(1)経営成績の分析
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、企業収益及び雇用環境が緩やかな改善基調にある中、所得の回復ペースは緩慢であり、個人消費も精彩を欠いた状況が続いております。それに加え、国内外の政治情勢の流動化や東アジア等における地政学的リスクの高まりが国内経済に与える影響も懸念されております。
このような状況下、当社グループでは、各社においてそれぞれの特長を活かした事業戦略を推進しながら、グループ間の連携も促進することで事業基盤の一層の強化とビジネスの拡大に取り組んでまいりました。
その結果として、当第2四半期連結累計期間の経営成績は、アルゴグラフィックス及びグループ会社ともに堅調に推移したことから、売上高は18,987百万円(前年同期比8.2%増)となりました。営業利益につきましては、セールスミックスの変化による影響や人員増及び待遇改善に伴う人件費の増加等がある一方でコストコントロールにも努めたことから、1,809百万円(同12.4%増)となりました。親会社株主に帰属する四半期純利益は1,229百万円(同15.7%増)となりました。
セグメントごとの業績は次のとおりであります。
PLM事業につきましては、投資意欲が旺盛な自動車及び半導体業界向けを中心に売上を伸ばし、外部顧客への売上高が18,111百万円(前年同期比8.0%増)、セグメント利益は1,769百万円(同15.0%増)となりました。
連結子会社である㈱ジーダットが中心となって行うEDA事業につきましては、人員増等の影響で利益率は低下したもののアウトソーシング関連ビジネスが順調に推移し、外部顧客への売上高が875百万円(前年同期比12.1%増)、セグメント利益は40百万円(同44.2%減)となりました。
(2)財政状態の分析
資産、負債及び純資産の状況
当第2四半期連結会計期間末における資産合計及び負債純資産合計は、以下の要因により、前連結会計年度末に比べ619百万円増加し、35,579百万円となりました。
(資産)
流動資産は、現金及び預金が369百万円減少、受取手形及び売掛金が819百万円増加、有価証券が211百万円増加、商品が479百万円減少、仕掛品が193百万円増加、その他が134百万円増加したことなどにより、前連結会計年度末比508百万円増の24,008百万円となりました。
固定資産は、有形固定資産が13百万円増加、無形固定資産が128百万円減少、投資その他の資産のうち、投資有価証券が793百万円増加、長期預金が600百万円減少、その他が32百万円増加したことにより、前連結会計年度末比111百万円増の11,570百万円となりました。
(負債)
流動負債は、買掛金が572百万円減少、未払法人税等が264百万円減少、役員賞与引当金が45百万円減少、その他が78百万円増加したことなどにより、前連結会計年度末比803百万円減の7,388百万円となりました。
固定負債は、退職給付に係る負債が94百万円増加、株式給付引当金が23百万円増加、役員株式給付引当金が9百万円増加、その他が103百万円増加したことなどにより、前連結会計年度末比231百万円増の2,824百万円となりました。
(純資産)
純資産は、利益剰余金が838百万円増加、その他有価証券評価差額金が316百万円増加、退職給付に係る調整累計額が26百万円増加、為替換算調整勘定が9百万円増加したことなどにより、前連結会計年度末比1,191百万円増の25,366百万円となりました。
(3)キャッシュ・フローの状況の分析
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、営業活動により得られた資金119百万円、投資活動により使用した資金129百万円、財務活動により使用した資金447百万円等を加味した結果、前連結会計年度末に比べ458百万円減少(3.7%減)し、11,975百万円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は119百万円となりました。
収入の主な内訳は、税金等調整前四半期純利益1,921百万円、減価償却費49百万円、のれん償却額123百万円、退職給付に係る負債の増加額131百万円、株式給付引当金の増加額23百万円、たな卸資産の減少額287百万円、その他の流動資産の減少額5百万円、前受金の増加額239百万円であります。
支出の主な内訳は、役員賞与引当金の減少額45百万円、売上債権の増加額827百万円、前渡金の増加額201百万円、仕入債務の減少額572百万円、未払消費税等の減少額38百万円、その他の流動負債の減少額204百万円、法人税等の支払額785百万円であります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は129百万円となりました。
収入の主な内訳は、定期預金の払戻による収入1,008百万円、長期預金の払戻による収入600百万円、関係会社株式の売却による収入74百万円、会員権の満期償還による収入10百万円であり、支出の主な内訳は、定期預金の預入による支出1,008百万円、差入保証金の差入による支出58百万円、有形固定資産の取得による支出38百万円、無形固定資産の取得による支出8百万円、投資有価証券の取得による支出706百万円、子会社株式の取得による支出10百万円であります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は447百万円となりました。
支出の主な内訳は、配当金の支払額390百万円、非支配株主への配当金の支払額56百万円であります。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当連結会社の事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(5)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、127百万円であります。なお、当第2四半期連結累計期間において、当グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。