当第1四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
当第1四半期連結累計期間(2019年4月1日~2019年6月30日、以下「当第1四半期」という。)の我が国経済は、改善が続く所得環境を背景に個人消費は持ち直し傾向にあり、緩やかな回復が続きました。しかしながら、労働力不足等に起因する物流費高騰や原材料費上昇の影響を受け企業収益の改善は鈍化し、米中間の通商問題の長期化等、先行きは不透明感が増大した感があります。
そのような環境の中、「中期経営方針2018」2年目の当期は、訪販グループにおいては、「生活調律業」への取り組みに注力しております。ダストコントロール商品のレンタル、ケアサービス(役務提供サービス)、高齢者向けサービス等、事業間の連携を強めるための各種施策を推し進めており、家庭向けサービスでは“家族の暮らし総合窓口”へと飛躍するための取り組みを強化し、事業所向けサービスでは、衛生管理のノウハウ提供強化を図り、またそれらの一環として生活者の意見を基に従来の枠にとらわれないオープンイノベーションのための施設「ダスキンラボ」を開設しました。フードグループにおいては、引き続きミスタードーナツのブランド再構築に取り組み、お客様の利用動機を拡大する商品戦略及び出店・改装を推進しております。
当第1四半期は、訪販グループは減収、フードグループは増収となり、連結売上高は前年同期から99百万円(0.3%)減少し393億1百万円となりました。連結営業利益は、人件費やシステム関連費用等の経費増加により前年同期から2億69百万円(11.6%)減少し20億46百万円となりました。連結経常利益につきましては、営業外損益が悪化したことを主因として、前年同期から6億64百万円(23.6%)減少し21億55百万円となりました。昨年9月に持分法適用関連会社となった株式会社ナック(以下「ナック」という。)は当社フランチャイズチェーン最大の加盟店でありますが、その主業である住宅事業の利益影響が大きく、第1四半期は損失計上、利益の多くを下期に計上する傾向があり、当第1四半期も損失を計上いたしました。前下期からナックの業績を取り込んだ当社は、当期初めて第1四半期の損失を取り込むこととなるため、持分法投資損益が大幅に悪化したものであります。親会社株主に帰属する四半期純利益につきましては、前年同期から6億55百万円(35.5%)減少し11億93百万円となりました。
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(単位:百万円) |
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前第1四半期 (2019年3月期第1四半期) |
当第1四半期 (2020年3月期第1四半期) |
増 減 |
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増減率 (%) |
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連結売上高 |
39,401 |
39,301 |
△99 |
△0.3 |
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連結営業利益 |
2,315 |
2,046 |
△269 |
△11.6 |
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連結経常利益 |
2,819 |
2,155 |
△664 |
△23.6 |
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親会社株主に帰属する 四半期純利益 |
1,848 |
1,193 |
△655 |
△35.5 |
<セグメント毎の状況>
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セグメント別売上高 |
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(単位:百万円) |
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前第1四半期 (2019年3月期第1四半期) |
当第1四半期 (2020年3月期第1四半期) |
増 減 |
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増減率 (%) |
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訪販グループ |
27,950 |
27,507 |
△442 |
△1.6 |
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フードグループ |
8,503 |
8,727 |
223 |
2.6 |
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その他 |
3,739 |
3,727 |
△12 |
△0.3 |
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小計 |
40,194 |
39,962 |
△231 |
△0.6 |
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セグメント間取引消去 |
△792 |
△660 |
132 |
- |
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連結売上高 |
39,401 |
39,301 |
△99 |
△0.3 |
(注)各セグメントの売上高は、セグメント間の内部売上高を含んでおります。
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セグメント別営業利益 |
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(単位:百万円) |
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前第1四半期 (2019年3月期第1四半期) |
当第1四半期 (2020年3月期第1四半期) |
増 減 |
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増減率 (%) |
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訪販グループ |
3,581 |
3,165 |
△415 |
△11.6 |
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フードグループ |
70 |
284 |
213 |
302.4 |
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その他 |
144 |
174 |
30 |
21.5 |
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小計 |
3,796 |
3,624 |
△171 |
△4.5 |
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セグメント間取引消去 及び全社費用 |
△1,480 |
△1,578 |
△98 |
- |
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連結営業利益 |
2,315 |
2,046 |
△269 |
△11.6 |
(注)各セグメントの営業利益は、セグメント間の取引を含んでおります。
①訪販グループ
主力のダストコントロール商品売上高が減少したことにより、訪販グループの売上高は前年同期から4億42百万円(1.6%)減少し275億7百万円となりました。営業利益につきましては、原価率が改善したものの減収に伴う粗利の減少に加え、人件費等の経費が増加し、前年同期に比べ4億15百万円(11.6%)減少し31億65百万円となりました。
訪販グループの主力であるダストコントロール商品につきましては、お客様数の減少に歯止めを掛けるための各種施策に取り組んでおります。
一般家庭のお客様に対しては、ご要望に応えると共に利便性向上を図るために、従来の現金取引からクレジット決済への切り替えを促進しました。また、WEB会員サイト「DDuet」の会員獲得にも注力し、会員数は増加しました。しかしながら当第1四半期は、例年以上の日数となった大型連休の影響が大きく、商品別では、「おそうじベーシック3」以外のモップ商品や「ロボットクリーナーSiRo」の売上が減少した結果、家庭向けダストコントロール商品の売上は前年同期を下回りました。
事業所のお客様に対しては、総合的な衛生管理の提案を積極化するため、高度な衛生管理ノウハウを持つ「ハイジーンマスター」の育成・増員に注力し、着実に増員が図れました。しかしながら、家庭向け同様に大型連休の影響を受けたことに加え、大口顧客の解約もあり、事業所向けダストコントロール商品の売上は前年同期を下回りました。
「サービスマスター」(プロのお掃除サービス)、「メリーメイド」(家事代行サービス)、「ターミニックス」(害虫獣の駆除と総合衛生管理)、「トータルグリーン」(緑と花のお手入れサービス)、「ホームリペア」(住まいのピンポイント補修)、いずれもお客様売上が増加したケアサービス全体の売上高は、前年同期を上回りました。また、需要の拡大に応えるため当社フランチャイズチェーンへの新規加盟を促進する活動に注力しており、加盟店数が増加しました。
訪販グループのその他の事業につきましては、ユニフォーム関連事業、化粧品関連事業は減収、ヘルスレント事業(介護用品・福祉用具のレンタルと販売)、レントオール事業(日用品・イベント用品等のレンタル)、ライフケア事業(ご高齢者の暮らしのお手伝い)の売上高は増加しました。
②フードグループ
フードグループにつきましては、主力のミスタードーナツが、不採算店舗のクローズを進めたことにより稼働店舗数が減少したものの発売した商品が総じて高い評価を受け、稼働店1店当たりのお客様売上は大きく増加し、全店合計お客様売上が前年同期から増加しました。その結果、フードグループ全体の売上高は前年同期から2億23百万円(2.6%)増加し87億27百万円となりました。営業利益は、増収に伴う粗利の増加に加え人件費の減少等により前年同期から2億13百万円(302.4%)増加し2億84百万円となりました。
ミスタードーナツは、当期も最高水準の素材と技術を持った企業、ブランドとの共同開発商品“misdo meets”に注力しており、3期連続で宇治茶専門店祇園辻利の宇治抹茶を使用した「抹茶スイーツプレミアム」を展開しました。また、朝食やブランチ、ランチタイム等でも楽しんでいただけるブランドへの進化を目指す“ミスドゴハン”にも引き続き注力すると共に、夏場の低需要期に備えるドリンク・デザートメニュー強化の一環として、4月に発売した若年女性を中心にブームとなっているタピオカを使った4種の「タピオカドリンク」は大変好評で売上増加に大きく貢献しました。また5月には「コットンスノーキャンディ2019」を発売、同時に基幹商品のブラッシュアップにも取り組み、「オールドファッション」「チョコレート」をリニューアルし、ミスドファンミーティング等で得たお客様の意見を基に、新しくなった生地を使用し既存の原材料を組み合わせて企画した“夢のドーナツ”(「エンゼルダブルショコラ」等4アイテム)を展開しました。
フードグループのその他の事業につきましては、パイ専門店「パイフェイス」は、既存店が好調に推移しているものの店舗数が減少したことにより減収、シフォンケーキ専門店「ザ・シフォン&スプーン」、大型ベーカリーショップ「ベーカリーファクトリー」の売上も減少しましたが、分社化したとんかつレストラン「かつアンドかつ」は好調に推移しました。また当期は、初夏から梅雨の時期にかけて気温が低かった影響で、連結子会社の蜂屋乳業株式会社(大手乳業メーカーへのアイスクリーム等OEM製造)は減収となりました。
③その他
その他は、国内連結子会社につきましては、ダスキン共益株式会社(リース及び保険代理業)は減収となりましたが、株式会社ダスキンヘルスケア(病院施設のマネジメントサービス)は増収となりました。また、海外連結子会社につきましては、楽清香港有限公司(原材料及び資器材の調達)が台湾向けマットの取扱量増加等により増収となり、事業所向けダストコントロール商品が順調に推移した楽清(上海)清潔用具租賃有限公司も増収となったものの、展開していたミスタードーナツの全店舗を2019年3月末をもって閉鎖した美仕唐納滋(上海)食品有限公司が減収となったこと等により、海外全体の売上高は減少しました。その結果、その他の売上高は前年同期から12百万円(0.3%)減少し37億27百万円となりました。利益面につきましては、ダスキン共益株式会社が前期並み、株式会社ダスキンヘルスケアは増益となったことに加え、海外事業の営業損失が減少した結果、営業利益は前年同期から30百万円(21.5%)増加し1億74百万円となりました。
海外お客様売上は、訪販関連事業につきましては、展開している台湾、中国(上海)、韓国すべてにおいて前年同期を上回りました。ミスタードーナツ事業につきましては、中国(上海)、タイは減少しましたが、台湾が前年同期並み、フィリピン、インドネシアは順調に推移しました。なお、マレーシアを中心にドーナツ事業を展開しているBig Appleグループは前年同期を下回りました。
なお、上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
(2)財政状態に関する説明
当第1四半期連結会計期間末における総資産残高は、1,863億40百万円となりました。前連結会計年度末(以下「前期末」という。)と比較して78億83百万円減少しております。その要因は、受取手形及び売掛金が14億85百万円増加したことに対し、有価証券が58億2百万円、投資有価証券が29億72百万円、現金及び預金が20億50百万円減少したこと等であります。
負債残高は397億9百万円となり、前期末と比較して46億29百万円減少しております。その要因は、未払金が21億60百万円、賞与引当金が18億23百万円減少したこと等であります。
純資産残高は1,466億30百万円となり、前期末と比較して32億53百万円減少しております。その要因は、自己株式の取得により21億21百万円、その他有価証券評価差額金が13億1百万円減少したこと等であります。
(3)経営方針・経営戦略等
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
当第1四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、1億38百万円であります。
なお、2019年4月1日より組織変更に伴い、研究開発部門の編成を一部変更しておりますが、当第1四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
当第1四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。