第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第3四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

 

2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び当社の連結子会社)が判断したものであります。

 

(1) 経営成績の状況

当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の拡大防止と経済活動の両立が求められる中、新型コロナウイルスオミクロン株の感染拡大が顕著になり、まん延防止等重点措置の発令などによる外出自粛制限が続くなど、景気の先行きが不透明な状況は依然続いております。

当社グループが属する美容業界におきましては、サロンの来店客数は戻りつつあるものの、従前の状況まで回復するには時間を要することが見込まれます。

このような状況のもと、引き続き、当社グループにおきましても、お客様並びに従業員の安全確保、感染拡大を防止することを目的に、種々の感染防止策を講じるとともに、新たな収益の柱となるコンテンツの創出に注力しております。

当第3四半期連結累計期間の売上高につきましては、新型コロナウイルスオミクロン株の感染拡大、まん延防止等重点措置の発令などで、直営サロン運営事業を含む既存各事業は大きく影響を受けたものの、不採算店の撤退や各施策が実を結び、前年同期に比べ増収となったため、全社としても前年同期に比べ増収となりました。

なお、直営サロン運営事業の収益は収益認識に関する会計基準の適用及び不採算店の閉鎖に起因した影響があったものの、営業損益及び経常損益につきましては、いずれも営業利益、経常利益となりました。親会社株主に帰属する四半期純損益につきましても、親会社株主に帰属する四半期純利益となりました。

以上の結果、当第3四半期連結累計期間の業績は、売上高1,376,860千円(前年同期比1.3%増)、営業利益16,593千円(前年同期は営業損失34,742千円)、経常利益22,650千円(前年同期は経常損失22,085千円)、親会社株主に帰属する四半期純利益10,707千円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純損失14,344千円)となりました。 

 

セグメント別の状況については以下のとおりであります。

(直営サロン運営事業)

日本全国に展開するBSサロン(フランチャイズサロン)のフラッグシップサロンとして、首都圏主要地域を中心に直営サロン12店舗(モッズ・ヘアサロン11店舗、美容室セラヴィ1店舗)を展開しております。

当第3四半期連結累計期間の業績につきましては、コロナ禍での各施策が実を結び始め、既存店の業績は前年同期に比べ回復基調で推移しました。一方、収益認識に関する会計基準の適用及び不採算店の閉鎖により、売上高は前年同期に比べ減収となりました。他方、この先のアフターコロナ時代の競争力を高めるうえでも優秀なスタッフは不可欠であり、従業員の不安を解消するとともに人材育成に引き続き注力しております。

当第3四半期連結累計期間の直営サロン運営事業の業績は、売上高644,919千円(前年同期比6.7%減)、セグメント利益5,368千円(前年同期はセグメント損失50,284千円)となりました。

(BSサロン運営事業)

「モッズ・ヘア」では、本部、加盟店という従来のフランチャイズ関係ではなく、共に一つのブランドをシェアするという意味で、ブランドシェアサロン、BSサロンと呼んでおります。当第3四半期連結累計期間の店舗数の異動は、沖縄県名護市と北海道札幌市にオープン2店舗、閉店3店舗、海外では閉店4店舗(韓国)となりました。その結果、当第3四半期連結会計期間末日現在におきまして、国内44店舗、韓国18店舗、台湾2店舗及び中国3店舗の計67店舗となっております。

当第3四半期連結累計期間の業績につきましては、まん延防止等重点措置の発令などによる外出制限などで国内BSサロンにおいては来店客数の回復が進まず、また海外BSサロンにおいては、臨時休業の継続などで経営環境の改善には至っておりません。また、プライベート商品(PB商品)をはじめとした商品販売に注力しており、広告宣伝費等の費用が先行したことも減益の大きな要因となっております。

当第3四半期連結累計期間のBSサロン運営事業の業績は、売上高242,275千円(前年同期比0.7%減)、セグメント利益93,218千円(前年同期比15.5%減)となりました。

(ヘアメイク事業)

当社は、「モッズ・ヘア」の原点であるフランス・パリのスタジオワーク専門のヘアメイクチームのプロフェッショナル精神を引き継いだ「モッズ・ヘア」ヘアメイクチームを有しております。

当社のヘアメイクチームは、ヘアメイクアーティストのエージェンシーとして「パリコレクション」や「東京コレクション」などへの参加や、CM・ファッション雑誌など年間2,000件を超える媒体を手掛けるなど、国内及び海外で高い評価を得ております。

当第3四半期連結累計期間の業績につきましては、ヘアメイク事業におきましては、ブライダル部門においては婚礼数が戻ってきており、スタジオ部門においても撮影件数が増加し、当第3四半期連結累計期間は売上高295,719千円(前年同期比7.6%増)、セグメント利益18,959千円(前年同期比74.9%増)となりました。

(美容室支援事業)

当社グループでは、日本国内でのモッズ・ヘアサロンの事業展開を通じて、様々なスケールメリットが創出されます。それをサービス化したクレジット決済代行サービス、株式会社ティビィシィ・スキヤツトとの提携による美容サロン向けPOSレジ顧客管理システムなどを一般のサロンに提供する美容室支援事業を行っております。

当第3四半期連結累計期間においては、美容室支援事業の主力であるクレジット決済代行サービスの契約件数及び売上高も堅調に推移しており、売上高89,054千円(前年同期比10.8%増)、セグメント利益54,954千円(前年同期比12.2%増)となりました。

(キャリアデザイン事業)

前第1四半期連結会計期間より人材派遣事業、人材紹介事業を営む株式会社オンリー・ワンを連結子会社化いたしました。当社グループでは、単に人材派遣事業、人材紹介事業と捉えず、キャリアデザイン事業として新たな成長戦略の柱として位置付けております。

当第3四半期連結累計期間の業績につきましては、キャリアデザイン事業につきましても、まん延防止等重点措置の発令などの影響はありましたが、当社グループに加わったスケールメリットを活かした販路の拡大が功を奏し、現在注力しているタワーマンションを中心としたコンシェルジュの派遣等は堅調に件数を伸ばしております。

当第3四半期連結累計期間の業績は、売上高166,618千円(前年同期比24.7%増)、セグメント利益4,116千円(前年同期はセグメント損失7,194千円)となりました。  

 

(2) 財政状態の状況

(資産)

当第3四半期連結会計期間末の資産につきましては、前連結会計年度末に比べ64,372千円増加し、1,797,961千円となりました。現金及び預金の増加31,013千円、売掛金の増加8,521千円、のれんの減少11,563千円、未収入金の増加77,602千円、差入保証金の減少15,039千円などによるものであります。

(負債)

当第3四半期連結会計期間末の負債につきましては、前連結会計年度末に比べ81,910千円増加し、1,318,821千円となりました。未払金の増加94,465千円、長期借入金の増加20,596千円、社債の減少14,000千円などによるものであります。

なお、資産科目の未収入金の増加77,602千円のうち86,050千円増加、負債科目の未払金の増加94,465千円のうち87,802千円増加は、美容室支援事業のクレジット決済代行サービスの取扱高の拡大によるものです。

(純資産)

当第3四半期連結会計期間末の純資産につきましては、前連結会計年度末に比べ17,538千円減少し、479,140千円となりました。主な要因としましては、親会社株主に帰属する四半期純利益10,707千円などによるものであります。尚、会計基準の変更に伴う期首利益剰余金の減少額は19,413千円となっております。

 

(3) 経営方針・経営戦略等

当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

 

(4) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(5) 研究開発活動

該当事項はありません。

 

3 【経営上の重要な契約等】

当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。