第5【経理の状況】

1 財務諸表の作成方法について

 当社の財務諸表は、「財務諸表等の用語、様式及び作成方法に関する規則」(1963年大蔵省令第59号)に基づいて作成しております。

 

2 監査証明について

 当社は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、事業年度(2024年3月1日から2025年2月28日まで)の財務諸表について、監査法人かごしま会計プロフェッションにより監査を受けております。

 

3 連結財務諸表について

 当社は子会社がありませんので、連結財務諸表を作成しておりません。

 

4 財務諸表等の適正性を確保するための特段の取組みについて

 当社は、財務諸表等の適正性を確保するための特段の取組みを行っております。具体的には、会計基準等の内容を適切に把握し、会計基準等の変更等について的確に対応することができる体制を整備するため、公益財団法人財務会計基準機構へ加入し、当該財団、監査法人並びにその他団体が主催する研修・セミナーに随時参加し、会計専門書の定期購読を行っております。

 

1【財務諸表等】

(1)【財務諸表】

①【貸借対照表】

 

 

 

(単位:千円)

 

前事業年度

(2024年2月29日)

当事業年度

(2025年2月28日)

資産の部

 

 

流動資産

 

 

現金及び預金

960,451

769,790

営業未収入金及び契約資産

13,463

16,175

有価証券

2,830

22,592

教材

36,452

34,713

貯蔵品

952

1,002

前払費用

73,293

70,377

その他

1,994

1,933

貸倒引当金

110

120

流動資産合計

1,089,327

916,466

固定資産

 

 

有形固定資産

 

 

建物

※1 5,383,620

※1 5,386,458

減価償却累計額

3,565,537

3,613,780

建物(純額)

1,818,082

1,772,678

構築物

253,419

246,928

減価償却累計額

230,776

226,560

構築物(純額)

22,643

20,368

工具、器具及び備品

290,289

286,861

減価償却累計額

258,522

258,707

工具、器具及び備品(純額)

31,766

28,153

土地

※1 3,065,994

※1 3,068,808

リース資産

38,064

37,464

減価償却累計額

29,293

30,215

リース資産(純額)

8,771

7,249

建設仮勘定

1,921

有形固定資産合計

4,947,258

4,899,179

無形固定資産

 

 

借地権

1,379

1,379

電話加入権

148

148

ソフトウエア

47,223

20,564

リース資産

14,544

20,616

無形固定資産合計

63,296

42,709

投資その他の資産

 

 

投資有価証券

234,637

143,700

長期前払費用

14,438

8,929

繰延税金資産

350,397

403,756

投資不動産(純額)

※1,※2 295,076

※1,※2 389,040

保険積立金

7,340

7,340

敷金及び保証金

114,933

114,184

投資その他の資産合計

1,016,822

1,066,951

固定資産合計

6,027,377

6,008,840

資産合計

7,116,704

6,925,306

 

 

 

 

(単位:千円)

 

前事業年度

(2024年2月29日)

当事業年度

(2025年2月28日)

負債の部

 

 

流動負債

 

 

買掛金

25,057

38,672

1年内返済予定の長期借入金

※1 618,578

※1 566,880

リース債務

10,656

10,226

未払金

72,221

79,357

未払費用

52,078

50,076

未払法人税等

71,124

39,385

未払消費税等

50,718

37,653

契約負債

134,316

115,552

預り金

24,020

24,860

前受収益

2,091

1,720

賞与引当金

60,773

58,836

ポイント引当金

22,202

19,726

資産除去債務

3,057

6,328

その他

42,104

50,146

流動負債合計

1,189,000

1,099,421

固定負債

 

 

長期借入金

※1 1,186,730

※1 1,094,139

リース債務

16,384

20,482

退職給付引当金

876,152

838,761

株式給付引当金

96,855

103,166

長期未払金

87,282

87,282

長期預り敷金保証金

19,010

18,410

資産除去債務

89,657

その他

6,133

3,404

固定負債合計

2,288,548

2,255,303

負債合計

3,477,549

3,354,725

純資産の部

 

 

株主資本

 

 

資本金

990,750

990,750

資本剰余金

 

 

資本準備金

971,690

971,690

資本剰余金合計

971,690

971,690

利益剰余金

 

 

利益準備金

107,802

107,802

その他利益剰余金

 

 

別途積立金

1,153,000

1,153,000

繰越利益剰余金

854,553

837,258

利益剰余金合計

2,115,356

2,098,060

自己株式

517,622

516,242

株主資本合計

3,560,174

3,544,258

評価・換算差額等

 

 

その他有価証券評価差額金

78,981

26,322

評価・換算差額等合計

78,981

26,322

純資産合計

3,639,155

3,570,581

負債純資産合計

7,116,704

6,925,306

 

②【損益計算書】

 

 

 

(単位:千円)

 

前事業年度

(自 2023年3月1日

 至 2024年2月29日)

当事業年度

(自 2024年3月1日

 至 2025年2月28日)

売上高

※1 3,530,937

※1 3,450,884

売上原価

2,823,460

2,811,100

売上総利益

707,477

639,783

販売費及び一般管理費

 

 

広告宣伝費

160,585

153,660

役員報酬

104,700

105,600

給料及び手当

89,773

86,734

賞与

18,188

17,592

貸倒引当金繰入額

214

151

賞与引当金繰入額

5,963

5,265

退職給付費用

6,244

4,133

法定福利費

23,065

21,628

福利厚生費

2,166

2,306

保険料

1,449

1,455

消耗品費

1,934

2,228

租税公課

36,356

35,697

減価償却費

12,716

12,992

支払手数料

31,661

27,923

その他

68,534

68,469

販売費及び一般管理費合計

563,125

545,839

営業利益

144,352

93,944

営業外収益

 

 

受取利息

5

263

有価証券利息

309

357

受取配当金

2,766

3,394

受取家賃

16,314

14,424

受取手数料

9,610

10,011

その他

2,153

1,449

営業外収益合計

31,161

29,900

営業外費用

 

 

支払利息

5,289

7,087

社債関係費

203

租税公課

4,074

4,259

減価償却費

4,803

4,173

その他

143

838

営業外費用合計

14,514

16,359

経常利益

160,998

107,486

 

 

 

 

(単位:千円)

 

前事業年度

(自 2023年3月1日

 至 2024年2月29日)

当事業年度

(自 2024年3月1日

 至 2025年2月28日)

特別利益

 

 

受取保険金

※4 1,250

固定資産売却益

※6 6,943

投資有価証券償還益

927

特別利益合計

1,250

7,870

特別損失

 

 

固定資産除却損

※2 4,666

※2 2,334

減損損失

※3 52,515

※3 47,318

災害による損失

※4 1,137

補助金返還損

3,374

和解金

※5 2,146

特別損失合計

58,318

55,173

税引前当期純利益

103,930

60,183

法人税、住民税及び事業税

63,673

32,529

法人税等調整額

4,232

30,250

法人税等合計

67,906

2,278

当期純利益

36,024

57,904

 

【売上原価明細書】

 

 

前事業年度

(自 2023年3月1日

至 2024年2月29日)

当事業年度

(自 2024年3月1日

至 2025年2月28日)

区分

注記

番号

金額(千円)

構成比

(%)

金額(千円)

構成比

(%)

Ⅰ 人件費

 

 

 

 

 

 

 

1 給与手当

 

1,289,311

 

 

1,281,186

 

 

2 賞与

 

182,086

 

 

172,523

 

 

3 賞与引当金繰入額

 

54,810

 

 

53,570

 

 

4 退職給付費用

 

53,596

 

 

40,763

 

 

5 その他

 

241,220

1,821,025

64.5

231,804

1,779,849

63.3

Ⅱ 教材費

 

 

133,603

4.7

 

130,052

4.6

Ⅲ 経費

 

 

 

 

 

 

 

1 水道光熱費

 

60,922

 

 

81,826

 

 

2 租税公課

 

55,397

 

 

55,390

 

 

3 消耗品費

 

69,394

 

 

63,276

 

 

4 減価償却費

 

144,198

 

 

143,814

 

 

5 地代家賃

 

187,682

 

 

187,530

 

 

6 その他

 

351,235

868,830

30.8

369,360

901,198

32.1

売上原価

 

 

2,823,460

100.0

 

2,811,100

100.0

 

 

 

 

 

 

 

 

(注)

前事業年度

(自 2023年3月1日

至 2024年2月29日)

当事業年度

(自 2024年3月1日

至 2025年2月28日)

 売上原価は、教室運営に関し直接発生した費用ならびに事業推進担当、模試教材担当、教務指導担当、教務事務担当の費用を計上しております。

 売上原価は、教室運営に関し直接発生した費用ならびに事業推進担当、模試教材担当、教務指導担当、教務事務担当の費用を計上しております。

 

③【株主資本等変動計算書】

前事業年度(自 2023年3月1日 至 2024年2月29日)

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:千円)

 

株主資本

 

資本金

資本剰余金

利益剰余金

自己株式

株主資本合計

 

資本準備金

資本剰余金合計

利益準備金

その他利益剰余金

利益剰余金合計

 

別途積立金

繰越利益剰余金

当期首残高

990,750

971,690

971,690

107,802

1,153,000

893,744

2,154,547

516,811

3,600,175

当期変動額

 

 

 

 

 

 

 

 

 

剰余金の配当

 

 

 

 

 

75,215

75,215

 

75,215

当期純利益

 

 

 

 

 

36,024

36,024

 

36,024

自己株式の取得

 

 

 

 

 

 

 

810

810

自己株式の処分

 

 

 

 

 

 

 

 

 

株主資本以外の項目の当期変動額(純額)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

当期変動額合計

39,190

39,190

810

40,001

当期末残高

990,750

971,690

971,690

107,802

1,153,000

854,553

2,115,356

517,622

3,560,174

 

 

 

 

 

 

評価・換算差額等

純資産合計

 

その他有価証券評価差額金

評価・換算差額等合計

当期首残高

3,517

3,517

3,603,693

当期変動額

 

 

 

剰余金の配当

 

 

75,215

当期純利益

 

 

36,024

自己株式の取得

 

 

810

自己株式の処分

 

 

 

株主資本以外の項目の当期変動額(純額)

75,463

75,463

75,463

当期変動額合計

75,463

75,463

35,462

当期末残高

78,981

78,981

3,639,155

 

当事業年度(自 2024年3月1日 至 2025年2月28日)

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:千円)

 

株主資本

 

資本金

資本剰余金

利益剰余金

自己株式

株主資本合計

 

資本準備金

資本剰余金合計

利益準備金

その他利益剰余金

利益剰余金合計

 

別途積立金

繰越利益剰余金

当期首残高

990,750

971,690

971,690

107,802

1,153,000

854,553

2,115,356

517,622

3,560,174

当期変動額

 

 

 

 

 

 

 

 

 

剰余金の配当

 

 

 

 

 

75,199

75,199

 

75,199

当期純利益

 

 

 

 

 

57,904

57,904

 

57,904

自己株式の取得

 

 

 

 

 

 

 

882

882

自己株式の処分

 

 

 

 

 

 

 

2,262

2,262

株主資本以外の項目の当期変動額(純額)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

当期変動額合計

17,295

17,295

1,379

15,915

当期末残高

990,750

971,690

971,690

107,802

1,153,000

837,258

2,098,060

516,242

3,544,258

 

 

 

 

 

 

評価・換算差額等

純資産合計

 

その他有価証券評価差額金

評価・換算差額等合計

当期首残高

78,981

78,981

3,639,155

当期変動額

 

 

 

剰余金の配当

 

 

75,199

当期純利益

 

 

57,904

自己株式の取得

 

 

882

自己株式の処分

 

 

2,262

株主資本以外の項目の当期変動額(純額)

52,658

52,658

52,658

当期変動額合計

52,658

52,658

68,574

当期末残高

26,322

26,322

3,570,581

 

④【キャッシュ・フロー計算書】

 

 

(単位:千円)

 

前事業年度

(自 2023年3月1日

至 2024年2月29日)

当事業年度

(自 2024年3月1日

至 2025年2月28日)

営業活動によるキャッシュ・フロー

 

 

税引前当期純利益

103,930

60,183

減価償却費

161,718

160,981

減損損失

52,515

47,318

退職給付引当金の増減額(△は減少)

18,725

37,391

ポイント引当金の増減額(△は減少)

4,272

2,475

株式給付引当金の増減額(△は減少)

10,307

8,572

賞与引当金の増減額(△は減少)

20,746

1,937

受取利息及び受取配当金

2,772

3,657

支払利息

5,289

7,087

有価証券利息

309

357

有形固定資産除却損

4,666

2,334

固定資産売却益

6,943

投資有価証券償還損益(△は益)

927

受取保険金

1,250

災害による損失

1,137

売上債権及び契約資産の増減額(△は増加)

4,979

2,712

棚卸資産の増減額(△は増加)

5,502

1,688

仕入債務の増減額(△は減少)

1,000

13,615

未払消費税等の増減額(△は減少)

34,742

13,065

未払金の増減額(△は減少)

10,029

8,041

契約負債の増減額(△は減少)

23,924

18,764

その他

8,440

6,736

小計

332,771

228,326

利息及び配当金の受取額

3,082

4,015

利息の支払額

5,414

7,165

保険金の受取額

1,250

災害による損失の支払額

1,137

法人税等の支払額

49,349

63,370

営業活動によるキャッシュ・フロー

281,202

161,805

投資活動によるキャッシュ・フロー

 

 

有形固定資産の取得による支出

98,549

68,853

有形固定資産の売却による収入

53,823

投資有価証券の取得による支出

3,597

3,597

投資有価証券の償還による収入

10,000

2,913

無形固定資産の取得による支出

5,470

2,605

資産除去債務の履行による支出

3,144

投資不動産の取得による支出

95,831

投資活動によるキャッシュ・フロー

97,616

117,295

財務活動によるキャッシュ・フロー

 

 

長期借入れによる収入

1,100,000

500,000

長期借入金の返済による支出

657,669

644,289

リース債務の返済による支出

11,633

11,817

社債の償還による支出

50,000

自己株式の取得による支出

810

882

配当金の支払額

75,077

75,200

財務活動によるキャッシュ・フロー

304,810

232,189

現金及び現金同等物に係る換算差額

2

62

現金及び現金同等物の増減額(△は減少)

488,398

187,740

現金及び現金同等物の期首残高

472,086

960,485

現金及び現金同等物の期末残高

※1 960,485

※1 772,745

 

【注記事項】
(重要な会計方針)

1 有価証券の評価基準及び評価方法

その他有価証券

市場価格のない株式等以外のもの

 時価法(評価差額は全部純資産直入法により処理し、売却原価は移動平均法により算定)

市場価格のない株式等

 移動平均法による原価法

2 棚卸資産の評価基準及び評価方法

教材

総平均法による原価法

貸借対照表価額については収益性の低下に基づく簿価切下げの方法により算定

貯蔵品

個別法による原価法

貸借対照表価額については収益性の低下に基づく簿価切下げの方法により算定

3 固定資産の減価償却の方法

有形固定資産(リース資産を除く)

 建物(建物附属設備を含む)は定額法、その他の有形固定資産については定率法

 ただし、2016年4月1日以降に取得した構築物については定額法を採用しております。

 なお、主な耐用年数は次のとおりであります。

建物        16~49年

構築物        2~45年

工具、器具及び備品 2~20年

無形固定資産(リース資産を除く)

定額法

 なお、自社利用のソフトウェアについては、社内における利用可能期間(5年)に基づいております。

リース資産

 所有権移転外ファイナンス・リース取引に係るリース資産

 リース期間を耐用年数とし、残存価額を零とする定額法

長期前払費用:定額法

投資不動産 :建物(建物附属設備を含む)は定額法、その他の投資不動産については定率法

ただし、2016年4月1日以降に取得した構築物については定額法を採用しております。

4 引当金の計上基準

(1)貸倒引当金

 債権の貸倒による損失に備えるため、一般債権については貸倒実績率により、貸倒懸念債権等特定の債権については個別に回収可能性を勘案し、回収不能見込額を計上しております。

(2)賞与引当金

 従業員の賞与支給に充てるため、支給見込額に基づき計上しております。

(3)ポイント引当金

 生徒に付与したポイントの将来の使用に備えるため、当事業年度末における将来使用見込額を計上しております。

(4)退職給付引当金

 従業員の退職給付に備えるため、当事業年度末における退職給付債務の見込額に基づき計上しております。

①退職給付見込額の期間帰属方法

退職給付債務の算定にあたり、退職給付見込額を当事業年度末までの期間に帰属させる方法については、期間定額基準によっております。

②数理計算上の差異及び過去勤務費用の費用処理方法

数理計算上の差異については、各事業年度の発生時における従業員の平均残存勤務期間以内の一定の年数(5年)による定額法により按分した額をそれぞれ発生の翌事業年度から費用処理しております。

過去勤務費用については、その発生時における従業員の平均残存勤務期間以内の一定の年数(5年)による定額法により費用処理しております。

(5)株式給付引当金

 株式給付規程に基づく従業員への当社株式の給付に備えるため、当事業年度末における株式給付債務の見込額に基づき計上しております。

 

5 収益及び費用の計上基準

 当社は、学習塾事業を主たる事業としております。顧客との契約から生じる収益に関する主要な事業における主な履行義務及び当該履行義務を充足する通常の時点(収益を認識する通常の時点)は以下のとおりであります。

(1)学費収入、特訓収入、合宿収入及びテスト収入

 学費収入、特訓収入、合宿収入及びテスト収入については、顧客に教育サービスを提供した時点で収益を認識しております。

(2)教材売上

 教材売上については、顧客に教材を引き渡した時点で収益を認識しております。

(3)入学金収入

 入学金収入については、契約における履行義務の充足に係る進捗度を見積り、当該進捗度に基づき収益を一定期間にわたり認識しております。

 

6 キャッシュ・フロー計算書における資金の範囲

 キャッシュ・フロー計算書における資金(現金及び現金同等物)は、手許現金、随時引き出し可能な預金及び容易に換金可能であり、かつ、価値の変動について僅少なリスクしか負わない取得日から3ヵ月以内に償還期限の到来する短期投資からなっております。

 

(重要な会計上の見積り)

1 固定資産の減損損失

(1)当事業年度の財務諸表に計上した額

 

前事業年度

当事業年度

有形固定資産

4,947,258千円

4,899,179千円

無形固定資産

63,296

42,709

投資不動産

295,076

389,040

減損損失

52,515

47,318

 

(2)識別した項目に係る重要な会計上の見積りの内容に関する情報

①算出方法

当社は、キャッシュ・フローを生み出す最小単位である教室を基本単位として、また当社が保有する遊休資産については物件単位毎にグルーピングしており、本社及び福利厚生施設については、独立したキャッシュ・フローを生み出さないことから共用資産としております。

固定資産の時価が著しく下落した場合、または営業活動から生じる損益が連続してマイナスである場合等において減損の兆候として識別しております。減損の兆候のある資産については割引前将来キャッシュ・フローを見積り、その総額が帳簿価額を下回る場合、帳簿価額を正味売却価額と使用価値のいずれか高い方である「回収可能価額」まで減額することにより減損損失として計上しております。

当事業年度において、(損益計算書関係)※3 減損損失に記載のとおり、帳簿価額が回収可能価額を下回る資産について、減損損失47,318千円を計上しております。

 

②主要な仮定

割引前将来キャッシュ・フローの見積りは、各教室の過年度の実績を基礎として、これまでの業績の趨勢や、個別の教室における今後の事業戦略等も踏まえて行っております。

 

③翌事業年度の財務諸表に与える影響

これらの見積りにおいて用いられた前提条件に合理的であると判断しておりますが、事業環境の悪化等により見直しが必要になった場合、翌事業年度以降において、固定資産の減損損失が発生する可能性があります。

 

2 繰延税金資産の回収可能性

(1)当事業年度の財務諸表に計上した金額

 

前事業年度

当事業年度

繰延税金資産

350,397千円

403,756千円

 

(2)識別した項目に係る重要な会計上の見積りの内容に関する情報

①算出方法

当社は、「繰延税金資産の回収可能性に関する適用指針」(企業会計基準適用指針第26号)に従って過去の税務上の欠損金の発生状況及び将来の課税所得の見積りにより企業分類を判定し、一時差異等の解消年度のスケジューリングを行い、回収可能と見込まれる金額について繰延税金資産を計上しております。

 

②主要な仮定

将来の課税所得の見積りにつきましては、翌事業年度以降の予算を基礎としており、当該予算の算定に当たっては、過去の実績に将来予測を加味して作成しております。

 

③翌事業年度の財務諸表に与える影響

将来の課税所得の見積りにつきましては、入手可能な情報に基づいて算出しておりますが、見積りや仮定には不確実性があり、事業計画や経済状況の変化により、見積りの前提とした条件や仮定に変化が生じた場合、翌事業年度以降において、財務諸表に重要な影響を与える可能性があります。

 

(会計方針の変更)

該当事項はありません。

 

(未適用の会計基準等)

・「リースに関する会計基準」(企業会計基準第34号2024年9月13日 企業会計基準委員会)

・「リースに関する会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第33号2024年9月13日 企業会計基準委員会)等

 

(1)概要

企業会計基準委員会において、日本基準を国際的に整合性のあるものとする取組みの一環として、借手の全てのリースについて資産及び負債を認識するリースに関する会計基準の開発に向けて、国際的な会計基準を踏まえた検討が行われ、基本的な方針として、IFRS第16号の単一の会計処理モデルを基礎とするものの、IFRS第16号の全ての定めを採り入れるのではなく、主要な定めのみを採り入れることにより、簡素で利便性が高く、かつ、IFRS第16号の定めを個別財務諸表に用いても、基本的に修正が不要となることを目指したリース会計基準等が公表されました。

借手の会計処理として、借手のリースの費用配分の方法については、IFRS第16号と同様に、リースがファイナンス・リースであるかオペレーティング・リースであるかにかかわらず、全てのリースについて使用権資産に係る減価償却費及びリース負債に係る利息相当額を計上する単一の会計処理モデルが適用されます。

 

(2)適用予定日

2029年2月期の期首から適用します。

 

(3)当該会計基準等の適用による影響

「リースに関する会計基準」等の適用による財務諸表に与える影響額については、現時点で評価中であります。

 

(会計上の見積りの変更)

資産除去債務の見積りの変更

当社は、不動産賃借契約に基づき使用する教室等については、退去時における原状回復に係る債務を有しておりますが、当該債務に関する賃借資産の使用期限が明確でなかったことから、資産除去債務を合理的に見積ることが出来ず、当該債務に見合う資産除去債務を計上しておりませんでした。

当事業年度において、直近の移転に伴う新たな情報の入手により、賃借資産の平均的入居年数を合理的に見積ることが可能となったため、資産除去債務残高が89,657千円増加しております。

なお、当該見積りの変更により、当事業年度の営業利益及び経常利益は460千円減少し、税引前当期純利益は26,518千円減少しております。

 

(貸借対照表関係)

※1 担保提供資産

 債務の担保に供している資産は次のとおりであります。

 

前事業年度

(2024年2月29日)

当事業年度

(2025年2月28日)

建物

953,654千円

875,357千円

土地

1,905,926

1,840,096

投資不動産

294,923

293,231

合計

3,154,505

3,008,685

 

 上記に対応する債務は次のとおりであります。

 

前事業年度

(2024年2月29日)

当事業年度

(2025年2月28日)

1年内返済予定の長期借入金

518,618千円

466,920千円

長期借入金

836,684

844,053

合計

1,355,302

1,310,973

 

※2 投資不動産の減価償却累計額

前事業年度

(2024年2月29日)

当事業年度

(2025年2月28日)

44,520千円

46,387千円

 

 3 当座貸越契約

 当社は効率的な資金調達を行うために取引銀行と当座貸越契約を締結しております。これらの契約に基づく借入未実行残高は以下のとおりです。

 

前事業年度

(2024年2月29日)

当事業年度

(2025年2月28日)

当座貸越極度額

700,000千円

700,000千円

借入実行残高

差引額

700,000

700,000

 

(損益計算書関係)

※1 顧客との契約から生じる収益

 売上高については、顧客との契約から生じる収益及びそれ以外の収益を区分して記載しておりません。顧客との契約から生じる収益の金額は、財務諸表「注記事項(収益認識関係) 1.顧客との契約から生じる収益を分解した情報」に記載しております。

 

※2 固定資産除却損の内訳は次のとおりであります。

前事業年度

(自 2023年3月1日

至 2024年2月29日)

当事業年度

(自 2024年3月1日

至 2025年2月28日)

建物

-千円

 

0千円

構築物

0

 

0

器具、器具及び備品

0

 

0

撤去費用

4,666

 

2,334

合計

4,666

 

2,334

 

※3 減損損失

 当社は以下の資産グループについて減損損失を計上しました。

前事業年度(自 2023年3月1日 至 2024年2月29日)

場所

用途

建物等

土地

合計(千円)

鹿児島市外地区

教室

680

45,053

45,734

宮崎地区

教室

433

433

沖縄地区

教室

6,347

6,347

合計

7,028

45,486

52,515

 当社は、キャッシュ・フローを生みだす最小単位である教室を基本単位として、また遊休資産等については物件単位毎にグルーピングしております。

 地価の下落及び営業活動から生じる損益が継続してマイナスである教室及び遊休資産等について、帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該減少額を減損損失(52,515千円)として特別損失に計上いたしました。

 なお、当資産グループの回収可能価額は正味売却価額または使用価値により測定しており、正味売却価額については不動産鑑定士による鑑定評価額等により評価し、使用価値については将来キャッシュ・フローを3.3%で割り引いて計算しております。

 

当事業年度(自 2024年3月1日 至 2025年2月28日)

場所

用途

建物等

土地

合計(千円)

鹿児島市内地区

教室

5,412

5,412

鹿児島市外地区

教室

3,626

1,701

5,327

宮崎地区

教室

5,089

13,602

18,691

熊本地区

教室

1,325

1,325

福岡地区

教室

4,203

4,203

沖縄地区

教室

12,359

12,359

合計

32,015

15,303

47,318

 当社は、キャッシュ・フローを生みだす最小単位である教室を基本単位として、また遊休資産等については物件単位毎にグルーピングしております。

 地価の下落及び営業活動から生じる損益が継続してマイナスである教室及び遊休資産等について、帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該減少額を減損損失(47,318千円)として特別損失に計上いたしました。

 なお、当資産グループの回収可能価額は正味売却価額または使用価値により測定しており、正味売却価額については不動産鑑定士による鑑定評価額等により評価し、使用価値については将来キャッシュ・フローを3.3%で割り引いて計算しております。

 

※4 受取保険金及び災害による損失

前事業年度(自 2023年3月1日 至 2024年2月29日)

 2023年8月の台風6号被害による損失額は特別損失に計上し、受取保険金は特別利益に計上しております。

 

当事業年度(自 2024年3月1日 至 2025年2月28日)

 該当事項はありません。

 

※5 和解金

前事業年度(自 2023年3月1日 至 2024年2月29日)

 該当事項はありません。

 

当事業年度(自 2024年3月1日 至 2025年2月28日)

 元従業員との係争に関し発生した和解金であります。

 

※6 固定資産売却益の内訳は次のとおりであります。

前事業年度

(自 2023年3月1日

至 2024年2月29日)

当事業年度

(自 2024年3月1日

至 2025年2月28日)

建物

-千円

 

4,722千円

土地

 

2,221

合計

 

6,943

 

 

(株主資本等変動計算書関係)

前事業年度(自 2023年3月1日 至 2024年2月29日)

1.発行済株式の種類及び総数並びに自己株式の種類及び株式数に関する事項

 

当事業年度期首株式数(株)

当事業年度増加株式数(株)

当事業年度減少株式数(株)

当事業年度末株式数

(株)

発行済株式

 

 

 

 

普通株式

693,576

693,576

合計

693,576

693,576

自己株式

 

 

 

 

普通株式

102,777

133

102,910

合計

102,777

133

102,910

(注)1 当事業年度増加株式数の主な内訳は以下のとおりであります。

単元未満株式の買取      133株

2 自己株式の株式数にはESOP信託口が保有する当社株式(当事業年度末36,000株)が含まれております。

 

2.配当に関する事項

(1)配当金支払額

 

(決議)

株式の種類

配当金の総額

(千円)

1株当たり配当額

(円)

基準日

効力発生日

2023年5月25日

定時株主総会

普通株式

75,215

120

2023年2月28日

2023年5月26日

(注)2023年5月25日定時株主総会の決議に基づく配当金の総額にはESOP信託口が保有する当社の株式に対する配当金4,320千円が含まれております。

 

(2)基準日が当事業年度に属する配当のうち、配当の効力発生日が翌事業年度となるもの

 

(決議)

株式の種類

配当金の総額

(千円)

配当の原資

1株当たり配当額(円)

基準日

効力発生日

2024年5月24日

定時株主総会

普通株式

75,199

利益剰余金

120

2024年2月29日

2024年5月27日

(注)2024年5月24日定時株主総会の決議に基づく配当金の総額にはESOP信託口が保有する当社の株式に対する配当金4,320千円が含まれております。

 

 

当事業年度(自 2024年3月1日 至 2025年2月28日)

1.発行済株式の種類及び総数並びに自己株式の種類及び株式数に関する事項

 

当事業年度期首株式数(株)

当事業年度増加株式数(株)

当事業年度減少株式数(株)

当事業年度末株式数

(株)

発行済株式

 

 

 

 

普通株式

693,576

693,576

合計

693,576

693,576

自己株式

 

 

 

 

普通株式

102,910

122

600

102,432

合計

102,910

122

600

102,432

(注)1 当事業年度増加株式数の主な内訳は以下のとおりであります。

単元未満株式の買取      122株

2 当事業年度減少株式数の主な内訳は以下のとおりであります。

株式給付信託(J-ESOP)に基づく従業員への給付      600株

3 自己株式の株式数にはESOP信託口が保有する当社株式(当事業年度末35,400株)が含まれております。

 

2.配当に関する事項

(1)配当金支払額

 

(決議)

株式の種類

配当金の総額

(千円)

1株当たり配当額

(円)

基準日

効力発生日

2024年5月24日

定時株主総会

普通株式

75,199

120

2024年2月29日

2024年5月27日

(注)2024年5月24日定時株主総会の決議に基づく配当金の総額にはESOP信託口が保有する当社の株式に対する配当金4,320千円が含まれております。

 

(2)基準日が当事業年度に属する配当のうち、配当の効力発生日が翌事業年度となるもの

 

(決議)

株式の種類

配当金の総額

(千円)

配当の原資

1株当たり配当額(円)

基準日

効力発生日

2025年5月27日

定時株主総会

普通株式

75,185

利益剰余金

120

2025年2月28日

2025年5月28日

(注)2025年5月27日定時株主総会の決議に基づく配当金の総額にはESOP信託口が保有する当社の株式に対する配当金4,248千円が含まれております。

 

(キャッシュ・フロー計算書関係)

※1 現金及び現金同等物の期末残高と貸借対照表に掲記されている科目の金額との関係

 

前事業年度

(自 2023年3月1日

至 2024年2月29日)

当事業年度

(自 2024年3月1日

至 2025年2月28日)

現金及び預金勘定

960,451千円

769,790千円

MMF(有価証券)

34

2,954

現金及び現金同等物

960,485

772,745

 

(リース取引関係)

1.ファイナンス・リース取引

所有権移転外ファイナンス・リース取引

① リース資産の内容

(ア)有形固定資産

主として、教室のサーバ機器及び空調機(工具、器具及び備品)であります。

(イ)無形固定資産

ソフトウェアであります。

 

② リース資産の減価償却の方法

重要な会計方針「3 固定資産の減価償却の方法」に記載のとおりであります。

 

(金融商品関係)

1.金融商品の状況に関する事項

(1)金融商品に対する取組方針

 当社は、一時的な余資は主に流動性の高い金融資産で運用し、また、短期的な運転資金を銀行借入により調達しております。なお、デリバティブは、現在行っておらず、投機的な取引は行わない方針であります。

 

(2)金融商品の内容及びそのリスク並びにリスク管理体制

 営業債権である営業未収入金は、入金期日が概ね1ヶ月以内に回収されるものであるため、顧客の信用リスクについては限定的であります。また当該リスクに関しましては、当社の社内規程に則り、顧客ごとに期日管理及び残高管理を行っております。

 有価証券及び投資有価証券は、主に株式、MMF、債券及び投資信託であり、市場価格の変動リスクに晒されておりますが、定期的に時価や発行体の財務状況等を把握し保有状況を継続的に見直しております。

 敷金及び保証金は、主に事業所建物の賃貸借契約によるものであります。その差入先に対する信用リスクについては、賃貸借契約締結前に信用状況を調査・把握する体制としております。

 営業債務である買掛金及び未払金は、そのほとんどの支払期日が1ヶ月以内であります。借入金のうち、短期借入金は主に営業取引に係る資本調達を目的としたものであります。長期借入金は主に設備投資に係る資金調達を目的としたものであります。ファイナンス・リース取引に係るリース債務は、主に教室の空調機及び販売管理システムであります。未払法人税等の支払期日は1年以内であります。これらの営業債務などの流動負債は、その決済時において流動性リスクに晒されますが、毎月の資金繰計画を見直すなどの方法により、リスクを回避しております。

 

(3)金融商品の時価等に関する事項についての補足説明

 金融商品の時価の算定においては変動要因を織り込んでいるため、異なる前提条件等を採用することにより、当該価額が変動することがあります。

 

2.金融商品の時価等に関する事項

 貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額については、次のとおりであります。なお、「現金及び預金」は現金であること、「営業未収入金及び契約資産」、「買掛金」、「未払金」、「未払法人税等」及び「未払消費税等」については短期間で決済されるため時価が帳簿価額に近似することから、注記を省略しております。

 

前事業年度(2024年2月29日)

 

貸借対照表計上額

(千円)

時価(千円)

差額(千円)

有価証券

2,830

2,830

投資有価証券

234,637

234,637

資産計

237,468

237,468

長期借入金  (※1)

1,805,308

1,799,633

△5,674

リース債務  (※2)

27,040

26,711

△329

負債計

1,832,348

1,826,344

△6,003

(※1)1年内返済予定の長期借入金618,578千円を含めて記載しております。

(※2)短期のリース債務10,656千円を含めて記載しております。

 

当事業年度(2025年2月28日)

 

貸借対照表計上額

(千円)

時価(千円)

差額(千円)

有価証券

22,592

22,592

投資有価証券

143,700

143,700

資産計

166,293

166,293

長期借入金  (※1)

1,661,019

1,645,030

△15,988

リース債務  (※2)

30,708

29,886

△821

負債計

1,691,727

1,674,917

△16,810

(※1)1年内返済予定の長期借入金566,880千円を含めて記載しております。

(※2)短期のリース債務10,226千円を含めて記載しております。

 

(注)1 金銭債権及び満期のある有価証券の決算日後の償還予定額

前事業年度(2024年2月29日)

 

1年以内

(千円)

1年超

5年以内

(千円)

5年超

10年以内

(千円)

10年超

(千円)

現金及び預金

960,451

営業未収入金及び契約資産

13,463

投資有価証券

 

 

 

 

その他有価証券のうち満期があるもの

2,796

29,789

合計

976,710

29,789

 

 

当事業年度(2025年2月28日)

 

1年以内

(千円)

1年超

5年以内

(千円)

5年超

10年以内

(千円)

10年超

(千円)

現金及び預金

769,790

営業未収入金及び契約資産

16,175

投資有価証券

 

 

 

 

その他有価証券のうち満期があるもの

19,638

9,795

合計

805,603

9,795

 

2 社債、長期借入金及びリース債務の決算日後の返済予定額

前事業年度(2024年2月29日)

 

1年以内

(千円)

1年超

2年以内

(千円)

2年超

3年以内

(千円)

3年超

4年以内

(千円)

4年超

5年以内

(千円)

5年超

(千円)

長期借入金

618,578

469,429

340,336

239,695

131,371

5,899

リース債務

10,656

7,129

4,685

3,456

1,113

合計

629,234

476,558

345,021

243,151

132,484

5,899

 

当事業年度(2025年2月28日)

 

1年以内

(千円)

1年超

2年以内

(千円)

2年超

3年以内

(千円)

3年超

4年以内

(千円)

4年超

5年以内

(千円)

5年超

(千円)

長期借入金

566,880

437,548

336,668

228,583

91,340

リース債務

10,226

7,782

6,553

4,210

1,936

合計

577,106

445,330

343,221

232,793

93,276

 

3.金融商品の時価のレベルごとの内訳等に関する事項

金融商品の時価を、時価の算定に用いたインプットの観察可能性及び重要性に応じて、以下の3つのレベルに分類しております。

レベル1の時価:同一資産又は負債の活発な市場における(無調整の)相場価格により算定した時価

レベル2の時価:レベル1のインプット以外の直接又は間接的に観察可能なインプットを用いて算定した時価

レベル3の時価:重要な観察できないインプットを使用して算定した時価

時価の算定に重要な影響を与えるインプットを複数使用している場合には、それらのインプットがそれぞれ属するレベルのうち、時価の算定における優先順位が最も低いレベルに時価を分類しております。

 

(1)時価で貸借対照表に計上している金融商品

前事業年度(2024年2月29日)

区分

時価(千円)

レベル1

レベル2

レベル3

合計

有価証券

2,830

2,830

投資有価証券

234,637

234,637

資産計

237,468

237,468

 

当事業年度(2025年2月28日)

区分

時価(千円)

レベル1

レベル2

レベル3

合計

有価証券

22,592

22,592

投資有価証券

143,700

143,700

資産計

166,293

166,293

 

(2)時価で貸借対照表に計上している金融商品以外の金融商品

前事業年度(2024年2月29日)

区分

時価(千円)

レベル1

レベル2

レベル3

合計

長期借入金

1,799,633

1,799,633

リース債務

26,711

26,711

負債計

1,826,344

1,826,344

 

当事業年度(2025年2月28日)

区分

時価(千円)

レベル1

レベル2

レベル3

合計

長期借入金

1,645,030

1,645,030

リース債務

29,886

29,886

負債計

1,674,917

1,674,917

(注) 時価の算定に用いた評価技法及び時価の算定に係るインプットの説明

有価証券及び投資有価証券

 上場株式及び社債は相場価格を用いて評価しております。また、上場株式は活発な市場で取引されているため、その時価をレベル1の時価に分類しております。

 

長期借入金

 時価は、元利金の合計額を、同様の新規借入を行った場合に想定される利率で割り引いた現在価値により算定しており、レベル2の時価に分類しております。

 

リース債務

 時価は、元利金の合計額を、同様の新規リースを行った場合に想定される利率で割り引いた現在価値により算定しており、レベル2の時価に分類しております。

 

(有価証券関係)

1.その他有価証券

前事業年度(2024年2月29日)

 

種類

貸借対照表計上額

(千円)

取得原価(千円)

差額(千円)

貸借対照表計上額が取得原価を超えるもの

(1)株式

204,847

91,808

113,039

(2)債券

 

 

 

① 国債・地方債等

② 社債

2,796

1,986

809

③ その他

(3)その他

34

30

4

小計

207,678

93,825

113,852

貸借対照表計上額が取得原価を超えないもの

(1)株式

(2)債券

 

 

 

① 国債・地方債等

② 社債

29,789

30,000

△210

③ その他

(3)その他

小計

29,789

30,000

△210

合計

237,468

123,825

113,642

 

 

当事業年度(2025年2月28日)

 

種類

貸借対照表計上額

(千円)

取得原価(千円)

差額(千円)

貸借対照表計上額が取得原価を超えるもの

(1)株式

133,905

95,405

38,499

(2)債券

 

 

 

① 国債・地方債等

② 社債

③ その他

(3)その他

小計

133,905

95,405

38,499

貸借対照表計上額が取得原価を超えないもの

(1)株式

(2)債券

 

 

 

① 国債・地方債等

② 社債

29,433

30,000

△567

③ その他

(3)その他

2,954

3,012

△58

小計

32,387

33,012

△625

合計

166,293

128,418

37,874

 

2.減損処理を行った有価証券

 該当事項はありません。

 なお、減損処理にあたっては、期末における時価が取得原価に比べ50%以上下落した場合には全て減損処理を行い、30~50%程度下落した場合には、回復可能性等を考慮して必要と認められた額について減損処理を行っております。

 

(退職給付関係)

1.採用している退職給付制度の概要

 当社は、退職金規程に基づく退職一時金制度を採用しております。

 

2.確定給付制度

(1)退職給付債務の期首残高と期末残高の調整表

 

前事業年度

(自 2023年3月1日

至 2024年2月29日)

当事業年度

(自 2024年3月1日

至 2025年2月28日)

退職給付債務の期首残高

812,003千円

812,270千円

勤務費用

55,495

51,759

利息費用

8,031

8,184

数理計算上の差異の発生額

△22,144

△49,336

退職給付の支払額

△41,115

△82,289

退職給付債務の期末残高

812,270

740,589

 

(2)退職給付債務の期末残高と貸借対照表に計上された退職給付引当金の調整表

 

前事業年度

(2024年2月29日)

当事業年度

(2025年2月28日)

非積立型制度の退職給付債務

812,270千円

740,589千円

未積立退職給付債務

812,270

740,589

未認識数理計算上の差異

63,882

98,171

貸借対照表に計上された負債と資産の純額

876,152

838,761

 

 

 

退職給付引当金

876,152

838,761

貸借対照表に計上された負債と資産の純額

876,152

838,761

 

(3)退職給付費用及びその内訳項目の金額

 

前事業年度

(自 2023年3月1日

至 2024年2月29日)

当事業年度

(自 2024年3月1日

至 2025年2月28日)

勤務費用

55,495千円

51,759千円

利息費用

8,031

8,184

数理計算上の差異の費用処理額

△3,685

△15,046

確定給付制度に係る退職給付費用

59,840

44,897

 

(4)数理計算上の計算基礎に関する事項

① 主要な数理計算上の計算基礎(加重平均で表しております。)

 

前事業年度

(2024年2月29日)

当事業年度

(2025年2月28日)

割引率

1.0%

1.7%

 

② その他の重要な計算基礎

前事業年度(自 2023年3月1日 至 2024年2月29日)

 予想昇給率 2024年2月29日を基準日として算定した年齢別昇給指数を使用しております。

 

当事業年度(自 2024年3月1日 至 2025年2月28日)

 予想昇給率 2024年2月29日を基準日として算定した年齢別昇給指数を使用しております。

 

(税効果会計関係)

1.繰延税金資産の発生の主な原因別の内訳

 

前事業年度

(2024年2月29日)

 

当事業年度

(2025年2月28日)

繰延税金資産

 

 

 

未払事業税

6,720千円

 

5,389千円

未払事業所税

5,625

 

5,590

賞与引当金

18,535

 

17,944

ポイント引当金

6,771

 

6,016

退職給付引当金

267,226

 

255,822

株式給付引当金

29,540

 

31,465

減損損失

604,287

 

592,715

長期未払金

26,621

 

26,621

資産除去債務

 

29,275

その他

9,808

 

7,728

繰延税金資産小計

975,138

 

978,570

評価性引当額

△590,079

 

△544,003

繰延税金資産合計

385,058

 

434,566

繰延税金負債

 

 

 

その他有価証券評価差額金

△34,660

 

△11,551

資産除去債務に対応する資産除去費用

 

△19,257

繰延税金負債合計

△34,660

 

△30,809

繰延税金資産の純額

350,397

 

403,756

 

2.法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との差異の原因となった主な項目別の内訳

 

前事業年度

(2024年2月29日)

 

当事業年度

(2025年2月28日)

法定実効税率

30.5%

 

30.5%

(調整)

 

 

 

交際費等永久に損金に算入されない項目

2.6

 

4.4

住民税のうち均等割負担

17.0

 

27.9

特定資産に係る譲渡損失額

 

17.7

評価性引当額の増減

15.5

 

△76.6

その他

△0.3

 

△0.1

税効果会計適用後の法人税等の負担率

65.3

 

3.8

 

3.決算日後における法人税等の税率の変更

 「所得税法等の一部を改正する法律(令和7年法律第13号)が2025年3月31日に国会で成立したことに伴い、2026年4月1日以降開始する事業年度より、「防衛特別法人税」の課税が行われることとなりました。

 これに伴い、2027年3月1日以降開始する事業年度以降に解消が見込まれる一時差異に係る繰延税金資産及び繰延税金負債については、法定実効税率を30.5%から31.4%に変更し計算することとなります。

 なお、変更後の法定実効税率を当事業年度末に適用した場合、繰延税金資産(繰延税金負債の金額を控除した金額)は8,489千円増加し、法人税等調整額が8,830千円、その他有価証券評価差額金が340千円、それぞれ減少いたします。

 

(持分法損益等)

該当事項はありません。

 

(資産除去債務関係)

1.資産除去債務のうち貸借対照表に計上しているもの

イ 当該資産除去債務の概要

 教室の不動産賃貸借契約に伴う原状回復義務等であります。

 

ロ 当該資産除去債務の金額の算定方法

 使用見込期間を12~33年と見積り、割引率は1.764~2.432%を使用して資産除去債務の金額を計算しております。

 

ハ 当該資産除去債務の総額の増減

 

前事業年度

(自 2023年3月1日

至 2024年2月29日)

当事業年度

(自 2024年3月1日

至 2025年2月28日)

期首残高

-千円

3,057千円

見積りの変更に伴う増加額

3,057

95,986

資産除去債務の履行による減少額

3,057

期末残高

3,057

95,986

 

ニ 当該資産除去債務の金額の見積りの変更

 当社は、不動産賃借契約に基づき使用する教室等については、退去時における原状回復に係る債務を有しておりますが、当該債務に関する賃借資産の使用期限が明確でなかったことから、資産除去債務を合理的に見積ることができず、当該債務に見合う資産除去債務を計上しておりませんでした。

 当事業年度において、直近の移転に伴う新たな情報の入手により、賃借資産の平均的入居年数を合理的に見積ることが可能となったため、資産除去債務残高が89,657千円増加しております。

 なお、当該見積りの変更により、当事業年度の営業利益及び経常利益は460千円減少し、税引前当期純利益は26,518千円減少しております。

 

(賃貸等不動産関係)

 当社では、鹿児島県、宮崎県及び熊本県において、賃貸用店舗(土地を含む)及び遊休不動産を有しております。前事業年度における当該賃貸等不動産に関する賃貸損益は7,226千円(賃貸収益は営業外収益、賃貸費用は営業外費用に計上)であります。当事業年度における当該賃貸等不動産に関する賃貸損益は5,870千円(賃貸収益は営業外収益、賃貸費用は営業外費用に計上)であります。

 また、当該賃貸等不動産の貸借対照表計上額、期中増減額及び時価は、次のとおりであります。

(単位:千円)

 

 

前事業年度

(自 2023年3月1日

至 2024年2月29日)

当事業年度

(自 2024年3月1日

至 2025年2月28日)

貸借対照表計上額

 

 

 

期首残高

381,665

406,668

 

期中増減額

25,003

81,062

 

期末残高

406,668

487,730

期末時価

332,747

372,542

(注)1.貸借対照表計上額は、取得原価から減価償却累計額及び減損損失累計額を控除した金額であります。

2.期中増減額のうち、前事業年度の増加額は主に自社利用からの転用等40,830千円であり、減少額は自社利用への転用等11,023千円及び減価償却費4,803千円であります。当事業年度の増加額は主に不動産の取得95,831千円及び自社利用からの転用等49,886千円であり、減少額は不動産の売却46,879千円、減損損失13,602千円及び減価償却費4,173千円であります。

3.時価の算定方法

期末の時価は、主として不動産鑑定士による不動産鑑定評価書に基づく金額、もしくは一定の評価額や指標を用いて調整した金額であります。また、契約により取り決められた一定の売却価額がある場合には、当該売却予定価額を時価としております。

 

(収益認識関係)

1.顧客との契約から生じる収益を分解した情報

顧客との契約から生じる収益を分解した情報は、次のとおりであります。

 

前事業年度

当事業年度

部門

幼児・小学部

949,305千円

931,537千円

中学部

1,827,311

1,771,901

高等部

462,522

454,379

個別指導

204,994

199,915

その他

86,803

93,150

小計

3,530,937

3,450,884

顧客との契約から生じる収益

3,530,937

3,450,884

外部顧客への売上高

3,530,937

3,450,884

(注) その他は、合宿収入等であります。

 

2.顧客との契約から生じる収益を理解するための基礎となる情報

 顧客との契約から生じる収益を理解するための基礎となる情報は、「(重要な会計方針) 5 収益及び費用の計上基準」に記載のとおりであります。

 

3.顧客との契約に基づく履行義務の充足と当該契約から生じるキャッシュ・フローとの関係並びに当事業年度末において存在する顧客との契約から翌事業年度以降に認識すると見込まれる収益の金額及び時期に関する情報

(1)契約資産及び契約負債の残高等

 

前事業年度

当事業年度

顧客との契約から生じた債権(期首残高)

18,442千円

13,463千円

顧客との契約から生じた債権(期末残高)

13,463

16,175

契約負債(期首残高)

158,240

134,316

契約負債(期末残高)

134,316

115,552

 契約負債は、主に事業年度末日以降に顧客へ提供する授業に関する授業料等の前受金です。契約負債は収益の認識に伴い取り崩されます。

 前事業年度に認識された収益の額のうち期首現在の契約負債残高に含まれていた額は157,534千円です。

 当事業年度に認識された収益の額のうち期首現在の契約負債残高に含まれていた額は133,099千円です。

 

(2)残存履行義務に配分した取引価格

 前事業年度末において未充足又は部分的に未充足の履行義務は、134,316千円であります。当該履行義務は、期末日後1年以内に133,099千円が収益として認識されると見込んでおります。

 当事業年度末において未充足又は部分的に未充足の履行義務は、115,552千円であります。当該履行義務は、期末日後1年以内に114,616千円が収益として認識されると見込んでおります。

 

(セグメント情報等)

【セグメント情報】

前事業年度(自 2023年3月1日 至 2024年2月29日)

当社は、学習塾事業の単一セグメントであるため、記載を省略しております。

 

当事業年度(自 2024年3月1日 至 2025年2月28日)

当社は、学習塾事業の単一セグメントであるため、記載を省略しております。

 

【関連情報】

前事業年度(自 2023年3月1日 至 2024年2月29日)

1.製品及びサービスごとの情報

 当社は、教育関連のサービスの提供及び付帯する業務を行っており、単一のサービスの区分の外部顧客への売上高が損益計算書の売上高の90%を超えるため、記載を省略しております。

 

2.地域ごとの情報

(1)売上高

本邦以外の外部顧客の売上高がないため、記載を省略しております。

(2)有形固定資産

本邦以外に所在している有形固定資産がないため、記載を省略しております。

 

3.主要な顧客ごとの情報

損益計算書の売上高の10%以上を占める特定の顧客への売上高がないため、記載を省略しております。

 

当事業年度(自 2024年3月1日 至 2025年2月28日)

1.製品及びサービスごとの情報

 当社は、教育関連のサービスの提供及び付帯する業務を行っており、単一のサービスの区分の外部顧客への売上高が損益計算書の売上高の90%を超えるため、記載を省略しております。

 

2.地域ごとの情報

(1)売上高

本邦以外の外部顧客の売上高がないため、記載を省略しております。

(2)有形固定資産

本邦以外に所在している有形固定資産がないため、記載を省略しております。

 

3.主要な顧客ごとの情報

損益計算書の売上高の10%以上を占める特定の顧客への売上高がないため、記載を省略しております。

 

 

【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】

前事業年度(自 2023年3月1日 至 2024年2月29日)

 当事業年度において、固定資産の減損損失52,515千円を計上しておりますが、当社は、教育関連事業の単一セグメントであるため、記載を省略しております。

 

当事業年度(自 2024年3月1日 至 2025年2月28日)

 当事業年度において、固定資産の減損損失47,318千円を計上しておりますが、当社は、教育関連事業の単一セグメントであるため、記載を省略しております。

 

【報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報】

前事業年度(自 2023年3月1日 至 2024年2月29日)

 該当事項はありません。

 

当事業年度(自 2024年3月1日 至 2025年2月28日)

 該当事項はありません。

 

【報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報】

前事業年度(自 2023年3月1日 至 2024年2月29日)

 該当事項はありません。

 

当事業年度(自 2024年3月1日 至 2025年2月28日)

 該当事項はありません。

 

【関連当事者情報】

該当事項はありません。

 

(1株当たり情報)

 

前事業年度

(自 2023年3月1日

至 2024年2月29日)

当事業年度

(自 2024年3月1日

至 2025年2月28日)

1株当たり純資産額

6,161円11銭

6,040円12銭

1株当たり当期純利益

60円98銭

98円03銭

(注)1 潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。

2 1株当たり当期純利益の算定上の基礎は、以下のとおりであります。

 

前事業年度

(自 2023年3月1日

至 2024年2月29日)

当事業年度

(自 2024年3月1日

至 2025年2月28日)

1株当たり当期純利益

 

 

当期純利益(千円)

36,024

57,904

普通株主に帰属しない金額(千円)

普通株式に係る当期純利益(千円)

36,024

57,904

普通株式の期中平均株式数(千株)

590

590

3 1株当たり純資産額の算定に用いられた事業年度末の普通株式の数及び1株当たり当期純利益の算定上の基礎となる普通株式の期中平均株式数については、株式会社日本カストディ銀行(信託E口)が保有している当社株式を控除対象の自己株式に含めて算定しております。

なお、株式会社日本カストディ銀行(信託E口)が所有する期末自己株式数は当事業年度35,400株、前事業年度36,000株であり、期中平均自己株式数は当事業年度35,883株、前事業年度36,000株であります。

 

(重要な後発事象)

該当事項はありません。

 

⑤【附属明細表】
【有形固定資産等明細表】

資産の種類

当期首残高

(千円)

当期増加額

(千円)

当期減少額

(千円)

当期末残高

(千円)

当期末減価償却累計額又は償却累計額(千円)

当期償却額

(千円)

差引当期末残高(千円)

有形固定資産

 

 

 

 

 

 

 

建物

5,383,620

112,807

109,969

(32,015)

5,386,458

3,613,780

109,111

1,772,678

構築物

253,419

600

7,091

246,928

226,560

2,859

20,368

工具、器具及び備品

290,289

1,616

5,043

286,861

258,707

5,228

28,153

土地

3,065,994

47,895

45,081

(15,303)

3,068,808

3,068,808

リース資産

38,064

3,675

4,274

37,464

30,215

5,087

7,249

建設仮勘定

1,921

1,921

1,921

有形固定資産計

9,031,388

168,515

171,461

(47,318)

9,028,442

4,129,263

122,286

4,899,179

無形固定資産

 

 

 

 

 

 

 

借地権

1,379

1,379

1,379

電話加入権

148

148

148

ソフトウエア

140,210

1,700

141,910

121,345

28,358

20,564

リース資産

26,576

11,810

38,387

17,770

5,738

20,616

無形固定資産計

168,315

13,510

181,825

139,115

34,097

42,709

投資その他の資産

 

 

 

 

 

 

 

長期前払費用

21,964

5,379

8,328

19,015

10,086

2,619

8,929

投資不動産

339,596

95,831

435,427

46,387

1,867

389,040

投資その他の資産計

361,561

101,211

8,328

454,443

56,474

4,487

397,969

(注)1 当期増加額のうち主なものは、次のとおりであります。

建 物   上    町    校   4,468千円  甲    南    校   2,257千円

出    水    校   1,809千円  指    宿    校   1,567千円

受験ラサール加治屋校   1,480千円  紫    原    校   1,055千円

資産除去債務に対応する資産除去費用   95,986千円

構 築 物 西  都  城  校     600千円

器具備品  受験ラサール宮 崎 校   1,170千円

土 地   新  中  山  校  47,895千円

投資不動産 熊  本  京  町  95,831千円

2 当期減少額の主なものは次のとおりであります。

建  物  旧  宇  土  校  71,705千円  西    新    校     545千円

資産除去債務に対応する資産除去費用   31,469千円

構 築 物 旧  宇  土  校   4,225千円  旧  小  林  校   1,347千円

器具備品  上    町    校   2,849千円  甲    南    校   1,416千円

土 地   旧  宇  土  校  29,778千円  旧  小  林  校  13,602千円

なお、「当期減少額」欄の( )内は内書きで、減損損失の計上額であります。

3 有形固定資産の当期償却額のうち賃貸設備(建物等)の減価償却費2,306千円は営業外費用としております。

 

4 当期首残高及び当期末残高は取得価額により記載しております。

5 当期償却額の内訳は次のとおりであります。

売上原価

(千円)

143,814

販売費及び一般管理費

(千円)

12,992

営業外費用

(千円)

4,173

合計

(千円)

160,981

 

【借入金等明細表】

区分

当期首残高

(千円)

当期末残高

(千円)

平均利率

(%)

返済期限

1年以内に返済予定の長期借入金

618,578

566,880

0.52

1年以内に返済予定のリース債務

10,656

10,226

長期借入金(1年以内に返済予定のものを除く。)

1,186,730

1,094,139

0.71

2026年3月13日から        2030年1月13日

リース債務(1年以内に返済予定のものを除く。)

16,384

20,482

2026年3月5日から        2030年2月5日

その他有利子負債

合計

1,832,348

1,691,727

(注)1 平均利率は、借入金の期末残高に対する加重平均利率であります。なお、リース債務については、リース料総額に含まれる利息相当額を控除する前の金額でリース債務を貸借対照表に計上しているため、平均利率を記載しておりません。

2 長期借入金及びリース債務(1年以内に返済予定のものを除く。)の貸借対照表日後5年間の返済予定額は以下のとおりであります。

 

1年超2年以内

(千円)

2年超3年以内

(千円)

3年超4年以内

(千円)

4年超5年以内

(千円)

長期借入金

437,548

336,668

228,583

91,340

リース債務

7,782

6,553

4,210

1,936

 

【引当金明細表】

区分

当期首残高

(千円)

当期増加額

(千円)

当期減少額

(目的使用)

(千円)

当期減少額

(その他)

(千円)

当期末残高

(千円)

貸倒引当金

110

120

110

120

賞与引当金

60,773

58,836

60,773

58,836

ポイント引当金

22,202

12,638

15,114

19,726

株式給付引当金

96,855

11,754

4,727

716

103,166

(注) 株式給付引当金の当期減少額のその他は、勤続10年未満の権利行使できない退職者の戻入額であります。

 

【資産除去債務明細表】

 

区分

当期首残高

(千円)

当期増加額

(千円)

当期減少額

(千円)

当期末残高

(千円)

不動産賃貸借契約等に伴う原状回復義務

3,057

49,554

3,057

49,554

借地借家法に基づく借地原状回復費用

46,432

46,432

合計

3,057

95,986

3,057

95,986

 

(2)【主な資産及び負債の内容】

① 資産の部

イ.現金及び預金

区分

金額(千円)

現金

1,655

預金

 

普通預金

741,528

振替預金

3,454

別段預金

671

その他預金

22,479

小計

768,134

合計

769,790

 

ロ.営業未収入金及び契約資産

(イ)相手先別内訳

相手先

金額(千円)

一般顧客

16,175

合計

16,175

 

(ロ)売掛金の発生及び回収並びに滞留状況

当期首残高

(千円)

当期発生高

(千円)

当期回収高

(千円)

当期末残高

(千円)

回収率(%)

滞留期間(日)

(A)

(B)

(C)

(D)

 

(C)

× 100

(A) + (B)

 

 

 

(A) + (D)

 

 

 

 

(B)

 

 

365

 

 

13,463

390,990

388,278

16,175

96.0

13.8

 

ハ.教材

品目

金額(千円)

テキスト

34,713

合計

34,713

 

ニ.貯蔵品

品目

金額(千円)

消耗品等

1,002

合計

1,002

 

ホ.繰延税金資産

繰延税金資産は、403,756千円であり、その内容については「1 財務諸表等 (1)財務諸表 注記事項(税効果会計関係)」に記載しております。

 

② 負債の部

イ.買掛金

相手先

金額(千円)

㈲ブックスなかがわ

9,907

㈱ブロッサム九州

9,319

㈱育伸社

7,003

教育開発出版㈱

6,105

渕上印刷㈱

5,366

その他

971

合計

38,672

 

ロ.退職給付引当金

退職給付引当金は、838,761千円であり、その内容については「1 財務諸表等 (1)財務諸表 注記事項(退職給付関係)」に記載しております。

 

(3)【その他】

当事業年度における四半期情報等

(累計期間)

第1四半期

中間会計期間

第3四半期

当事業年度

売上高(千円)

713,735

1,637,176

2,406,657

3,450,884

税引前当期純利益又は税引前中間(四半期)純損失(△)(千円)

△88,819

△37,926

△80,925

60,183

当期純利益又は中間(四半期)純損失(△)(千円)

△65,141

△33,159

△66,164

57,904

1株当たり当期純利益又は1株当たり中間(四半期)純損失(△)(円)

△110.29

△56.14

△112.02

98.02

 

(会計期間)

第1四半期

第2四半期

第3四半期

第4四半期

1株当たり四半期純利益又は1株当たり四半期純損失(△)(円)

△110.29

54.15

△55.87

209.97

(注)1 第1四半期については、旧金融商品取引法第24条の4の7第1項の規定による四半期報告書を提出しております。

2 第3四半期については、金融商品取引所の定める規則により四半期に係る財務情報を作成しており、当該四半期に係る財務情報に対する期中レビューを受けております。