(1)経営成績の分析
当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、企業業績の底堅さを背景に設備投資が堅調に推移し、人手不足も長期化する一方、実質賃金の伸び悩みから個人消費の回復ペースは緩慢な状態が続いております。また、欧米の政治情勢の不安定化や東アジアの地政学リスクが懸念され、先行きに慎重な見方が広がりつつあります。
このような状況下、当社グループでは、各社においてそれぞれの特長を活かした事業戦略を推進しながら、グループ間の連携も促進することで事業基盤の一層の強化とビジネスの拡大に取り組んでまいりました。
その結果として、当第1四半期連結累計期間の経営成績は、アルゴグラフィックス及びグループ会社ともに堅調に推移したことから、売上高は9,660百万円(前年同四半期比8.4%増)となりました。営業利益につきましては、人員増や待遇改善により人件費を積み増す一方、コストコントロールにも努めたことから、899百万円(同16.1%増)となりました。親会社株主に帰属する四半期純利益につきましては、614百万円(同19.4%増)となりました。
セグメントごとの業績は次のとおりであります。
PLM事業につきましては、当社の主要顧客である製造業のうち、半導体業界向けを中心に売上が伸長し、外部顧客への売上高は9,300百万円(前年同四半期比8.6%増)、セグメント利益は935百万円(同19.7%増)となりました。
連結子会社である株式会社ジーダットが中心となって行うEDA事業につきましては、複数案件の期ずれが発生したこと、また、人員増等に伴う固定費の増加により、外部顧客への売上高が359百万円(前年同四半期比2.5%増)、セグメント損失が35百万円(前年同四半期はセグメント損失6百万円)となりました。
(2)財政状態の分析
資産、負債及び純資産の状況
当第1四半期連結会計期間末における資産合計及び負債純資産合計は、以下の要因により、前連結会計年度末に比べ446百万円減少し、34,512百万円となりました。
(資産)
流動資産は、現金及び預金が7百万円減少、受取手形及び売掛金が740百万円減少、有価証券が210百万円減少、商品が362百万円減少、仕掛品が4百万円減少、その他が382百万円増加したことなどにより、前連結会計年度末比944百万円減の22,555百万円となりました。
固定資産は、無形固定資産が65百万円減少、投資その他の資産のうち、投資有価証券が534百万円増加したことなどにより、前連結会計年度末比497百万円増の11,957百万円となりました。
(負債)
流動負債は、買掛金が1,278百万円減少、未払法人税等が520百万円減少、賞与引当金が260百万円減少、役員賞与引当金が62百万円減少、その他が810百万円増加したことにより、前連結会計年度末比1,311百万円減の6,879百万円となりました。
固定負債は、退職給付に係る負債が48百万円増加、株式給付引当金が11百万円増加、役員株式給付引当金が4百万円増加、その他が171百万円増加したことなどにより、前連結会計年度末比237百万円増の2,830百万円となりました。
この結果、負債合計は前連結会計年度末比1,074百万円減の9,709百万円となりました。
(純資産)
純資産は、利益剰余金が223百万円増加、その他有価証券評価差額金が427百万円増加、退職給付に係る調整累計額が13百万円増加したことなどにより、前連結会計年度末比628百万円増の24,803百万円となりました。
(3)キャッシュ・フローの状況の分析
当第1四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、営業活動により得られた資金191百万円、投資活動により得られた資金0百万円、財務活動により使用した資金405百万円等を加味した結果、前連結会計年度末に比べ218百万円減少(1.8%減)し、12,216百万円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は191百万円となりました。
収入の主な内訳は、税金等調整前四半期純利益956百万円、減価償却費24百万円、のれん償却額61百万円、退職給付に係る負債の増加額65百万円、株式給付引当金の増加額11百万円、売上債権の減少額733百万円、たな卸資産の減少額368百万円、前受金の増加額569百万円、その他の流動負債の増加額175百万円、であり、支出の主な内訳は、賞与引当金の減少額260百万円、役員賞与引当金の減少額62百万円、前渡金の増加額387百万円、その他の流動資産の増加額18百万円、仕入債務の減少額1,278百万円、未払消費税等の減少額21百万円、法人税等の支払額774百万円であります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果得られた資金は0百万円となりました。
収入の主な内訳は、関係会社株式の売却による収入74百万円、会員権の満期償還による収入10百万円であり、支出の主な内訳は、有形固定資産の取得による支出15百万円、差入保証金の差入による支出51百万円、子会社株式の取得による支出10百万円であります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は405百万円となりました。
支出の主な内訳は、配当金の支払額391百万円、非支配株主への配当金の支払額13百万円であります。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
当第1四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は65百万円であります。
なお、当第1四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。