当第2四半期累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。なお、新型ウイルスの感染拡大による事業への影響については、今後の推移状況を注視してまいります。
文中における将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において当社が判断したものであります。
(1)経営成績の分析
①業績の概況
当第2四半期累計期間(令和元年10月21日~令和2年4月20日)におけるわが国経済は、消費税率の引き上げの影響、輸出や生産活動に引き続き弱さが見られたものの、雇用・所得環境の改善に支えられ、当四半期当初は緩やかな回復基調にあるものと判断されていました。しかしながら、年初以降、新型ウイルスの感染が世界規模で拡大しており、いまだ終息の兆しが見えないなか、景気後退への警戒感から、国内外とも景気の先行きは不透明感を増している状況にあります。
5月18日に内閣府が発表した1月~3月期GDP速報値は、実質で前期比0.9%減(年率換算3.4%減)と、2四半期連続のマイナス成長となりました。
こうした状況ではありますが、当社としましては、全国的に激甚化、頻発化が著しく、喫緊の課題である自然災害への対応をはじめ、既存インフラの維持管理対策、さらに環境に配慮した持続可能な社会形成など、社会資本整備を取り巻く多様なニーズに対応し、着実に業務を推進することとしています。
当社の主力とする地質・地盤調査、防災・土木設計事業において、調査から設計までの一貫した総合力と環境分野も含む豊富な業務経験をもって受注機会の確保に努めた結果、当第2四半期累計期間の受注高は、13億9千1百万円と、前年同期比26.3%増の大幅な伸びを示しました。
一方、売上高につきましては、繰越業務の早期計上等により大幅増となった前年同期と比較して6.3%減の18億7千5百万円となりました。
収益状況につきましては、売上減を反映して、営業利益3億4千1百万円(前年同期比17.2%減)、経常利益3億6千7百万円(同14.7%減)となり、四半期純利益は2億5千万円(同15.3%減)となりました。
なお、セグメント別の業績は以下のとおりであります。
(建設コンサルタント事業)
建設コンサルタント事業の当第2四半期累計期間の業績は、完成業務収入17億8千8百万円(前年同期比6.6%減)、売上総利益6億6千2百万円(同7.6%減)となりました。
(不動産賃貸等事業)
不動産賃貸等事業の当第2四半期累計期間の業績は、不動産賃貸等収入8千7百万円(前年同期比1.2%増)、売上総利益2千9百万円(同9.3%増)となりました。
②売上高の季節的変動について
当社は、国、地方公共団体をはじめとする公共部門との取引が主体であり、納期等の関係から、売上高が特定の四半期に偏る傾向にある反面、経費は概ね各四半期に均等に発生することによる季節変動がみられます。
(2)財政状態の分析
当第2四半期会計期間末の資産合計は、57億1千4百万円(前事業年度末比2億5千6百万円増)となりました。
主な増減内訳は、受取手形及び完成業務未収入金(同3億6千8百万円増)、未成業務支出金(同1億5千4百万円減)、リース資産(無形)(同5千1百万円増)等であります。
負債合計は、30億1百万円(前事業年度末比4千6百万円増)となりました。
主な増減内訳は、短期借入金(同1億5千万円減)、1年内社債(同1億円減)、社債(同3億円増)等であります。
純資産合計は、27億1千3百万円(前事業年度末比2億1千万円増)となりました。
主な増減内訳は、利益剰余金(同2億2千2百万円増)等であります。
(3)キャッシュ・フローの状況の分析
当第2四半期累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、営業活動による資金の流入により、当第2四半期累計期間末は4億9千4百万円(前事業年度末比4千5百万円増)となりました。
当第2四半期累計期間における各キャッシュ・フローの状況は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果流入した資金は、1億5千3百万円(前年同四半期は流入した資金6億2千1百万円)となりました。これは、主に税引前四半期純利益3億6千7百万円、売上債権の増加額3億6千8百万円、たな卸資産の減少額1億5千3百万円等によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果流出した資金は、2千5百万円(前年同四半期は流出した資金7百万円)となりました。これは、主に有形固定資産の取得による支出4千2百万円等によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果流出した資金は、8千2百万円(前年同四半期は流入した資金7百万円)となりました。これは、主に短期借入金の純減少額1億5千万円、社債の発行による収入2億9千3百万円、社債の償還による支出1億円等によるものであります。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期累計期間において、当社の事業上及び財務上の対処すべき課題について重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
なお、当社は財務及び事業の方針の決定を支配する者の在り方に関する基本方針につきましては、特に定めておりませんので、記載すべき事項はありません。
(5)研究開発活動
該当事項はありません。
当第2四半期会計期間において、経営上の重要な契約等は行われておりません。