第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第2四半期連結累計期間において当社グループの事業等のリスクについての重要な変更はありません。

 

 

 

2【経営上の重要な契約等】

   該当事項はありません。

 

3【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中における将来に関する事項は、当四半期連結会計期間末日現在において、当社グループが判断したものであります。

(1)業績の状況

 当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、政府による各種政策の効果もあって、緩やかな回復基調にあるものの、アジア新興国や資源国などの景気の下振れによる影響などにより、依然として不透明感は拭いきれない状況となります。

当社グループの主力事業である総合エンターテインメント事業が属するアミューズメント市場におきましては、エンターテインメント分野でのVR(バーチャルリアリティ:仮想現実)技術が話題となるなど、市場環境に大きな変化が現れ始めております。

また、当社グループの第2の主力事業である不動産事業が属する不動産市場におきましても、2020年を睨んだ様々な建築プロジェクトや住宅着工件数の増加のほか、住宅取得に係る各種税制措置が図られるなど、好材料が見受けられる一方で、分譲マンションの新築案件などでは、価格帯の高騰で販売に頭打ち感があるなど市況が鈍化しており、住宅販売分野における市況環境においては注視が必要な状況となります。

 

このような市場環境の中、総合エンターテインメント事業の業容の拡大を目的として、平成28年8月26日付け「グリー株式会社との業務提携に関するお知らせ」のとおり、グリー株式会社(以下「グリー」といいます。)とVR関連技術を活用したアミューズメント施設向け遊戯機器及び付帯するソフトウェアの開発などに関する業務提携を開始しており、VR専門アミューズメント施設の開設に向け、準備を進めております。

 

また、当社グループの主力事業である総合エンターテインメント事業におきましては、“50周年プロジェクト”によるアドアーズブランドの認知度向上に向けた各種企画を展開したほか、新コンセプト店舗であるプリントシール機(以下「プリ機」といいます。)専門店「Calla Lily(カラーリリィ)」の開設や、注目されているVR技術を活用したコンテンツサービスの一部既存店舗への導入など、引き続き新規顧客層の獲得を軸とした売上強化に努めました。

子会社の株式会社ブレイク(以下「ブレイク」といいます。)が展開するアミューズメント景品の製造・販売部門におきましては、日本ライセンス商品の販路拡大及び当社グループのアジア地域における事業展開の足掛かりを目的として、香港に子会社(当社の孫会社)である「BREAK ASIA LIMITED」を設立いたしました。

 

当社グループの第2の主力事業である不動産事業におきましては、子会社のキーノート株式会社(以下「キーノート」といいます。)が展開する一戸建分譲部門において、営業エリアの拡大による取扱い件数の増加と、“一つ上の”上質なデザイナーズ物件をリーズナブルな価格でご提案することによる営業力強化を図り、収益の拡大に努めました。

また、当社が展開する不動産アセット部門におきましても、取得している保有不動産の安定した賃料収入の確保に加え、新規収益物件の取得に努めました。

 

商業施設建築事業におきましては、大型施工案件の完成工事売上の計上に加え、新規施工案件及び得意とする設計案件の獲得に努めました。

 

新たな事業セグメントである店舗サブリース事業におきましては、業務提携先であります株式会社オリーブスパ(以下「オリーブスパ」といいます。)との間で具体的な協議を進めることで、早期の収益化に努めました。

 

以上の結果、当第2四半期連結累計期間における業績は、売上高11,345百万円(前年同四半期比+1.7%)、営業利益589百万円(前年同四半期比+68.9%)、経常利益532百万円(前年同四半期比+74.6%)、親会社株主に帰属する四半期純利益133百万円(前年同四半期比―%)となりました。

 なお、親会社株主に帰属する四半期純利益におきましては、平成28年10月12日付け「特別損失(投資有価証券評価損)の計上に関するお知らせ」のとおり、当第2四半期連結累計期間において特別損失を計上したことが影響しております。

 

セグメント別の業績は、次のとおりであります。

 

 

 

(セグメント別概況)

〔総合エンターテインメント事業〕

(アミューズメント施設運営部門)

平成28年9月に、女性従業員による社内プロジェクト『Real Girl Project(リアルガールプロジェクト)』を立ち上げ、“女性目線による女性のための”店舗として、流行やニーズの情報発信地である渋谷の好立地において、プリ機専門店「Calla Lily(カラーリリィ)」をオープンいたしました。

また、主力ジャンルであるメダルゲームにおいては、人気マシンのバージョンアップを積極的に実施したほか、夏季期間中には全店規模のメダルパックイベントを実施いたしました。さらに、当社のメダル運営ノウハウを基に、顧客ニーズを反映して独自開発したビデオスロットマシンを、主要なメダルゲーム店舗に導入したところ、同スロットマシンのメダル利用率は、ほかのメダルマシンに比べ2~3倍を記録するなど、消費意欲を刺激する施策などにより売上強化を図りました。

また、都内で多数の観光バスツアーを企画・運営する企業とのタイアップ企画を継続したほか、コンテンツ関連部門におきましても、人気アニメやゲームコンテンツとのコラボ企画を複数店舗で同時に提供するなど、新規顧客層の獲得にも努めました。

 

これらの施策により、当第2四半期連結累計期間における既存店売上高前年比の平均は101.4%となったものの、8月及び9月においてはリオオリンピックの開催や台風などの悪天候が想定以上に店舗集客に影響し、また一部店舗の閉店によって、全体としては売上面で前年同四半期を下回りました。

利益面においては、設備などの投資時期の見直しのほか、光熱費などのコスト抑制を続けており、好調に推移いたしました。

 

(アミューズメント景品の製造・販売部門)

アニメやマンガなどのコンテンツ市場が伸長していることを背景に、世界最大規模の屋内イベントである「コミックマーケット90」に企業ブースを出展し、当社及びブレイクのブランディングを強化いたしました。

催事やイベントでの商品販売は順調に推移したものの、アミューズメント向け景品の販売については大手取引先への販売で苦戦し、売上面においては軟調に推移いたしました。利益面においては、利益率の高いオリジナル景品の販売や円高の影響による為替差益の発生などから、順調に推移いたしました。

 

以上の結果、総合エンターテインメント事業の業績は、売上高7,131百万円(前年同四半期比▲5.9%)、セグメント利益643百万円(前年同四半期比+30.8%)となりました。

 

 

〔不動産事業〕

(一戸建分譲部門)

ローン金利の低水準化や政府による住宅ローン減税拡充の期間が延長されたことなどの影響を受け、分譲住宅市場などの市況環境が回復傾向にあります。これを背景に、販売エリアを拡大したことにより取扱い件数が増加したことに加え、“一つ上の”上質なデザイナーズ物件をリーズナブルな価格でご提案することに注力した結果、得意とする既存エリアを中心に販売が順調に推移したことで、売上面は順調に伸長いたしました。利益面では、依然として用地の仕入れ、施工人件費の高騰などの影響を受けて原価が増加したことにより軟調に推移いたしました。

 

(不動産アセット部門)

保有不動産の安定した賃料収入により、堅調に推移いたしました。

 

以上の結果、不動産事業の業績は、売上高2,959百万円(前年同四半期比+2.8%)、セグメント利益164百万円(前年同四半期比▲38.8%)となりました。

 

 

〔商業施設建築事業〕

 得意とする設計案件を積極的に獲得したほか、大型施工案件の完成工事売上が計上できたことにより、大きく収益貢献いたしました。

 

以上の結果、商業施設建築事業の業績は、売上高1,226百万円(前年同四半期比+1,377.5%)、セグメント利益49百万円(前年同四半期比―%)となりました。

 

 

 

〔店舗サブリース事業〕

当社グループの新たな事業である店舗サブリース事業におきましては、オリーブスパとの具体的な協議を重ねた結果、当第2四半期連結累計期間より取引を開始しております。

 

以上の結果、店舗サブリース事業の業績は、売上高9百万円(前年同四半期比―%)、セグメント利益▲1百万円(前年同四半期比―%)となりました。

 

 

  また、資産、負債及び純資産の状況は以下のとおりであります。
  当第2四半期連結累計期間末の資産につきましては、前連結会計年度末に比べて1,798百万円増の23,041百万円となりました。これは主としてたな卸資産の増加及び現預金の増加によるものであります。
 負債につきましては、前連結会計年度末に比べて1,793百万円増の13,407百万円となりました。これは主として商業施設建築事業における未成工事受入金の増加及び当社グループの借入実行によるものであります。
 純資産につきましては、前連結会計年度末に比べて5百万円増の9,634百万円となりました。これは主として配当金の支払及び親会社株主に帰属する四半期純利益による影響であります。

 

 

  (2)キャッシュ・フローの状況の分析

  営業活動によるキャッシュ・フローは、167百万円の資金の獲得(前年同四半期は298百万円の資金の獲得)となりました。これは主としてたな卸資産の増加等により、資金の獲得が減少したものであります。

  投資活動によるキャッシュ・フローは、937百万円の資金の使用(前年同四半期は477百万円の資金の獲得)となりました。これは主として有形固定資産及び無形固定資産の取得によるものであります。
 財務活動によるキャッシュ・フローは、1,598百万円の資金の獲得(前年同四半期は802百万円の資金の使用)となりました。これは主として借入の実行によるものであります。

  これらの活動の結果、現金及び現金同等物の当第2四半期連結会計期間末残高は5,144百万円となりました。

 

 

  (3)事業上及び財務上の対処すべき課題

 当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

 

  (4)研究開発活動

    該当事項はありません。