(1)業績の状況
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、引続き緩やかな景気回復基調が続きました。反面、中国経済の減速や欧州経済の不透明感など海外経済の下振れリスクが高まるなど、景気の先行きに対しては不透明な状況となっております。
こうした背景を受け、国内の鉱工業生産は一進一退の状況が続き、当社の主力事業である工場廃液の中間処理・リサイクル業を取り巻く環境は不安定なままでありました。さらには、前年度後半から原油や金属といった資源価格が急落した影響により、当社グループが生産するリサイクル燃料や金属の価格が下落し、これが当社グループの売上・利益に対する大きなマイナス要因となりました。こうしたリサイクル品の販売価格下落のマイナス要因を補うため、製造業以外からの廃油の回収の拡充等により、受入数量の拡大を図りましたが、すべては相殺しきれず、単体では売上は横ばい、利益は減益の結果となりました。
さらには、前年度年間を通じて100%の稼働状況が続いたタンク清掃事業を行うシステム機工株式会社においても前年度から引続き受注は順調に推移しましたが、大型工事の終了が下半期に集中したことにより、第2四半期累計期間では減収減益となりました。また、鉛の再生事業を行う株式会社ダイセキMCRにおきましては、遅れておりました新工場の本格稼働が、当初予定より1年強遅れの本年7月から始まりました。徐々に生産数量を上げてはおりますが、計画数量には満たず、また鉛価格も下落基調となっているため、計画対比での赤字幅が広がる結果となりました。
一方、連結子会社の株式会社ダイセキ環境ソリューションが手掛ける土壌汚染の調査・分析・処理事業は、前年度に引続き不動産取引や建設需要が拡大することにより、受注件数を順調に伸ばし、第2四半期累計で売上・利益ともに過去最高を計上することとなりました。
以上の結果、当第2四半期連結累計期間の業績は、売上高26,965百万円(前年同四半期比18.6%増)、営業利益4,175百万円(同3.0%増)、経常利益4,230百万円(同3.0%増)、四半期純利益2,090百万円(同8.8%減)となりました。
当社グループは、環境関連事業から構成される単一セグメントであるため、セグメントごとの記載を省略しております。
(2)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べ452百万円減少し26,209百万円となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における営業活動によるキャッシュ・フローは、主に法人税等の支払額1,372百万円、売上債権の増加額1,174百万円等があったものの、税金等調整前四半期純利益4,214百万円、減価償却費1,004百万円等により、総額では2,666百万円(前年同四半期比12.0%増)の収入となりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における投資活動によるキャッシュ・フローは、主に有形固定資産の取得による支出2,084百万円、定期預金の預入による支出1,019百万円等により、総額では3,420百万円(同214.0%増)の支出となりました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における財務活動によるキャッシュ・フローは、主に配当金の支払額586百万円、短期借入金の純減少額315百万円等があったものの、長期借入による収入1,200百万円等により、総額では217百万円(前年同期は619百万円の支出)の収入となりました。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、32百万円であります。
なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。