第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

当第3四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

 

2【経営上の重要な契約等】

当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。

 

3【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(1)経営成績の分析

当第3四半期連結累計期間における我が国経済は、金融・財政政策や旺盛な設備投資を下支えに緩やかな回復が続き、雇用・所得環境の改善によって個人消費も一部持ち直しの動きが見られました。一方、地政学的リスクの高まりや欧米の政治情勢の不安定化による先行き不透明感も強まっております。

このような状況下、当社グループでは、各社においてそれぞれの特長を活かした事業戦略を推進しながら、グループ間の連携を促進することで事業基盤の一層の強化とビジネスの拡大に取り組んでまいりました。

その結果として、当第3四半期連結累計期間の経営成績は、アルゴグラフィックス及びグループ会社ともに堅調に推移したことから、売上高は27,739百万円(前年同期比9.1%増)となりました。営業利益につきましては、増収に伴い売上総利益が拡大したこと、また、採用強化や人員増、待遇改善により人件費が増加する一方でコストコントロールにも努めたことから、2,566百万円(同15.7%増)となりました。親会社株主に帰属する四半期純利益につきましては、1,774百万円(同18.3%増)となりました。

セグメントごとの業績は次のとおりであります。

PLM事業につきましては、電機業界における半導体向け投資、及び自動車業界全般の投資が引き続き活発であることから、外部顧客への売上高が26,408百万円(前年同期比9.0%増)、セグメント利益は2,505百万円(同17.0%増)となりました。

連結子会社である㈱ジーダットが中心となって行うEDA事業につきましては、アウトソーシング関連ビジネス及び海外向けビジネスが伸長した一方、本社移転や技術者増などに伴う費用が増加したことから、外部顧客への売上高が1,331百万円(前年同期比12.3%増)、セグメント利益は60百万円(同21.9%減)となりました。

 

(2)財政状態の分析

資産、負債及び純資産の状況

当第3四半期連結会計期間末における資産合計及び負債純資産合計は、以下の要因により、前連結会計年度末に比べ1,723百万円増加し、36,683百万円となりました。

(資産)

流動資産は、現金及び預金が509百万円減少、受取手形及び売掛金が60百万円増加、有価証券が114百万円減少、商品が116百万円減少、仕掛品が334百万円増加、その他が8百万円増加したことなどにより、前連結会計年度末比339百万円減の23,160百万円となりました。

固定資産は、有形固定資産が47百万円増加、無形固定資産が76百万円増加、投資その他の資産のうち、投資有価証券が2,458百万円増加、長期預金が600百万円減少、その他が80百万円増加したことにより、前連結会計年度末比2,063百万円増の13,522百万円となりました。

(負債)

流動負債は、買掛金が12百万円減少、短期借入金が89百万円増加、未払法人税等が628百万円減少、賞与引当金が225百万円減少、役員賞与引当金が27百万円減少、その他が84百万円減少したことにより、前連結会計年度末比890百万円減の7,301百万円となりました。

固定負債は、退職給付に係る負債が392百万円増加、株式給付引当金が35百万円増加、役員株式給付引当金が12百万円増加、その他が274百万円増加したことにより、前連結会計年度末比715百万円増の3,308百万円となりました。

この結果、負債合計は前連結会計年度末比174百万円減の10,609百万円となりました。

(純資産)

純資産は、利益剰余金が1,024百万円増加、その他有価証券評価差額金が750百万円増加、退職給付に係る調整累計額が39百万円増加、為替換算調整勘定が47百万円増加、非支配株主持分が36百万円増加したことにより、前連結会計年度末比1,898百万円増の26,073百万円となりました。

(3)キャッシュ・フローの状況の分析

当第3四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、営業活動により得られた資金1,056百万円、投資活動により使用した資金1,128百万円、財務活動により使用した資金871百万円等を加味した結果、前連結会計年度末に比べ923百万円減少(7.4%減)し、11,510百万円となりました。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

営業活動の結果得られた資金は1,056百万円となりました。

収入の主な内訳は、税金等調整前四半期純利益2,759百万円、減価償却費78百万円、のれん償却額192百万円、退職給付に係る負債の増加額180百万円、株式給付引当金の増加額35百万円、役員株式給付引当金の増加額12百万円、売上債権の減少額5百万円、前受金の増加額20百万円であります。

支出の主な内訳は、賞与引当金の減少額254百万円、役員賞与引当金の減少額27百万円、たな卸資産の増加額205百万円、前渡金の増加額116百万円、その他の流動資産の増加額31百万円、仕入債務の減少額25百万円、未払消費税等の減少額97百万円、その他の流動負債の減少額201百万円、法人税等の支払額1,254百万円であります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

投資活動の結果使用した資金は1,128百万円となりました。

収入の主な内訳は、定期預金の払戻による収入1,008百万円、長期預金の払戻による収入600百万円、連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による収入97百万円、関係会社株式の売却による収入74百万円、会員権の満期償還による収入10百万円であり、支出の主な内訳は、定期預金の預入による支出1,008百万円、差入保証金の差入による支出56百万円、有形固定資産の取得による支出86百万円、無形固定資産の取得による支出9百万円投資有価証券の取得による支出1,717百万円、子会社株式の取得による支出10百万円、関係会社株式の取得による支出30百万円であります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

財務活動の結果使用した資金は871百万円となりました。

支出の主な内訳は、短期借入金の返済による支出64百万円、配当金の支払額750百万円、非支配株主への配当金の支払額56百万円であります。

 

(4)事業上及び財務上の対処すべき課題

当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(5)研究開発活動

当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は191百万円であります。

なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。