第一部 【企業情報】

 

第1 【企業の概況】

 

1 【主要な経営指標等の推移】

(1) 連結経営指標等

 

回次

国際会計基準

移行日

第54期

第55期

決算年月

2020年

4月1日

2021年3月

2022年3月

売上収益

(百万円)

156,071

156,571

税引前当期利益

(百万円)

13,438

20,198

親会社の所有者に帰属する
当期利益

(百万円)

8,367

15,644

親会社の所有者に帰属する
当期包括利益

(百万円)

11,586

18,943

親会社の所有者に帰属する
持分

(百万円)

29,954

38,506

54,485

総資産額

(百万円)

275,556

287,628

301,599

1株当たり親会社所有者
帰属持分

(円)

197.74

254.56

356.20

基本的1株当たり当期利益

(円)

55.35

102.79

希薄化後1株当たり当期利益

(円)

52.48

98.42

親会社所有者帰属持分比率

(%)

10.9

13.4

18.1

親会社所有者帰属持分利益率

(%)

24.4

33.6

株価収益率

(倍)

42.3

17.8

営業活動による
キャッシュ・フロー

(百万円)

24,769

17,986

投資活動による
キャッシュ・フロー

(百万円)

4,276

4,946

財務活動による
キャッシュ・フロー

(百万円)

7,476

19,074

現金及び現金同等物
の期末残高

(百万円)

33,580

49,208

44,439

従業員数

(名)

4,280

4,208

4,297

[外、平均臨時雇用者数]

2,105

2,072

2,135

 

(注) 第55期より国際会計基準(以下「IFRS」という。)に基づいて連結財務諸表を作成しております。

 

 

回次

日本基準

第51期

第52期

第53期

第54期

第55期

決算年月

2018年3月

2019年3月

2020年3月

2021年3月

2022年3月

売上高

(百万円)

225,437

250,864

313,019

333,603

339,642

経常利益

(百万円)

16,943

20,072

20,146

16,129

17,076

親会社株主に帰属する
当期純利益

(百万円)

10,782

13,005

3,818

9,354

13,749

包括利益

(百万円)

10,616

13,439

1,511

12,974

19,685

純資産額

(百万円)

42,808

54,507

52,150

59,916

62,928

総資産額

(百万円)

125,998

148,477

228,102

236,259

260,193

1株当たり純資産額

(円)

283.54

349.82

324.93

374.35

388.31

1株当たり当期純利益金額

(円)

71.91

87.20

25.35

61.88

90.34

潜在株式調整後
1株当たり当期純利益金額

(円)

71.16

78.90

21.25

55.37

86.36

自己資本比率

(%)

33.6

35.2

21.6

24.0

22.8

自己資本利益率

(%)

26.4

27.5

7.5

17.7

23.7

株価収益率

(倍)

41.0

35.7

89.4

37.8

20.3

営業活動による
キャッシュ・フロー

(百万円)

8,856

11,611

15,311

24,029

17,880

投資活動による
キャッシュ・フロー

(百万円)

7,458

3,779

55,275

5,441

8,248

財務活動による
キャッシュ・フロー

(百万円)

13,042

8,190

48,327

5,534

15,960

現金及び現金同等物
の期末残高

(百万円)

27,933

27,432

33,490

49,219

44,265

従業員数

(人)

2,095

2,302

4,280

4,208

4,297

[外、平均臨時雇用者数]

[1,682]

[1,832]

[2,105]

[2,072]

[2,135]

 

(注) 1.第53期の親会社株主に帰属する当期純利益の大幅な減少は、のれんに係る多額の減損損失の計上等によるものであります。

2.第54期において、企業結合に係る暫定的な会計処理の確定を行っており、第53期の関連する主要な経営指標等について、暫定的な会計処理の確定の内容を反映させております。

 

 

(2) 提出会社の経営指標等

 

回次

第51期

第52期

第53期

第54期

第55期

決算年月

2018年3月

2019年3月

2020年3月

2021年3月

2022年3月

売上高

(百万円)

8,496

7,610

10,457

11,608

12,129

経常利益

(百万円)

6,814

6,230

8,796

9,724

9,844

当期純利益

(百万円)

6,641

6,028

8,392

8,985

7,922

資本金

(百万円)

2,667

2,667

2,667

2,667

2,667

発行済株式総数

(株)

152,951,200

152,951,200

152,951,200

152,951,200

153,016,200

純資産額

(百万円)

14,630

17,511

22,027

26,015

34,723

総資産額

(百万円)

64,181

62,084

126,541

133,059

130,181

1株当たり純資産額

(円)

97.97

117.20

144.58

170.17

226.27

1株当たり配当額

(円)

22.00

26.00

29.00

19.00

29.00

(うち1株当たり中間配当額)

(-)

(-)

(-)

(-)

(-)

1株当たり当期純利益金額

(円)

44.29

40.42

55.72

59.44

52.06

潜在株式調整後
1株当たり当期純利益金額

(円)

43.74

35.11

49.97

53.07

49.92

自己資本比率

(%)

22.8

28.2

17.3

19.3

26.6

自己資本利益率

(%)

44.1

37.5

42.6

37.7

26.3

株価収益率

(倍)

66.5

76.9

40.7

39.4

35.2

配当性向

(%)

49.7

64.3

52.0

32.0

55.7

従業員数

(人)

87

88

109

113

119

[外、平均臨時雇用者数]

[23]

[33]

[18]

[19]

[18]

株主総利回り

(%)

16.1

17.1

12.7

13.2

10.6

(比較指標:配当込みTOPIX)

(%)

(115.9)

(110.0)

(99.6)

(141.5)

(144.3)

最高株価

(円)

3,340

3,365

3,240

2,983

2,709

最低株価

(円)

1,785

2,431

1,798

1,796

1,548

 

(注) 最高株価及び最低株価は、東京証券取引所市場第一部におけるものであります。

 

 

2 【沿革】

年月

事項

1967年3月

勤労者向け住宅の新築・増改築等の建設工事及び内装工事の施工を目的として、島根県鹿足郡津和野町に日本建装㈱を設立

1969年1月

日本建装㈱から日本住建㈱に商号変更

1978年9月

三井物産㈱の社宅、寮等の営繕の指定業者となる

1979年10月

三井物産㈱の国内、海外転勤者の留守宅管理を開始

1984年5月

日本住建㈱から㈱日本リロケーションセンターに商号変更し、本格的にリロケーション事業を開始

1989年6月

㈱日本リロケーションセンターから㈱日本リロケーションに商号変更
米国における日本人転勤者・出張者の便宜を図る為、三井物産㈱、物産不動産㈱及びMITSUI & CO.(U.S.A.),INC.と合弁にてRelocation International(U.S.A), Inc.を設立

1990年5月

㈱リロケーション・ファイナンス(2003年7月に㈱リロ・フィナンシャル・ソリューションズに商号変更)を設立

1992年7月

本社を東京都新宿区新宿四丁目3番23号に移転

1993年9月

企業の福利厚生を総合的に支援する福利厚生代行サービス「福利厚生倶楽部」を開始

1999年9月

日本証券業協会に株式を店頭登録

1999年10月

麻生セメント㈱との合弁により㈱福利厚生倶楽部九州を設立

2000年5月

名古屋鉄道㈱との合弁により㈱福利厚生倶楽部中部を設立

2000年7月

企業及び従業員に対する住まいのトータルソリューションサービス「リロネット」を開始
㈱中国電力との合弁により㈱福利厚生倶楽部中国を設立

2001年7月

当社のリロケーション事業及び福利厚生代行サービス事業を新設会社分割により、それぞれ㈱リロケーション・ジャパン及び㈱リロクラブに承継
当社を持株会社に移行し、㈱リロ・ホールディングに商号変更

2001年8月

㈱リラックス・コミュニケーションズを設立

2004年10月

当社の会員制リゾート事業を会社分割により㈱リロバケーションズに承継

2005年6月

㈱リロケーション・エキスパットサービス(2008年10月に㈱リロケーション・インターナショナルに商号変更)を設立

2005年6月

Redac, Inc.(2013年2月にRelo Redac, Inc.に商号変更)を連結子会社化

2007年10月

㈱リラックス・コミュニケーションズが㈱リロクラブを吸収合併

2009年9月

㈱アール・オー・アイ(2009年10月に㈱ワールドリゾートオペレーションに商号変更)を設立

2009年12月

日本ハウズイング㈱を関連会社化

2010年1月

㈱東都の全株式を取得し連結子会社化

2010年6月

東京証券取引所市場第二部に上場

2011年11月

東京証券取引所市場第一部に上場

2014年12月

パナソニック エクセルインターナショナル㈱(2021年4月に㈱リロエクセルに商号変更)を連結子会社化

2015年3月

㈱リロパートナーズを設立

2015年4月

㈱リラックス・コミュニケーションズが㈱リロクラブに商号変更

2016年7月

㈱リロ・ホールディングから㈱リログループに商号変更

2016年9月

Associates for International Research, Inc.を連結子会社化

2017年4月

普通株式1株につき10株の割合で株式分割を実施

2019年3月

㈱ホットハウスを連結子会社化

2019年6月

BGRS Limitedを連結子会社化

2021年10月

㈱リロバケーションズが㈱ワールドリゾートオペレーションを吸収合併

2021年10月

㈱リロケーション・ジャパンが㈱リロケーション・インターナショナルの留守宅管理事業を会社分割により承継

 

 

3 【事業の内容】

当社グループは、当社、連結子会社99社及び持分法適用関連会社(共同支配企業を含む)6社により構成されております。当社は特定上場会社等に該当しており、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準については連結ベースの数値に基づいて判断することとなります。

当社及び当社の関係会社の事業における当社及び関係会社の位置付け及びセグメントとの関連は、次のとおりであります。なお、以下に示す区分は、セグメントと同一の区分であります。

 

(1) リロケーション事業

 当事業は、借上社宅管理事業、賃貸管理事業、海外赴任支援事業で構成され、国内外で日本企業の人の移動を総合的にサポートしております。借上社宅管理事業においては、借上社宅管理を中心に物件検索等による転居支援、留守宅管理等を手掛け、賃貸管理事業においては、賃貸不動産の管理や仲介等のサービスを展開しております。また、海外赴任支援事業においては日本企業を支援すべく、北米をはじめとした現地において、赴任前から帰任に至るまで、海外赴任サポート等のサービスを展開しております。

 

(2) 福利厚生事業

 当事業は、企業の業務負担とコストを軽減し様々なコンテンツを従業員へ提供する福利厚生代行サービスや、提 携企業向けに顧客特典代行サービス等を提供しております。また、住まいの駆け付けサービスを手掛け、顧客会員の生活を総合的にサポートしております。

 

(3) 海外戦略事業

当事業は、グローバル企業に対する赴任管理サービスや海外赴任に関連する各種データの提供など、グローバル企業で働く人々の移動を支援するとともに、当社グループが世界の市場にリーチする土台作りに挑んでおります。

 

(4) 観光事業

当事業は、福利厚生事業の会員基盤や、企業の保養所をはじめとした地方の中小型のホテル、旅館の運営ノウハウを活用し、ホテル運営事業と別荘のタイムシェア事業を展開するほか、後継者問題を抱えるホテル、旅館の再生にも取り組んでおります。

 

(5) その他事業

当事業は主力事業の基盤を活かし金融関連事業等を展開しております。

 

 

事業の系統図は概ね次のとおりであります。


*上記の他、連結子会社86社、持分法適用関連会社2社があります。

 

 

4 【関係会社の状況】

 

名称

住所

資本金

(百万円)

主要な事業
の内容

議決権の
所有割合

(%)

関係内容

(連結子会社)

 

 

 

 

 

㈱リロケーション・ジャパン
(注)3

東京都新宿区

150

リロケーション事業

100

当社に管理部門事務を委託している

貸付金あり

役員の兼任あり

㈱リロクラブ

(注)2

東京都新宿区

150

福利厚生事業

100

当社に管理部門事務を委託している

業務委託をしている

役員の兼任あり

㈱東都

(注)2

東京都狛江市

100

リロケーション事業

100

当社に管理部門事務を委託している

㈱駅前不動産ホールディングス

福岡県久留米市

20

リロケーション事業

90

役員の兼任あり

㈱リロパートナーズ

東京都新宿区

100

リロケーション事業

100

当社に管理部門事務を委託している

貸付金あり

役員の兼任あり

BGRS Limited

(注)3

加国

オンタリオ州

824,000

千米ドル

海外戦略事業

100

役員の兼任あり

BRPS LLC

(注)2、3

米国

デラウェア州

224,000

千米ドル

海外戦略事業

100

GHS Global Relocation
UK Ltd.

(注)3

英国

ロンドン

77,000

千米ドル

海外戦略事業

100

Relo Redac, Inc.

米国
ニューヨーク州

600

千米ドル

リロケーション事業

100

貸付金あり

役員の兼任あり

Associates for International
Research, Inc.
(注)3

米国
マサチューセッツ州

6,427
千米ドル

海外戦略事業

100

その他89社

 

 

 

 

 

(持分法適用関連会社)

 

 

 

 

 

日本ハウズイング㈱
(注)4

東京都新宿区

2,492

リロケーション事業

33

業務提携あり

役員の兼任あり

その他5社

(注)5

 

 

 

 

 

 

(注) 1.主要な事業の内容欄には、セグメントの名称を記載しています。

2.㈱リロクラブ、㈱東都及びBRPS LLCについては、売上収益(連結会社相互間の内部売上収益を除く)の連結売上収益に占める割合が100分の10を超えております。

主要な損益情報等

 

 

 

(単位:百万円)

 

㈱リロクラブ

㈱東都

BRPS LLC

売上収益

18,392

19,757

37,788

税前利益又は

税前損失(△)

7,483

1,673

△392

当期純利益又は

当期純損失(△)

5,382

1,440

△341

資本合計

9,242

3,225

27,435

資産合計

13,796

8,348

53,218

 

3.特定子会社に該当しております。

4.有価証券報告書を提出しております。

5.「その他」には共同支配企業1社を含んでおります。

 

5 【従業員の状況】

(1) 連結会社の状況

  2022年3月31日現在

セグメントの名称

従業員数(人)

リロケーション事業

1,910

(1,183)

福利厚生事業

375

(196)

海外戦略事業

1,549

(15)

観光事業

294

(712)

 報告セグメント計

4,128

(2,106)

その他

50

(11)

全社(共通)

119

(18)

合計

4,297

(2,135)

 

(注) 1.従業員数は、当社グループから当社グループ外への出向者を除き、当社グループ外から当社グループへの出向者を含む就業人員であります。

2.嘱託社員、パートタイマー及びアルバイトは( )内に年間の平均人員を外数で記載しております。

3.全社(共通)として、記載されている従業員数は、特定のセグメントに区分できない管理部門に所属しているものであります。

 

(2) 提出会社の状況

  2022年3月31日現在

従業員数(人)

平均年齢(歳)

平均勤続年数(年)

平均年間給与(千円)

119

(18)

39.2

6.6

5,634

 

(注) 1.従業員数は、当社から他社への出向者を除き、他社から当社への出向者を含む就業人員であります。

2.嘱託社員、パートタイマー及びアルバイトは( )内に年間の平均人員を外数で記載しております。

3.従業員数は、すべて特定のセグメントに区分できない管理部門に所属しているものであります。

4.平均年間給与は、税込支払給与額であり、基準外給与及び賞与を含んでおります。

 

(3) 労働組合の状況

労働組合は結成されておりませんが、労使関係は円満に推移しております。