第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

 当第3四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」について重要な変更はありません。
 なお、重要事象等は存在しておりません。
 

 

2 【経営上の重要な契約等】

 当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。
 

 

3 【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。

(1) 経営成績の分析

 当第3四半期連結累計期間(平成27年11月1日~平成28年7月31日)におけるわが国経済は、雇用・所得環境が改善傾向にあるものの、新興国経済の減速懸念や足元の為替相場が円高基調に振れたこと等により、企業の業況判断や消費者マインドの一部に慎重な姿勢も見られ、その持ち直しペースは依然として緩やかなものにとどまっております。

 このような環境のもと当社グループは、快適なクルマ社会の実現に向け、サービスの基盤となる駐車場及びモビリティネットワークの拡大を図るとともに、新サービスの導入やポイントプログラムの充実等を通じてドライバーの方々の支持を得ることに努めてまいりました。

 この結果、当第3四半期連結累計期間の当社グループの売上高は1,420億79百万円前年同期比8.1%増)、営業利益149億10百万円同20.0%増)、経常利益145億67百万円同17.7%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益97億12百万円同25.8%増)となりました。

 

 報告セグメントごとの業績は次のとおりであります。

 

「駐車場事業」

 地域に密着したきめの細かな開発営業と大手法人向けコンサルティング営業により、土地オーナー様との密接な関係を構築し、駐車場ドミナントの深耕を図っております。また、ご利用データの分析を通じて駐車場の特性に応じた料金体系の変更などの運営施策を行っているほか、タイムズ駐車場のみならずレンタカーサービスやカーシェアリングサービスのご利用においても後払い精算ができる法人のお客様向けカードの提案、電子マネー等の決済手段の多様化対応など、お客様の利便性向上に努めております

 この結果、当四半期連結累計期間末におけるタイムズ駐車場の運営件数は15,542件(前連結会計年度末比103.7%)、運営台数は527,827台(同105.7%)、月極駐車場及び管理受託駐車場を含めた総運営件数は16,916件(同103.1%)、総運営台数は639,923台(同105.0%)となり、当事業の売上高(セグメント間の内部売上高を含む)は1,055億58百万円(前年同期比6.1%増)、営業利益は183億2百万円(同9.7%増)となりました。

 

 

「モビリティ事業」

 会員数が66万人を超えた(前連結会計年度末は549,058人)カーシェアリングサービスにおいては、タイムズ駐車場以外の駅・空港など交通結節点への車両配備を進めており、法人のお客様のご利用が増加し平日の稼働が伸長しております。また、レンタカーサービスにおいては、店舗にてカーシェアリング会員カードをかざすことでレンタカー貸出が可能になる簡易貸出サービス「ピッとGo」につきまして、当社グループのポイントプログラムであるタイムズクラブ会員様にもその対象を拡げるなど、より身近に当社グループのサービスをご利用頂くための環境整備を進めております。

 この結果、モビリティ事業全体の当四半期連結累計期間末の車両台数は前連結会計年度末比114.2%44,557台(うち、カーシェアリングサービスの車両台数は15,467台)となり、当事業の売上高(セグメント間の内部売上高を含む)は366億22百万円(前年同期比14.4%増)、営業利益は22億56百万円(同107.5%増)となりました。

 

 

 

(2) 財政状態の分析

 当第3四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末比51億25百万円増加して1,505億87百万円となりました。これは機械装置及び運搬具(純額)が53億12百万円、長期前払費用等を含む投資その他の資産が10億69百万円増加した一方、現金及び預金が38億67百万円減少したことなどによるものです。

 負債合計は、同28億69百万円増加し、824億49百万円となりました。主な増減と致しましては、増加で長短借入金1億43百万円、未払金等を含む流動負債のその他58億2百万円、減少で未払法人税等27億26百万円となっています。

 純資産は、四半期純利益の計上による増加97億12百万円、利益剰余金の配当による減少80億円などにより、同22億55百万円増加し、681億38百万円となりました。

 

(3) キャッシュ・フローの状況の分析

 当第3四半期連結累計期間末における現金及び現金同等物は前連結会計年度末に比べて38億67百万円減少し、161億96百万円となりました。

 当四半期連結累計期間に係る区分ごとのキャッシュ・フローの状況は以下の通りです。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

 営業活動により得られたキャッシュ・フローは、242億73百万円前年同期比36億60百万円の増加)となりました。主な内訳といたしましては、減価償却費を加えた税金等調整前四半期純利益306億32百万円に対し、法人税等の支払額77億77百万円があったことなどによるものです。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

 投資活動に使用したキャッシュ・フローは、177億66百万円前年同期比10億67百万円の増加)となりました。これは主として、タイムズ駐車場の開設や営業車両の取得に伴う、有形固定資産の取得による支出131億97百万円、長期前払費用の取得による支出27億28百万円によるものです。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

 財務活動によるキャッシュ・フローは、103億22百万円の資金の支出(前年同期比76億72百万円の支出の増加)となりました。これは、長期借入れによる収入50億円があった一方、配当金の支払額80億1百万円、長期借入金の返済48億56百万円、リース債務の返済31億80百万円があったことなどによるものです。

 

(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題

当第3四半期連結累計期間において、当連結会社の事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。

 

(5) 研究開発活動

特記事項はありません。