当第2四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。なお、新型コロナウイルス感染症拡大による当社グループ事業への影響については、今後の推移を注視してまいります。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
①経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間における我が国経済は、昨年から続く新型コロナ感染症拡大の影響が長期化する中で、政府による緊急事態宣言の発出や、まん延防止等重点措置が広い範囲で断続的に適用されました。また、経済活動の制限や個人消費の低迷により、先行き不透明な状況が続きましたが、新型コロナウイルスワクチン接種が世界的に進んだことにより、一部地域では世界経済への回復期待が高まり、その影響により日本国内の鉱工業生産は、コロナショック以前に近い水準まで回復し、原油や非鉄金属といった資源価格も回復してまいりました。
こうした経済情勢下、当社グループの主力事業である工場廃液を中心とした産業廃棄物の処理業は、国内鉱工業生産の回復とともに受注量・工場稼働率は昨年夏より上昇傾向となりました。また、原油価格の上昇に伴い、リサイクル燃料の販売価格も徐々に上昇し、採算は改善され、増収増益となりました。しかし、緊急事態宣言の影響等により、メンテナンス案件等の延期や、半導体不足による自動車生産の落ち込み等、引続きコロナ前の事業環境には完全には回復できない状況が続きました。このような事業環境ではありましたが、継続的な営業活動と原価削減により、増収増益を確保し、利益面では第2四半期ベースで過去最高益を確保いたしました。
株式会社ダイセキ環境ソリューションが手掛ける土壌汚染処理関連事業は、引続き土壌汚染の処理単価が低迷し、採算が改善されない状況が続きましたが、営業活動に関しては前年同期とは異なり、コロナの影響はほぼ解消され、積極的な営業活動が可能となりました。その結果、大型インフラ整備関連事業の獲得や複数の工事案件の完工等、川上営業に力を入れ、売上よりも利益率重視の営業活動により利益率は上昇し、増収・増益を確保いたしました。
株式会社ダイセキMCRが手掛ける鉛リサイクル事業は、順調な生産、及び鉛価格の上昇により、採算は大きく改善し、大幅な増収増益となりました。
システム機工株式会社が手掛ける大型タンク等の洗浄事業は、引続きほぼ100%の稼働状況が続いておりますが、工事完了による売上計上時期が下期に集中することとなり、当第2四半期連結累計期間は、売上・利益ともに計画を若干下回りました。しかしながら、受注状況は順調であり、通期での計画達成は問題ない状況です。
以上の結果、当第2四半期連結累計期間の業績は、売上高29,041百万円(前年同四半期比12.2%増)、営業利益6,829百万円(同36.8%増)、経常利益6,904百万円(同34.3%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益4,318百万円(同37.7%増)と増収増益を確保し、いずれも過去最高の業績となりました。
当社グループは、環境関連事業から構成される単一セグメントであるため、セグメントごとの記載を省略しております。
②財政状態の状況
当第2四半期連結会計期間末の総資産は99,143百万円と前連結会計年度末に比べ3,387百万円増加いたしました。これは主に受取手形及び売掛金が1,659百万円、長期預金が1,500百万円それぞれ増加したこと等によります。負債は14,792百万円と前連結会計年度末に比べ247百万円減少いたしました。これは主に未払法人税等が467百万円増加したものの、長期借入金が396百万円、短期借入金が250百万円それぞれ減少したこと等によります。純資産は84,351百万円と前連結会計年度末に比べ3,634百万円増加いたしました。これは主に利益獲得等により利益剰余金が3,119百万円増加したこと等によるものであります。
(2)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べ164百万円増加し33,827百万円となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における営業活動によるキャッシュ・フローは、主に法人税等の支払額1,727百万円、売上債権の増加額1,653百万円等があったものの、税金等調整前四半期純利益6,888百万円、減価償却費1,149百万円、たな卸資産の減少額176百万円等により、総額では5,012百万円(前年同四半期比10.1%増)の収入となりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における投資活動によるキャッシュ・フローは、主に有形固定資産の取得による支出1,668百万円、定期預金の預入による支出1,538百万円等により、総額では2,895百万円(同58.4%増)の支出となりました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における財務活動によるキャッシュ・フローは、主に配当金の支払額1,198百万円、長期借入金の返済による支出405百万円、短期借入金の純減額250百万円等により、総額では1,952百万円(同4.8%減)の支出となりました。
(3)経営方針・経営戦略等
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、53百万円であります。
なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。