第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第2四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、又は、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

   文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。

 (1)経営成績の状況

    当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善が続く中で、各種政策の効果もあっ

   て、緩やかな回復基調で推移いたしましたが、通商問題の動向が世界経済に与える影響や、中国経済の先行き、海

   外経済の動向と政策に関する不確実性、金融資本市場の変動の影響に対する懸念などから、先行きは依然として不

   透明であります。

    当社グループにおける、各事業を取り巻く環境も日々変化しており、一般消費動向の影響を受け易い事業も一部

   あることから、引き続き注視が必要な状況となっております。

 

    このような中、株式会社allfuz(以下「AF」という。)と株式会社KeyStudioとの間におい

   て、7月1日付けをもってAFを存続会社とする吸収合併を行ったほか、フーリンラージ株式会社(以下「フーリ

   ンラージ」という。)と株式会社KeyProductionとの間において、8月1日付けをもってフーリンラ

   ージを存続会社とする吸収合併を行っております。フーリンラージに関しましては、8月1日付けをもって、商号

   を「株式会社UNITED PRODUCTIONS」(以下「UP」という。)に変更したほか、同日付でテレビ

   ドラマや映画制作などで定評のあったイメージフィールド株式会社から映像制作事業を譲り受けるなど、体制の強

   化を図りました。

    また、SKE48の運営会社である株式会社SKEは、7月1日付けで「株式会社ゼスト」(以下「ゼスト」とい

   う。)に商号を変更し、積極的なM&A及び組織再編を実施いたしました。

    不動産事業におきましては、連結子会社であるキーノート株式会社(以下「キーノート」という。)の支店の統

   廃合を実施し、取扱い物件の販売強化に努めたほか、商業施設建築事業におきましても、引き続き海外飲食大手企

   業などからの新規案件の受注による売上強化に努めました。

    各事業の詳細につきましては、後述のセグメント別概況にて記載しております。

 

    以上の結果、当第2四半期連結累計期間における業績は、売上収益6,025百万円(前年同四半期比+30.4%)、営

   業損失117百万円(前年同四半期は営業損失108百万円)、税引前四半期損失276百万円(前年同四半期は税引前四半

   期損失159百万円)、親会社の所有者に帰属する四半期損失311百万円(前年同四半期は親会社の所有者に帰属する

   四半期損失143百万円)となりました。

 

    上記のほか、TV業界を中心とした放送メディア等で活躍するクリエイターやスタッフの派遣業を行うワイゼン

   ラージ株式会社(以下「ワイゼンラージ」という。)の全株式を取得し、10月1日付けでグループインしておりま

   す。

 

    また、第1四半期連結会計期間より、既存の事業セグメントである「不動産事業」、「商業施設建築事業」、

   「総合エンターテインメント事業」のほか、前期まで総合エンターテインメント事業の一部門としていた「テレビ

   番組制作部門」を「映像制作事業」とし、また、新たな事業として「広告代理店事業」をセグメント別けして記載

   しております。

 

    セグメント別の経営成績は、次のとおりであります。

 

 <セグメント別概況>

 〔総合エンターテインメント事業〕

 (ライブ・エンターテインメント部門)

  同部門におきましては、ゼストがSKE48などのアーティストの運営・管理を行っております。特にSKE48の活動

 に関しましては、日々の劇場公演のほか、7月24日にSKE48としての25作目の新曲「FRUSTRATION」をリ

 リースし、翌週のオリコンチャートにおいて、同グループとして21作連続初登場1位を獲得することができるなど、順

 調に推移しております。この他、8月には、SKE48の公式ゲームアプリ「SKE48の大富豪はおわらない!」(制

 作・配信:株式会社レッドクイーン)の配信が開始されており、配信から僅か1か月余りで40万ダウンロードを超える

 など、人気を博しております。また、AFが新宿アルタにおいて「KeyStudio」の屋号で劇場運営を行ってお

 ります。演目としては、当社の特別顧問である音楽プロデューサーの秋元康氏が企画・プロデュースしているオーディ

 ション番組から誕生した「ラストアイドル」や、これからの新人アーティストを発掘、育成する劇場主導型イベントな

 どの幅広いジャンルの公演を行いました。

 

 (カラーコンタクトレンズ部門)

  同部門におきましては、株式会社FA Project(以下「FAP」という。)が、イメージキャラクターに元

 乃木坂46の西野七瀬さんを起用し、「me me mar(メメマール)」のブランド名で6月29日から一般販売を開始

 したカラーコンタクトレンズの企画・開発・販売を行っております。初動販売では、ドン・キホーテや薬局等全国600

 ヵ店を超える販売店様に、販売初動で50万枚(5万箱)以上を出荷いたしました。

 

 (デジタル・コンテンツ部門)

  同部門におきましては、AFがスマートフォン向けのゲームアプリの管理・運営に関わる業務を行っております。主

 なタイトルは、乃木坂46のメンバーとの恋愛疑似体験ができる恋愛シミュレーションアプリ「乃木恋」が600万ダウン

 ロードを超えております。その他には、韓国のPOPアイドルグループ「TWICE」の公式アプリゲームである

 「TWICE-GO! GO! Fightin’-」のプロモーション活動などの支援を行っております。

 

  以上の結果、総合エンターテインメント事業の業績は、売上収益994百万円(前年同四半期は売上収益44百万円)、

 セグメント利益0百万円(前年同四半期はセグメント損失12百万円)となりました。

  なお、過去の開示において当事業セグメントとして記載していた「テレビ番組制作部門」は、第1四半期連結会計期

 間より、「映像制作事業」としてセグメント別けして記載しております。

 

 〔映像制作事業〕

  同事業におきましては、UPが人気バラエティ番組では「マツコの知らない世界(TBS)」、「林修の今でしょ!

 講座(テレビ朝日)」、「有吉のお金発見 突撃!カネオくん(NHK)」、「しくじり先生 俺みたいになるな!!

 (テレビ朝日)」、「でんじろうのTHE実験!(フジテレビ)」などのほか、映画「こはく」(7月6日から順次全

 国上映スタート)に加え、7月からは音楽アーティスト・パフォーマンスグループのメンバーが複数出演する

 「HiGH&LOW」シリーズの新作ドラマ『HiGH&LOW THE WORST EPISODE.0』などの各種映像制作を行っております。なお、

 進行期である10月以降の番組改編においても、お笑い芸人のオードリーのお二人がメインMCを務めるバラエティ番組

 「あちこちオードリー~春日の店あいてますよ?~(テレビ東京)」やSKE48のメンバーである「古畑奈和」が出演

 する「古畑前田のえにし酒(BS日テレ)」などの新番組の制作に関わる案件を獲得しており、各社のシナジー効果を

 含めて引き続き順調に推移しております。

 

  以上の結果、映像制作事業の業績は、売上収益1,712百万円(前年同四半期比+240.4%)、セグメント利益9百万円

 (前年同四半期比△44.1%)となりました。

 

 〔広告代理店事業〕

  同事業におきましては、主にAFにおきまして、株式会社セブン-イレブン・ジャパンが毎年展開するセブンイレブ

 ンフェアの企画・提案を行っております。9月末までは、「木村カエラ」や「乃木坂46」などとのコラボ企画を提案

 し、実施しております。その他、タレント・アーティストのキャスティングや、アーティストのライブイベントなどの

 プロモーション支援を行っております。

 

  以上の結果、広告代理店事業の業績は、売上収益407百万円、セグメント利益49百万円となりました。

 

 〔不動産事業〕

 (不動産分譲部門)

  同部門におきましては、キーノートが営業エリアの営業力強化を推進しながら、取扱い物件の販売強化に取り組んで

 おります。結果、売上面で不良、滞留在庫の早期処分による減収により軟調に推移したほか、販売用不動産の仕入れの

 抑制及び人件費等のコスト抑制を行ったものの、利益面でも軟調に推移しております。

 

 (不動産賃貸部門)

  保有不動産の安定した賃料収入及び仲介手数料などを計上したほか、新たに収益不動産を取得した一方で、保有不動

 産等の効率的な活用の観点から固定資産(不動産)の譲渡を行うなど、積極的な運用を行い利益面で貢献しました。

 

  以上の結果、不動産事業の業績は、売上収益2,343百万円(前年同四半期比△9.6%)、セグメント利益177百万円(前

 年同四半期比+180.3%)となりました。

 

 〔商業施設建築事業〕

  海外飲食大手企業などからの設計・デザイン案件の受注や継続している施工案件の売上が計上できているものの、前

 年同期においては大型施工案件の計上があったことの影響により、前年同期比で売上、利益面共に軟調に推移しており

 ます。

 

  以上の結果、商業施設建築事業の業績は、売上収益430百万円(前年同四半期比△70.9%)、セグメント損失40百万円

 (前年同四半期はセグメント利益58百万円)となりました。

 

 〔その他事業〕

  同事業におきましては、AFの子会社において運送事業を、AFにおいて青果事業及び飲食事業などを行っておりま

 す。運送事業はネットスーパーに関わる配送業務のほか、ライブやイベントなどで使用する機材運搬を、青果事業は青

 果類の卸売りをしております。飲食事業においては、都内で「Lis Bee」の屋号で営業していた店舗を「Meat Bar Lis

 Bee」としてリニューアルオープンさせるなど、ダイニングバー4店舗を運営しております。

 

  以上の結果、その他事業の業績は、売上収益136百万円、セグメント損失39百万円となりました。

 

(2)資本の財源及び資金の流動性についての分析

   当第2四半期連結会計期間末の資産は、前連結会計年度末に比べて6,399百万円増の25,849百万円となりました。こ

  れは主としてIFRS第16号適用に伴う使用権資産が増加したことによるものであります。

   負債につきましては、前連結会計年度末に比べて5,284百万円増の14,230百万円となりました。これは主として

  IFRS第16号適用に伴うリース負債が増加したことによるものであります。

   資本につきましては、前連結会計年度末に比べて1,115百万円増の11,618百万円となりました。これは主として株式

  交換に伴い資本剰余金が増加したことによるものであります。

 

(3)キャッシュ・フローの状況

   当第2四半期連結会計期間末における連結ベースの現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計

  年度末に比べ2,082百万円減少し3,991百万円となりました。

   当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。

 

 (営業活動によるキャッシュ・フロー)

  営業活動によるキャッシュ・フローは、1,875百万円の資金の減少(前年同四半期は2,396百万円の資金の減少)と

 なりました。これは主として棚卸資産の増加によるものであります。

 

 (投資活動によるキャッシュ・フロー)

  投資活動によるキャッシュ・フローは、1,045百万円の資金の減少(前年同四半期は1,078百万円の資金の減少)と

 なりました。これは主として有形固定資産取得に係る一部金の支出によるものであります。

 

 (財務活動によるキャッシュ・フロー)

  財務活動によるキャッシュ・フローは、838百万円の資金の増加(前年同四半期比△63.1%)となりました。これは

 主として借入金の増加によるものであります。

 

(4)事業上及び財務上の対処すべき課題

   当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(5)研究開発活動

   該当事項はありません。

 

(6)従業員数

   当第2四半期連結累計期間において、当社を株式交換完全親会社、AFを株式交換完全子会社とする株式交換の実

  施及びフーリンラージの全株式を取得したことに伴い、主に広告代理店事業及び映像制作事業の従業員数が増加して

  おります。

 

 

3【経営上の重要な契約等】

   該当事項はありません。