当第3四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間(2021年4月1日~2021年12月31日)における我が国経済は、依然として新型コロナウイルス感染症(以下「コロナ」という。)拡大の影響が大きく、持ち直し基調にありながらも力強さを欠く状況となりました。コロナ新規感染者数は8月をピークに徐々に減少、当第3四半期連結会計期間は低水準で推移し、経済活動の活性化が期待される情勢となりましたが、依然先行きは不透明な状況が続いております。
そのような環境の中当社は、前期に引き続き売上回復に力点を置いた施策に取り組むと共に、中長期的な課題解決に向けて、㋑既存事業の発展、㋺新しい成長機会への投資、㋩構造改革と経営基盤の構築、㊁社会との共生、の具体的な施策にも取り組んでおります。
訪販グループにおいては、生活者・事業者の「衛生環境を整えるダスキン」へ進化するため、基幹商品であるモップ・マットへの除菌、抗菌、抗ウイルス等の衛生性能付加やコロナワクチン接種会場等での「イベント衛生サービス」等の提供に注力、フードグループでは、テイクアウト需要の取り込みに全力を挙げると共に、来店前の注文、受取日時が指定できる「misdoネットオーダー」の導入や前期に導入した株式会社出前館と提携してのデリバリーサービスの拡充等、お客様の更なる利便性向上に取り組んでおります。また、戦略的事業への集中投資と不採算事業の撤収による事業ポートフォリオ適正化の一環として、アイスクリーム事業からの撤退を決定しました。更には、ハイブリッド型バーチャル株主総会(参加型)の開催やこれまでの株式報酬型ストック・オプション制度に替わる経営陣への新たなインセンティブ制度としての譲渡制限付株式報酬制度導入等、2022年4月の東京証券取引所市場再編後のプライム市場に相応しい、より株主視点に立ったガバナンス体制の構築にも取り組んでおります。
当第3四半期連結累計期間は、全てのセグメントが増収となったことにより、連結売上高は前年同期から75億58百万円(6.5%)増加し1,232億94百万円となりました。利益面につきましても、増収に伴う粗利の増加等により連結営業利益は前年同期から42億25百万円(69.4%)増加し103億10百万円、連結経常利益は前年同期から44億19百万円(57.2%)増加し121億44百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は44億78百万円(115.8%)増加し83億43百万円となりました。
なお、第1四半期連結会計期間の期首から、「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日。以下「収益認識会計基準」という。)等を適用したことに伴う損益への影響は軽微であります。
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(単位:百万円) |
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前第3四半期 |
当第3四半期 |
増 減 |
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(2021年3月期第3四半期) |
(2022年3月期第3四半期) |
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増減率 (%) |
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連結売上高 |
115,735 |
123,294 |
7,558 |
6.5 |
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連結売上総利益 |
51,976 |
57,018 |
5,042 |
9.7 |
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連結営業利益 |
6,084 |
10,310 |
4,225 |
69.4 |
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連結経常利益 |
7,724 |
12,144 |
4,419 |
57.2 |
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親会社株主に帰属する 四半期純利益 |
3,865 |
8,343 |
4,478 |
115.8 |
<セグメントごとの状況>
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セグメント別売上高 |
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(単位:百万円) |
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前第3四半期 |
当第3四半期 |
増 減 |
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(2021年3月期第3四半期) |
(2022年3月期第3四半期) |
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増減率 (%) |
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訪販グループ |
80,532 |
82,086 |
1,554 |
1.9 |
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フードグループ |
26,377 |
32,159 |
5,781 |
21.9 |
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その他 |
11,241 |
11,408 |
166 |
1.5 |
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小計 |
118,151 |
125,654 |
7,502 |
6.4 |
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セグメント間取引消去 |
△2,415 |
△2,359 |
55 |
- |
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連結売上高 |
115,735 |
123,294 |
7,558 |
6.5 |
(注)各セグメントの売上高は、セグメント間の内部売上高を含んでおります。
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セグメント別営業利益 |
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(単位:百万円) |
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前第3四半期 |
当第3四半期 |
増 減 |
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(2021年3月期第3四半期) |
(2022年3月期第3四半期) |
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増減率 (%) |
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訪販グループ |
8,817 |
9,985 |
1,167 |
13.2 |
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フードグループ |
545 |
3,231 |
2,685 |
491.9 |
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その他 |
415 |
685 |
270 |
64.9 |
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小計 |
9,779 |
13,902 |
4,123 |
42.2 |
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セグメント間取引消去 及び全社費用 |
△3,694 |
△3,592 |
102 |
- |
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連結営業利益 |
6,084 |
10,310 |
4,225 |
69.4 |
(注)各セグメントの営業利益は、セグメント間の取引を含んでおります。
①訪販グループ
訪販グループは、クリーンサービス事業(ダストコントロール商品のレンタルと販売)がコロナの影響を受け減収となったものの、前期コロナの影響が最も大きかったレントオール事業(日用品・イベント用品等のレンタル)やケアサービス事業(役務提供サービス)が増収となったこと等により、売上高は前年同期から15億54百万円(1.9%)増加し820億86百万円となりました。営業利益につきましては、増収に伴う粗利の増加等により、前年同期から11億67百万円(13.2%)増加し99億85百万円となりました。
訪販グループ主力のクリーンサービス事業においては、家庭向け、事業所向けとも売上は減少しました。家庭向け商品は、前期末からの販売促進活動により新規顧客の獲得件数は増加、解約件数は減少したものの、依然解約が新規を上回っており、主力商品であるモップ商品売上が減少しました。事業所向け商品につきましては、緊急事態宣言を受けて飲食店等に対し休業要請が行われた地域を中心に、レンタルの中止や延期が発生したこと及び前期に需要が高まったアルコール除菌剤や手指消毒剤「ウエルパスマイルド」、空間清浄機「クリア空感」等の衛生関連商品売上の反動減を主因として売上高は前期を下回りました。しかしながら、抗菌、抗ウイルス性能を有する「吸塵吸水マット」の契約件数が増加する等、「衛生環境を整えるダスキン」として注力している衛生マット関連は順調に推移しました。
ケアサービス事業につきましては、衛生管理意識の更なる高まり等による受注増加で、「サービスマスター」(プロのお掃除サービス)、「メリーメイド」(家事代行サービス)、「ターミニックス」(害虫獣の駆除と総合衛生管理)、「トータルグリーン」(緑と花のお手入れサービス)、「ホームリペア」(住まいのピンポイント補修)、いずれもお客様売上が増加しました。
訪販グループのその他の事業につきましては、前期コロナの影響が最も大きかったレントオール事業が、「クリーンサービス」と「サービスマスター」等との連携による「イベント衛生サービス」(検温設備、飛沫対策パネル、消毒剤、衛生マット等の設置及び会場内の巡回衛生サービス等)が全国のコロナワクチン接種会場等の受注等を受けて好調に推移していることにより、大幅な増収となりました。また、依然高い需要があるヘルスレント事業(介護用品・福祉用具のレンタルと販売)が増収となった他、ライフケア事業(ご高齢者の暮らしのお手伝い)も増収となりましたが、化粧品関連事業、ユニフォーム関連事業は減収となりました。
②フードグループ
フードグループは、主力事業であるミスタードーナツの全店合計お客様売上が増加したことで、全体の売上高は前年同期から57億81百万円(21.9%)増加し321億59百万円となりました。営業利益につきましては、増収に伴う粗利の増加により、前年同期から26億85百万円(491.9%)増加し32億31百万円となりました。
前期上半期はコロナの影響でお客様売上が大幅に減少したミスタードーナツは、テイクアウト需要の高まりに伴う前期下半期以降の好調を維持し、全店合計お客様売上は増加に転じました。最高水準の素材と技術を持つブランドとの共同開発“misdo meets”は、第1四半期の宇治茶専門店「祇園辻利」、第2四半期の焼きたてチーズタルト専門店「BAKE CHEESE TART」、シュークリーム専門店「クロッカンシュー ザクザク」との共同開発に続いて、テイクアウトできる飲茶として陳建一氏と共同開発した「misdo meets THE 四川スペシャル」を10月に発売し好評を得ました。更には、4年目となるクリスマスシーズンのポケットモンスターとのコラボは当期も大好評で、売上増加に寄与しました。また減少が続いていた稼働店舗数も、新規出店の増加により増加に転じました。
ミスタードーナツ同様に前年同期コロナ影響により全体では減収となったフードグループのその他の事業は、大型ベーカリーショップ「ベーカリーファクトリー」は増収となりましたが、店舗数が減少したパイ専門店「パイフェイス」、緊急事態宣言下の営業時間短縮影響が大きかったとんかつレストラン「かつアンドかつ」は減収となりました。
なお、大手乳業メーカーへのアイスクリーム等OEM製造を手掛ける連結子会社蜂屋乳業株式会社の全株式を当第3四半期連結会計期間に株式会社バンリューへ譲渡し、アイスクリーム事業からは撤退いたしました。
③その他
その他の売上高は前年同期から1億66百万円(1.5%)増加し114億8百万円、営業利益は前年同期から2億70百万円(64.9%)増加し6億85百万円となりました。
国内連結子会社につきましては、株式会社ダスキンヘルスケア(病院施設のマネジメントサービス)は収益認識会計基準等の適用の影響があったものの、第32回オリンピック競技大会(2020/東京)の選手村清掃業務を受託したことにより増収、ダスキン共益株式会社(リース及び保険代理業)は、リース車両の自動ブレーキ付き車両への入れ替えが進みリース売上が増加したことにより増収となりました。
海外連結子会社につきましては、楽清(上海)清潔用具租賃有限公司(中国(上海)におけるダストコントロール商品のレンタルと販売)が増収となった他、テイクアウト、デリバリー販売が増加したBig Appleグループ(マレーシアを中心にドーナツ事業を展開)も増収となったものの、前年同期に当社向けのマスク販売があった楽清香港有限公司(原材料及び資器材の調達)が減収となったことにより全体では減収となりました。
海外お客様売上は、訪販関連事業では中国(上海)、台湾は好調に推移しました。ミスタードーナツ事業につきましては、台湾、タイは前年同期を下回りましたが、フィリピン、インドネシアは前年同期を上回りました。
なお、Big Appleグループは前年同期を上回りました。
(2)財政状態の状況
当第3四半期連結会計期間末における総資産残高は、1,940億76百万円となりました。前連結会計年度末(以下「前期末」という。)と比較して56億77百万円増加しております。その要因は、現金及び預金が35億84百万円、受取手形、売掛金及び契約資産が20億43百万円、投資有価証券が17億43百万円、未収入金が17億42百万円増加したことに対し、ソフトウエアが14億14百万円、商品及び製品が12億59百万円減少したこと等であります。
負債残高は427億30百万円となり、前期末と比較して1億68百万円増加しております。その要因は、未払法人税等が17億42百万円、長期借入金が16億99百万円増加したことに対し、未払金が27億89百万円減少したこと等であります。
純資産残高は1,513億45百万円となり、前期末と比較して55億8百万円増加しております。その要因は、利益剰余金が56億97百万円増加したこと等であります。
(3)経営方針・経営戦略等
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
なお、2023年3月期からの方針につきましては、当社の長期戦略「ONE DUSKIN」の第3フェーズ「中期経営方針2022」(2023年3月期~2025年3月期)を策定しております。詳細につきましては、2022年2月9日に公表いたしました「「中期経営方針2022」策定に関するお知らせ」をご覧ください。
(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、446百万円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(6)主要な設備
前連結会計年度末において計画中であった主要な設備の新設、休止、大規模改修、除却、売却等について当第3四半期連結累計期間に著しい変更があったものは、次のとおりであります。
大規模改修
提出会社
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事業所名 |
所在地 |
セグメントの名称 |
設備の内容 |
投資予定金額(百万円) |
資金調達 |
着手及び完了予定年月 |
完成後の |
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総額 |
既支払額 |
着手 |
完了 |
||||||
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訪販グループ |
大阪府 吹田市 |
訪販 グループ |
納品書QR化 対応 |
245 |
35 |
自己資金 |
2021年 4月 |
2022年 9月 |
(注)1、2、3 |
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ミスタードーナツ店舗 |
全国 各店舗 |
フード グループ |
新コンセプト店舗への改装及び出店 |
896 |
582 |
自己資金 |
2021年 4月 |
2022年 3月 |
(注)1、3 |
(注)1.販売又は生産能力に重要な影響はありません。
2.完了予定日を延期しております。
3.投資予定金額を変更しております。
(7)重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。