第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第3四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。

 

2【経営上の重要な契約等】

   該当事項はありません。

 

3【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

   文中における将来に関する事項は、当四半期報告書提出日現在において当社グループが判断したものであります。

 (1)業績の状況

 当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、政府による各種政策の効果もあり、緩やかな回復基調にあるものの、アジア新興国や資源国などの景気の下振れによる影響などにより、依然として不透明感は拭いきれない状況となります。

当社グループの主力事業である総合エンターテインメント事業が属するアミューズメント市場におきましては、エンターテインメント分野でのVR(バーチャルリアリティ:仮想現実)技術が注目を集め、当社が12月に渋谷に開設した「VR PARK TOKYO」も様々なメディアが大きく取り上げるなど、幅広い層からの期待を受けております。

また、当社グループの第2の主力事業である不動産事業の環境におきましても、2020年を睨んだ様々な建築プロジェクトや住宅取得に係る各種税制措置が図られるなど、好材料が見受けられる一方で、直近の住宅着工件数の動向では横ばい傾向になるなど市況が鈍化しており、住宅販売分野における市況環境においては引き続き注視が必要な状況となります。

 

このような市場環境の中、当社は総合エンターテインメント事業の業容拡大と新規事業の創出を経営戦略の軸としておりますが、当第3四半期におきましては、平成28年12月14日にインバウンド需要の取り込みに向けた集客施策の一環として当社初となる外貨両替所「ADORES EXCHANGE Akihabara」を開設したほか、同16日には、VR市場に新たなエンターテインメントの場として、VRアトラクション常設型のVRエンターテインメント施設「VR PARK TOKYO」を開設し、新規顧客層の獲得を図り、売上強化に努めました。

 

当社グループの第2の主力事業である不動産事業におきましては、子会社のキーノート株式会社(以下「キーノート」といいます。)が展開する一戸建分譲部門において、平成28年10月20日に新たな市場の開拓を図るべく、「千里中央営業所」を開設し、営業拠点の拡大による収益の強化に努めました。

 

また、当社が展開する不動産アセット部門におきましても、引き続き保有不動産の安定した賃料収入の確保に加え、新規収益物件の取得に努めました。

 

商業施設建築事業におきましては、大型施工案件の完成工事売上の計上に加え、新規施工案件及び得意とする設計案件の獲得に努めました。

 

新たな事業セグメントである店舗サブリース事業におきましては、引き続き業務提携先であります株式会社オリーブスパ(以下「オリーブスパ」といいます。)との間で具体的な協議を進めることで、早期の収益化に努めました。

 

以上の結果、当第3四半期連結累計期間における業績は、売上高16,719百万円(前年同四半期比+0.9%)、営業利益623百万円(前年同四半期比+28.7%)、経常利益536百万円(前年同四半期比+27.6%)、親会社株主に帰属する四半期純利益238百万円(前年同四半期比―%)となりました。

なお、親会社株主に帰属する四半期純利益におきましては、平成28年10月18日付け「投資有価証券売却益(特別利益)の計上に関するお知らせ」のとおり、当第3四半期連結累計期間において121百万円の特別利益を計上しております。

 

 

 セグメント別の業績は、次の通りであります。

 

[総合エンターテインメント事業]

(アミューズメント施設運営部門)

総合エンターテインメント事業の業容拡大を図る中、平成28年12月14日に訪日外国人に人気の観光地に立地する既存アミューズメント店舗の一角を活用したインバウンド需要の取り込みに向けた集客施策の一環として、当社初となる外貨両替所「ADORES EXCHANGE Akihabara」を開設いたしました。

また、平成28年はVR元年と言われるとおり、様々なメーカーによるVR関連機器の発売やVR関連サービスの展開が相次ぎ、アミューズメント市場だけでなく、個人消費者を巻き込み、世界的に大きな盛り上がりを見せる中、12月16日に、VR市場に新たなエンターテインメントの場を提供したいとの想いから「VR PARK TOKYO」を開設いたしました。

 

主力ジャンルであるメダルゲームにおいては、全店規模のメダルイベントやクオカードなどが当たるスクラッチイベントを実施したほか、クレーンゲームにおいては、キャラクターなどの人気景品を多数提供するなど、消費意欲を刺激する施策などにより売上強化を図りました。

また、プリクラ専門店の「Calla Lily」において、モデルやタレントを招いたお客様参加型のイベントを実施したほか、コンテンツ関連部門におきましても、引き続き人気アニメやゲームコンテンツとのコラボ企画を複数店舗で同時に提供するなど、新規顧客層の獲得にも努めました。

 

しかしながら、一部店舗の閉店やクレーンゲームでの稼働が伸び悩んだことに加え、その他のゲームジャンルにおいても軟調に推移したことから、当第3四半期連結累計期間における既存店売上高前年比の平均は94.9%となりました。利益面では、施設運営に係る費用が想定を下回ったことや光熱費などのコスト抑制を続けていることで、好調に推移いたしました。

 

(アミューズメント景品の製造・販売部門)

イベントでの商品販売や物販商品の販売は引き続き順調に推移したものの、アミューズメント向け景品の販売については大手取引先への販売が苦戦し、売上面において軟調に推移いたしました。利益面においても、利益率の高いオリジナル景品の販売や円高の影響による為替差益の発生によるプラス要因はあるものの、アミューズメント向け景品の販売が苦戦したことにより軟調に推移いたしました。

 

以上の結果、総合エンターテインメント事業の業績は、売上高10,312百万円(前年同四半期比▲7.5%)、セグメント利益701百万円(前年同四半期比+12.9%)となりました。

 

 

〔不動産事業〕

(一戸建分譲部門)

平成28年10月20日に「千里中央営業所」を新たに開設し、営業拠点を拡大したことにより取扱い件数が増加したことに加え、得意とする既存エリアを中心に販売が伸びたことで、売上面は堅調に推移いたしました。利益面では、依然として用地の仕入れ、施工人件費の高騰などの影響を受けて原価が増加したことにより軟調に推移いたしました。

 

(不動産アセット部門)

保有不動産の安定した賃料収入により、堅調に推移いたしました。

 

以上の結果、不動産事業の業績は、売上高4,696百万円(前年同四半期比+9.0%)、セグメント利益272百万円(前年同四半期比▲28.2%)となりました。

 

 

〔商業施設建築事業〕

 引き続き得意とする設計案件を積極的に獲得したほか、大型施工案件の完成工事売上が計上できたことにより、大きく収益貢献いたしました。

 

以上の結果、商業施設建築事業の業績は、売上高1,667百万円(前年同四半期比+244.8%)、セグメント利益59百万円(前年同四半期比―%)となりました。

 

 

〔店舗サブリース事業〕

引き続きオリーブスパとの取引において、早期の収益化に努めております。

 

以上の結果、店舗サブリース事業の業績は、売上高24百万円(前年同四半期比―%)、セグメント利益0.6百万円(前年同四半期比―%)となりました。

 

 

 

(2)財政状態の分析
 当第3四半期連結会計期間末の資産につきましては、前連結会計年度末に比べて1,719百万円増の22,963百万円となりました。これは主として、販売用不動産の取得による増加及び現預金の増加によるものです。
 負債につきましては、前連結会計年度末に比べて1,606百万円増の13,219百万円となりました。これは主として長期借入金の増加によるものです。
 純資産につきましては、前連結会計年度末に比べて113百万円増の9,743百万円となりました。これは主として配当金の支払及び親会社株主に帰属する四半期純利益によるものであります。

 

 

  (3)事業上及び財務上の対処すべき課題

      当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

 

  (4)研究開発活動

   該当事項はありません。