第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第1四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、又は、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

   文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。

   なお、当社グループは、当第1四半期連結累計期間より国際財務報告基準(以下、「IFRS」という。)を適用して

  おり、前第1四半期連結累計期間及び前連結会計年度の数値もIFRSに組替えて比較分析を行っております。

 (1)財政状態及び経営成績の状況

    当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、各種政策の効果もあって、緩やかな回復傾向にあるものの、

   海外経済の不確実性や金融資本市場の変動の影響に対する懸念などから、先行きは依然として不透明な状況となっ

   ております。

    当社グループの柱である総合エンターテインメント事業が属する余暇市場におきましては、労働環境の改善によ

   る余暇時間の増加及び、これに伴う余暇市場への参加人口が回復傾向にあります。

    また、不動産事業におきましては、2020年を睨んだ様々な建築プロジェクトや住宅取得に係る各種税制措置が図

   られるなど、好材料が見受けられる一方で、直近の住宅着工件数の動向では市況の伸びが鈍化しており、引き続き

   注視が必要な状況となっております。

    このような中、総合エンターテインメント事業におきましては、「ライブ・エンターテインメント部門」及び

   「テレビ番組制作部門」を新たに立ち上げ、それぞれの運営会社として、株式会社KeyStudio(以下、

   「KS」という。)と株式会社KeyProduction(以下、「KP」という。)を設立いたしました。

    ライブ・エンターテインメント部門におきましては、新宿アルタ店の7階に、ライブ・イベントスペース施設

   「KeyStudio」を開設し、2018年7月より本格的な運営を開始いたしました。本件につきましては、2018

   年6月18日付け「連結子会社(株式会社KeyStudio)と株式会社Y&N Brothers及び株式会社allfuzとの業

   務提携契約の締結及び秋元康氏の当社特別顧問就任に関するお知らせ」にて開示しましたとおり、積極的な業務提

   携を実施するとともに、大物音楽プロデューサーであり、様々な分野における幅広い見識と経験を有される秋元康

   氏に当社の特別顧問にご就任いただくなど、同部門の早期収益化に向けた取り組みを行っております。

    また、テレビ番組制作部門では、2018年5月24日付け「連結子会社(株式会社KeyProduction)に

   よる吸収分割契約の締結に関するお知らせ」にて開示しましたとおり、テレビ業界において幅広い制作実績を有す

   る株式会社BIGFACE(以下、「BIGFACE」という。)から7月1日にテレビ番組制作事業を譲り受け

   、新しい総合エンターテインメント事業のもう一つの柱とすべく事業を開始いたしました。

    不動産事業及び商業施設建築事業におきましても、引き続き新規案件の取得や取扱い件数の増加による売上強化

   に努めております。

 

    以上の結果、当第1四半期連結累計期間における業績は、売上収益1,428百万円(前年同四半期比△22.6%)、営

   業損失144百万円(前年同四半期は営業損失68百万円)、親会社の所有者に帰属する四半期損失163百万円(前年同

   四半期は親会社の所有者に帰属する四半期利益7百万円)となりました。

 

    なお、当第1四半期連結累計期間より、IFRSを任意適用しております。これにより、当社の連結子会社であった

   アドアーズ株式会社の売却に伴い、同社の総合エンターテインメント事業及び同事業に紐付く不動産アセット部門

   を除く不動産事業を非継続事業に分類し、連結会計年度の関連する数値については、組替えて表示しておりま

   す。

 

    セグメント別の経営成績は、次のとおりであります。

 

 <セグメント別概況>

 〔総合エンターテインメント事業〕

 (ライブ・エンターテインメント部門)

  ライブ・エンターテインメント部門におきましては、2018年4月13日に設立した当社の連結子会社であるKSが、新

 宿アルタにおいてライブ・イベントスペース施設「KeyStudio」の運営を6月8日よりプレオープンの形式で

 開始しておりましたが、7月1日のグランドオープンより本格的に稼働しております。

  直近における注目の演目としては、秋元康氏プロデュースの劇団「4ドル50セント」による週末定期公演やインバウ

 ンドを狙った世界的パーフォーマンスチームのアミューズ所属「SIRO-A」、若者向けの最新コンテンツとして、キング

 レコードが仕掛ける人気声優陣がお届けするラップバトル「ヒプノシスマイク」、そして、メジャーアーティストだけ

 ではなく、これからの新人アーティストを発掘、育成する劇場主導型イベント「UTAGE」などの幅広いジャンルの

 公演を行っております。

 

 (テレビ番組制作部門)

  テレビ番組制作部門におきましては、2018年4月18日に設立した当社の連結子会社であるKPが、2018年5月24日付

 け「連結子会社(株式会社KeyProduction)による吸収分割契約の締結に関するお知らせ」の開示のとお

 り、テレビ業界において幅広い制作実績を有してきたBIGFACEからテレビ番組制作事業を譲り受け、7月1日よ

 り事業を開始しております。

  人気バラエティ番組の「マツコの知らない世界(TBS)」や「林修の今でしょ!講座(テレビ朝日)」などの制作

 を手掛けております。その他に、CM、音楽PV、DVDなどの映像制作に加え、アーティスト・キャラクターのグッ

 ズ制作なども行っており、人気番組の制作に加え、様々な映像制作にも積極的に取り組んでおります。

 

  以上の結果、売上収益5百万円、セグメント損失13百万円となりました。

  なお、上記実績につきましては、ライブ・エンターテインメント部門において、「KeyStudio」を6月8日

 からプレオープンしたことによる実績であり、KPにおけるテレビ番組制作部門は7月1日からの事業開始であること

 から、当第1四半期連結累計期間には含まれておりません。

  また、過去の開示において記載していた「ライブ・エンターテインメント事業」及び「テレビ番組制作事業」は、当

 第1四半期連結累計期間より、「総合エンターテインメント事業」の一部門と位置付け、それぞれ「ライブ・エンター

 テインメント部門」、「テレビ番組制作部門」に読み替えて記載しております。

 

 〔不動産事業〕

 (不動産分譲部門)

  営業拠点を拡大したことにより取扱い件数は増加しているものの、一部の引渡しが7月以降にずれ込んだことによ

 り、前年同四半期比では減少しております。

 (不動産賃貸部門)

  保有不動産の安定した賃料収入及び仲介手数料などの計上により、好調に推移いたしました。

 

  以上の結果、売上収益1,212百万円(前年同四半期比△21.3%)、セグメント利益25百万円(前年同四半期比△72.0%)

 となりました。

  なお、当第1四半期連結累計期間より、「一戸建分譲部門」を「不動産分譲部門」、「不動産アセット部門」を「不

 動産賃貸部門」に読み替えて記載しております。また、前期まで報告セグメントとして記載しておりました「店舗サブ

 リース事業」につきましては、「不動産賃貸部門」に含めて記載しております。

 

 〔商業施設建築事業〕

  引き続き得意とする設計案件を積極的に獲得できたものの、前年同四半期において期を跨いだ案件の売上を計上した

 影響により、前年同四半期に比べ軟調に推移いたしました。

 

  以上の結果、売上収益210百万円(前年同四半期比△30.8%)、セグメント損失19百万円(前年同四半期はセグメント

 利益24百万円)となりました。

 

(2)資本の財源及び資金の流動性についての分析

   当第1四半期会計期間末の資産は、前連結会計年度末に比べて1,344百万円増の17,864百万円となりました。これは

  主として棚卸資産が増加したことによるものであります。

   負債につきましては、前連結会計年度末に比べて1,654百万円増の7,411百万円となりました。これは主として借入

  金が増加したことによるものであります。

   資本につきましては、前連結会計年度末に比べて310百万円減の10,453百万円となりました。これは主として配当金

  の支払及び親会社の所有者に帰属する四半期損失を計上したことによるものであります。

 

 

(3)キャッシュ・フローの状況

   当第1四半期連結会計期間末における連結ベースの現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、前連結会

  計年度末に比べ21百万円減少し9,632百万円となりました。

   当第1四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。

 

 (営業活動によるキャッシュ・フロー)

  営業活動によるキャッシュ・フローは、1,387百万円の資金の減少(前年同四半期は76百万円の資金の減少)となり

 ました。これは主として棚卸資産の増加によるものであります。

 

 (投資活動によるキャッシュ・フロー)

  投資活動によるキャッシュ・フローは、93百万円の資金の減少(前年同四半期は76百万円の資金の減少)となりま

 した。これは主として敷金保証金の差入による支出によるものであります。

 

 (財務活動によるキャッシュ・フロー)

  財務活動によるキャッシュ・フローは、1,459百万円の資金の増加(前年同四半期は527百万円の資金の増加)となり

 ました。これは主として借入金の増加によるものであります。

 

(4)事業上及び財務上の対処すべき課題

   当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(5)研究開発活動

   該当事項はありません。

 

 

3【経営上の重要な契約等】

   「第4 経理の状況 1.要約四半期連結財務諸表 要約四半期連結財務諸表注記 15.後発事象」をご参照下さ

  い。