第一部 【企業情報】

 

第1 【企業の概況】

 

1 【主要な経営指標等の推移】

提出会社の経営指標等

 

回次

第39期

第40期

第41期

第42期

第43期

決算年月

2015年3月

2016年3月

2017年3月

2018年3月

2019年3月

売上高

(千円)

15,081,738

16,482,792

17,846,896

19,327,344

21,453,829

経常利益

(千円)

897,205

950,301

731,331

1,019,522

1,375,563

当期純利益

(千円)

592,742

738,841

551,571

719,243

874,282

持分法を適用した場合の
投資利益又は投資損失(△)

(千円)

4,096

739

4,564

854

19,819

資本金

(千円)

2,905,422

2,905,422

2,905,422

2,905,422

2,905,422

発行済株式総数

(千株)

8,146

16,292

16,292

16,292

16,292

純資産額

(千円)

6,769,094

7,415,953

7,258,918

9,201,228

9,106,539

総資産額

(千円)

14,177,277

14,772,063

14,396,970

16,820,805

15,991,992

1株当たり純資産額

(円)

488.86

535.58

524.24

611.34

605.04

1株当たり配当額
(内1株当たり中間配当額)

(円)

普通配当

特別配当

 

10.00

15.00

(―)

普通配当

記念配当

 

12.50

3.50

(―)

普通配当

 

12.50

(―)

普通配当

 

16.00

(―)

普通配当

 

20.00

(―)

1株当たり当期純利益

(円)

42.81

53.36

39.83

51.21

58.11

潜在株式調整後
1株当たり当期純利益

(円)

50.59

自己資本比率

(%)

47.7

50.2

50.4

54.7

56.9

自己資本利益率

(%)

10.0

10.4

7.5

8.7

9.6

株価収益率

(倍)

10.7

11.2

14.0

18.4

16.7

配当性向

(%)

29.2

30.0

31.4

31.2

34.4

営業活動による
キャッシュ・フロー

(千円)

567,492

42,645

490,169

641,461

1,322,763

投資活動による
キャッシュ・フロー

(千円)

334,656

293,705

62,346

49,757

395,181

財務活動による
キャッシュ・フロー

(千円)

36,627

512,485

88,752

544,834

832,644

現金及び現金同等物
の期末残高

(千円)

3,106,707

2,930,572

3,447,147

4,683,200

4,778,137

従業員数

(名)

962

1,024

1,073

1,116

1,161

 

 

回次

第39期

第40期

第41期

第42期

第43期

決算年月

2015年3月

2016年3月

2017年3月

2018年3月

2019年3月

株主総利回り

(%)

155.6

208.1

198.0

331.7

346.9

(比較指標:配当込み TOPIX)

(%)

(130.7)

(116.5)

(133.7)

(154.9)

(147.1)

最高株価

(円)

1,210

(注7)   650

※1   1,314
※2   1,776
(注7)※2 669

634

1,350

1,153

最低株価

(円)

540

(注7)   500

※1    891
※2   1,002
(注7)※2 340

412

503

774

 

(注)1  売上高には、消費税等は含まれておりません。

2 「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 2018年2月16日)等を第43期の期首から適用しており、第39期から第42期に係る主要な経営指標等については、当該会計基準等を遡って適用した後の指標等となっております。

3  第39期、第40期及び第41期の潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。

4 第43期の潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式は存在するものの、希薄化効果を有していないため記載しておりません。

5  2015年10月1日付で普通株式1株につき2株の割合で株式分割を行っております。そのため、第39期の期首に当該株式分割が行われたと仮定して、1株当たり純資産額及び1株当たり当期純利益を算定しております。

6 最高・最低株価は、2015年5月24日までは東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)、2015年5月25日から2016年3月3日までは東京証券取引所市場第二部、2016年3月4日以降は東京証券取引所市場第一部におけるものであります。なお、最高・最低株価のうち※1は東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)におけるものであり、※2は東京証券取引所市場第二部におけるものであります。

7 株式分割(2015年10月1日、1株→2株)による権利落ち後の最高・最低株価を示しております。

 

 

2 【沿革】

 

年月

概要

1977年4月

ソフトウェア開発を目的として、東京都新宿区新宿1丁目11番地に株式会社フォーカスシステムズを設立

1978年3月

東京都目黒区目黒本町4丁目6番16号に本社移転
沖電気工業株式会社と取引を開始し、電子交換機のソフトウェア開発業務開始

1979年5月

東京都品川区西五反田3丁目8番17号に本社移転

1984年11月

福岡市博多区に九州支社を設置

1985年6月

九州支社を分離し、株式会社フォーカスシステムズ(現 株式会社イノス  本社:熊本県熊本市)を設立

1986年4月

国際ソフト株式会社、株式会社アクトリソースと3社合併

1988年2月

株式会社プロトフォース(現 株式会社ビスタ)の株式を取得

1988年6月

日本電信電話株式会社と取引を開始し、官公庁向システムのソフトウェア開発開始

1991年3月

大阪市中央区に大阪事業所(名称変更  1994年4月大阪支社)を開設

1992年12月

東京都品川区東五反田2丁目7番8号に本社移転

1996年12月

日本証券業協会に株式を店頭登録

1997年8月

日本アイ・ビー・エム株式会社と取引を開始し、システム保守・運用の受託開始

1999年9月

セキュリティ部門の受託開始

2000年2月

デジタルティーブイネット㈱(現SBIネットシステムズ㈱)に資本参加し、連結子会社化(2014年9月清算)

2000年4月

連結子会社オープンテクノロジー㈱を設立

2000年5月

連結子会社㈱フォーカスピクチャーズ設立

2004年4月

SBIネットシステムズ㈱は、第三者割当増資により当社の持分比率が低下したため、持分法適用関連会社化

2004年9月

情報セキュリティでの新分野デジタルフォレンジック製品販売開始

2004年12月

日本証券業協会への店頭登録を取消し、ジャスダック証券取引所に株式を上場

2005年2月

プライバシーマーク付与認定

2006年4月

持分法非適用の関連会社であった㈱ソキエは、連結財務諸表に及ぼす影響が増したため、持分法適用関連会社化

2008年3月

SBIネットシステムズ㈱は、第三者割当増資により当社の持分比率が低下したため、持分法適用関連会社から除外

2008年7月

㈱フォーカスピクチャーズの全株式を同社役員に売却したため、子会社から除外

2009年3月

情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)認証取得

2009年3月

㈱ソキエの株式の一部を同社役員他に売却し、当社持分比率が低下したため、持分法適用関連会社から除外

2009年4月

連結子会社であった㈱ビスタは、営業活動を休止し実質的に休眠中であるため、連結の範囲から除外

2010年4月

ジャスダック証券取引所と大阪証券取引所の合併に伴い、大阪証券取引所(JASDAQ市場)に株式を上場

2010年10月

大阪証券取引所ヘラクレス市場、同取引所JASDAQ市場及び同取引所NEO市場の各市場の統合に伴い、大阪証券取引所JASDAQ(スタンダード)に株式を上場

2010年11月

連結子会社であったオープンテクノロジー㈱の一部株式を譲渡したため、連結の範囲から除外

2011年3月

次世代育成支援認定マーク「くるみん」を取得

2011年3月

オープンテクノロジー㈱の全株式を譲渡したため、関連会社から除外

2011年5月

品質マネジメントシステム(QMS)全社で認証取得

2013年5月

名古屋市中区に名古屋オフィスを開設

2013年7月

東京証券取引所と大阪証券取引所の統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に株式を上場

2015年5月

東京証券取引所市場第二部へ市場変更

2016年3月

東京証券取引所市場第一部銘柄へ指定

2018年5月

株式会社VRaiBを共同出資により設立(出資比率20%)

 

 

 

3 【事業の内容】

当企業グループは、㈱フォーカスシステムズ(当社)と関係会社2社(㈱イノス、㈱VRaiB)により構成されております。

グループ各社は、公共関連事業、民間関連事業及びセキュリティ機器関連事業の各セグメント別に、システムインテグレーションサービス、ITサービス、セキュリティ機器の販売及び関連サービスを、主な業務としております。なお、当該関係会社の事業が係るセグメントは、㈱イノスがセキュリティ機器関連事業、㈱VRaiBが民間関連事業であります。

これら事業を通して、IT産業における有力企業グループとして社会に貢献し続けることを目指しております。

 

当企業グループの事業内容は、以下のとおりであります。

 

①公共関連事業

当社は、公共関連事業として、官公庁・関係機関・地方自治体及び関連機関等の公共機関並びに銀行・保険等の金融機関向けのソフトウェアの開発、ハードウェア・ネットワークを含む情報システム全体の構築、社会価値を高めるためのICTに係るコンサルティングを行っております。

1988年に現在の主要取引先である㈱NTTデータの前身である日本電信電話㈱と取引を開始しました。その後、公共関連システムの特徴である長期的かつ継続的なライフサイクルのもと、長年培ってきた深い業務理解及び豊富な実績を武器に、公共関連システムの開発・保守維持業務に多くの人材を投入させることで、経営基盤の安定化を図っております。

②民間関連事業

当社は、民間関連事業として、民間分野向けのソフトウェアの開発、ハードウェア・ネットワークを含む情報システム全体の構築・保守運用、企業価値を高めるためのICTに係るコンサルティングを行っております。

現在、国内情報通信機器メーカーや大手SIer(システムインテグレーター)を取引先として、電話・インターネット等の通信制御システムの開発、携帯電話・スマートフォン等情報通信機器のソフトウェアの開発、カーエレクトロニクス・デジタルカメラ・ウェアラブル端末等組込み型ソフトウェアの開発、グループウェアを用いたWebアプリケーション・クラウドアプリケーションの開発等を行っております。

1997年に現在の主要取引先である日本アイ・ビー・エム㈱と取引を開始しました。民間分野の情報システム基盤の構築、システム運用・保守、インフラ技術支援業務により、民間関連事業の柱として事業の発展拡大をしております。

③セキュリティ機器関連事業

当社は、セキュリティ機器関連事業として、防衛省関連システムの共通運用基盤整備をはじめ、その他官公庁・民間企業の情報セキュリティに係るソフトウェア等の製品販売や保守サービス、サイバー攻撃対策に有効なデジタルフォレンジック等の製品販売や調査サービス、トレーニングを行っております。

1999年に情報セキュリティ事業を開始して以来、C4暗号ソフトウェアの製品開発及び販売を行っております。2004年には、デジタルフォレンジック分野にも参入し、製品販売及び情報セキュリティ事故に係る調査・トレーニング等のサービスを提供しております。2019年2月には、携帯電話やスマートフォン等のデータ抽出ツールのメーカーであるCellebrite Asia Pacific Pte.Ltd.と日本国内における正規販売代理店契約を締結しました。セキュリティ事故の急増に伴うセキュリティ強化という社会的環境の要請が高まる中で、当社の製品・サービスは中央省庁等の公共機関のみならず多くの民間企業でも採用されております。

 

当企業グループを図示しますと次のとおりであります。

 


 

4 【関係会社の状況】

 

関連会社

 

名称

住所

資本金
(千円)

主要な事業
の内容

議決権の
所有割合
(%)

関係内容

㈱イノス

熊本県熊本市中央区

50,000

セキュリティ
機器関連事業

20.0

製品仕入

㈱VRaiB

東京都中央区

10,000

民間関連事業

20.0

役員の兼任(1名)

資金の貸付

 

(注)1  「主要な事業の内容」欄には、セグメント情報に記載された名称を記載しております。

2  有価証券届出書又は有価証券報告書を提出している会社はありません。

 

5 【従業員の状況】

(1) 提出会社の状況

2019年3月31日現在

従業員数(名)

平均年齢(歳)

平均勤続年数(年)

平均年間給与(千円)

1,161

35.73

9.88

5,441

 

 

セグメントの名称

従業員数(名)

公共関連事業

356

民間関連事業

697

セキュリティ機器関連事業

36

全社(共通)

72

合計

1,161

 

(注)1  従業員数は就業人員であります。

2  平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでおります。

3  全社(共通)は、総務、人事及び経理等の管理部門の従業員であります。

 

(2) 労働組合の状況

労働組合は結成されておりませんが、労使関係は円満に推移しております。