第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第3四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。

 また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

1.財政状態及び経営成績の状況

当第3四半期連結累計期間における国内自動車流通市場の新車登録台数(軽自動車含む)の推移を比較しますと、新型コロナウイルス感染症の影響により、緊急事態宣言が発出された第1四半期連結会計期間(2020年4月~6月)は836千台(前年同期比31.8%減)と大幅に減少しましたが、緊急事態宣言解除以降の第2四半期連結会計期間(2020年7月~9月)は1,192千台(前年同期比14.6%減)と回復基調となり、当第3四半期連結会計期間(2020年10月~12月)には1,198千台(前年同期比14.6%増)と、前年同期実績には10月に実施された消費税増税の影響があるものの、前年同期を上回る台数で推移しました。

中古車登録台数(軽自動車含む)においても、第1四半期連結会計期間は1,557千台(前年同期比6.9%減)、第2四半期連結会計期間は1,705千台(前年同期比0.8%減)、当第3四半期連結会計期間は1,694千台(前年同期比4.1%増)となりました。

その結果、当第3四半期連結累計期間の新車登録台数(軽自動車含む)は3,226千台(前年同期比12.0%減)、中古車登録台数(軽自動車含む)は4,958千台(前年同期比1.2%減)となりました。((一社)日本自動車販売協会連合会、(一社)全国軽自動車協会連合会調べ)

また、中古車需要に大きく影響を及ぼす中古車輸出市場は、新型コロナウイルス感染症の影響により大きく減少し、輸出台数は771千台(前年同期比22.5%減)となりました。(財務省貿易統計調べ)

オートオークション市場における出品台数は5,184千台(前年同期比8.0%減)、成約台数は3,347千台(前年同期比6.9%減)、成約率は64.6%(前年同期実績63.8%)となりました。((株)ユーストカー調べ)

このような経営環境の中、USSグループの当第3四半期連結累計期間における経営成績は、売上高53,964百万円(前年同期比7.3%減)、営業利益25,758百万円(前年同期比3.7%減)、経常利益26,370百万円(前年同期比3.2%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益17,715百万円(前年同期比3.0%減)となりました。

当第3四半期連結会計期間末の資産合計は215,470百万円となり、前連結会計年度末と比較して3,663百万円減少しました。これは主に、現金及び預金が3,111百万円増加した一方、有価証券が3,000百万円、オークション貸勘定が2,610百万円減少したことによるものです。

負債合計は28,560百万円となり、前連結会計年度末と比較して6,592百万円減少しました。これは主に、未払金など流動負債のその他が3,676百万円、未払法人税等が1,961百万円、オークション借勘定が1,216百万円減少したことによるものです。

純資産合計は186,909百万円となり、前連結会計年度末と比較して2,928百万円増加しました。これは主に、自己株式の取得により623百万円減少した一方、親会社株主に帰属する四半期純利益17,715百万円に対し、配当金を14,364百万円支払ったことなどにより利益剰余金が3,354百万円増加したことによるものです。

 

セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。

オートオークション

オートオークションの出品台数は1,923千台(前年同期比11.3%減)、成約台数は1,204千台(前年同期比8.7%減)、成約率は62.6%(前年同期実績60.9%)となりました。

オートオークションにおける売上高は、2020年5月の緊急事態宣言解除以降の取扱台数が回復基調にあるものの、前年同期を下回ったことから減少しました。

営業費用については、R-名古屋会場の立体駐車場建設などにより減価償却費や租税公課が増加したものの、低額車コーナーの買取保証や人件費の減少などにより減少しました。

この結果、オートオークションのセグメントは、外部顧客に対する売上高44,111百万円(前年同期比6.4%減)、営業利益25,233百万円(前年同期比3.8%減)となりました。

中古自動車等買取販売

中古自動車買取専門店「ラビット」は、販売台数が減少したものの、2020年5月の緊急事態宣言解除以降、オークション相場が高水準で推移したことにより、台当たり粗利益が改善し減収増益となりました。

事故現状車買取販売事業は、販売台数が減少したものの、2020年5月の緊急事態宣言解除以降、オークション相場が高水準で推移したことにより、台当たり粗利益が改善し減収増益となりました。

この結果、中古自動車等買取販売のセグメントは、外部顧客に対する売上高6,040百万円(前年同期比9.9%減)、営業利益237百万円(前年同期比81.6%増)となりました。

 

その他

リサイクル事業は、2020年4月以降の鉄スクラップ相場は回復基調にあるものの、取扱量が減少したことから減収減益となりました。

中古自動車の輸出手続代行サービス事業は、中古車輸出台数の大幅な減少により、受注台数が減少したことから営業損失となりました。

この結果、その他のセグメントは、外部顧客に対する売上高3,812百万円(前年同期比12.3%減)、営業利益211百万円(前年同期比34.3%減)となりました。

 

2.キャッシュ・フローの状況

当第3四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末と比較して111百万円増加し、50,940百万円となりました。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

営業活動の結果得られた資金は23,054百万円となりました。これは主に、税金等調整前四半期純利益26,356百万円(前年同期比3.1%減)、法人税等の支払額9,552百万円(前年同期比28.0%減)、減価償却費及びその他の償却費3,917百万円(前年同期比7.2%増)によるものです。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

投資活動の結果支出した資金は8,367百万円となりました。これは主に、R-名古屋会場の立体駐車場建設などにともなう有形固定資産の取得による支出5,145百万円(前年同期比67.1%増)、HAA神戸会場の借地権取得などにともなう無形固定資産の取得による支出3,265百万円(前年同期実績387百万円)によるものです。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

財務活動の結果支出した資金は14,575百万円となりました。これは主に、配当金の支払額14,364百万円(前年同期比11.2%増)、長期借入れによる収入980百万円(前年同期実績-百万円)、自己株式の取得による支出978百万円(前年同期比87.2%減)によるものです。

3.経営方針・経営戦略等

当第3四半期連結累計期間において、USSグループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

 

4.優先的に対処すべき事業上および財務上の対処すべき課題

 当第3四半期連結累計期間において、USSグループが優先的に対処すべき事業上および財務上の課題について重要な変更はありません。

 なお、当社は財務および事業の方針の決定を支配する者の在り方に関する基本方針を定めておりますが、当第3四半期連結累計期間において、基本方針について重要な変更はありません。

 

5.研究開発活動

特記すべき事項はありません。

 

3【経営上の重要な契約等】

 当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定または締結等はありません。