第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

当第1四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

 

2【経営上の重要な契約等】

当第1四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。

3【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び当社の関係会社)が判断したものであります。

 

(1)業績の状況

当第1四半期連結累計期間(平成29年4月1日~平成29年6月30日、以下「当第1四半期」)の我が国経済は、前期から引き続き好調な企業収益を背景にして、雇用情勢、所得環境は改善傾向にあり、総じて緩やかな回復基調で推移しました。しかしながら、海外経済の不確実性は依然として高く、先行きは予断を許さない状況が続いております。

そのような環境の中、すべての事業が一つになってホスピタリティ溢れる対応ができる企業を目指す長期戦略「ONE DUSKIN」の第1フェーズであり、業績を回復させ再び成長軌道に乗せることに主眼を置く「中期経営方針2015」の最終年度のスタートを切った当社は、基本戦略、重点施策を着実に実行することに注力しております。

当第1四半期の業績は、主力のクリーン・ケアグループは増収となったものの、不採算店舗のクローズで稼働店舗数が減少したこと等でミスタードーナツの売上高が減少しフードグループが減収となったことにより、連結売上高は前年同期から4億2百万円(1.0%)減少し402億18百万円となりました。一方、連結営業利益につきましては、減収による利益の減少があったものの、退職給付費用の減少やレンタル製品投入及び販売促進費の使用時期の変更等により増益となり、前年同期から13億71百万円(321.7%)増加し17億97百万円、連結経常利益は14億11百万円(160.0%)増加し22億94百万円となりました。また、親会社株主に帰属する四半期純利益は前年同期から11億49百万円(249.3%)増加し16億11百万円となりました。

(単位:百万円)

 

前第1四半期

(平成29年3月期第1四半期)

当第1四半期

(平成30年3月期第1四半期)

増 減

 

増減率 (%)

連結売上高

40,620

40,218

△402

△1.0

連結営業利益

426

1,797

1,371

321.7

連結経常利益

882

2,294

1,411

160.0

親会社株主に帰属する

四半期純利益

461

1,611

1,149

249.3

 

<セグメント毎の状況>

セグメント別売上高

 

 

(単位:百万円)

 

前第1四半期

(平成29年3月期第1四半期)

当第1四半期

(平成30年3月期第1四半期)

増 減

 

増減率 (%)

 

 

クリーン・ケアグループ

27,516

28,181

664

2.4

 

 

フードグループ

10,426

9,169

△1,256

△12.1

 

 

その他

3,528

3,617

89

2.5

 

 

小計

41,471

40,968

△502

△1.2

 

 

セグメント間取引消去

△850

△749

100

 

 

連結売上高

40,620

40,218

△402

△1.0

※各セグメントの売上高には、セグメント間の内部売上高を含んでおります。

 

 

 

セグメント別営業利益又は営業損失(△)

 

(単位:百万円)

 

前第1四半期

(平成29年3月期第1四半期)

当第1四半期

(平成30年3月期第1四半期)

増 減

 

増減率 (%)

 

 

クリーン・ケアグループ

2,442

3,335

892

36.5

 

 

フードグループ

△443

89

532

 

 

その他

102

105

3

3.1

 

 

小計

2,101

3,529

1,428

68.0

 

 

セグメント間取引消去

及び全社費用

△1,675

△1,732

△57

 

 

連結営業利益

426

1,797

1,371

321.7

※各セグメントの営業利益又は損失には、セグメント間の取引を含んでおります。

 

①クリーン・ケアグループ

主力のダストコントロール商品の売上高は、昨年9月から一部地域でレンタルを開始し、当期初より全国展開した「ロボットクリーナーSiRo」が寄与したこと等により前年同期の売上高を上回りました。また、レントオール事業(日用品・イベント用品等のレンタル)、ユニフォーム関連事業等その他の事業も増収となり、クリーン・ケアグループ全体の売上高は前年同期から6億64百万円(2.4%)増加し281億81百万円となりました。営業利益につきましては、増収に伴う粗利の増加に加え、スタイルクリーナー等レンタル製品投入及び販売促進費の使用時期の変更等により、前年同期に比べ8億92百万円(36.5%)増加し33億35百万円となりました。

家庭向けダストコントロール商品につきましては、「おそうじベーシック3」(フロアモップ「LaLa」、ハンディモップ「shushu」、「スタイルクリーナー」のセット商品)は順調に推移しているものの、その他のモップ商品やフィルター商品等の売上は減少しました。その他では「ロボットクリーナーSiRo」の寄与や当期新たな顧客接点獲得のため積極販売している台所用スポンジが好調に推移していること等により、全体では前年同期の売上高を上回りました。

事業所向けダストコントロール商品につきましては、1月よりレンタルを開始した「空間清浄機クリア空感中型」の寄与の他、屋内専用オーダーメイドマット「インサイド」、「うす型吸塵吸水マット」等の当社独自の高機能マットの売上は増加し、マット商品全体では前年同期の売上高を上回りました。しかしながら、モップ商品や「ウォーターサーバー」本体の売上が減少したこと等で、全体では前年同期並みの売上高となりました。

役務提供サービスにつきましては、売上高は前年同期を上回りました。「サービスマスター(プロのお掃除サービス)」「メリーメイド(家事の代行サービス)」等、既存のサービスが順調に推移した他、当期より本格導入した「ホームリペア(壁や床の補修サービス)」も寄与し、お客様売上が増加した結果、ロイヤルティ収入、サービス実施時に使用する資器材等のフランチャイズ加盟店向け売上も増加しました。

 

②フードグループ

お客様売上が減少したミスタードーナツは、ロイヤルティ収入、加盟店への原材料売上共に減少しました。その他のフード事業につきましても、前期に連結子会社を譲渡したこと等により減収となり、フードグループ全体の売上高は前年同期から12億56百万円(12.1%)減少し91億69百万円となりました。前年同期は損失計上となった利益面につきましては、減収に伴う粗利の減少があったものの、配送費他経費減少等の結果、前年同期から5億32百万円増加し、89百万円の営業利益を計上しました。(前年同期は4億43百万円の営業損失)

フードグループの主力であるミスタードーナツは、昨年11月に発表した新事業方針に沿って、新タイプ店舗の新規出店・改装に注力しました。また“最高水準の素材と技術”を持つ企業と「misdo meets」をテーマに共同開発した、より魅力ある商品を提供することに注力しました。4月は京都の宇治茶専門店祇園辻利の抹茶を使用した「抹茶スイーツプレミアム」を発売、多くのお客様から支持されました。4月下旬からは、人気のラーメン店ソラノイロと共同開発した麺・スープ・トッピング全てに野菜を使用した「ベジ涼風麺」を発売、6月にはハウス食品株式会社と共同開発した「ドーナツカレー」を発売しました。また、前期に続く大王製紙株式会社とのコラボレーション企画やKDDI株式会社「auエブリデイ」への参加等、来店誘引につながる他企業とのキャンペーンにも積極的に取り組みました。しかしながら、不採算店舗のクローズに伴う稼働店舗数

の減少影響等により、全店お客様売上は前年同期を下回る結果となりました。なお、新テイクアウト専門店「Mister Donut to go」を新たに4店舗出店いたしました。

また、どんぶり専門店「ザ・どん」等を展開していた連結子会社株式会社どんの全株式を前期中に株式会社フジオフードシステムに譲渡したことを主因に、その他のフード事業の売上高も前年同期を下回りました。とんかつレストラン「かつアンドかつ」は好調を維持しておりますが、「カフェデュモンド」、「パイフェイス」(パイ専門店)、「ザ・シフォン&スプーン」(シフォンケーキ専門店)、「ベーカリーファクトリー」(大型べーカリーショップ)は減収となりました。

③その他

その他につきましては、リース及び保険代理業を手掛けるダスキン共益株式会社は、大口顧客の契約が再リースとなったこと等で減収、病院施設のマネジメントサービスの株式会社ダスキンヘルスケアは、新規顧客の獲得により増収となりました。海外につきましては、為替水準が引き続き円高で推移し、また、中国(上海)でミスタードーナツ事業を展開する美仕唐納滋(上海)食品有限公司が減収となったものの、楽清香港有限公司(原材料及び資器材の調達)がペーパータオルの取扱量増加により増収となったことに加えて、前期子会社化したBig Appleグループ(マレーシア最大のドーナツチェーン)の売上が計上されたこと等で海外全体では増収となりました。その結果、その他全体の売上高は前年同期から89百万円(2.5%)増加し36億17百万円となりました。営業利益につきましては、ダスキン共益株式会社、株式会社ダスキンヘルスケアがいずれも減益となったものの、海外事業における営業損失が減少したこと等により、その他全体の営業利益は前年同期から3百万円(3.1%)増加し1億5百万円となりました。

海外事業の動静につきましては、クリーン・ケア事業を展開している台湾、中国(上海)のお客様売上はいずれも前年同期を上回りましたが、韓国は大口顧客の解約等により前年同期を下回りました。一方、ミスタードーナツ事業は、台湾、インドネシアは順調に推移しておりますが、中国(上海)、タイ、フィリピン、マレーシアのお客様売上は減少しました。

 

なお、上記の金額には、消費税等は含まれておりません。

 

(2)財政状態に関する説明

当第1四半期連結会計期間末における総資産残高は、1,880億80百万円となりました。前連結会計年度末(以下「前期末」という)と比較して20億35百万円減少しております。その要因は、未収入金及び前払費用の増加により流動資産のその他が9億95百万円増加したことに対し、現金及び預金が28億66百万円減少したこと等であります。

負債残高は433億82百万円となり、前期末と比較して46億25百万円減少しております。その要因は、未払法人税等が21億40百万円、賞与引当金が17億28百万円、未払金が11億16百万円減少したこと等であります。

純資産残高は1,446億98百万円となり、前期末と比較して25億89百万円増加しております。その要因は、その他有価証券評価差額金が19億47百万円、利益剰余金が5億42百万円増加したこと等によるものであります。

 

(3)経営方針・経営戦略等

当第1四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

 

(4)事業上及び財務上の対処すべき課題

当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(5)研究開発活動

当第1四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、1億48百万円であります。

なお、当第1四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。