当社グループは、平成28年4月から平成31年3月における中期経営計画のもと、「お客様から最も信頼されるパートナー企業の実現」を目指し、現行ビジネスを拡大するとともに、将来に向けた新規ビジネスの創出、これらを支える企業基盤等様々な分野において、人材、知財への投資を積極的に取り組むことを基本戦略に掲げております。
これに基づき、当期より本格的に開始した「AI・データサイエンス分野」、「アジャイル開発・マイクロサービス分野」、「セキュリティビジネス分野」等の取り組みは順調に推進しており、グループの総力を挙げた企業価値向上に努めております。
このような状況の中、売上高につきましては、堅調な受注環境の中、アプリケーション開発分野、ソリューション事業分野ともに当初の計画を上回るペースで推移したことにより、前回発表予想を上回る見込みです。
利益面につきましては、投資活動の本格化に伴い販売管理費が増加するものの、PMP(注1)やCMMI(注2)の成熟度レベル3などをベースとした当社グループ独自の品質マネジメントシステム「TQS」(注3)に基づくプロジェクト管理の徹底により採算性が向上しました結果、前回発表予想を上回る見込みです。
また、当社は経営基盤の充実と財務体質の強化を通じて企業価値の向上を図るとともに、株主に対する積極的な利益還元を行うことを基本方針としております。当期の配当予想につきましては、平成29年5月9日公表において未定としておりましたが、上記方針に基づき、当期の業績を総合的に勘案しこれまでの株主の皆様のご厚誼と日頃のご支援にお応えするため、当期の1株当たり期末配当予想につきましては前期実施した創業55周年記念配当2円を含めた32円と比較して3円増配し、35円とすべく、平成30年6月28日に開催予定の当社定時株主総会に付議する予定であります。
(注1)PMP(ProjectManagementProfessional)
PMIが主催するプロジェクトマネジメントに関する資格。プロジェクトマネジメントに関する国際標準的な資格として広く認知されており、多くの業界から注目されております。
(注2)CMMI(CapabilityMaturityModelIntegration)
米国カーネギーメロン大学が開発したソフトウェア開発プロセスの能力成熟度モデル。当社はソリューション事業部とエンタープライズビジネスユニットにて、レベル3を達成しております。
(注3)TQS(TDCSOFTQualityManagementSystem)
国際規格/標準であるISO9001、PMBOK、CMMIをベースに55年を超える当社の技術力及びマネジメントノウハウを注入し、プロジェクト管理、品質管理、システム開発技術の要素を備えた品質マネジメントシステム。このTQSを根幹に組織の各階層におけるマネジメントを的確に実施することで、お客様の信頼にこたえるプロジェクト品質の提供を実現しています。
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、当社グループとしてその実現を約束する趣旨のものではありません。実際の業績等は様々な要因により異なる可能性があります。