第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

当第1四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。

なお、「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 平成30年2月16日)等を当第1四半期連結会計期間の期首から適用しており、財政状態については遡及処理後の前連結会計年度末の数値で比較を行っております。

 

(1)財政状態及び経営成績の状況

当第1四半期連結累計期間(2018年4月1日から2018年6月30日まで、以下「当第1四半期」という。)の我が国経済は、好調な企業収益を背景に、雇用情勢や所得環境は引き続き改善傾向にあり総じて回復基調で推移しました。個人消費も緩やかながら拡大しているものの、不安定な海外政治情勢等による先行きの不透明感は増し、踊り場に差し掛かった感さえある状況にあります。

そのような環境の中、創業55周年を迎える当社は、長期戦略「ONE DUSKIN」の第2フェーズ「中期経営方針2018」の初年度の各種取り組みをスタートさせております。

当第1四半期は、訪販グループ(2018年4月1日より「クリーン・ケアグループ」から改称)、フードグループ共に減収となり、連結売上高は前年同期から8億17百万円(2.0%)減少し394億1百万円となりました。利益面につきましては、減収に伴う粗利の減少があったものの、原価率が改善したことや販売促進費、退職給付費用等の経費が減少したことにより増益となり、連結営業利益は前年同期から5億19百万円(28.9%)増加し23億15百万円、連結経常利益も5億27百万円(23.0%)増加し28億19百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は前年同期から2億37百万円(14.8%)増加し18億48百万円となりました。

 

 

 

(単位:百万円)

 

前第1四半期

(2018年3月期第1四半期)

当第1四半期

(2019年3月期第1四半期)

増 減

 

増減率 (%)

連結売上高

40,218

39,401

△817

△2.0

連結営業利益

1,795

2,315

519

28.9

連結経常利益

2,292

2,819

527

23.0

親会社株主に帰属する

四半期純利益

1,611

1,848

237

14.8

 

<セグメント毎の状況>

セグメント別売上高

 

(単位:百万円)

 

前第1四半期

(2018年3月期第1四半期)

当第1四半期

(2019年3月期第1四半期)

増 減

 

増減率 (%)

 

 

訪販グループ

28,181

27,950

△230

△0.8

 

 

フードグループ

9,169

8,503

△665

△7.3

 

 

その他

3,617

3,739

122

3.4

 

 

小計

40,968

40,194

△774

△1.9

 

 

セグメント間取引消去

△749

△792

△43

 

 

連結売上高

40,218

39,401

△817

△2.0

※各セグメントの売上高には、セグメント間の内部売上高を含んでおります。

 

セグメント別営業利益

 

(単位:百万円)

 

前第1四半期

(2018年3月期第1四半期)

当第1四半期

(2019年3月期第1四半期)

増 減

 

増減率 (%)

 

 

訪販グループ

3,335

3,581

246

7.4

 

 

フードグループ

89

70

△18

△21.1

 

 

その他

103

144

40

38.8

 

 

小計

3,528

3,796

267

7.6

 

 

セグメント間取引消去

及び全社費用

△1,732

△1,480

252

 

 

連結営業利益

1,795

2,315

519

28.9

※各セグメントの営業利益には、セグメント間の取引を含んでおります。

①訪販グループ

訪販グループの売上高につきましては、事業所向けダストコントロール商品が前年同期並みに留まったものの、家庭向けダストコントロール商品が減少したことにより、前年同期から2億30百万円(0.8%)減少し279億50百万円となりました。営業利益につきましては、減収に伴う粗利の減少があったものの、レンタル製品投入減少等による売上原価の減少及び販売促進費、退職給付費用の減少等により、前年同期に比べ2億46百万円(7.4%)増加し35億81百万円となりました。

 

家庭向けダストコントロール商品は、55周年キャンペーンとして商品の無料体験により新規顧客獲得に注力し、また事業を横断した割引クーポンチラシを配布する等、売上増加を目指しました。売上につきましては「おそうじベーシック3」(フロアモップ「LaLa」、ハンディモップ「shushu」、「スタイルクリーナー」のセット商品)や寝具販売の売上増があったものの、その他のモップ商品や、「ロボックリーナーSiRo」、台所用スポンジ等の売上が減少したことにより、家庭向けダストコントロール商品全体では前年同期を下回りました。

 

事業所向けダストコントロール商品は、演出力の高い屋内専用オーダーメイドマット「インサイド」は引き続き順調に推移し、また当期発売した芳香剤「芳香ファン」の売上が寄与したことや、空間清浄機「クリア空感」の売上増があったものの、その他のマット商品やモップ商品、浄水器関連商品の売上が減少したこと等により、全体では前年同期並みとなりました。

 

役務提供サービスにつきましては、「サービスマスター(ハウスクリーニング等プロのお掃除サービス)」「メリーメイド(家事代行サービス)」「ターミニックス(害虫駆除・予防サービス)」「トータルグリーン(植栽の管理・維持サービス)」「ホームリペア(住まいのピンポイント補修サービス)」いずれもお客様売上が増加し、全体の売上高は前年同期を上回りました。また当期はサービス提供体制の強化の一環として加盟店を増やすことに注力しており、順調に加盟店数は増加しております。

 

訪販グループのその他の事業につきましては、展示会等の屋内イベント、スポーツイベントの受注が好調に推移したレントオール事業を始め、介護用品レンタルが引き続き好調を維持したヘルスレント事業(2018年4月1日よりレントオール事業より分離)、ユニフォーム関連事業は増収となりましたが、化粧品関連事業、高齢者向け生活支援サービスのライフケア事業(2018年4月1日より「ホームインステッド事業」から改称)は、減収となりました。

 

②フードグループ

フードグループの売上高につきましては、不採算店舗のクローズによる稼働店舗数減少の影響を受けてミスタードーナツのお客様売上が減少したことを主因に、ロイヤルティ収入、加盟店への原材料売上共に減少した結果、前年同期から6億65百万円(7.3%)減少し85億3百万円となりました。営業利益につきましては、減収に伴う粗利の減少等により、前年同期から18百万円(21.1%)減少し70百万円となりました。

 

フードグループの主力であるミスターーナツは、ブランドスローガン「いいことあるぞ Mister Donut」のもと、前期に引き続き、最高水準の素材と技術を持ったブランドと共同開発した商品展開「misdo meets」と、朝食やブランチ、ランチタイム等おやつの時間帯以外でも楽しんでいただけるブランドへと進化すべく、「ミスドゴハン」をキーワードにした軽食事メニューの販売に注力しました。4月は、前期好評であった京都宇治茶専門店祇園辻利の宇治抹茶を使用した「抹茶スイーツプレミアム」を発売し、当期も多くのお客様に好評をいただきました。5月にはパイやホットドッグ、パスタ等「ミスドゴハン」のメニュー改定を行い、その他にも、ミスタードーナツの季節定番商品である「クロワッサンドーナツ」や新食感の冷たいスイーツ「コットンスノーキャンディ」等を発売した結果、稼働店1店当たりの売上は前年同期を上回りました。しかしながら稼働店舗数の減少影響が大きく、全店お客様売上は前年同期を下回る結果となりました。

 

その他のフード事業につきましては、とんかつレストラン「かつアンドかつ」、パイ専門店「パイフェイス」が新規出店により増収となりましたが、大型ベーカリーショップ「ベーカリーファクトリー」、シフォンケーキ専門店「ザ・シフォン&スプーン」は減収となりました。また前期末にカフェデュモンド事業から撤退した影響により、その他のフード事業全体の売上高は前年同期を下回りました。

③その他

その他につきましては、国内連結子会社のリース及び保険代理業を手掛けるダスキン共益株式会社の売上高は前年同期並みとなり、病院施設のマネジメントサービスの株式会社ダスキンヘルスケアは増収となりました。一方、海外につきましては、台湾向けミスタードーナツ原材料の取扱量が減少した楽清香港有限公司(原材料及び資器材の調達)が減収となりましたが、Big Appleグループ(マレーシア最大のドーナツチェーン)が増収となった他、事業所向けダストコントロール商品が順調に推移した楽清(上海)清潔用具租賃有限公司が増収となったこと等により、海外全体でも増収となりました。その結果、その他の売上高は前年同期から1億22百万円(3.4%)増加し37億39百万円となりました。営業利益につきましては、ダスキン共益株式会社が減少したものの、株式会社ダスキンヘルスケアが増加したことや海外事業における営業損失が減少した結果、前年同期から40百万円(38.8%)増加し1億44百万円となりました。

 

海外お客様売上は、訪販事業につきましては、台湾、中国(上海)、韓国は前年同期を上回りました。ドーナツ事業につきましては、タイ、インドネシアは順調に推移しておりますが、台湾、中国(上海)、フィリピンは減少しました。またマレーシアを中心に展開しているBig Appleグループは増加しました。

 

なお、上記の金額には、消費税等は含まれておりません。

 

(2)財政状態に関する説明

当第1四半期連結会計期間末における総資産残高は、1,918億44百万円となりました。前連結会計年度末(以下「前期末」という。)と比較して42億13百万円減少しております。その要因は、現金及び預金が7億37百万円、商品及び製品が5億73百万円増加したことに対し、有価証券が39億37百万円、繰延税金資産が25億16百万円減少したこと等であります。

負債残高は392億21百万円となり、前期末と比較して90億50百万円減少しております。その要因は、退職給付に係る負債が52億86百万円、賞与引当金が17億64百万円、未払金が12億35百万円減少したこと等であります。

純資産残高は1,526億23百万円となり、前期末と比較して48億36百万円増加しております。その要因は、退職給付に係る調整累計額が35億46百万円、その他有価証券評価差額金が6億44百万円増加したこと等であります。

 

(3)経営方針・経営戦略等

当第1四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

 

(4)事業上及び財務上の対処すべき課題

当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(5)研究開発活動

当第1四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、1億59百万円であります。

なお、当第1四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

 

(6)主要な設備

前連結会計年度末において計画中であった主要な設備の新設、休止、大規模改修、除却、売却等について、当第1四半期連結累計期間に著しい変更があったものは、次のとおりであります。

大規模改修

提出会社

事業所名

所在地

セグメントの名称

設備の内容

投資予定金額(百万円)

資金調達
方法

着手及び完了予定年月

完成後の
増加能力

総額

既支払額

着手

完了

ミスタードーナツ店舗

全国

各店舗

フード

グループ

新コンセプト店舗への改装及び出店

1,000

198

自己資金

2018年

4月

2019年

3月

(注)1、3

(注)1.販売又は生産能力に重要な影響はありません。

2.上記の金額には消費税等は含まれておりません。

3.投資予定金額を変更しております。

 

3【経営上の重要な契約等】

当第1四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。