第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第1四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。

 

2 【経営上の重要な契約等】

当社は平成29年3月27日開催の取締役会において、JBSナーサリー株式会社の発行済株式全株を譲り受けることを決議し、平成29年4月5日付で同社株主との間で株式譲渡契約書を締結し、平成29年5月1日に同社株主との間で株式の譲渡を実行しております。詳細については「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 注記事項(企業結合等関係)」をご参照下さい。

 

3 【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。

(1) 業績の状況

当第1四半期連結累計期間における世界経済は、米国の政策運営や欧州政治情勢による影響など、先行き不透明な状況が継続しているものの、新興国を中心に回復基調となり、堅調に推移して参りました。一方、我が国経済におきましては、雇用・所得環境の改善が続くなか、各種政策の効果もあって、個人消費は底堅く推移し、緩やかな回復基調が続いております。

当業界におきましては、小学校教育での英語必修化や教育のICT化、2020年にはセンター試験に代わる新しい学力評価テストの導入など、抜本的な教育改革が予定されており、従来の知識偏重型教育からの脱却と多様な学習サービスの提供が求められています。

このような状況の中、当社グループは総合教育ソリューション企業として、社会環境の変化に応じた成長戦略の推進、事業の再構築とシナジー効果の追求を行ってまいりました。また、不採算の校舎・教室の閉鎖・統合等、各事業における資源の最適化を図って参りました。

この結果、当第1四半期連結累計期間における売上高は1,373百万円(前年同期比8百万円増)、営業損失が287百万円(前年同期の営業損失は284百万円)、経常損失が273百万円(前年同期の経常損失は274百万円)、親会社株主に帰属する四半期純損失が312百万円(前年同期の親会社株主に帰属する四半期純損失は294百万円)となりました。

 

 a.教育事業

予備校部門におきましては、大学受験市場の縮小と多様化に対応すべく、経営資源の集中と最適化を進めてまいりました。前連結会計年度末には金沢文庫校を横浜校へ閉鎖統合し、経営の効率化とサービス向上を図りました。また、AO・推薦入試等の多様化する受験ニーズに合わせたコースの設置や、電子黒板を活用した授業「ActiveLoop」を充実させ、講師の経験を問わずクオリティーの高い授業を提供しております。さらに、大学受験関連で培ったノウハウを講師派遣等を通じ高等学校などに提供するソリューション事業を積極的に展開して参りました。

個別指導部門におきましては、直営教室では不採算教室を整理統合したため売上高が減少しましたが、各教室の利益の改善を実現しております。フランチャイズ教室につきましては、教室数の増加よりも個々の収益性向上を目指し、加盟基準を厳格化した影響により加盟金売上は減少しましたが、既存教室の安定した売上拡大、既存オーナーによる多店舗展開を図って参りました。

映像授業部門におきましては、映像授業専門教室「河合塾マナビス」既存教室において安定した生徒数を確保し、前連結会計年度に開校した3教室においても着実に入学者を獲得しております。

さらに、児童教育部門の乳幼児育脳教室「くぼたのうけん」・児童英語教室「ズー・フォニックス・アカデミー」・東京都認証保育所「城南ルミナ保育園」等、幅広い層のニーズに応える体制を有しております。

特に、当第1四半期連結累計期間においては、小規模認可保育園を運営する「JBSナーサリー株式会社」を子会社化し、保育施設事業所間やグループ内幼児教育事業とのシナジー効果を追求しております。同時に、同社の子会社である「株式会社スタッフジャパン」も当社グループの傘下となっております。

TOEFL等の留学試験対策専門予備校を運営する「株式会社リンゴ・エル・エル・シー」では、実践英語教育へのニーズの高まりを受け、売上高を増加させると同時に、グローバル人材の育成を見据えた大学入試改革への対応を能動的に進めております。

この結果、当第1四半期連結累計期間のセグメント売上高は1,294百万円(前年同期比4百万円増)、セグメント損失は303百万円(前年同期のセグメント損失は301百万円)となりました。

 

 b.スポーツ事業

子会社である「株式会社久ケ原スポーツクラブ」が運営する久ケ原スイミングクラブの会員数は順調に推移し、売上増となり業績に寄与しました。

その結果、当第1四半期連結累計期間のセグメント売上高は79百万円(前年同期比4百万円増)、セグメント利益は15百万円(前年同期比1百万円減)となりました。

 

(2) 財政状態の分析

(資産の部)

当第1四半期連結会計期間末の総資産につきましては、6,233百万円となり、前連結会計年度末に比べ303百万円減少いたしました。これは主に、現金及び預金が461百万円減少した一方、のれんの増加が99百万円あったことなどによるものであります。

(負債の部)

当第1四半期連結会計期間末の負債につきましては、2,204百万円となり、前連結会計年度末に比べ88百万円増加いたしました。これは主に前受金が155百万円増加した一方、未払法人税等の減少が59百万円あったことなどによるものであります。

(純資産の部)

当第1四半期連結会計期間末の純資産につきましては、4,028百万円となり、前連結会計年度末に比べ391百万円減少しました。これは主に利益剰余金の減少が393百万円あったことなどによるものであります。

 

(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題

当第1四半期連結累計期間において、当社が対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(4) 研究開発活動

該当事項はありません。