当第3四半期連結累計期間(2018年4月1日から2018年12月31日まで)におけるわが国経済は、企業収益や雇用環境の改善などを背景に緩やかな回復基調を持続しているものの、自然災害による影響や金融市場の変動の影響、米中貿易摩擦問題により、先行きは依然として不透明な状態が続いております。
当社グループの主要顧客であります流通小売業界におきましても、業態を超えた販売競争の激化および人件費の高騰、物流コストの上昇等により引き続き厳しい経営環境が続いております。
このような状況のなか、当社グループは、中期経営計画(2017年度から2019年度まで)の2年目として計画に基づいて事業を展開し、中長期での安定的な成長を見据え、さらなる事業基盤の強化に注力しました。
これらの結果、当第3四半期連結累計期間の業績は、売上高19,381百万円(前年同四半期比2.7%増)、営業利益2,170百万円(前年同四半期比24.3%増)、経常利益2,204百万円(前年同四半期比24.2%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益1,477百万円(前年同四半期比28.1%増)となりました。
セグメントの経営成績は次のとおりであります。
① 国内棚卸サービス
国内棚卸サービスにおいては、既存顧客の出店増、実施日程枠の拡大による棚卸実施店舗数増および受注範囲拡大等の増加要因があったものの、既存顧客の棚卸回数減等により、減収となりました。また、利益面においては前期に引き続きカウント作業生産性が大きく伸長したため、大幅な増益となりました。売上高は11,819百万円(前年同四半期比0.8%減)、セグメント利益は1,634百万円(前年同四半期比46.8%増)となりました。
②リテイルサポートサービス
リテイルサポートサービスにおいては、新規出店時や店舗改装時の陳列業務および店舗商品補充業務の受注拡大により、前期に引き続き売上増加基調で推移しております。利益面においては契約社員の正社員登用等の体制強化のための販売管理費増により減益となりました。売上高は5,746百万円(前年同四半期比10.3%増)、セグメント利益は423百万円(前年同四半期比3.5%減)となりました。
③海外棚卸サービス
海外棚卸サービスにおいては、体制強化のための販売管理費増およびAJIS(Vietnam)CO.,LIMITEDの新規連結等により増収・減益となりました。売上高は1,815百万円(前年同四半期比4.0%増)、セグメント利益は89百万円(前年同四半期比49.0%減)となりました。
当社グループの売上高の特徴として、国内棚卸サービスの閑散期である第1四半期連結会計期間および第3四半期連結会計期間の売上高は少なく、国内の主要な顧客であります流通小売業界の決算が集中する第2四半期連結会計期間および第4四半期連結会計期間は繁忙期となり売上高が多くなる傾向があります。
(資産)
当第3四半期連結会計期間末における資産合計は16,294百万円(前連結会計年度比8.8%減)となりました。これは、主として法人税、消費税の納付、賞与の支払いおよび自己株式の取得による現金及び預金の減少、ならびに当第3四半期連結会計期間は閑散期につき売掛金が減少したことによるものです。
(負債)
当第3四半期連結会計期間末における負債合計は3,005百万円(前連結会計年度比29.7%減)となりました。これは、主として法人税、消費税の納付による未払法人税等の減少および賞与引当金が減少したことによるものです。
(純資産)
当第3四半期連結会計期間末における純資産合計は13,289百万円(前連結会計年度比2.3%減)となりました。これは、親会社株主に帰属する四半期純利益の獲得により利益剰余金が増加したものの、自己株式の取得により株主資本が減少したことによるものです。
(2) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(3) 研究開発活動
当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は60百万円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間において当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。