第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

当第3四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。

 

(1)財政状態及び経営成績の状況

当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルスの水際対策の緩和によるインバウンド需要の増加や、全国旅行支援に伴う個人消費の回復を背景に、緩やかに持ち直しておりますが、ウクライナ情勢等を受けたエネルギー資源の高騰や、円安による部資材の調達価格上昇、米欧利上げに伴う海外経済の減速などの影響が懸念され、依然として先行きは不透明な状況となっております。

このような経済環境の中、ビルメンテナンス業界においては、省エネや省コストに加え、病院での手術室の無菌化や院内感染の防止、製薬工場や再生医療研究所等でのバリデーションサポートといった高度な技術力に対し関心が高い一方で、施設の維持管理コストの見直し意識の高まりが強くなっている状況です。

当社グループにおいては、サービスを提供する現場でのお客様との接点を最重要視し、状況に応じた感染症防止対策を講じつつ、当社のノウハウを活かした「設備及び環境診断・評価」「ソリューション提案(省エネ・省コスト提案、環境改善提案)」を通じてお客様の潜在ニーズの掘り起こしに努め、新規物件の獲得や既存契約の維持に取り組んでまいりました。

当社グループの財政状態及び経営成績は以下のとおりであります。

① 財政状態

(資産)

当第3四半期連結会計期間末における流動資産は20,139百万円となり、前連結会計年度末に比べ1,514百万円減少しました。これは主に受取手形・完成工事未収入金等が1,608百万円、現金及び預金が1,387百万円それぞれ減少し、棚卸資産が1,421百万円増加したことなどによります。固定資産は13,681百万円となり、前連結会計年度末に比べ194百万円増加しました。これは主に土地が433百万円増加し、投資有価証券が86百万円減少したことなどによります。

この結果、総資産は33,820百万円となり、前連結会計年度末に比べ1,320百万円減少(3.8%減)しました。

(負債)

当第3四半期連結会計期間末における流動負債は9,721百万円となり、前連結会計年度末に比べ1,227百万円減少しました。これは主に未払法人税等が864百万円、支払手形・工事未払金等が839百万円それぞれ減少し、短期借入金が707百万円増加したことなどによります。固定負債は3,657百万円となり、前連結会計年度末に比べ51百万円減少しました。

この結果、負債合計は13,379百万円となり、前連結会計年度末に比べ1,278百万円減少(8.7%減)しました。

(純資産)

当第3四半期連結会計期間末における純資産合計は20,441百万円となり、前連結会計年度末に比べ41百万円減少(0.2%減)しました。

この結果、自己資本比率は前連結会計年度末の57.2%から59.2%となりました。

② 経営成績

当第3四半期連結累計期間の売上高は35,221百万円(前年同期比3.1%増)となりました。営業利益につきましては、建物設備工事部門を中心とした原材料価格の高騰や人件費増加等による利益率の低下により1,465百万円(同8.9%減)、経常利益は1,642百万円(同6.3%減)となりました。親会社株主に帰属する四半期純利益につきましては、1,016百万円(同51.9%減)となりました。

なお、当社グループは、建物設備のライフサイクルに合わせて、メンテナンスサービスとリニューアル工事とを一体化した事業活動を展開しており、当該事業以外の事業について重要性が乏しいことから、報告セグメントを単一としております。

 

(2)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定

前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。

 

(3)経営方針・経営戦略等

当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

 

(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

当第3四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更及び新たに生じた課題はありません。

 

(5)研究開発活動

当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発費の総額は、11百万円であります。

なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

 

(6)従業員数

① 連結会社の状況

当第3四半期連結累計期間において、当社グループの従業員数に著しい増減はありません。

なお、従業員数は当社グループから当社グループ外への出向者を除き、当社グループ外から当社グループへの出向者を含む就業人員数であります。

② 提出会社の状況

当第3四半期累計期間において、当社の従業員数に著しい増減はありません。

なお、従業員数は当社から社外への出向者を除き、社外から当社への出向者を含む就業人員数であります。

 

(7)生産、受注及び販売の実績

当第3四半期連結累計期間において、生産、受注及び販売実績の著しい変動はありません。

 

(8)主要な設備

当社グループは、長期ビジョンである「全てのステークホルダーの幸せ向上」実現に向け、その根幹を成す“人的資本”の価値向上を目的とした「採用・広報」「制度・環境改善」「作業効率改善」「新人財育成」の各種プロジェクトを推進しております。

その1つである「新人財育成」プロジェクトにおいて、新人・若手層の早期戦力化や従業員の技術力向上を目的とした新たな研修センターの建設を計画し、現在、その詳細について検討を進めております。なお、当第3四半期連結累計期間において、研修センター用地として土地を取得いたしました。

また、当第3四半期連結会計期間において、新たに確定した重要な設備の新設の計画は以下のとおりであります。

会社名

事業所名

(所在地)

設備の

内容

投資予定金額

(百万円)

資金調達

方法

着手及び

完了予定年月

完成後の

増加能力

総額

既支払額

着手

完了

㈱日本空調

北陸

本社

(富山県

富山市)

営業用

建物

833

-

金融機関

からの借入

2023年

4月

2024年3月

(注)

(注) 完成後の増加能力は、合理的な算定が困難であるため、記載を省略しております。

 

3【経営上の重要な契約等】

当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。