第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第2四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。

 

2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中における将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。

(1)経営成績の分析

①業績の概況

当第2四半期連結累計期間(令和3年10月21日~令和4年4月20日)における我が国の経済は、当初新型コロナウイルス感染症の収束期待があったものの、年初からオミクロン株の急速な感染拡大があり、引続き不透明な状況が続きました。また、2月24日ロシアによるウクライナ侵攻から政情不安も拡大し、急激な原油高騰や円安進行などの影響により、社会経済活動の回復は先行き不透明であるものの、国の「防災・減災、国土強靭化のための5か年加速化対策」により、気候変動を見据えた「流域治水」の推進、インフラ老朽化対策による持続可能なインフラメンテナンスの実現、地域における総合的な防災・減災対策等に取り組むとしていることから、公共事業を取り巻く環境はおおむね堅調に推移するものと予想しております。

当社といたしましては、「地質調査業」及び「建設コンサルタント業」で長年培った技術力を基盤とし、防災・減災対策のほか公共インフラの老朽化対策などの業務について、調査から設計までの一貫した総合力と環境分野を含む豊富な業務経験により、受注機会の確保に努めてまいりました。

このような取り組みの中での当社グループの当第四半期連結累計期間の業績は、受注高12億2千5百万円、売上高13億6千7百万円、営業利益4千2百万円、経常利益8千4百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益5千5百万円となりました。

なお、当社は令和3年10月期第2四半期連結会計期間より四半期連結財務諸表を作成しておりますが、貸借対照表のみ連結しているため、前年同期比については記載しておりません。

また、「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 令和2年3月31日。以下「収益認識会計基準」という。)等を第1四半期連結会計期間の期首から適用しており、財政状態および経営成績に影響を及ぼしています。詳細については、「第4 経理の状況 1 四半期連結財務諸表 注記事項 会計方針の変更」をご参照ください。

 

セグメント別の業績は以下のとおりであります。

(建設コンサルタント事業)

建設コンサルタント事業の当第2四半期連結累計期間の業績は、完成業務収入12億7千5百万円、売上総利益3億6千5百万円となりました。

(不動産賃貸等事業)

不動産賃貸等事業の当第2四半期連結累計期間の業績は、不動産賃貸等収入9千1百万円、売上総利益3千万円となりました。

 

②売上高の季節的変動について

当社は、国、地方公共団体をはじめとする公共部門との取引が主体であり、納期等の関係から、売上高が特定の四半期に偏る傾向にある反面、経費は概ね各四半期に均等に発生することによる季節変動がみられます。

 

 

(2)財政状態の分析

当第2四半期連結会計期間末における資産合計は、52億円(前連結会計年度末比2億5千2百万円減)となりました。

主な内訳は、受取手形、完成業務未収入金及び契約資産(同3億1千9百万円増)、未成業務支出金(同6億1千6百万円減)、土地(同1億7千9百万円増)等であります。

負債合計は、23億8千万円(前連結会計年度末比4億1千6百万円減)となりました。

主な内訳は、1年内償還予定の社債(同1億5千万円増)、未成業務受入金(同2億4千9百万円減)、社債(同1億5千万円減)等であります。

純資産合計は、28億2千万円(前連結会計年度末比1億6千4百万円増)となりました。

主な内訳は、利益剰余金(同1億6千5百万円増)等であります。

 

(3)キャッシュ・フローの状況の分析

当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、1億8千9百万円となりました。各キャッシュ・フローの状況は次のとおりであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

営業活動の結果増加した資金は、4億1千3百万円となりました。

これは、棚卸資産の減少額6億1千6百万円等の増加要因があった一方で、売上債権及び契約資産の増加額3億1千9百万円、未成業務受入金の減少額2億4千9百万円等の減少要因があったことによるものであります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

投資活動の結果減少した資金は、2億4百万円となりました。

これは、長期貸付金の回収による収入1百万円の増加要因があった一方で、有形固定資産の取得による支出1億9千3百万円、無形固定資産の取得による支出1千万円等の減少要因があったことによるものであります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

財務活動の結果減少した資金は、2億9千6百万円となりました。

これは、長期借入れによる収入1億5千万円の増加要因があった一方で、短期借入金の純減額3億円、長期借入金の返済による支出9千6百万円等の減少要因があったことによるものであります。

 

(4)事業上及び財務上の対処すべき課題

当第2四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題について重要な変更及び新たに生じた課題はありません。

なお、当社は財務及び事業の方針の決定を支配する者の在り方に関する基本方針につきましては、特に定めておりませんので、記載すべき事項はありません。

 

(5)研究開発活動

「優れた技術を社会に提供し、社会の発展に寄与することを使命とする」という基本理念のもと、建設コンサルタントとして持続的な成長のためには、より収益性の高いソリューションの開発・提供が不可欠だと考え、「数値解析技術の活用による防災用シミュレーションシステム」の独自開発に注力しています。また、大学等との連携による共同研究開発も積極的に進めております。当第2四半期連結累計期間の研究開発費の執行状況は9,235千円であります。

 

3 【経営上の重要な契約等】

当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等は行われておりません。