第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第2四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

 

2【経営上の重要な契約等】

第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。

 

3【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。

(1)経営成績の分析

 当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、個人消費や企業収益の一部に弱さが見られるものの、マイナス金利政策の影響もあり、雇用環境の改善や企業の設備投資には持ち直しの動きが見られるなど緩やかな回復傾向となりました。しかしながら、アジア新興国等の経済減速や英国のEU離脱問題など世界経済の不確実性の高まりもあり、依然として先行き不透明な状況で推移いたしました。

 学習塾業界におきましては、こうした経済状況に加え、従来からの少子化の流れの中で経営環境は依然厳しい状況で推移いたしました。

 このような外部環境に対して、少子化・不況を前提としたビジネスモデルの当社は、従来通りの差別化戦略を

徹底してまいりました。

 当社グループは、当期において主力事業のTOMASで新校開校を再開するなど、既存事業が堅調に推移しております。また、新規事業はスクールTOMAS、プラスワン教育が順調に、長時間英才型託児事業の伸芽'Sクラブが予想を上回るペースで好調に推移しております。

 その結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は9,964百万円(前年同期比5.6%増)、営業利益は734百万円(前年同期比8.4%増)、経常利益は721百万円(前年同期比9.0%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は463百万円(前年同期比3.7%増)となりました。

 

 当社グループの業績は、受験後の卒業等により生徒数が変動することから、新学年スタート時期である

第1四半期を底とし、講習会授業を実施する第2・第4四半期に大きく膨らむ季節的な変動要因があります。

 

 セグメント別の業績は次のとおりとなります。

①TOMAS(トーマス)[学習塾事業部門]

 完全1対1の進学個別指導による高品質な教育サービスを提供し、売上高は4,844百万円(前年同期比

7.2%増)、内部売上を含むと4,903百万円(前年同期比6.6%増)となりました。

 当第2四半期連結会計期間におきましては、TOMAS四ッ谷校(東京都)、TOMAS田町校(東京都)を新規開校し、TOMAS本厚木校(神奈川県)、TOMAS赤羽校(東京都)を移転リニューアルいたしました。

②名門会 [家庭教師派遣教育事業部門]

 100%プロ社会人講師による教育指導サービスの提供に加え、全国区へ事業展開を図っており、売上高は

2,005百万円(前年同期比0.2%増)となりました。

③伸芽会 [幼児教育事業部門]

 名門幼稚園・名門小学校受験業界でトップクラスの合格実績を誇る既存事業「伸芽会」に加え、受験対応型の長時間英才託児事業「伸芽'Sクラブ(しんが~ずくらぶ)」の2つのブランドの充実を図り、売上高は

1,753百万円(前年同期比9.0%増)、内部売上を含むと1,777百万円(前年同期比9.0%増)となりました。

④スクールTOMAS [学校内個別指導事業部門]

 学校内個別指導塾「スクールTOMAS」の営業展開を推し進め、売上高504百万円(前年同期比6.4%

増)、内部売上を含むと625百万円(前年同期比7.3%増)となりました。

⑤その他 [人格情操合宿教育事業並びに生徒募集勧誘事業部門]

 人格情操合宿教育事業部門のスクールツアーシップ(株式会社プラスワン教育)は、高い学力プラス・

ワンの情操分野を育む多彩な体験学習サービスの提供を行い、生徒募集勧誘事業部門の株式会社TOMAS

企画は、成長の原動力となる生徒募集勧誘事業を積極的に行った結果、その他部門の合計で、売上高は

857百万円(前年同期比3.3%増)、内部売上を含むと1,149百万円(前年同期比10.6%増)となりました。

 

 

(2)財政状態の分析

 当第2四半期連結会計期間末の総資産は、現金及び預金の増加、営業未収入金、繰延税金資産の減少等により前連結会計年度末と比較して292百万円増加し、12,785百万円となりました。

 負債は、未払金、未払法人税等、前受金の増加等により前連結会計年度末と比較して244百万円増加し、

4,951百万円となりました。

 純資産は、自己株式の処分、利益剰余金の減少等により前連結会計年度末と比較して48百万円増加し、7,834百万円となりました。

 

(3)キャッシュ・フローの状況

 当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に

比べて582百万円増加し、5,098百万円となりました。

  当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

  営業活動の結果得られた資金は1,187百万円(前年同期に得られた資金は768百万円)となりました。

 これは主に、税金等調整前四半期純利益690百万円、未払金の増加額239百万円、売上債権の減少額311百万円、未払消費税等の減少額213百万円等によるものです。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

  投資活動の結果使用した資金は193百万円(前年同期に使用した資金は88百万円)となりました。

 これは主に、有形固定資産の取得による支出82百万円、無形固定資産の取得による支出41百万円、敷金及び保証金の差入による支出39百万円等によるものです。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

 財務活動の結果使用した資金は411百万円(前年同期に得られた資金は4百万円)となりました。

 これは主に、配当金の支払額512百万円、自己株式の処分による収入104百万円等によるものです。

 

(4)事業上及び財務上の対処すべき課題

 当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(5)研究開発活動

 該当事項はありません。