第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第3四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスク発生又は全事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。

 

2 【経営上の重要な契約等】

 当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結はありません。

 

3 【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。

(1) 業績の状況

当第3四半期連結累計期間における日本経済は、一部に遅れが見られるものの、政府による様々な施策の効果もあり、雇用・所得環境の改善など、緩やかな回復基調が続いておりますが、海外経済の不確実性や金融市場の変動の影響もあり、依然不透明感が拭えない状況でした。

このような状況の中、当社グループは、総合教育企業として社会環境の変化に応じた成長戦略の推進、事業の再構築とシナジー効果の追求を行ってまいりました。

この結果、当第3四半期連結累計期間における売上高は5,405百万円(前年同期比5.2%増)、営業利益が479百万円(前年同期比21.8%増)、経常利益526百万円(前年同期比20.2%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益が377百万円(前年同期比25.2%増)となりました。

各セグメントの業績は次のとおりであります。

 

 a.教育事業

予備校部門におきましては、大学受験市場の縮小と多様化により生徒数は減少しているものの、演習授業「THE TANREN」や冬期合宿を通じ売上向上を図っております。

「城南AO推薦塾」におきましても、多様化する顧客ニーズを適切に捉え、安定した生徒数と合格実績を上げております。

個別指導部門におきましては、直営教室では売上高はほぼ前期並みを維持するとともに、低学年の集客に注力することにより、長期顧客の確保を実現しております。フランチャイズ教室は加盟基準を厳格化し、利益体質を強化しているために新規開校数・加盟金売上は減少しましたが、各教室の売上高は安定しております。

映像授業部門におきましては、映像授業専門教室「河合塾マナビス」各校舎において生徒数・売上高とも着実に増やし、今後の新規開校に向けた準備も引き続き進めてまいりました。

デジタル教材部門におきましては、時代のニーズに対応した小中学生を対象としたWEB学習システム「デキタス」のサービスを開始し、個人顧客を着実に増やしているほか、スポーツクラブや教育機関等との法人契約締結、デモンストレーションの実施などを通じ認知度を高めております。

児童教育部門におきましては、株式会社講談社パル社との業務提携契約を12月に締結し、講談社パルが経営する教室にて「くぼたのうけんコース」の試験導入が予定されるなど、既存教室の運営のみならず、新たな事業への展開を図っております。東京都認証保育所「城南ルミナ保育園立川」は、継続して定員上限の園児を受け入れております。さらに、幼児さんすうスクール「SPICA」では体験レッスンを積極的に受け入れ、新規会員増加に繋げております。児童英語教室「ズー・フォニックス・アカデミー」では、会員数増加に対応するため、運営システムを強化し顧客満足度を高めております。

子会社「株式会社リンゴ・エル・エル・シー」が運営するTOEFL等留学試験対策専門予備校「LINGO L.L.C.」の売上高は、好調に推移しております。また、同社講師を予備校部門の講師として招いたり、英単語アプリの共同制作などを通じて、グループ間での相互のシナジー効果を高めております。

この結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は5,169百万円(前年同期比1.1%増)、営業利益は393百万円(前年同期比2.3%増)、経常利益は443百万円(前年同期比3.2%増)、親会社株式に帰属する四半期純利益が307百万円(前年同期比5.2%増)となりました。

 

 b.スポーツ事業

子会社「株式会社久ケ原スポーツクラブ」は、会員数を着実に伸ばし、売上増に大きく貢献しました。

この結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は236百万円、営業利益は85百万円、経常利益は83百万円、親会社株式に帰属する四半期純利益が69百万円となりました。なお、「株式会社久ケ原スポーツクラブ」は前年11月に子会社化したため、前年同期比は記載しておりません。

 

(2) 財政状態の分析

(資産の部)

当第3四半期連結会計期間末の総資産につきましては、6,753百万円となり、前連結会計年度末から327百万円増額となりました。これは主に現金及び預金の増加が417百万円あったことなどに対し、売掛金の減少が44百万円あったことなどによるものであります。

(負債の部)

当第3四半期連結会計期間末の負債につきましては、2,140百万円となり、前連結会計年度末に比べ21百万円増加しました。これは主に未払法人税等の増加が31百万円、退職給付に係る負債の増加が28百万円、資産除去債務の減少が32百万円あったことなどによるものであります。

(純資産の部)

当第3四半期連結会計期間末の純資産につきましては、4,613百万円となり、前連結会計年度末に比べ305百万円増加しました。これは主に利益剰余金の増加が296百万円あったことなどによるものであります。

 

(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題

当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(4) 研究開発活動

該当事項はありません。