第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

当第2四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

 

2【経営上の重要な契約等】

当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。

 

3【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び当社の関係会社)が判断したものであります。

 

(1)業績の状況

当第2四半期連結累計期間(平成29年4月1日~平成29年9月30日、以下「当第2四半期」)の我が国経済は、好調な企業収益を背景にして、雇用情勢、所得環境は改善傾向にあり、総じて緩やかな回復基調で推移しました。しかしながら、米国政治運営の不安定さや地政学的リスクの高まり等により、先行きの不透明感は一層増しております。

そのような環境の中、「中期経営方針2015」最終年度を迎えている当社は、業績を回復させ再び成長軌道に乗せるための施策実行に注力しております。クリーン・ケアグループでは、お客様との接点強化の各種取り組み、有職主婦・高齢世帯の増加に対応して簡単・効率的な掃除方法の提案とニーズが高まる役務提供サービスの強化等に取り組み、フードグループにおいては、「いいことあるぞ Mister Donut」のブランドスローガンの下でミスタードーナツブランド再構築とその他フード事業の育成に注力しております。

当第2四半期の業績は、クリーン・ケアグループは増収となったものの、ミスタードーナツの売上高が減少したことでフードグループは減収となり、連結売上高は前年同期から8億24百万円(1.0%)減少し802億66百万円となりました。一方利益面につきましては、減収影響はあったものの、レンタル製品投入の減少等により売上原価が減少したことに加え、退職給付費用、販売促進費等の経費も減少したことで増益となり、連結営業利益は前年同期から18億35百万円(73.0%)増加し43億49百万円、連結経常利益は18億38百万円(54.0%)増加し52億44百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は前年同期から14億64百万円(69.6%)増加し35億70百万円となりました。

 

(単位:百万円)

 

前第2四半期

(平成29年3月期第2四半期)

当第2四半期

(平成30年3月期第2四半期)

増 減

 

増減率 (%)

連結売上高

81,091

80,266

△824

△1.0

連結営業利益

2,514

4,349

1,835

73.0

連結経常利益

3,406

5,244

1,838

54.0

親会社株主に帰属する

四半期純利益

2,105

3,570

1,464

69.6

 

<セグメント毎の状況>

セグメント別売上高

 

 

(単位:百万円)

 

前第2四半期

(平成29年3月期第2四半期)

当第2四半期

(平成30年3月期第2四半期)

増 減

 

増減率 (%)

 

 

クリーン・ケアグループ

55,629

56,278

649

1.2

 

 

フードグループ

20,290

18,340

△1,949

△9.6

 

 

その他

6,715

7,138

422

6.3

 

 

小計

82,636

81,758

△877

△1.1

 

 

セグメント間取引消去

△1,545

△1,492

53

 

 

連結売上高

81,091

80,266

824

1.0

※各セグメントの売上高には、セグメント間の内部売上高を含んでおります。

 

セグメント別営業利益又は営業損失(△)

 

(単位:百万円)

 

前第2四半期

(平成29年3月期第2四半期)

当第2四半期

(平成30年3月期第2四半期)

増 減

 

増減率 (%)

 

 

クリーン・ケアグループ

6,360

7,439

1,078

17.0

 

 

フードグループ

△565

211

777

 

 

その他

143

167

24

17.0

 

 

小計

5,937

7,818

1,880

31.7

 

 

セグメント間取引消去

及び全社費用

△3,423

3,468

45

 

 

連結営業利益

2,514

4,349

1,835

73.0

※各セグメントの営業利益又は営業損失には、セグメント間の取引を含んでおります。

 

①クリーン・ケアグループ

クリーン・ケアグループの売上高は、前年同期から6億49百万円(1.2%)増加し562億78百万円となりました。利益面につきましても、増収に伴う粗利の増加に加え、スタイルクリーナー等レンタル製品投入減少等による売上原価の減少及び販売促進費の使用時期の変更等による経費の減少により、営業利益は前年同期に比べ10億78百万円(17.0%)増加し74億39百万円となりました。

 

家庭向けダストコントロール商品の売上高は、レンジフードフィルター等、売上が減少した商品もありましたが、販売に注力している「おそうじベーシック3(フロアモップ「LaLa」、ハンディモップ「shushu」、「スタイルクリーナー」のセット商品)の売上増加、顧客接点獲得のため積極販売している台所用スポンジ売上の寄与に加え、当期初から全国でのレンタルを開始した「ロボットクリーナーSiRo」も寄与し、全体では前年同期の売上高を上回りました。

 

事業所向けダストコントロール商品につきましては、今年1月よりレンタルを開始した「空間清浄機クリア空感中型」の寄与があったものの、「ウォーターサーバー」本体売上の減少や化粧室関連商品の減少に加えて、主力であるマット商品が前年同期並みとなったこと等により、全体では前年同期並みの売上高となりました。屋内専用オーダーメイドマット「インサイド」、「うす型吸塵吸水マット」は、当社独自の高い機能性から引き続き順調に推移しました。

 

役務提供サービスにつきましては、「ホームリペア(壁や床の補修サービス)」を当期より本格導入した他、「サービスマスター(プロのお掃除サービス)」「メリーメイド(家事代行サービス)」等の既存サービスが依然堅調に推移し、お客様売上が増加した結果ロイヤルティ収入が増加しました。更には、サービス時に使用する資器材等のフランチャイズ加盟店向け売上も増加し、役務提供サービス全体の売上高は前年同期を上回る結果となりました。

 

また、クリーン・ケアグループのその他の事業につきましては、顧客数の増加等によりユニフォーム関連事業が増収となったことに加え、引き続きレントオール事業(日用品・イベント用品等のレンタル)、ホームインステッド事業(高齢者向け生活支援サービス)、化粧品関連事業も順調に推移しました。

 

②フードグループ

フードグループの売上高は、ミスタードーナツのお客様売上減少を主因に、ロイヤルティ収入、加盟店への原材料売上共に減少した結果、前年同期から19億49百万円(9.6%)減少し183億40百万円となりました。前年同期は損失計上となった利益面につきましては、減収に伴う粗利の減少があったものの、配送費等の経費減少の結果、前年同期から7億77百万円増加し、2億11百万円の営業利益を計上しました。(前年同期は5億65百万円の営業損失)

 

フードグループの主力であるミスタードーナツは、“最高水準の素材と技術”を持つ企業との共同開発に取り組み、「misdo meets」と銘打ち、より魅力のある商品を提供することに注力しました。4月の宇治茶専門店祇園辻利、人気ラーメン店ソラノイロ、6月のハウス食品株式会社との共同開発に続いて、8月には、健康総合企業として知られる株式会社タニタと健康をイメージできる素材である“野菜”を使用したドーナツ「べジポップ」を共同開発、9月には祇園辻利、ソラノイロとの共同開発第2弾として「ホット抹茶オレ 豆乳ホイップ」「きのこ味わう白湯麺」等を発売しました。また、来店誘因につながる他企業とのタイアップ企画にも引き続き積極的に取り組み、KDDI株式会社「三太郎の日」キャンペーンに参加した8月のお客様売上は前年同期を大きく上回りました。しかしながら、不採算店舗のクローズに伴う稼働店舗数の減少影響が大きく、第2四半期の全店お客様売上は前年同期を下回る結果となりました。なお、前期から当期第1四半期にかけて出店・改装した新しいタイプの店舗は概ね順調に推移しました。

その他のフード事業につきましては、店舗数が増加したとんかつレストラン「かつアンドかつ」が増収、アイスクリーム製造の連結子会社蜂屋乳業株式会社も委託元からの受注増加により順調に推移しておりますが、「カフェデュモンド」は店舗数の減少により減収、パイ専門店「パイフェイス」、シフォンケーキ専門店

「ザ・シフォン&スプーン」、大型べーカリーショップ「ベーカリーファクトリー」も減収となり、更にはどんぶり専門店「ザ・どん」等を展開していた連結子会社株式会社どんの全株式を前期中に株式会社フジオフードシステムに譲渡した影響もあって、その他のフード事業の売上高は前年同期を下回りました。なお、8月に関西初出店したパイフェイス4号店(エキマルシェ大阪ショップ)は順調な滑り出しとなっております。

 

③その他

その他の売上高は、リース及び保険代理業を手掛けるダスキン共益株式会社は、大口顧客の契約が再リースとなったこと等で減収、病院施設のマネジメントサービスの株式会社ダスキンヘルスケアは、顧客数の増加により増収となりました。海外につきましては、中国(上海)でミスタードーナツを展開する美仕唐納滋(上海)食品有限公司が減収となったものの、楽清香港有限公司(原材料及び資器材の調達)がペーパータオルの取扱量増加により増収となったことに加えて、前期子会社化したBig Appleグループ(マレーシア最大のドーナツチェーン)の売上が計上されたこと等で海外全体では増収となりました。その結果、その他全体の売上高は前年同期から4億22百万円(6.3%)増加し71億38百万円となりました。営業利益につきましては、ダスキン共益株式会社が減収に伴い減益、株式会社ダスキンヘルスケアは人員募集経費等の増加により減益となったものの、海外事業における営業損失が減少したこと等により、その他全体の営業利益は前年同期から24百万円(17.0%)増加し1億67百万円となりました。

 

なお海外お客様売上は、クリーン・ケアにつきましては、台湾、中国(上海)は前年同期を上回りましたが、韓国は前年同期を下回り、ミスタードーナツにつきましては、台湾、タイ、インドネシアは順調に推移しておりますが、中国(上海)、フィリピン、マレーシアは減少しました。

 

なお、上記の金額には、消費税等は含まれておりません。

 

(2)財政状態に関する説明

当第2四半期連結会計期間末における総資産残高は、1,923億28百万円となりました。前連結会計年度末(以下「前期末」という)と比較して22億11百万円増加しております。その要因は、投資有価証券が32億13百万円、有価証券が18億90百万円増加したことに対し、現金及び預金が20億18百万円、繰延税金資産(固定)が10億5百万円減少したこと等であります。

負債残高は452億44百万円となり、前期末と比較して27億63百万円減少しております。その要因は、未払金が14億86百万円、未払法人税等が9億36百万円減少したこと等であります。

純資産残高は1,470億83百万円となり、前期末と比較して49億74百万円増加しております。その要因は、利益剰余金が25億1百万円、その他有価証券評価差額金が22億72百万円増加したこと等であります。

 

(3)キャッシュ・フローの状況

当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末から4億22百万円増加し283億24百万円となりました。各々のキャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。

①営業活動によるキャッシュ・フロー

当第2四半期連結累計期間における営業活動によるキャッシュ・フローは、42億円の資金収入(前年同四半期は46億73百万円の資金収入)となりました。その要因は、税金等調整前四半期純利益が50億59百万円、減価償却費が31億33百万円あったことに対し、法人税等の支払額が22億58百万円、その他の負債の減少額が16億54百万円あったこと等であります。

②投資活動によるキャッシュ・フロー

当第2四半期連結累計期間における投資活動によるキャッシュ・フローは、27億80百万円の資金支出(前年同四半期は14億65百万円の資金支出)となりました。その要因は、有価証券及び投資有価証券の取得による支出が170億25百万円、有形固定資産の取得による支出が21億60百万円、その他の支出が14億88百万円あったことに対し、有価証券及び投資有価証券の売却及び償還による収入が176億38百万円あったこと等であります。

③財務活動によるキャッシュ・フロー

当第2四半期連結累計期間における財務活動によるキャッシュ・フローは、9億86百万円の資金支出(前年同四半期は41億10百万円の資金支出)となりました。その要因は、配当金の支払額が10億65百万円あったこと等であります。

(4)経営方針・経営戦略等

当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

 

(5)事業上及び財務上の対処すべき課題

当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(6)研究開発活動

当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、3億11百万円であります。

なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

 

(7)主要な設備

当第2四半期連結累計期間末における新たな計画は、次のとおりであります。

大規模改修

提出会社

事業所名

所在地

セグメント

の名称

設備の内容

投資予定金額(百万円)

資金調達

方法

着手及び完了予定年月

完成後の
増加能力

総額

既支払額

着手

完了

ミスタードーナツ事業本部

大阪府

吹田市

フード

グループ

店舗システム2019構築

1,200

75

自己資金

平成29年

3月

平成31年

3月

(注)1

(注)1.販売又は生産能力に重要な影響はありません。

2.上記の金額には消費税等は含まれておりません。

 

前連結会計年度末において計画中であった主要な設備の新設、休止、大規模改修、除却、売却等について、当第2四半期連結累計期間に著しい変更があったものは、次のとおりであります。

大規模改修

提出会社

事業所名

所在地

セグメントの名称

設備の内容

投資予定金額(百万円)

資金調達
方法

着手及び完了予定年月

完成後の
増加能力

総額

既支払額

着手

完了

ミスタードーナツ店舗

全国

各店舗

フード

グループ

新コンセプト店舗への改装及び出店

(第56期)

1,500

440

自己資金

平成29年

4月

平成30年

3月

(注)1

(注)1.販売又は生産能力に重要な影響はありません。

2.上記の金額には消費税等は含まれておりません。

 

その他、前連結会計年度末に計画中であった主要な設備の新設、除却等について、重要な変更はありません。