文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び当社の関連会社)が判断したものであります。
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、穏やかな回復基調にはあるものの、原油安、中国経済減速の影響などにより、外部環境は厳しさを増しております。また、企業収益が実質賃金の上昇には直接繋がっていないため、消費の回復は鈍く、先行きは依然不透明なものとなっております。
当社グループが属する美容業界におきましても、円安の影響による輸入物価の上昇と先行きの不透明さからくる生活防衛意識が、顧客の節約志向を強め、来店サイクルを鈍化させて、売上高の伸びを抑えているものと思われます。また、国内においては、業界全体のパイが縮小するなかで、美容室間の競争はますます激しくなっており、美容師の人材不足とあいまって、今後も引き続き厳しい経営環境に置かれることが予想されます。
このような状況のもと、当社グループは、安易な安売り競争に走ることなく、従来通り優秀なスタッフを育成し、質の高いサービスを提供し続けることにより、顧客の支持を得て安定した業績を維持しておりますが、本格的な回復には至っておりません。
当第2四半期連結累計期間におきましては、BS店から直営店に転換した店舗が2店舗、新規出店した店舗が1店舗ありましたので、前年に比較し、売上高は僅かながら増加いたしました。一方で、新規サロンの出店費用と中国・北京において平成28年3月に予定している中国第1号店の出店準備費用などが増加したため、営業利益は減少いたしました。
また、特別利益として短期売買利益受贈益が151,422千円、特別損失として当社の創業者でもあり、前取締役会長であった青山洋一氏に対する役員退職慰労引当金繰入額130,000千円の計上があった影響で、親会社株主に帰属する四半期純利益は増加いたしました。
以上の結果、当第2四半期連結累計期間の業績は、売上高876,247千円(前年同期比3.3%増)、営業利益39,120千円(前年同期比7.9%減)、経常利益39,032千円(前年同期比17.3%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は、48,786千円(前年同期比278.6%増)となりました。
セグメント別の状況については以下のとおりであります。
(直営サロン運営事業)
日本全国に展開するBSサロン(フランチャイズサロン)のフラッグシップサロンとして、首都圏主要地域を中心に直営サロン16店舗(モッズ・ヘアサロン15店舗、その他1店舗)を展開しております。
平成27年10月に、モッズ・ヘア吉祥寺店及びモッズ・ヘア自由が丘店がBSサロンより直営サロンに転換いたしました。また、平成27年11月に、新たに香川県高松市にモッズ・へア高松瓦町店をオープンいたしました。
直営サロン運営事業の当第2四半期連結累計期間の売上高は、同3店舗の増加により、545,929千円(前年同期比11.6%増)となりましたが、セグメント利益は、同3店舗が新規出店、若しくは転換間もないため収益化されておらず、0千円の損失(前年同期は5,304千円のセグメント利益)となりました。
(BSサロン運営事業)
「モッズ・ヘア」では、本部、加盟店という従来のフランチャイズ関係ではなく、共に一つのブランドをシェアするという意味で、ブランドシェアサロン、BSサロンと呼んでおります。当第2四半期連結累計期間において、国内におきましては、直営サロンへの転換が2店舗(モッズ・ヘア吉祥寺店、モッズ・ヘア自由が丘店)、閉店が2店舗(モッズ・ヘア松江店、モッズ・ヘア藤沢店)となりました。海外におきましては、台湾において1店舗を閉店し、韓国において1店舗を開店、5店舗を閉店いたしました。その結果、当第2四半期会計期間末日現在において、国内66店舗、韓国19店舗、台湾4店舗の計89店舗となっております。
BSサロン運営事業の当第2四半期連結累計期間の売上高は、282,145千円(前年同期比2.9%減)、セグメント利益は、111,926千円(前年同期比13.6%減)となりました。
(ヘアメイク事業)
当社は、「モッズ・ヘア」の原点であるフランス・パリのスタジオワーク専門のヘアメイクチームのプロフェッショナル精神を引き継いだ「モッズ・ヘア」ヘアメイクチームを有しております。
当社のヘアメイクチームは、ヘアメイクアーティストのエージェンシーとして「パリコレクション」や「東京コレクション」などへの参加や、CM・ファッション雑誌など年間3,000ページ以上を手掛けるなど、国内及び海外で高い評価を得ております。当社のヘアメイクチームの作品は「モッズ・ヘア」をブランディングするうえでクリエーションの柱であり、サロンスタイルなどのアイデアソースとしても重要な役割を担っております。
スタジオ部門におきましては、主要アーティストの独立により大口売上が減少し売上高は減少しましたが、手数料率の高い若手アーティストの売上比率が伸びたため利益率が向上し、また、ブライダルにおきましては、モッズ・ヘア オン アンダーズ東京の営業が、当第2四半期連結累計期間において好調に推移し、サロン単独でも黒字化したため、ヘアメイク事業のセグメント利益は大幅に増加しました。
ヘアメイク事業の当第2四半期連結累計期間の売上高は、98,562千円(前年同期比8.2%減)、セグメント利益は、11,349千円(前年同期比114.3%増)となりました。
(美容室支援事業)
当社グループでは、国内82店舗を擁する「モッズ・ヘア」サロンの事業展開を通じて、様々なスケールメリットが創出されます。それをサービス化し、クレジット手数料軽減サービスを一般のサロンに提供する美容室支援事業などを行っております。
また、美容室に特化したPOS・経営分析システムの共同開発及び販売事業も行っております。
クレジット手数料軽減サービスの契約件数、取扱高は引き続き順調に伸びており、美容室支援事業の当第2四半期連結累計期間の売上高は、35,940千円(前年同期比3.8%増)、セグメント利益は、14,516千円(前年同期比4.1%増)となりました。
(資産)
当第2四半期連結会計期間末の資産につきましては、前連結会計年度末に比べ286,827千円増加し、1,753,204千円となりました。主な要因としましては、現金及び預金の増加130,064千円、未収入金の増加136,446千円などによるものであります。
(負債)
当第2四半期連結会計期間末の負債につきましては、前連結会計年度末に比べ277,780千円増加し、960,499千円となりました。主な要因としましては、未払金の増加143,113千円、役員退職慰労引当金の増加130,000千円などによるものです。
(純資産)
当第2四半期連結会計期間末の純資産につきましては、前連結会計年度末に比べ9,046千円増加し、792,704千円となりました。主な要因としましては、親会社株主に帰属する四半期純利益48,786千円、配当金の支払39,662千円などによるものであります。
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前連結会計年度末に比べ130,064千円増加し、478,505千円となりました。当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間において営業活動の結果得られた資金は205,635千円(前年同四半期は得られた資金34,419千円)となりました。これは主に税金等調整前四半期純利益60,454千円、減価償却費18,883千円、役員退職慰労引当金の増加額130,000千円などによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間において投資活動の結果使用した資金は35,835千円(前年同四半期は使用した資金21,725千円)となりました。これは主に有形固定資産の取得による支出30,893千円などによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間において財務活動の結果使用した資金は39,677千円(前年同四半期は使用した資金33,231千円)となりました。これは配当金の支払額39,677千円によるものであります。
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
該当事項はありません。