第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第2四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。

 また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

1.財政状態及び経営成績の状況

当第2四半期連結累計期間の新車登録台数(軽自動車含む)は、2,050千台(前年同期比1.1%増)となり、新型コロナウイルス感染症の影響により大幅に落ち込んだ前年同期を上回ったものの、世界的な半導体不足等による減産の動きが広がっており、依然として低い水準となりました。

中古車登録台数(軽自動車含む)は、新車販売台数の落ち込みの影響により下取りで発生する中古車が減少したことなどから3,221千台(前年同期比1.3%減)となりました。((一社)日本自動車販売協会連合会、(一社)全国軽自動車協会連合会調べ)

また、中古車需要に大きく影響を及ぼす中古車輸出市場は、新型コロナウイルス感染症発生前とほぼ同水準まで回復し、輸出台数は650千台(前年同期比42.3%増)となりました。(財務省貿易統計調べ)

オートオークション市場における出品台数は3,476千台(前年同期比2.8%増)、成約台数は2,366千台(前年同期比10.6%増)、成約率は68.1%(前年同期実績63.3%)となりました。((株)ユーストカー調べ)

このような経営環境の中、USSグループの当第2四半期連結累計期間における経営成績は、売上高39,784百万円(前年同期比16.1%増)、営業利益20,570百万円(前年同期比29.4%増)、経常利益20,945百万円(前年同期比28.4%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益14,223百万円(前年同期比30.0%増)となりました。

 

当第2四半期連結会計期間末の資産合計は224,213百万円となり、前連結会計年度末と比較して13,513百万円増加しました。これは主に、現金及び預金が7,613百万円、オークション貸勘定が6,366百万円増加したことによるものです。

負債合計は42,257百万円となり、前連結会計年度末と比較して5,081百万円増加しました。これは主に、預り金など流動負債のその他が608百万円減少した一方、オークション借勘定が6,064百万円増加したことによるものです。

純資産合計は181,956百万円となり、前連結会計年度末と比較して8,431百万円増加しました。これは主に、親会社株主に帰属する四半期純利益14,223百万円に対し、配当金を6,928百万円支払ったことにより利益剰余金が7,295百万円増加したことによるものです。

セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。

オートオークション

オートオークションの出品台数は1,361千台(前年同期比10.1%増)、成約台数は876千台(前年同期比14.5%増)、成約率は64.4%(前年同期実績61.9%)となりました。

オートオークションにおける売上高は、取扱台数が増加したことに加え、成約率の上昇などにより増加しました。

営業費用については、のれん償却額や低額車コーナーの買取保証台数の減少などにより減少しました。

この結果、オートオークションのセグメントは、外部顧客に対する売上高31,929百万円(前年同期比13.0%増)、営業利益19,852百万円(前年同期比26.5%増)となりました。

 

中古自動車等買取販売

中古自動車買取専門店「ラビット」は、オークション相場が高水準で推移したことや販売台数が増加したことにより、増収増益となりました。

事故現状車買取販売事業は、オークション相場が高水準で推移したものの、相場が急上昇した前年同期と比較すると台当たり粗利益は減少したため増収減益となりました。

この結果、中古自動車等買取販売のセグメントは、外部顧客に対する売上高4,229百万円(前年同期比18.4%増)、営業利益85百万円(前年同期比13.2%減)となりました。

 

 

その他

リサイクル事業は、金属スクラップ相場が高値圏で推移したことによる売上高および粗利益の増加に加え、解体工事の取扱いが増加したことなどから増収増益となりました。

この結果、その他のセグメントは、外部顧客に対する売上高3,625百万円(前年同期比47.4%増)、営業利益622百万円(前年同期実績54百万円)となりました。

 

2.キャッシュ・フローの状況

当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末と比較して7,613百万円増加し、72,484百万円となりました。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

営業活動の結果得られた資金は14,982百万円となりました。これは主に、税金等調整前四半期純利益20,957百万円(前年同期比28.6%増)、法人税等の支払額7,179百万円(前年同期比58.4%増)によるものです。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

投資活動の結果支出した資金は914百万円となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出616百万円(前年同期比87.6%減)、無形固定資産の取得による支出310百万円(前年同期比90.0%減)によるものです。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

財務活動の結果支出した資金は6,453百万円となりました。これは主に、配当金の支払額6,928百万円(前年同期比6.8%減)、短期借入金の純増加額630百万円(前年同期比388.7%増)によるものです。

3.経営方針・経営戦略等

当第2四半期連結累計期間において、USSグループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

 

4.優先的に対処すべき事業上および財務上の課題

 当第2四半期連結累計期間において、USSグループが優先的に対処すべき事業上および財務上の課題について重要な変更はありません。

 なお、当社は財務および事業の方針の決定を支配する者の在り方に関する基本方針を定めておりますが、当第2四半期連結累計期間において、基本方針について重要な変更はありません。

 

5.研究開発活動

 特記すべき事項はありません。

 

3【経営上の重要な契約等】

(完全子会社の吸収合併について)

 当社は、2021年8月3日開催の取締役会において、当社の完全子会社である株式会社ジェイ・エー・エーから、同社の所有する、当社の孫会社である株式会社HAA神戸の発行済全株式を現物配当により取得し、株式会社HAA神戸を当社の完全子会社にした後、2021年10月1日を効力発生日として、当社が株式会社ジェイ・エー・エーおよび株式会社HAA神戸の各社を吸収合併することを決議し、契約を締結いたしました。

 

(1) 吸収合併の目的

 当社グループのオートオークション事業の効率化を目的として、当社は、株式会社ジェイ・エー・エーおよび株式会社HAA神戸を吸収合併することといたしました。

 

(2) 吸収合併の方法

 当社を存続会社、株式会社ジェイ・エー・エーおよび株式会社HAA神戸を消滅会社とする吸収合併方式とし、株式会社ジェイ・エー・エーおよび株式会社HAA神戸は解散いたしました。

 

(3) 吸収合併の日程

合併契約締結日

2021年8月3日

効力発生日

2021年10月1日

 なお、本合併は、当社については、いずれも会社法第796条第2項に規定する簡易合併であり、株式会社ジェイ・エー・エーおよび株式会社HAA神戸については、同法第784条第1項に規定する略式合併であるため、いずれも合併契約の承認に関する株主総会の承認を得ずに実施いたしました。

 

(4) 吸収合併に関わる割当ての内容

 当社の完全子会社との吸収合併であるため、株式その他金銭等の割当てはありません。

 

(5) 引継資産・負債の状況

 当社は、吸収合併の効力発生日をもって、吸収合併消滅会社である株式会社ジェイ・エー・エーおよび株式会社HAA神戸からその資産、負債その他の権利義務を承継いたしました。

 

(6) 吸収合併存続会社となる会社の概要

商号

株式会社ユー・エス・エス

事業内容

中古自動車のオークション運営

資本金

18,881百万円