第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当中間連結会計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

   文中の将来に関する事項は、当中間連結会計期間の末日現在において判断したものであります。

 (1)経営成績の状況

当中間連結会計期間におけるわが国経済は、雇用・所得環境が改善する中で、各種政策の効果や海外経済の改善もあって、景気が持ち直していくことが期待されております。しかしながら、全世界的な情勢への不安感や不透明感がみられる中で、物価の上昇や金融資本市場の変動、供給面での制約等による景気の下振れリスクに十分注意する必要があり、先行きは予断を許さない状況であります。

当社グループにおける、各事業を取り巻く環境も日々変化しており、一般消費動向の影響を受け易い事業も一部あるものの、機動的に必要かつ十分な対策を行うこととしております。

 

このような中、株式会社ノース・リバー(以下「NR」という。)が主にゲームアプリの企画・開発・運営等を行う株式会社10ANTZ (以下「TA」という。)の株式の51%を2024年1月1日付けで取得しており、今後も積極的な投資活動による当社グループの更なる収益規模の拡大及び強化に向けた展開を図ってまいります。

また、昨年新設いたしましたbijoux株式会社(以下「BJ」という。)による、大型の新人発掘オーディションを開催し、約7,000名のご応募の中から選出された33名のファイナリストによりまして、3月20日に最終選考会が開催されグランプリを含めて、9名が各賞に決定しております。なお、すでに5名の新人が当社グループ内に所属し、それぞれデビューに向けた準備をしております。

 

総合エンターテインメント事業では、大型イベントの開催やライブ・ツアーなどのほか、その他のタレントにつきましても、ドラマや各種番組への出演等、積極的な活動を展開いたしました。

映像制作事業につきましては、既存の番組制作の進捗のほか、特番放送されていた番組がレギュラー化されたことに加え、ドラマ制作や参画した映画製作案件が公開されるなど順調なほか、海外を含めた動画配信プラットフォーム向けの映像制作を行っております。

広告代理店事業につきましても、インターネット広告事業及びインターネットメディア事業を中心に各種継続案件を着実に積み上げることで売上強化に努めております。

 

以上の結果、当中間連結会計期間における業績は、売上収益14,150百万円(前年同期比△0.3%)、営業利益561百万円(前年同期比△64.7%)、税引前中間利益530百万円(前年同期比△65.9%)、親会社の所有者に帰属する中間利益499百万円(前年同期比△59.8%)となりました。

営業利益以降につきましては、前年同期比で大幅なマイナスとなっておりますが、こちらは売上原価率の上昇に伴い売上総利益が245百万円減少していることならびに、持分法による投資利益が421百万円減少していることに加え、BJの稼働に伴う先行費用の計上や、TAのグループインに伴う当該会社の中間損失229百万円が主な要因となっております。

なお、持分法による投資利益は乃木坂46合同会社に紐付くものであり、主な減少要因といたしましては、政府・行政機関により実施されていたコロナ禍に係る各種補助金制度に伴う収入が前年同期比で大幅に減少していることのほか、イベントや興行等において消費ニーズの向上に伴う物販等の収入が想定を上回り、例年に比べて非常に好調であった前年同期との比較において減少していることによるものであります。

 

セグメント別の経営成績は、次のとおりであります。

 

 <セグメント別概況>

 〔総合エンターテインメント事業〕

 (ライブ・エンターテインメント部門)

同部門につきましては、株式会社ゼスト(以下「ゼスト」という。)及びNRならびに株式会社A.M.Entertainment(以下「AME」という。)が、アーティストやタレント、スポーツ選手などのマネジメントを行っております。当社グループの主要アーティストの主な活動内容は以下のとおりであります。

 

アーティスト名

実施時期

内容:備考欄

SKE48

1月12日~

3月26日

派生ユニット「プリマステラ」4都市10公演

1月27日

TBS「STU48の7ならべ×SKE48の大富豪はおわらない!合同ライブ」

2月3日

Hello Music Festival 2024 in TOKYO

2月27日

TBS「PLAYLIST」

2月28日

32nd シングル「愛のホログラム」リリース

3月7日付けのオリコン週間合算シングルランキングで、通算9作目の合算シングル1位獲得となり、女性アーティストによる「合算シングル通算1位獲得作品数」記録を女性アーティスト歴代3位タイから歴代単独3位とした。

3月8日

フジテレビ「オールナイトフジコ」

4月8日

プリマステラ iLiVE!vol.12

4月15日

NHK WORLD-JAPAN「J-MELO」

5月5日

Hello Music Festival Theater&ライブ

5月16日

佐藤佳穂 1stソロライブ

乃木坂46

1月25日~27日

34th シングルアンダーライブ 3公演

3月7日~10日

12th YEAR BIRTHDAY LIVE 4公演

3月18日

TBS「CDTV ライブ!ライブ!」

3月22日

テレビ朝日系「MUSIC STATION」

3月29日

日本テレビ系「バズリズム」

4月6日

NHK「Venue101」

4月10日

35th シングル「チャンスは平等」リリース。4月16日発表の最新「オリコン週間シングルランキング」で初登場1位を獲得し、34作連続・通算34作目のシングル1位に。

5月11日、12日

山下美月卒業コンサート

6月7日~9日

35th シングルアンダーライブ 3公演

6月28日

香港ライブ

Novel

bright

1月21日

FUKUOKA MUSIC FES.2024

2月21日~

3月12日

NOVELCITY CARNIVAL Vol.4 3都市3公演

3月7日

4月3日リリースのMajor 3rd Full Album「CIRCUS」に収録されている新曲「Awesome Life」が、アサヒグループ食品「ミンティア」のCMソングに決定

3月16日

めざましテレビ30周年フェス in 東京

3月27日

4月3日にリリースされるMajor 3rd Full Album「CIRCUS」収録曲「Sensation」が、サッポロビール(株)の新商品「サッポロ WITH BEER ホワイトエール」のタイアップソングに決定

6月には「Sensation」(WITH BEERコラボレーションMusic Video)が公開

3月30日

SAPPORO MUSIC EXPERIENCE 2024

4月6日~

Novelbright LIVE TOUR 2024

4月28日

Otomeshi Festival.2024

5月3日

JAPAN JAM 2024

5月12日

OSAKA METROPOLITAN ROCK FESTIVAL 2024

5月19日

TOKYO METROPOLITAN ROCK FESTIVAL 2024

6月22日

GREEN FLASH FES 2024

 

そのほか、当社グループに所属するアーティストやタレントの活動においては、2023年12月末でSKE48を卒業した「江籠裕奈」が1月1日よりソロ活動を開始したほか、ゼスト及びAME所属の「et-アンド-」や「若月佑美」、「小栗有以」、「生駒里奈」、「鈴木絢音」、「古畑奈和」、「まるり」などが、ドラマや各種イベント、情報番組への出演のほか、アニメや企業とのタイアップなど、様々な場面において活躍の場を増やしております。

 (デジタル・コンテンツ部門)

同部門につきましては、主にTAが、アイドルとの恋愛疑似体験ができる恋愛シミュレーションゲームアプリの企画・開発・運営を行っております。リリースから8周年を迎えた乃木坂46公式の「乃木恋」や、日向坂46公式の「ひなこい」、櫻坂46公式の「サクコイ」など、坂道シリーズ唯一の公式ゲームアプリ等に係る業務を行っております。

 

以上の結果、総合エンターテインメント事業の業績は、売上収益7,045百万円(前年同期比+19.1%)、セグメント利益809百万円(前年同期比△52.1%)となりました。なお、TAのグループインに伴い売上収益は増加しているものの、前述のとおり、売上原価率の上昇に伴う売上総利益の減少のほか、コロナ禍に係る各種補助金制度に伴う収入が前期比大幅に減少したことを主な要因とする持分法による投資利益の減少に加え、BJの事業活動に伴い先行費用の計上やTAにおいて中間損失を計上したことなどにより、前年同期比では大幅な減益となっております。

 

 〔映像制作事業〕

同事業につきましては、株式会社UNITED PRODUCTIONS(以下「UP」という。)及び株式会社macaroniが既存の人気バラエティ番組や、所属アーティストのMVの制作のほか、ドラマ制作、映画製作委員会への出資及び製作を行っております。映像制作における、主な成果(レギュラー化やドラマ、映画製作等)は以下のとおりであります。

 

分類

放送・公開

開始日等

番組名(補足)

バラエティ

1月4日

テレビ朝日「とみおたち」(特番)

1月6日

NHK総合「有吉のお金発見 突撃!カネオくん」(新春SP)

1月7日

TBS「オールスタードッキリ祭」4時間SP(特番)

1月9日

フジテレビ「今夜はナゾトレ川柳四天王2024VS新世代!川柳下剋上SP!」

1月16日

TBS「THE神業チャレンジ」2時間SP

2月9日

Netflixコメディシリーズ「トークサバイバー!~トークが面白いと生き残れるドラマ~」のシーズン3が制作決定。制作プロダクションとして参画。

3月13日

テレビ東京「何を隠そう…ソレが!」(特番)

3月19日

テレビ東京「何を隠そう…ソレが!」が4月24日からレギュラー化決定。

3月24日

J:COM「花火のギモン」(特番)

4月6日

TBS「オールスター感謝祭2024春」5時間半SP(特番)

5月29日

フジテレビ「FNS鬼レンチャン歌謡祭」3時間半SP(特番)

ドラマ

1月26日~

3月29日

TBSドラマ「不適切にもほどがある!」放送

4月13日~

6月16日

テレビ朝日「あなたの恋人、強奪します。」放送

4月6日~

WOWOW「TOKYO VICE」シーズン2配信開始。7月には、ロケーションにおける世界的な賞のひとつ「第11回LMGI Awards」にノミネートされる。

5月31日

ドラマ「不適切にもほどがある!」第61回ギャラクシー賞テレビ部門特別賞を受賞!

映画

3月8日~

公開終了

映画「マイホームヒーロー」全国公開

 

その他にも、既存のバラエティ番組をはじめ、年始特番を多数制作しており、積極的に受注を獲得し、着実に実績を積み上げております。

株式会社TechCarry(以下「TC」という。)で展開しております、番組制作等でプロの技術者が使用する機材レンタル事業やデジタイズ事業につきましては、着実に実績を積み上げております。また、昨年までTCにて行っておりました映像編集作業を行うポスプロ事業につきましては、UPのポスプロ事業部と事業統合し順調に推移しております。

制作スタッフの派遣事業につきましては、派遣先である映像制作会社の状況に伴って、体制強化に伴う費用が増加しており、利益率が下がっている状況にはあるものの、引き続き堅実に実績を積み上げております。

 

以上の結果、映像制作事業の業績は、売上収益3,063百万円(前年同期比△4.5%)、セグメント利益75百万円(前年同期比△43.9%)となりました。なお、レギュラー番組では好採算案件等が増加しており、売上収益では堅調に推移しているものの、人件費の増加に伴う利益率の悪化や、前年同期に設立しておりますTOKYO ROCK STUDIO株式会社に紐づく海外案件やドラマ及び映画製作等の大型案件を獲得するための先行費用を計上していることに加え、当該案件の稼働が当初の予定からズレ込んでいることなどにより、前年同期比で減益となっております。

 

 

 〔広告代理店事業〕

株式会社FA Projectにて展開するデジタル広告部門では、インターネット広告事業及びインターネットメディア事業を展開しており、男性用脱毛サロンやフィットネスジム、ゴルフレッスンスクール等の顧客獲得の実績を積み上げており、クライアントの要望に基づく広告案件を、YouTube等の動画配信プラットフォームを中心としたSNS媒体向けに制作するほか、アフィリエイト広告等の戦略的な広告展開を図っております。

株式会社allfuzにて展開する広告代理店部門につきましては、特に株式会社セブン‐イレブン・ジャパンが展開しているセブンネットショッピングにおいて、年間を通して様々な取り組みを実施しております。広告代理店における、当中間連結会計期間における実績となった主な実施案件は以下のとおりであります。

 

 

EC販売・

キャンペーン等開始日

案件名

2023年10月6日

CANADA GOOSE 新店舗オープンイベントキャスティング

(窪塚洋介)(内田理央)(塩野瑛久)

2023年10月19日~

QVC出演キャスティング (松本明子)

2023年11月1日~

全日本大学バスケ選手権のオフィシャルサポーター就任(僕が見たかった青空)

2023年11月22日~

KOSE「MAKE KEEP MIST」SNS広告(小栗有以)

2023年11月24日~

「RESEXXY」WEB企画キャスティング(中尾暢樹)

2023年12月21日~

KOSE「MAKE KEEP MIST」広告動画(小栗有以)

2023年12月22日~

CROSS×RIVER PRODUCTION オフィシャルグッズ

2023年12月25日~

純烈 marimani 第1弾セラミックかっさ販売

2024年1月4日~

「CHINTAI」の新CM 他(僕が見たかった青空)

2024年2月20日~

小栗有以 オリジナルバスソルト付きカレンダー(予約開始)

2024年2月21日~

TOKYO INDIE GAMES SUMMIT 2024 グッズ販売(予約開始)

2024年2月23日~

3月31日

LIVE EMPOWER CHILDREN 2024 コンテンツプリント

2024年3月29日~

Bistro NAOTO

※販売開始時期やキャンペーン開始時期を問わず、当中間連結会計期間の積み上げ案件を列挙しております。

※広告代理店部門におきましては、相手先企業との契約上の兼ね合いから公表できる案件名は少なく、上記実績はその一

 部となります。上記のほか、有名スポーツ選手を起用したテレビCMに関する案件、スポーツ競技や各種イベント、著

  名アーティストの協賛に関わる業務、行政機関や各企業、学校法人等からの依頼案件において実績を積み上げておりま

  す。

 

以上の結果、広告代理店事業の業績は、売上収益3,985百万円(前年同期比△20.5%)、セグメント利益66百万円(前年同期比△49.7%)となりました。なお、売上収益につきましては、第1四半期でご説明しておりますとおり、デジタル広告分野における需要が減少する時期的な影響が想定よりも大きかったことで、第1四半期の前年同四半期比で大幅な売上収益の減少となっていることに加え、既存広告代理店においても、主要広告クライアントとの取り組み内容につきまして、好採算案件の獲得が順調であったものの、第1四半期の減少幅を圧縮するのには至っておりません。

 

 〔その他事業〕

同事業につきましては、当社において不動産賃貸事業を展開しており、売上収益56百万円(前年同期比+10.6%)、セグメント利益24百万円(前年同期比+113.5%)となりました。

なお、増加要因としましては、株式会社トポスエンタープライズが所有する投資不動産を取得したことに伴い、当該投資不動産の賃貸収入により売上収益、セグメント利益が増加しております。

 

(2)資本の財源及び資金の流動性についての分析

当中間連結会計期間末の資産は、前連結会計年度末に比べて3,792百万円増の31,007百万円となりました。これは主として投資不動産及びその他の金融資産が増加したことによるものであります。

負債につきましては、前連結会計年度末に比べて3,303百万円増の10,999百万円となりました。これは主として社債及び借入金、営業債務及びその他の債務、未払法人所得税等及び契約負債が増加したことによるものであります。

資本につきましては、前連結会計年度末に比べて488百万円増の20,008百万円となりました。これは主として自己株式の処分により増加したことによるものであります。

 

(3)キャッシュ・フローの状況

当中間連結会計期間における連結ベースの現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ1,503百万円減少し3,580百万円となりました。

当中間連結会計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。

 

 

 (営業活動によるキャッシュ・フロー)

営業活動によるキャッシュ・フローは、789百万円の資金の増加(前年同期比+58.5%)となりました。これは主として営業債務及びその他の債務の減少により資金が減少した一方、税引前中間利益の計上に加え、契約負債の増加及び法人所得税等の還付により資金が増加したことによるものであります。

 

 (投資活動によるキャッシュ・フロー)

投資活動によるキャッシュ・フローは、3,797百万円の資金の減少(前年同期は828百万円の資金の増加)となりました。これは主として利息及び配当金の受取があった一方、投資不動産の取得、被担保債権の取得及び連結範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出によるものであります。

 

 (財務活動によるキャッシュ・フロー)

財務活動によるキャッシュ・フローは、1,504百万円の資金の増加(前年同期は405百万円の資金の減少)となりました。これは主として利息及び配当金の支払、長期借入金の返済、リース負債の返済により資金が減少した一方で、自己株式の売却及び長期借入れによる収入により資金が増加したことによるものであります。

 

(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

   当中間連結会計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(5)研究開発活動

   該当事項はありません。

 

 

3【経営上の重要な契約等】

 (民事再生支援に関するスポンサー契約締結)

   当社は、2024年4月30日開催の取締役会において、株式会社トポスエンタープライズ(以下「トポス」という。)

  に対して、スポンサーとして再生支援することを決議し、同日付でスポンサー支援に関する最終契約書(以下「本件

  スポンサー契約」という。)を締結いたしました。なお、本件スポンサー契約の効力の発生は監督委員の同意を得る

  ことを条件としており、また、下記(2)②ア.の貸付及び下記(5)の株式取得の実行は、民事再生法第166条第1項及

  び第166条の2第2項に基づく裁判所の許可を受けていること、及び民事再生法第174条第1項に基づく裁判所の認可

  が確定することを条件としております。

 

(1)スポンサー契約の経緯と目的

トポスは、2023年10月30日付けでトポスのグループ会社であるパチンコホール運営を営む株式会社ガイア(以下「ガイア」という。)が民事再生法の申請を行ったことに伴い、同社におきましてもガイアの金融債務の一部を保証していた兼ね合いから、事業継続のための手続きとして東京地方裁判所に民事再生手続開始の申立てを行い、同日付で受理されて以降、事業の再建を図っております。

このような中、当社グループは、当社の取締役会長である藤澤信義が代表取締役社長を務める、当社の筆頭株主であるJトラスト株式会社(以下「Jトラスト」という。)からの紹介を受ける形で、トポスが有する複数の物流倉庫における広大な空間及び、運送用車両による機動力などの事業リソースの一部を、当社グループが展開する総合エンターテインメント事業や映像制作事業に取り込む或いは転用することによる、将来に向けた可能性につき模索することを主な目的として、同社のスポンサー支援について検討するための意向表明をしておりました。このような中、当社に対してご紹介をいただきましたJトラストにおきましても、ガイアとの間で基本合意書を締結し、Jトラスト、Jトラストの関係会社又はJトラストの指定するパートナー企業をガイアグループのスポンサー候補とし、これまで再生手続を遂行しながら、ガイアグループの事業を継続してきておりました。

当社は、意向表明以降、デューデリジェンス等を慎重に行った結果、トポスの安定的事業継続及び再生手続及び今後の円滑な再生計画の完遂の実現により同社の事業再生を図ることで、同社の有する幅広いパイプを介した当社保有IPのキャスティング機会の創出をはじめ、ライブや興行、イベントに係る物流面でのバックアップ、昨今の映像コンテンツの多様化に伴い不足傾向にある大型スタジオへの転用、エンターテインメント業界に寄った運送事業などの可能性に加え、同社の保有する不動産の将来的な価値が当社の事業規模拡大に値するとの結論に至りました。

この度、当社、Jトラスト及びガイアの3社で、「最終スポンサーの指定に関する覚書」を締結し、Jトラストにおいて、トポスの民事再生手続に関する最終スポンサーを当社に指定されたことを受けまして、当社とトポスの間でスポンサー契約を締結することにつき決議いたしました。

なお、スポンサー支援の一環として、当社はトポスが所有する不動産を取得するため、不動産売買契約を2024年5月15日付で締結し、同日付で当該不動産を1,902百万円で取得しております。当該不動産の購入資金は、金融機関からの資金調達にて充当しております。

 

(2)スポンサー契約の主な内容

   ①再生計画認可決定確定前

再生手続中の事業遂行に必要な事業資金、民事再生法第85条第5項に定める少額債権の弁済、その他トポスの事業継続に必要不可欠な資金を、必要に応じて支援する予定であります。

   ②再生計画認可決定確定後

ア.金銭消費貸借契約をトポスとの間で別途締結し、下記イ.の実行日に、貸付支援金として資金を拠出する予定

  であります。

  貸付支援金額:433,500千円

イ.認可決定確定後に、トポスの発行済株式の全部を同社が取得後、その全部の消却を実施の上、同日に同社が第

    三者割当増資の方法により発行した新株式の全てを引き受ける予定であります。

 

(3)トポスの概要

   ①名称     株式会社トポスエンタープライズ

   ②住所     千葉県千葉市美浜区新港44番地3

   ③代表者の氏名 代表取締役 宮澤 成幸

   ④資本金の額  90,000千円

   ⑤事業の内容  運送事業、卸売事業、倉庫事業等

 

(4)日程

   ①再生計画案提出期限 2024年5月15日まで

    再生計画案は、2024年7月24日開催の債権者集会での承認及び裁判所からの再生計画案の認可を受けておりま

   す。なお、認可決定された再生計画案の官報公告は、2024年8月上旬から中旬ごろを予定しており、同公告後2週

   間の経過を以て認可決定が確定する予定であります。

   ②第三者割当引受け日 2024年10月1日(予定)

   ③金銭の払込期間   2024年10月1日(予定)

 

(5)取得する株式の数、取得価額及び取得後の持分比率

   ①取得する株式の数 1,800株

   ②取得価額     18,000千円

   ③取得後の持分比率 100%