当第3四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。
また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社および当社の子会社)が判断したものであります。
(1)財政状態および経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の影響により、依然として厳しい状況で推移しました。
当社グループをとりまく事業環境におきましても、社会経済活動の停滞を背景とした企業によるプロモーション活動の見送りや感染防止のためのイベント開催自粛などの影響が続いておりますが、当社の中核事業である「ダイレクトコミュニケーション」の領域では、在宅消費の機会を捉えたダイレクトメールの利用に回復も見られました。また、自治体等によるコロナ対策の実施や夏期の国際的スポーツイベントの開催などが新たなサービス提供の機会となりました。
このようななか当社グループは、2023年3月期までの「中期経営計画」に基づき、中核事業であるダイレクトメールと物流、セールスプロモーション、イベントの各事業および新たな関連分野のサービスを通して、「顧客企業と生活者のよい関係づくりをトータルサポート」することを目指し、企業価値の一層の向上に努めております。
この結果、当社グループの当第3四半期連結累計期間の売上高は、207億99百万円(前年同期比10.9%増)、営業利益は、11億86百万円(同24.7%増)となりました。経常利益は、営業外収益が22百万円(同7.8%減)、営業外費用が1百万円(同29.0%減)となった結果、12億6百万円(同24.1%増)となりました。親会社株主に帰属する四半期純利益は、7億58百万円(同12.7%増)となりました。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
①ダイレクトメール事業
既存顧客の取引窓口の拡大や新規受注を促進した結果、いちはやく経済活動を再開したDM案件の取扱いが伸びたことにより、売上高は169億87百万円(同4.2%増)、セグメント利益は13億37百万円(同0.8%減)となりました。
②物流事業
物流サービスの新規受注に注力した結果、大型通販出荷案件の獲得などにより、売上高は19億79百万円(同13.1%増)と増収になりました。セグメント利益は不採算案件の解消と業務効率向上による作業人件費の抑制が奏功し、38百万円(前年同期セグメント損失23百万円)とプラスに転じました。
③セールスプロモーション事業
コールセンターやバックオフィス機能を活かした各種販促支援業務に注力した結果、一部大型案件の業務終了の影響があったものの、新型コロナ関連の経済対策やワクチン接種事務局運営業務等の受注により、売上高は4億83百万円(同5.1%増)、これによる業務部門の稼働率向上により、セグメント利益は1億28百万円(同42.7%増)と大幅な増益になりました。
④イベント事業
夏期の国際的スポーツイベント関連業務や新型コロナワクチン接種会場の運営業務に注力した結果、売上高は12億60百万円(同722.3%増)と大幅な増収になりました。セグメント利益はイベント企画・運営のノウハウを活かした高付加価値サービスが奏功し、1億37百万円(前年同期セグメント損失35百万円)と大きくプラスに転じました。
⑤賃貸事業
千代田小川町クロスタビル(東京都千代田区)等の売上高は全体で85百万円(同0.6%増)、セグメント利益は44百万円(同3.2%増)になりました。
また、当第3四半期連結会計期間における財政状態の概況は次のとおりであります。
・資産
流動資産は、前連結会計年度末に比べて主に現金及び預金が2億81百万円減少しましたが、売上債権が1億66百万円、電子記録債権が4億19百万円、仕掛品が3億16百万円それぞれ増加したことにより、全体として100億16
百万円(前連結会計年度末比6億90百万円増)となりました。
固定資産は、前連結会計年度末に比べて主に有形固定資産、無形固定資産および投資不動産が1億81百万円、繰延税金資産が37百万円それぞれ減少したことにより、全体として83億62百万円(同2億20百万円減)となりました。
その結果、資産合計では、183億79百万円(同4億69百万円増)となりました。
・負債
流動負債は、前連結会計年度末に比べて主にその他の流動負債が1億73百万円増加しましたが、未払法人税等が1億15百万円、賞与引当金が1億10百万円それぞれ減少したことにより、全体として36億90百万円(同38百万円減)となりました。
固定負債は、前連結会計年度末に比べて主に長期借入金が1億円、長期リース債務が38百万円、その他の固定負債が43百万円それぞれ減少したことにより、全体として5億14百万円(同1億57百万円減)となりました。
その結果、負債合計では、42億4百万円(同1億95百万円減)となりました。
・純資産
純資産は、主に利益剰余金では親会社株主に帰属する四半期純利益7億58百万円の計上と配当1億28百万円を支払ったことにより、差し引きで前連結会計年度末に比べて6億29百万円の増加となりました。そのほか、資本剰余金が19百万円、その他有価証券評価差額金が10百万円(税効果分は除く)それぞれ増加したことにより、全体として141億74百万円(同6億65百万円増)となりました。
(2)経営方針・経営戦略等
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(3)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
該当事項はありません。
(5)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定または締結等はありません。