当社は、平成29年11月30日開催の取締役会において、固定資産の譲渡及びリースによる固定資産の賃借を決議し、同年12月18日付で売買契約を締結しました。詳細は、「第4 経理の状況 1.四半期連結財務諸表 注記事項(追加情報)(固定資産の譲渡)」に記載のとおりであります。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、企業収益や雇用環境の改善により緩やかな景気回復基調で推移いたしましたが、海外の政治経済の不確実性などの影響により、先行き不透明な状況が続いております。
教育サービス業界におきましては、小学校での英語教科化や、2020年大学入試改革、ICT教育への対応、保育・学童ニーズの高まり等により経営環境が大きく変化するとともに、業界の再編成がより顕著な傾向となっており、当業界に対する社会の関心はこれまで以上に高まっております。
このような経営環境のもと、当社グループは「企業競争力の強化」「利益体質の強化」を基本戦略に「成長分野へのシフト」に注力することで企業価値向上に取り組んでおります。
学習塾事業におきましては、「市進学院」「市進予備校」を運営する株式会社市進において、当連結会計年度から、通塾しやすい授業料・講習料へ転換したことにより、来期以降に繋がる低学年層を中心に在籍生徒数を伸長させております。ただし、売上高につきましては、前述の価格改定に加え各種キャンペーン割引、さらに前連結会計年度に埼玉県内の「市進学院」を株式会社SIGN-1へ移管したこと等の影響により、前年同四半期比においては減少しております。なお、新規拠点としましては千葉県内に夏期講習から4教室、冬期講習からは本千葉教室、ちはら台教室の2教室を開校し、千葉・東京東部でのドミナント強化という基本戦略に沿った対応を継続して実施しております。また既存の教室におきましても、教室環境の改善や通塾の利便性等を考慮し、新校舎への移転、教室設備のリニューアルを積極的に実施することで、価格設定だけではなく施設面からも集客強化を図ることを通じて企業競争力の強化に取り組んでおります。
個別指導塾「個太郎塾」を運営する株式会社個学舎では、外部生も含めた秋の勉強イベントが好調であり、冬期講習以降の売上高増加に繋がる見通しです。新規拠点としましては、千葉市稲毛区長沼のショッピングモール内や、原木中山、千住大橋に開校しております。また、直営教室の運営だけでなくフランチャイズ(FC)展開にも引き続き注力し、FC関連の売上高は前年同四半期比で増加しております。
茨城県において「茨進」を運営する株式会社茨進の在籍生徒数は引き続き堅調に伸びております。新規拠点としましては、荒川沖校、土浦神立校を開校し、取手校、つくば学園の森校では新校舎への移転を実施、また阿見本部校、つくば梅園校で教室設備のリニューアルを実施するなど、さらなる企業競争力強化に取り組んでおります。
コンテンツ事業をはじめとする教育関連事業につきましては、学習塾向けに映像教材を販売する株式会社ウイングネットにおきまして、高校生向けには学研プライムゼミを含めた本格的な大学受験コンテンツ群の編成、中学生向けには教科書対応コンテンツによる自立学習支援の促進、また加盟校様向けには受講管理システムの積極活用の提案などが奏功し、売上高・利益ともに前年同四半期を上回っております。その他、各種映像の制作・販売を実施しているジャパンライム株式会社、日本語学校を運営する株式会社江戸カルチャーセンター、介護事業を運営する株式会社市進ケアサービスでも前年同四半期と比較して各社とも売上高を伸長させ、成長分野へのシフトを進めております。株式会社市進ホールディングスが展開する学童保育施設「ナナカラ」におきましては千葉県内に4拠点を構え、前年同四半期と比較して売上高を伸ばし計画通り推移しております。
この結果、当第3四半期連結累計期間における売上高は10,980百万円(前年同四半期比96.1%)となりました。費用面につきましては、集客力強化の観点から「市進学院」を中心に通塾の利便性や教室環境の改善等を考慮し、既存教室の移転や教室設備リニューアルへの投資を積極的に行った結果、営業損失は333百万円(前年同四半期営業損失86百万円)、経常損失は385百万円(前年同四半期経常損失120百万円)となっております。特別利益として投資有価証券売却益536百万円、有形固定資産売却益16百万円の計上、特別損失として有形固定資産売却損28百万円、教室移転に伴う原状回復工事費として固定資産除却損29百万円の計上などから親会社株主に帰属する四半期純損失は11百万円(前年同四半期親会社株主に帰属する四半期純損失110百万円)となっております。
なお、当社グループでは、通常授業のほかに季節講習として、春期、夏期、冬期の講習を実施しております。当第3四半期連結累計期間におきましては、12月以降に実施する冬期講習の売上高が含まれず損失を計上しておりますが、年度予算に対しての利益は順調に推移しております。
当第3四半期連結会計期間末における総資産は10,550百万円(前連結会計年度比96.9%)となりました。主な要因は現金及び預金の増加及び投資有価証券の売却などによるものであります。
当第3四半期連結会計期間末における負債は9,143百万円(前連結会計年度比104.0%)となりました。主な要因は借入金の増加などによるものであります。
当第3四半期連結会計期間末における純資産は1,407百万円(前連結会計年度比67.1%)となりました。主な要因は自己株式の取得などによるものであります。
当第3四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
該当事項はありません。