当第2四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。
また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。
1.財政状態及び経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間における国内自動車流通市場は、前年の消費税増税にともなう駆け込み需要の反動減に加え、新型コロナウイルス感染症の影響により、新車登録台数(軽自動車含む)は2,028千台(前年同期比22.6%減)、中古車登録台数(軽自動車含む)は3,263千台(前年同期比3.8%減)となりました。((一社)日本自動車販売協会連合会、(一社)全国軽自動車協会連合会調べ)
また、中古車需要に大きく影響を及ぼす中古車輸出市場は、新型コロナウイルス感染症の影響により大きく減少し、輸出台数は457千台(前年同期比29.6%減)となりました。(財務省貿易統計調べ)
しかしながら、緊急事態宣言の発出された期間が含まれる第1四半期連結会計期間(2020年4月~6月)と、緊急事態宣言解除以降の当第2四半期連結会計期間(2020年7月~9月)を比較しますと、新車登録台数(軽自動車含む)は、836千台(前年同期比31.8%減)から1,192千台(前年同期比14.6%減)、中古車登録台数(軽自動車含む)は1,557千台(前年同期比6.9%減)から1,705千台(前年同期比0.8%減)と回復に向かっております。
オートオークション市場における出品台数は3,382千台(前年同期比11.0%減)、成約台数は2,139千台(前年同期比12.0%減)、成約率は63.3%(前年同期実績64.0%)となりました。((株)ユーストカー調べ)
このような経営環境の中、USSグループの当第2四半期連結累計期間における経営成績は、売上高34,277百万円(前年同期比11.6%減)、営業利益15,901百万円(前年同期比11.2%減)、経常利益16,314百万円(前年同期比10.4%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益10,945百万円(前年同期比10.5%減)となりました。
当第2四半期連結会計期間末の資産合計は221,198百万円となり、前連結会計年度末と比較して2,064百万円増加しました。これは主に、有価証券が3,000百万円、のれんが881百万円、受取手形及び売掛金が744百万円減少した一方、現金及び預金が4,051百万円、借地権など無形固定資産のその他が2,458百万円増加したことによるものです。
負債合計は34,368百万円となり、前連結会計年度末と比較して784百万円減少しました。これは主に、オークション借勘定が2,513百万円、長期借入金が771百万円増加した一方、未払金など流動負債のその他が4,048百万円減少したことによるものです。
純資産合計は186,830百万円となり、前連結会計年度末と比較して2,849百万円増加しました。これは主に、自己株式の取得により723百万円減少した一方、親会社株主に帰属する四半期純利益10,945百万円に対し、配当金を7,436百万円支払ったことにより利益剰余金が3,508百万円増加したことによるものです。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
オートオークション
オートオークションの出品台数は1,237千台(前年同期比15.3%減)、成約台数は765千台(前年同期比14.7%減)、成約率は61.9%(前年同期実績61.4%)となりました。
オートオークションにおける売上高は、緊急事態宣言解除以降の取扱台数が回復基調にあるものの、前年同期を下回ったことから減少しました。
営業費用については、R-名古屋会場の立体駐車場建設などにより減価償却費や租税公課が増加したものの、人件費や消耗品費の減少などにより減少しました。
この結果、オートオークションのセグメントは、外部顧客に対する売上高28,246百万円(前年同期比11.1%減)、営業利益15,698百万円(前年同期比10.4%減)となりました。
中古自動車等買取販売
中古自動車買取専門店「ラビット」は、緊急事態宣言解除以降のオークション相場が高水準で推移したことにより、台当たり粗利益が増加したものの、緊急事態宣言解除前の相場の低調や販売台数の減少などにより減収減益となりました。
事故現状車買取販売事業は、販売台数が減少したものの、緊急事態宣言解除以降のオークション相場が高水準で推移したことにより、台当たり粗利益が増加し減収増益となりました。
この結果、中古自動車等買取販売のセグメントは、外部顧客に対する売上高3,571百万円(前年同期比17.2%減)、営業利益98百万円(前年同期比5.0%減)となりました。
その他
リサイクル事業は、4月以降の鉄スクラップ相場は緩やかな回復基調にあるものの、取扱量が減少したことから減収減益となりました。
中古自動車の輸出手続代行サービス事業は、中古車輸出台数の大幅な減少により、受注台数が減少したことから営業損失となりました。
この結果、その他のセグメントは、外部顧客に対する売上高2,459百万円(前年同期比9.1%減)、営業利益54百万円(前年同期比76.1%減)となりました。
2.キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末と比較して1,051百万円増加し、51,880百万円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は16,644百万円となりました。これは主に、税金等調整前四半期純利益16,291百万円(前年同期比10.5%減)、法人税等の支払額4,531百万円(前年同期比36.0%減)、減価償却費及びその他の償却費2,592百万円(前年同期比6.6%増)、オークション勘定の増減額1,944百万円(前年同期比25.3%増)によるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果支出した資金は8,067百万円となりました。これは主に、R-名古屋会場の立体駐車場建設などにともなう有形固定資産の取得による支出4,964百万円(前年同期比103.3%増)、HAA神戸会場の借地権取得などにともなう無形固定資産の取得による支出3,094百万円(前年同期実績259百万円)によるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果支出した資金は7,525百万円となりました。これは主に、配当金の支払額7,436百万円(前年同期比13.8%増)、長期借入れによる収入980百万円(前年同期実績-百万円)、自己株式の取得による支出978百万円(前年同期比87.2%減)によるものです。
3.経営方針・経営戦略等
当第2四半期連結累計期間において、USSグループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
4.優先的に対処すべき事業上および財務上の課題
当第2四半期連結累計期間において、USSグループが優先的に対処すべき事業上および財務上の課題について重要な変更はありません。
なお、当社は財務および事業の方針の決定を支配する者の在り方に関する基本方針を定めておりますが、当第2四半期連結累計期間において、基本方針について重要な変更はありません。
5.研究開発活動
特記すべき事項はありません。
当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定または締結等はありません。