当第3四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
当第3四半期累計期間における我が国の経済は、新型コロナウイルス感染症拡大による経済活動の停滞の影響を受け、景況感が悪化し先行き不透明な状況で推移いたしました。緊急事態宣言の解除後は経済活動が段階的に再開し、政府による各種経済対策もあり回復の兆しがみられた一方で、感染再拡大に伴う先行き不透明感から個人消費へのマイナス影響が懸念され、引き続き予断を許さない状況が続いております。
当第3四半期連結累計期間の売上高は17,571百万円(前年同期比1.7%増)となり、前年同期に比べ289百万円増加しました。営業利益は334百万円(同55.1%減)となり、前年同期に比べ410百万円減少しました。経常利益は597百万円(同24.2%減)となり、前年同期に比べ190百万円減少しました。親会社株主に帰属する四半期純利益は230百万円(同4.0%減)となり、前年同期に比べ9百万円減少しました。
セグメント別の概況は以下の通りです。なお、売上高には、セグメント間の内部売上高又は振替高が含まれております。
<学習塾事業>
学習塾事業においては、2020年春の感染症拡大防止のための休講の影響で、生徒数(フランチャイズ事業における末端生徒数含む)が減少(2.4%減、前年同期に比べ660人減少)により、減収増益となりました。春先の入室生は大きく減少したもののオンライン授業など代替の施策を展開し、業績への影響を最小限にとどめることができました。
当第3四半期連結累計期間のセグメントの業績は、売上高8,518百万円(前年同期比1.4%減)、セグメント利益1,897百万円(同1.8%増)となりました。
<語学関連事業>
英会話事業においては、国内の英会話教室は休講の影響で入室数が減少しておりましたが、2020年6月以降の入室は前年並みに回復いたしました。オーストラリアの英会話学校は入国制限の影響で生徒数が減少しました。日本語教育事業においては、入国制限により一時期、留学生の入学ができませんでしたが、2020年10月に留学生の入国が可能となり、入国が遅れていた留学生が入学しました。また、2021年4月入学生については、再度の緊急事態宣言の影響で日本への入国が遅れておりますが、部分的にではあるもののオンライン授業の提供により授業料売上は確保しております。キャリア支援事業部では、介護の資格取得スクール「介護のキャンパス」の授業提供を、これまでの大阪の4か所に加えて2021年2月から兵庫県神戸市三宮でも開始しました。
当第3四半期連結累計期間のセグメントの業績は、顧客数の減少(前年同期比14.7%減、前年同期に比べ1,065人減少)により売上高1,933百万円(同25.5%減)となりました。旅費交通費等の費用削減は行ったものの、売上高減少の影響により、セグメント損失559百万円(前年同期は260百万円の損失)となりました。
<保育・介護事業>
保育事業では、2020年8月に千葉県習志野市に「HOPPA津田沼ザ・タワー園」を開園し、当社グループ及び連結子会社の保育園の園数は88園となりました。介護事業では、2020年9月に大阪府豊中市に「プレタ豊中桜の町」を開設し、当社グループ及び連結子会社の介護事業所数は44か所となりました。フードサービス事業では、2020年5月に子会社である株式会社もぐもぐの工場を移転し、新たに長期保存可能な設備の導入を行うことで、販路拡大を図っております。
当第3四半期連結累計期間のセグメントの業績は、顧客数の増加により、売上高7,129百万円(前年同期比17.9%増)となりましたが、2020年の保育園開園による人件費、減価償却費、採用費の増加が影響し、セグメント損失201百万円(前年同期は26百万円の利益)となりました。
当第3四半期連結会計期間末の総資産は、21,655百万円となり、前連結会計年度末に比べ1,391百万円減少しました。流動資産は、4,770百万円となり1,690百万円減少しました。主な要因は、現金及び預金の減少1,930百万円、売掛金の増加156百万円等です。固定資産は16,885百万円となり、前連結会計年度末に比べ299百万円増加しました。有形固定資産は、12,275百万円(前連結会計年度末に比べ413百万円増加)となりました。主な要因は、建物の減少175百万円、建設仮勘定の増加188百万円、リース資産の増加481百万円等です。無形固定資産は、1,894百万円(前連結会計年度末に比べ193百万円減少)となりました。主な要因は、のれんの減少225百万円です。投資その他の資産は、2,715百万円(前連結会計年度末に比べ79百万円増加)となりました。主な要因は、敷金及び保証金の増加76百万円等です。
当第3四半期連結会計期間末の負債合計は、17,861百万円となり、前連結会計年度末に比べ、1,442百万円減少しました。流動負債は、8,197百万円となり1,452百万円減少しました。主な要因は、短期借入金の減少1,491百万円、未払金の増加414百万円、未払法人税等の増加110百万円、前受金の減少423百万円、賞与引当金の増加173百万円、その他の減少312百万円等です。固定負債は9,663百万円となり、10百万円増加しました。主な要因は、長期借入金の減少493百万円、リース債務の増加502百万円等です。
当第3四半期連結会計期間末の純資産合計は、3,794百万円となり、前連結会計年度末に比べ、51百万円増加しました。主な要因は、利益剰余金の増加80百万円等です。
この結果、自己資本比率は、前連結会計年度末16.2%から1.3ポイント上昇し17.5%になりました。
(2)経営方針・経営戦略等
当社グループは、変化する環境に対応し、グループ全体としてのシナジーを高めて持続的に成長できる企業グループとなるため、2020年12月に京進グループビジョン“ステキな大人が増える未来をつくる”を定め、ブランド力を高める活動「One vision One Kyoshin」をグループ内で開始しました。
2021年からは、人の一生に関わる企業として、地域一、日本一、そして世界一を目指すために、グループ一体となって当社グループの価値を世の中に示していく活動を進めています。当社グループは、「教育」という言葉を広くとらえ、提供するサービスに関わらず、年齢や国籍を超えて「学び」を土台とした企業グループでありたいと考えています。何歳になっても挑戦する気持ちを持っている人や周囲の人を幸せにしている人など、「ステキな大人」を生み出し、“ステキな大人が増える未来をつくる”企業グループとして、事業の枠組みをこえて全事業でシナジーを高め、企業価値の向上に努めてまいります。
(3)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
当第3四半期連結累計期間において、該当事項はありません。
当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。