該当事項はありません。
文中における将来に関する事項は、当四半期報告書提出日現在において当社が判断したものであります。
(1)業績の状況
当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善が続く中で、政府による各種政策の効果もあって、緩やかな回復基調にあるものの、中国を始めとするアジア新興国や資源国等の景気の下振れや、英国のEU離脱決定による世界経済への影響など、依然として不透明感は拭いきれない状況で推移致しました。
また、当社グループの主力事業である総合エンターテインメント事業が属する余暇市場におきましては、インバウンド需要による観光・行楽部門が好調に推移する中、ゲームセンターなどの娯楽部門では依然としてスマートフォンゲームなどによる遊戯ニーズの分散化の影響を受けるなど、引き続き注視が必要な状況にあります。また、当社の第2の主力事業である不動産事業が属する不動産市場については、2020年を睨んだ様々な建築プロジェクトや住宅着工件数の増加等、市場全体の売上が上昇するなどの好材料も見受けられます。
このような中、当社グループにおきましては、新たな事業の構築と主力事業である総合エンターテインメント事業の業容拡大を掲げており、平成28年3月8日付け「株式会社オリーブスパとの業務提携に関するお知らせ」のとおり、新たな事業の確立に向けて株式会社オリーブスパ(以下、「オリーブスパ」といいます)との業務提携を開始しております。
また、当社は、平成28年6月28日に開催した第49回定時株主総会での決議を経て、オリーブスパの創業者として同社事業を築き上げた山根敬氏を当社代表取締役副社長に迎え、2代表制による新経営体制を発足させており、今後当社グループの事業展開を更に加速させ、より一層の企業価値の向上に努めてまいります。
当社グループの主力事業である総合エンターテインメント事業におきましては、アミューズメント施設運営部門において、当社が設立から50期目を迎えるにあたって全店で展開している「50周年プロジェクト」施策に加え、新規入会イベントやゴールデンウィークにおける各種イベントを実施したほか、カフェ店舗やカラオケ店舗でのコラボ企画も積極的に実施し、既存ゲーム店舗の売上強化及び新規顧客層の獲得に努めました。
また、子会社の株式会社ブレイク(以下、「ブレイク」といいます)が展開するアミューズメント景品の製造・販売部門におきましては、アジア地域における日本ライセンス商品の販路拡大及び、今後の当社グループの海外における事業展開の足掛かりとすることを目的に、香港にブレイクの子会社(当社の孫会社)である「BREAK ASIA LIMITED」を設立致しました。
当社グループの第2の主力事業である不動産事業におきましては、子会社のキーノート株式会社(以下、「キーノート」といいます)が展開する一戸建分譲部門において、営業エリアの拡大による取扱い件数の更なる増加に加え、物件の引き渡しを堅実に行うことにより、収益の拡大に努めました。
また、当社が展開する不動産アセット部門においても、取得している保有不動産の安定した賃料収入の確保に加え、新規収益物件の取得に努めました。
キーノートが展開する商業施設建築事業におきましては、前期末に受注した大型施工案件の進行基準による売上計上に加え、得意とする設計案件の獲得に努めました。
なお、当第1四半期連結累計期間より、「店舗サブリース事業」を新たな事業セグメントとして表記しておりますが、当該変更は新セグメント名称の追加のみであり、ほかの事業区分の名称などに変更はありません。
以上の結果、当第1四半期連結累計期間における業績は、売上高5,611百万円(前年同四半期比+2.5%)、営業利益265百万円(前年同四半期比+2,311.8%)、経常利益235百万円(前年同四半期比―%)、親会社株主に帰属する四半期純利益84百万円(前年同四半期比―%)となりました。
なお、営業利益におきましては、前第1四半期連結累計期間において、既に休止している介護事業の事業運営の苦戦に伴うセグメント損失110百万円を計上していたことから、当第1四半期連結累計期間においては、大幅な改善となりました。
セグメント別の業績は、次の通りであります。
<セグメント別概況>
〔総合エンターテインメント事業〕
(アミューズメント施設運営部門)
主力の総合エンターテインメント事業のうち、アミューズメント施設運営部門におきましては「50周年プロジェクト」の一環として、ジャックポットカードイベントや新規入会イベントに加え、ゴールデンウィークに向けた各種施策の実施など、既存ゲーム店舗の売上強化を図りました。
また、新規顧客層を増やすべく、都内で多数の観光バスツアーを企画・運営する企業とのタイアップ企画の中で、同社のツアーコースに当社店舗を組み込んでいただいたほか、新たな試みとして、アミューズメント分野との親和性の高さで注目を集めるAR(拡張現実)の技術を駆使した体験型のイベントを実施致しました。
更に、長年のメダルゲーム運営を通して培ったノウハウを活かし、当社オリジナル開発のビデオスロットマシンの設置を新たに開始するなど、既存顧客層の拡充にも努めました。
コンテンツ関連部門においては、コラボ店舗7店舗において、人気アニメやゲームコンテンツとのコラボ企画を積極的に複数店舗で同時開催致しました。
これらの施策により、当第1四半期連結累計期間における既存店売上高前年比の平均が102.8%と順調な滑り出しとなったものの、一部店舗の閉店による影響により、売上面では前年同四半期を下回りましたが、利益面ではコスト管理を厳格に実施できたことにより、好調に推移致しました。
(アミューズメント景品の製造・販売部門)
アミューズメント景品の製造・販売部門におきましては、アニメやマンガなどのコンテンツ市場の伸長を背景に、アミューズメント景品の販売だけでなく、新たに開始した催事やイベントでの商品販売が順調だったことに加え、利益率の高いオリジナル景品の販売実績や円高の影響による為替差益の発生などから、売上利益共に順調に推移致しました。
以上の結果、総合エンターテインメント事業の業績は、売上高3,484百万円(前年同四半期比△2.7%)、セグメント利益304百万円(前年同四半期比+52.6%)となりました。
〔不動産事業〕
(一戸建分譲部門)
一戸建分譲部門におきましては、ローン金利の低水準化、政府による住宅ローン減税拡充などの影響を受け、分譲住宅市場などの市況環境が回復傾向にあることを背景に、前期販売エリアを拡大したことにより取扱い件数が増加したことに加え、引き続き、得意とする既存エリアを中心に販売が順調に推移したことで、売上面は順調に伸長致しましたが、利益面では、依然として用地の仕入れや施工人件費の高騰などの影響を受けて原価が増加したことにより軟調に推移致しました。
(不動産アセット部門)
不動産アセット部門におきましては、保有不動産の安定した賃料収入により、堅調に推移致しました。
以上の結果、不動産事業の業績は、売上高1,296百万円(前年同四半期比+3.8%)、セグメント利益30百万円(前年同四半期比△58.2%)となりました。
〔商業施設建築事業〕
商業施設建築事業におきましては、得意とする設計案件を積極的に獲得したほか、前期から受注時期がズレ込んでいた大型施工案件の売上計上がされたことにより、大きく収益貢献致しました。
以上の結果、商業施設建築事業の業績は、売上高812百万円(前年同四半期比+2,521.4%)、セグメント利益39百万円(前年同四半期比―%)となりました。
〔店舗サブリース事業〕
当社グループの新たな事業である店舗サブリース事業におきましては、現在オリーブスパと検討を進めておりますが、当第1四半期連結累計期間における実績はありません。
(2)財政状態の分析
当第1四半期連結累計期間末の資産につきましては、前連結会計年度末に比べて693百万円増の21,936百万円となりました。これは主として販売用不動産の増加の影響であります。
負債につきましては、前連結会計年度末に比べて749百万円増の12,363百万円となりました。これは主として長期借入金の借入による増加の影響によるものです。
純資産につきましては、前連結会計年度末に比べて55百万円減の9,573百万円となりました。これは主として配当金の支払による影響であります。
この結果、自己資本比率は43.6%(前連結会計年度末は45.3%)となりました。