当社は、平成29年5月9日開催の取締役会において、当社の不動産事業(不動産アセット部門)、店舗サブリース事業及び管理部門以外の全ての事業を、当社の100%子会社であるアドアーズ分割準備株式会社(平成29年10月1日(予定)に「アドアーズ株式会社」に商号変更)に承継させる吸収分割契約を締結すること(以下、「本件吸収分割」といいます。)を決議し、同日、承継会社との間で吸収分割契約を締結いたしました。
なお、本件吸収分割が平成29年6月27日に開催した当社第50回定時株主総会にて承認されたことにより、平成29年10月1日付で持株会社体制へ移行し、「株式会社KeyHolder」に商号変更を予定しております。
(1)吸収分割の目的
当社は、半世紀にわたり、首都圏を中心とするアミューズメント施設の運営により事業を拡大してまいりましたが、近年は遊びのニーズの変化に合わせ、新たなエンターテインメントを開設するなど、総合エンターテインメント事業として、事業展開を行っております。
また、平成25年には不動産事業および商業施設建築事業を行う子会社を傘下にいれ、当社グループとしての事業展開を開始しましたが、平成27年より、新規事業の創出や総合エンターテインメント事業の業容拡大を当社グループの経営課題と掲げ、更なる企業成長を目指してまいりました。
今般、当社グループの企業成長を早期に実現するため、持株会社体制に移行し、当社グループにおける主な既存事業において、それぞれの役割と責任を明確にし、事業活動に専念することが有効であり、積極的なM&Aの実施による機動的な事業再編やグループ全体の経営資源の最適配分を図っていくことが必要であると判断し、本件吸収分割を実施し、持株会社体制へ移行することを決定いたしました。
(2)吸収分割の方法
当社を分割会社とし、当社の100%子会社であるアドアーズ分割準備株式会社を承継会社とする吸収分割方式。
(3)吸収分割の効力発生日
平成29年10月1日(予定)
(4)分割に際して発行する株式及び割当
本件吸収分割に際して、承継会社であるアドアーズ分割準備株式会社は普通株式1,600株を発行し、これを全て分割会社である当社に割当て交付いたします。
(5)割当株式数の算定根拠
承継会社は、分割会社の100%子会社であり、かつ本件吸収分割は資産及び負債を帳簿価額で承継させ、本件吸収分割により承継会社が発行する全株式を当社に割当てる分社型吸収分割であることから、両社間で協議し、割当てる株式数を決定いたしました。
(6)分割する資産、負債の項目及び金額(平成29年2月28日現在)
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資 産 |
負 債 |
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項目 |
金額 |
項目 |
金額 |
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流動資産 |
2,718百万円 |
流動負債 |
1,160百万円 |
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固定資産 |
7,124百万円 |
固定負債 |
4,494百万円 |
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合計 |
9,843百万円 |
合計 |
5,654百万円 |
(注)上記金額は、平成29年2月28日現在の貸借対照表を基準として算出しているため、実際に承継される金額につきましては、上記金額に効力発生日までの増減を加除した数値となります。
(7)承継会社の概要
商 号 アドアーズ分割準備株式会社(本件吸収分割後、「アドアーズ株式会社」に商号変更予定)
所 在 地 東京都港区虎ノ門一丁目7番12号
代 表 者 代表取締役社長 石井 学
資 本 金 20百万円
事 業 内 容 総合エンターテインメント事業、その他の事業(外貨両替事業)
なお、本件吸収分割前は事業を行っておりません。
文中における将来に関する事項は、当四半期報告書提出日現在において当社が判断したものであります。
(1)業績の状況
当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、各種政策の効果もあって、緩やかな回復傾向にある中、海外経済の不確実性や金融資本市場の変動の影響に対する懸念などから、先行きは依然として不透明な状況となっております。
当社グループの主力事業である総合エンターテインメント事業が属する余暇市場におきましては、労働環境の改善により余暇時間の増加に伴う余暇市場への参加人口が回復傾向にある中、ゲームセンターなどの娯楽業では依然として効果が限定的です。
また、第2の主力事業である不動産事業におきましても、2020年を睨んだ様々な建築プロジェクトや住宅取得に係る各種税制措置が図られるなど、好材料が見受けられる一方で、直近の住宅着工件数の動向では市況の伸びが鈍化しており、当社が属する各事業における市況環境においては引き続き注視が必要な状況となります。
このような中、主力事業である総合エンターテインメント事業において既存店で苦戦しているものの、VRエンターテインメント施設の「VR PARK TOKYO」に関連した取り組みを積極的に実施したほか、コラボカフェやカラオケ等のコンテンツ部門において、引き続きコラボ企画を多数実施いたしました。
また、不動産事業および商業施設建築事業においても、新規案件の取得や取扱い件数の増加による売上強化に努めており、堅調に推移しております。
以上の結果、当第1四半期連結累計期間における業績は、売上高4,597百万円(前年同四半期比△18.1%)、営業利益36百万円(前年同四半期比△86.2%)、経常利益30百万円(前年同四半期比△87.2%)、親会社株主に帰属する四半期純利益12百万円(前年同四半期比△85.2%)となりました。
なお、前年同四半期比においては、当社の連結子会社であった株式会社ブレイクの全株式を平成29年3月31日付で譲渡したことも影響しております。
セグメント別の業績は、次の通りであります。
<セグメント別概況>
〔総合エンターテインメント事業〕
主力ジャンルであるメダルゲームにおいて、GW期間に大型メダルイベントを実施したほか、クレーンゲームにおいては、TVアニメ「BanG Dream!」(バンドリ!)との全店コラボイベントによる集客施策に加え、顧客ニーズに合わせた人気景品などの入替も積極的に実施し、消費意欲を刺激する施策により売上強化を図りました。
また、VRエンターテインメント施設「VR PARK TOKYO」では、新アトラクションの導入に加え、異業種とのコラボ企画による期間限定のVR機器の設置や、催事・イベントなどへのVR機器のレンタル開始により新規顧客層の獲得を図り、売上強化に努めました。
しかしながら、「VR PARK TOKYO」やコラボ店舗は好調に推移したものの、一部店舗の閉店やメダルゲームおよびクレーンゲームでの稼働が伸び悩んだことによる影響を受け売上・利益面共に軟調に推移いたしました。
以上の結果、売上高2,606百万円(前年同四半期比△25.2%)、セグメント利益136百万円(前年同四半期比△55.0%)となりました。
〔不動産事業〕
(一戸建分譲部門)
営業拠点を拡大したことにより取扱い件数が増加したことに加え、得意とする既存エリアを中心に販売が伸び、売上・利益面共に好調に推移いたしました。
(不動産アセット部門)
保有不動産の安定した賃料収入により、堅調に推移いたしました。
以上の結果、売上高1,635百万円(前年同四半期比+26.1%)、セグメント利益86百万円(前年同四半期比+179.4%)となりました。
〔商業施設建築事業〕
引き続き得意とする設計案件を積極的に獲得したほか、施工案件の完成工事売上が計上できたことにより堅調に推移した結果、売上高304百万円(前年同四半期比△62.5%)、セグメント利益17百万円(前年同四半期比△56.4%)となりました。
なお、前年同四半期比におきましては、前期のような期ズレによる大型施工案件の進行基準に基づく売上計上がなかったことによる影響を受けております。
〔店舗サブリース事業〕
引き続き株式会社オリーブスパとの連携による事業活動を行った結果、売上高46百万円(前年同四半期比―%)、セグメント利益8百万円(前年同四半期比―%)となりました。なお、同事業は前第2四半期連結会計期間より開始しております。
(2)財政状態の分析
当第1四半期連結累計期間末の資産につきましては、前連結会計年度末に比べて132百万円増の21,903百万円となりました。これは主として借入等による現金及び預金の増加によるものであります。
負債につきましては、前連結会計年度末に比べて258百万円増の12,315百万円となりました。これは主として長期借入金の増加によるものであります。
純資産につきましては、前連結会計年度末に比べて126百万円減の9,588百万円となりました。これは主として配当金の支払によるものであります。
この結果、自己資本比率は43.7%(前連結会計年度末は44.6%)となりました。