの減少、加盟店への原材料等売上の減少によりフードグループの売上高は、前年同期対比で20億69百万円(8.6%)減少し221億18百万円となりました。

利益面につきましては、販促費用等の削減等による経費減少及び前年同期より原材料の廃棄が減少したこと等により1億8百万円増加したものの、3億77百万円の営業損失を計上することとなりました。(前年同期の営業損失は4億85百万円)

(単位:百万円)

 

前第2四半期

(平成27年3月期第2四半期)

当第2四半期

(平成28年3月期第2四半期)

増減額

 

増減率

売上高

24,187

22,118

△2,069

△8.6%

営業利益又は
営業損失(△)

485

△377

108

 

 

大手コンビニエンスストアのドーナツ販売に拍車がかかる中、当期、事業開始45周年を迎えたミスタードーナツは、ミスタードーナツでしか味わっていただくことができない独自商品の販売に注力しております。

第1四半期は、クッキーとベーグルのハイブリッドドーナツ「ブルックリン メリーゴーランド」、新しいとろける食感が支持され前期の売上増加に寄与した「コットンスノーキャンディ」を当期も発売、第2四半期は、冷やして食べてもおいしい「ミスターサマードーナツ」を皮切りに、季節限定「マロンドーナツ」、メープルぺーストをふんわり生地で包んだ「メープルスティック」等を相次いで発売、更には、お客様からの要望にお応えし、お手頃価格商品「クッキークルーラー」の復刻販売等も実施しました。また、流行に敏感な女性の好奇心を掻き立て来店を促す取り組みとして、ニューヨークマンハッタンで人気の食器専門店「フィッシュズエディ」とコラボレーションし、オリジナルデザインのマグカップ・プレートをドーナツとのセットで発売するという販売促進施策も実施しました。

しかしながら、「ブルックリンメリーゴーランド」が、前年同期の「ミスタークロワッサンドーナツ」ほどの成果が上がらなかったことや前年に実施したミスタードーナツカードキャンペーンに代わって導入した上述の“セット販売”の魅力が消費者に受け入れられなかったこと、不採算店の閉店を進めたことにより店舗数が減少したこと、更には、一部商品の価格改定の影響等もあり、第2四半期累計では、ミスタードーナツのお客様売上は前年同期を下回る結果となりました。なお、不振であった“セット販売”については、6月より段階的に一部キャンペーンの仕組みを変更、また、45周年記念の販売促進効果もあって、9月のお客様売上は前年同期対比で増加に転じております。

一方、出来立ての手作りドーナツを提供するというミスタードーナツの強みを最大限に活かしつつ、常に新しい価値を発信し続け、楽しさやわくわく感を演出するという新しいコンセプトのショップとして「甲子園ショップ」を改装オープンする等、新たなミスタードーナツ“NEW MISDO”の取り組みを本格的にスタートいたしました。

ミスタードーナツを除くその他のフード事業につきましては、前期から注力している新たな事業の店舗数増加を主因に売上高が増加しました。4月に2号店「コクーンシティ店」をオープンしたシフォンケーキ専門店「ザ・シフォン&スプーン」、郊外型大型ベーカリーショップ「ベーカリーファクトリー」は、前年同期に比べ店舗数が増加しております。また、既存事業では、幅広い年齢層に支持されているとんかつレストラン「かつアンドかつ」は引き続き好調に推移した一方で、「カフェデュモンド」、株式会社どんが運営する海鮮丼チェーン「ザ・どん」は店舗数の減少と共に売上高が減少、アイスクリーム製造の子会社、蜂屋乳業株式会社も受注が減少しました。

 

③その他

その他につきましては、売上高54億4百万円(前年同期比1.8%増)、営業損失5百万円(前年同期 営業利益1億54百万円)となりました。

国内連結子会社については、病院施設のマネジメントサービスの株式会社ダスキンヘルスケアは増収減益、リース及び保険代理業を手掛けるダスキン共益株式会社は減収減益となりました。

海外の連結子会社につきましては、為替が円安に推移していることや、日本国内でのペーパータオルの需要が増えたことで、楽清香港有限公司(原材料及び資器材の調達)が増収となったことを主因に全体でも増収となりました。

(単位:百万円)

 

前第2四半期

(平成27年3月期第2四半期)

当第2四半期

(平成28年3月期第2四半期)

増減額

 

増減率

売上高

5,306

5,404

97

1.8

営業利益又は
営業損失(△)

154

△5

159

△103.5%

 

海外事業の動静につきましては、クリーン・ケア事業を展開している台湾、中国、韓国につきましては、いずれもお客様売上は前年同期実績を上回り、特に上海の家庭向けダストコントロール商品売上は好調に推移しました。ミスタードーナツ事業は、台湾、韓国、タイ、マレーシアのお客様売上は前年同期を上回りましたが、フィリピン、中国は前年同期から減少しました。なお、当期5月9日には7か国目の展開国としてインドネシアに1号店をオープンしました。

 

なお、上記の金額には、消費税等は含まれておりません。

 

(2)財政状態に関する説明

当第2四半期連結会計期間末における総資産残高は、1,857億63百万円となりました。前連結会計年度末(以下「前期末」という)と比較して127億12百万円減少しております。その要因は、投資有価証券が63億48百万円、有価証券が40億24百万円減少したこと等であります。

負債残高は396億71百万円となり、前期末と比較して36億7百万円減少しております。その要因は、未払消費税等及び預り金の減少により流動負債のその他が18億49百万円、未払金が6億22百万円減少したこと等であります。

純資産残高は1,460億91百万円となり、前期末と比較して91億4百万円減少しております。その要因は、自己株式を105億5百万円取得したことによる減少等であります。

 

(3)キャッシュ・フローの状況

当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末から85億81百万円減少し185億37百万円となりました。各々のキャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。

①営業活動によるキャッシュ・フロー

当第2四半期連結累計期間における営業活動によるキャッシュ・フローは、11億88百万円の資金収入(前年同四半期は47億50百万円の資金支出)となりました。その要因は、税金等調整前四半期純利益が31億8百万円(同4億34百万円増)、減価償却費が33億29百万円(同2億57百万円減)あったことに対し、売上債権の増加額が13億48百万円(同17億54百万円増)、未払消費税等の減少額が10億41百万円(同16億50百万円減)、法人税等の支払額が15億3百万円(同5億26百万円増)あったこと等であります。

②投資活動によるキャッシュ・フロー

当第2四半期連結累計期間における投資活動によるキャッシュ・フローは、19億85百万円の資金収入(前年同四半期は11億23百万円の資金収入)となりました。その要因は、有形固定資産の取得による支出が27億20百万円(同2億16百万円増)、投資有価証券の取得による支出が20億2百万円(同14億84百万円増)あったことに対し、投資有価証券の売却及び償還による収入が75億12百万円(同29億14百万円増)あったこと等であります。

③財務活動によるキャッシュ・フロー

当第2四半期連結累計期間における財務活動によるキャッシュ・フローは、117億45百万円の資金支出(前年同四半期は13億37百万円の資金支出)となりました。その要因は、配当金の支払額が12億9百万円(同20百万円減)あったこと、自己株式の取得による支出が105億5百万円(同105億5百万円増)等であります。

 

(4)事業上及び財務上の対処すべき課題

当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(5)研究開発活動

当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、4億86百万円であります。

なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

 

(6)主要な設備

前連結会計年度末において計画中であった主要な設備の新設、休止、大規模改修、除却、売却等について、当第2四半期連結累計期間に著しい変更があったものは、次のとおりであります。

大規模改修

提出会社

事業所名

所在地

セグメントの名称

設備の内容

投資予定金額(百万円)

資金調達
方法

着手及び完了予定年月

完成後の
増加能力

総額

既支払額

着手

完了

生産本部

大阪府

吹田市

クリーン・ケアグループ

生産事業所システム再構築

2,500

1,637

自己資金

平成24年

3月

平成28年

1月

(注)1

(注)1.販売又は生産能力に重要な影響はありません。

2.上記の金額には消費税等は含まれておりません。

3.完了予定年月を延期しております。