第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

当第3四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

 

2【経営上の重要な契約等】

当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。

 

3【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び当社の関係会社)が判断したものであります。

 

(1)業績の状況

当第3四半期連結累計期間(平成29年4月1日~平成29年12月31日、以下「当第3四半期」)の我が国経済は、好調な企業収益を背景に、設備投資、個人消費は緩やかながらも拡大傾向にあり、総じて回復基調で推移しました。雇用情勢、所得環境の改善が継続し、先行きの景気回復も期待されるものの、海外政治情勢の不安定さや地政学的リスクの高まり等の不安要因も内在する不透明感が高い状態が続いております。

そのような環境の中、「中期経営方針2015」最終年度を迎えている当社は、業績を回復させ再び成長軌道に乗せるための施策実行に注力しております。クリーン・ケアグループでは、お客様との接点強化の各種取り組み、有職主婦・高齢世帯の増加に対応して簡単・効率的な掃除方法の提案とニーズが高まる役務提供サービスの強化等に取り組み、フードグループにおいては、「いいことあるぞ Mister Donut」のブランドスローガンの下でミスタードーナツブランド再構築とその他フード事業の育成に注力しております。

当第3四半期の業績は、クリーン・ケアグループが増収となった一方フードグループは減収となり、連結売上高は前年同期から7億5百万円(0.6%)減少し1,229億70百万円となりました。一方利益面につきましては、減収影響はあったものの、レンタル製品投入の減少等により売上原価が減少したことに加え、減価償却費、退職給付費用等の経費も減少したことで増益となり、連結営業利益は前年同期から20億79百万円(40.5%)増加し72億12百万円、連結経常利益も20億79百万円(32.6%)増加し84億65百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は前年同期から12億88百万円(29.5%)増加し56億59百万円となりました。

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

前第3四半期

(平成29年3月期第3四半期)

当第3四半期

(平成30年3月期第3四半期)

増 減

 

増減率 (%)

連結売上高

123,676

122,970

△705

△0.6

連結営業利益

5,132

7,212

2,079

40.5

連結経常利益

6,385

8,465

2,079

32.6

親会社株主に帰属する

四半期純利益

4,371

5,659

1,288

29.5

 

<セグメント毎の状況>

セグメント別売上高

 

 

(単位:百万円)

 

 

 

前第3四半期

(平成29年3月期第3四半期)

当第3四半期

(平成30年3月期第3四半期)

増 減

 

増減率 (%)

 

 

クリーン・ケアグループ

85,169

86,124

954

1.1

 

 

フードグループ

30,805

28,313

2,492

△8.1

 

 

その他

9,921

10,746

824

8.3

 

 

小計

125,897

125,183

△713

△0.6

 

 

セグメント間取引消去

△2,221

△2,213

7

 

 

連結売上高

123,676

122,970

△705

△0.6

※各セグメントの売上高には、セグメント間の内部売上高を含んでおります。

 

セグメント別営業利益又は営業損失(△)

 

(単位:百万円)

 

 

 

前第3四半期

(平成29年3月期第3四半期)

当第3四半期

(平成30年3月期第3四半期)

増 減

 

増減率 (%)

 

 

クリーン・ケアグループ

10,614

11,868

1,254

11.8

 

 

フードグループ

△510

243

753

 

 

その他

145

197

51

35.7

 

 

小計

10,249

12,309

2,060

20.1

 

 

セグメント間取引消去

及び全社費用

△5,116

△5,097

19

 

 

連結営業利益

5,132

7,212

2,079

40.5

※各セグメントの営業利益又は営業損失には、セグメント間の取引を含んでおります。

 

①クリーン・ケアグループ

クリーン・ケアグループの売上高は、前年同期から9億54百万円(1.1%)増加し861億24百万円となりました。利益面につきましても、増収に伴う粗利の増加に加え、スタイルクリーナー等レンタル製品投入減少等による売上原価の減少及び販売促進費等の経費減少により、営業利益は前年同期に比べ12億54百万円(11.8%)増加し118億68百万円となりました。

 

家庭向けダストコントロール商品の売上高は、レンジフードフィルター等、売上が減少した商品もありましたが、販売に注力している「おそうじベーシック3」(フロアモップ「LaLa」 ハンディモップshushu」 、「スタイルクリーナー」のセット商品)の売上増加、顧客接点獲得のために積極的に販売している台所用スポンジの売上貢献に加え、当期の期初から全国でのレンタルを開始した「ロボットクリーナーSiRo」や11月に発売した羽毛布団等の寝具売上も寄与し、全体では前年同期を上回りました。

 

事業所向けダストコントロール商品につきましては、機能性が高い屋内専用オーダーメイドマット「インサイド」、「うす型吸塵吸水マット」等が引き続き順調に推移する一方、その他のマット売上が減少し、主力であるマット商品は全体では前年同期並みの売上となりました。また、化粧室関連商品やウォーターサーバー本体の売上が減少したものの、前期1月の中型に加え、11月には小型を発売した空間清浄機「クリア空感」の売上が寄与したこと等で、事業所向け全体の売上高は前年同期を上回りました。

 

役務提供サービスにつきましては、「ホームリペア(壁や床の補修サービス)」を当期より本格導入した他、「サービスマスター(プロのお掃除サービス)」「メリーメイド(家事代行サービス)」「ターミニックス(害虫獣の駆除と予防管理)」「トータルグリーン(緑と花のお手入れサービス)」、いずれもお客様売上が増加し、ロイヤルティ収入が増加しました。更に、サービス時に使用する資器材等のフランチャイズ加盟店向け売上も増加し、役務提供サービス全体の売上高は前年同期を上回る結果となりました。

 

クリーン・ケアグループのその他の事業につきましては、レントオール事業(日用品・イベント用品等のレンタル)、ユニフォーム関連事業、化粧品関連事業、ホームインステッド事業(高齢者向け生活支援サービス)、いずれも順調に推移しました。

 

②フードグループ

フードグループの売上高は、ミスタードーナツのお客様売上減少を主因に、ロイヤルティ収入、加盟店への原材料売上共に減少した結果、前年同期から24億92百万円(8.1%)減少し283億13百万円となりました。前年同期は損失計上となった利益面につきましては、減収に伴う粗利の減少があったものの、減価償却費や配送費、退職給付費用等の経費減少の結果、前年同期から7億53百万円増加し、2億43百万円の営業利益を計上しました。(前年同期は5億10百万円の営業損失)

 

当期のミスタードーナツは、最高水準の素材と技術を持つブランドと共同開発した商品で、お客様へ最高のおいしさ・価値とワクワクする気持ちを提供する「misdo meets」を展開しており、株式会社祇園辻利、株式会社ソラノイロ、ハウス食品株式会社、株式会社タニタ、各社との共同開発商品を発売しました。またライフスタイルの変化と共に多様化する「食」へのニーズに対応して、朝食やブランチ、ランチタイムなどおやつの時間帯以外でも楽しんでいただけるブランドへの進化を目指して、「ミスドゴハン」をキーワードにした軽食事メニューを11月に新たに導入し、概ね順調に推移しております。更に、8月、12月のKDDI株式会社「三太郎の日」キャンペーンへの参加等、新規顧客につながる他企業とのタイアップ企画にも積極的に取り組んでおり、お客様から好評を得ております。しかしながら、不採算店舗のクローズに伴う稼働店舗数の減少影響が大きく、第3四半期の全店お客様売上は前年同期を下回る結果となりました。

その他のフード事業につきましては、とんかつレストラン「かつアンドかつ」は好調を維持しておりますが、「カフェデュモンド」、「パイフェイス」(パイ専門店)、「ザ・シフォン&スプーン」(シフォンケーキ専門店)、「ベーカリーファクトリー」(大型ベーカリーショップ)は減収、また、どんぶり専門店「ザ・どん」等を展開していた連結子会社株式会社どんの全株式を前期中に株式会社フジオフードシステムに譲渡した影響もあって、その他のフード事業全体の売上は前年同期を下回りました。

 

③その他

その他の売上高は、リース及び保険代理業を手掛けるダスキン共益株式会社は、大口顧客の契約が再リースとなったこと等で減収、病院施設のマネジメントサービスの株式会社ダスキンヘルスケアは、顧客数の増加により増収となりました。海外につきましては、事業所向け売上が順調に推移した楽清(上海)清潔用具租賃有限公司が増収となった他、台湾向けミスタードーナツ原材料やペーパータオルの取扱量が増加した楽清香港有限公司(原材料及び資器材の調達)も増収となりました。また、前期子会社化したBig Appleグループ(マレーシア最大のドーナツチェーン)の売上も計上され、海外全体でも増収となりました。その結果、その他全体の売上高は前年同期から8億24百万円(8.3%)増加し107億46百万円となりました。営業利益につきましては、ダスキン共益株式会社が減収に伴い減益、株式会社ダスキンヘルスケアは人員募集経費等の増加により減益となったものの、海外事業における営業損失が減少したこと等により、その他全体の営業利益は前年同期から51百万円(35.7%)増加し1億97百万円となりました。

 

なお海外お客様売上は、クリーン・ケア事業につきましては、台湾、中国(上海)は前年同期を上回りましたが、韓国は前年同期を下回りました。ドーナツ事業につきましては、Big Appleグループの売上が計上されたマレーシアは増加し、加えて、台湾、インドネシアも順調に推移しておりますが、中国(上海)、タイ、フィリピンは減少しました。

 

なお、上記の金額には、消費税等は含まれておりません。

 

(2)財政状態に関する説明

当第3四半期連結会計期間末における総資産残高は、1,936億46百万円となりました。前連結会計年度末(以下「前期末」という)と比較して35億29百万円増加しております。その要因は、有価証券が53億89百万円、投資有価証券が20億49百万円増加したことに対し、現金及び預金が36億53百万円減少したこと等であります。

負債残高は446億54百万円となり、前期末と比較して33億53百万円減少しております。その要因は、未払法人税等が14億94百万円、賞与引当金が13億77百万円減少したこと等であります。

純資産残高は1,489億91百万円となり、前期末と比較して68億82百万円増加しております。その要因は、利益剰余金が35億21百万円、その他有価証券評価差額金が30億67百万円増加したこと等であります。

 

(3)経営方針・経営戦略等

当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

 

(4)事業上及び財務上の対処すべき課題

当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(5)研究開発活動

当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、4億81百万円であります。

なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

 

(6)主要な設備

当第3四半期連結累計期間末における新たな計画は、次のとおりであります。

大規模改修

提出会社

事業所名

所在地

セグメントの

名称

設備の内容

投資予定金額(百万円)

資金調達
方法

着手及び完了予定年月

完成後の
増加能力

総額

既支払額

着手

完了

ミスタードー

ナツ事業本部

大阪府

吹田市

フード

グループ

店舗システム

2019構築

1,200

122

自己資金

平成29年

3月

平成31年

6月

(注)1

(注)1.販売又は生産能力に重要な影響はありません。

2.上記の金額には消費税等は含まれておりません。

 

前連結会計年度末において計画中であった主要な設備の新設、休止、大規模改装、除却、売却等について

    当第3四半期連結累計期間に著しい変更があったものは、次のとおりであります。

大規模改修

提出会社

事業所名

所在地

セグメントの

名称

設備の内容

投資予定金額(百万円)

資金調達
方法

着手及び完了予定年月

完成後の
増加能力

総額

既支払額

着手

完了

ミスタードーナツ店舗

全国

各店舗

フード

グループ

新コンセプト店舗への改装及び出店

(第56期)

1,000

636

自己資金

平成29年

4月

平成30年

3月

(注)1

(注)1.販売又は生産能力に重要な影響はありません。

2.上記の金額には消費税等は含まれておりません。

3.投資予定金額を変更しております。

 

なお、前連結会計年度に計画した主要な設備の新設の東日本マザーセンター建設については、経済状況を鑑み

    て、設備投資計画の見直しを行った結果、実施時期について再検討を行うこととしたため、主要な設備の新設等

    から除外しました。実施時期については引き続き検討をしてまいります。

 

その他、前連結会計年度末に計画中であった大規模改修、除却等について、重要な変更はありません。