【要約四半期連結財務諸表注記】
1. 一般的事項
楽天株式会社(以下、当社)は、日本に所在する企業です。当社及び連結子会社(以下、当社グループ)の事業の内容及び主要な活動は、注記4. セグメント情報をご参照ください。
当社グループの要約四半期連結財務諸表は、IAS第34号「期中財務報告」に準拠して作成しています。当社は、「四半期連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(平成19年内閣府令第64号)第1条の2に掲げる「指定国際会計基準特定会社」の要件を満たしているため、同第93条の規定を適用しています。なお、年次連結財務諸表で求められている全ての情報が含まれていないため、2017年12月31日に終了した連結会計年度の連結財務諸表と併せて利用されるべきものです。
本要約四半期連結財務諸表は、2018年11月8日の取締役会によって承認されています。
当第3四半期連結累計期間(自 2018年1月1日 至 2018年9月30日)
本要約四半期連結財務諸表における連結範囲は以下を除き、2017年12月31日に終了する連結会計年度に係る連結財務諸表から重要な変更はありません。
第1四半期連結会計期間において楽天損害保険株式会社の株式を取得したため、連結の範囲に含めています。
(注)楽天損害保険株式会社は、2018年7月2日付で朝日火災海上保険株式会社から社名変更しています。
当第3四半期連結会計期間においてSPARROWHAWK PARTNERS, INC.の清算が結了したことから、連結の範囲から除外しています。
2. 重要な会計方針
当社グループが本要約四半期連結財務諸表において適用する重要な会計方針は、以下を除き、前連結会計年度に係る連結財務諸表において適用した会計方針と同一です。なお、当第3四半期連結累計期間の法人所得税費用は、見積平均年次実効税率をもとに算定しています。
IFRS第9号(2014年改訂版)の適用
当社グループは、これまでIFRS第9号(2010年改訂版)を適用してきましたが、第1四半期連結会計期間よりIFRS第9号(2014年改訂版)を適用しています。
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IFRS |
改訂内容 |
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IFRS第9号 |
金融商品 |
金融資産の分類及び測定、減損及びヘッジ会計に関する改訂 |
これにより、(1) 金融資産の分類及び測定、(2) 金融資産の減損、(3) ヘッジ会計の規定が改訂されています。それぞれの具体的な改訂の内容やその影響額は以下のとおりです。
なお、当社グループでは、経過措置に準拠してIFRS第9号の改訂された規定を適用し、適用開始の累積的影響を当連結会計期間の利益剰余金及びその他の資本の構成要素の期首残高の修正として認識しています。
IFRS第9号の改訂に伴い、負債性金融商品をその他の包括利益を通じて公正価値で事後測定する区分が新設されました。当社グループでは当連結会計年度の期首時点の当該金融商品を保有する事業モデル及び金融商品の契約条件を評価し、以下の要件をともに満たす場合に、その他の包括利益を通じて公正価値で事後測定しています。
・当社グループの事業モデルにおいて、契約上のキャッシュ・フローの回収と売却の両方を目的として保有している場合
・契約条件により、特定の日に元本及び元本残高に対する利息の支払のみであるキャッシュ・フローを生じさせる場合
その結果、適用時点以前に償却原価で事後測定していた負債性金融商品及び純損益を通じて公正価値で事後測定していた負債性金融商品の一部をその他の包括利益を通じて公正価値で事後測定するように分類変更し事後測定しています。
これにより、従前の会計基準を適用した場合と比較し、期首時点で銀行事業の有価証券が14百万円、保険事業の有価証券が349百万円、繰延税金負債が105百万円及びその他の資本の構成要素が258百万円それぞれ増加しています。
当社グループは、IFRS第9号の金融資産に係る減損の規定を以下のとおり適用しています。
当社グループは、償却原価で測定する金融資産及びその他の包括利益を通じて公正価値で測定する負債性金融商品については、期末日時点で金融商品にかかる信用リスクが当初認識以降に著しく増大していない場合には、期末日後12ヶ月以内の生じうる債務不履行から生じる予想信用損失(12ヶ月の予想信用損失)により貸倒引当金の額を算定しています。この場合、過去の貸倒実績率、公表されているデフォルト率、その他合理的に利用可能な将来予測情報等をもとに将来12ヶ月の予想信用損失を集合的に見積もって当該金融商品にかかる貸倒引当金の額を算定しています。一方で、期末日時点で金融商品にかかる信用リスクが当初認識以降に著しく増大している場合には、当該金融商品の予想存続期間にわたる全ての生じうる債務不履行から生じる予想信用損失(全期間の予想信用損失)により貸倒引当金を算定しています。この場合、過去の貸倒実績、将来の回収可能価額や公表されているデフォルト率、その他合理的に利用可能な将来予測情報等をもとにその金融商品の回収にかかる全期間の予想信用損失を個別に見積もって当該金融商品にかかる貸倒引当金の額を算定しています。
ただし、重要な金融要素を含んでいない売上債権などの営業債権及び契約資産(以下、営業債権等)については、上記に関わらず、常に全期間の予想信用損失により貸倒引当金の額を算定しています。原則として、取引先の属性に応じて営業債権等をグルーピングした上で、過去の貸倒実績率、その他合理的に利用可能な将来予測情報等を考慮して集合的に予想信用損失を測定しています。
一定の日数が経過し延滞した金融資産のうち債務者の重大な財政的困難等により金融資産の回収可能性が特に懸念されるものであると判断された場合には、信用減損が発生しているものと判定しています。
これにより、従前の会計基準を適用した場合と比較し、期首時点で貸倒引当金が50,679百万円増加、利益剰余金が35,421百万円減少、その他の資本の構成要素が57百万円増加しています。また、従前の会計基準を適用した場合と比較し、当第3四半期連結累計期間における営業収益が76百万円増加、営業費用が3,815百万円減少、四半期利益が2,691百万円増加しています。
2017年12月31日現在の貸倒引当金と期首現在の貸倒引当金の調整は以下のとおりです。
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(単位:百万円) |
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償却原価で測定する金融資産 |
その他の包括利益を通じて公正価値で測定する負債性金融商品 |
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2017年12月31日期末現在の貸倒引当金(改訂前IFRS第9号に基づき算定) |
42,202 |
48 |
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期首修正再表示の金額 |
50,727 |
34 |
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2018年1月1日期首現在の貸倒引当金(IFRS第9号に基づき算定) |
92,929 |
82 |
(注) その他の包括利益を通じて公正価値で測定する負債性金融商品は、当期首時点において償却原価で測定する金融資産及び純損益を通じて公正価値で測定する金融資産から分類変更されたものです。
当社グループはIFRS第9号のヘッジ会計の規定を適用し、IAS第39号「金融商品:認識及び測定」に従ってヘッジ会計の適格要件を満たすヘッジ関係で、IFRS第9号に従ってもなおヘッジ会計の適格要件を満たすものは、継続しているヘッジ関係として取扱っています。
3. 重要な会計上の見積り及び判断
IFRSに準拠した要約四半期連結財務諸表の作成に当たって、一部の重要な事項について会計上の見積りを行う必要があります。また、当社グループの会計方針を適用する過程において、経営者が自ら判断を行うことが求められています。会計上の見積りの結果は、その性質上、関連する実際の結果と異なる場合があります。
会計上の見積り及び仮定は継続して見直されます。会計上の見積りの変更による影響は、見積りが変更された会計期間及び将来の会計期間において認識されます。
本要約四半期連結財務諸表の金額に重要な影響を与える見積り及び判断は、以下を除き原則として前連結会計年度に係る連結財務諸表と同様です。
償却原価で測定する金融資産及びその他の包括利益を通じて公正価値で測定する負債性金融商品の減損
当社グループは、償却原価で測定する金融資産及びその他の包括利益を通じて公正価値で測定する負債性金融商品にかかる予想信用損失は、契約に従って受け取る契約上の将来キャッシュ・フローと、受け取ると見込んでいる将来キャッシュ・フローとの差額の現在価値について認識しています。
将来キャッシュ・フローの見積りに際しては、債務不履行の可能性、発生損失額に関する過去の傾向及び合理的に予想される将来の事象等を考慮しています。これらの見積り及び仮定は、前提とした状況が変化すれば、償却原価及びその他の包括利益を通じて公正価値で測定する負債性金融商品の減損損失の金額が著しく異なる可能性があるため、当社グループでは、当該見積りは重要なものであると判断しています。
4. セグメント情報
当社グループは、インターネットサービスと、FinTechという2つの事業を基軸としたグローバル イノベーション カンパニーであることから、「インターネットサービス」、「FinTech」の2つを報告セグメントとしています。
これらのセグメントは、当社グループの構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっています。
「インターネットサービス」セグメントは、インターネット・ショッピングモール『楽天市場』をはじめとする各種ECサイト、オンライン・キャッシュバック・サイト、旅行予約サイト、ポータルサイト、デジタルコンテンツサイト等の運営や、これらのサイトにおける広告等の販売、メッセージング及び通信サービスの提供、プロスポーツの運営等を行う事業により構成されています。
「FinTech」セグメントは、インターネットを介した銀行及び証券サービス、クレジットカード関連サービス、生命保険サービス、損害保険サービス及び電子マネーサービスの提供等を行う事業により構成されています。
報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、重要な会計方針に記載されているIFRSに基づいており、事業セグメントの売上収益及び損益は一部の連結子会社を除き連結修正を考慮していない内部取引消去前の金額です。経営者が意思決定する際に使用する社内指標は、IFRSに基づく営業利益に当社グループが定める非経常的な項目やその他の調整項目を調整したNon-GAAP営業利益ベースです。
経営者は、Non-GAAP指標を開示することで、ステークホルダーにとって同業他社比較や過年度比較が容易になり、当社グループの恒常的な経営成績や将来見通しを理解する上で有益な情報を提供できると判断しています。なお、非経常的な項目とは、将来見通し作成の観点から一定のルールに基づき除外すべきと当社グループが判断する一過性の利益や損失のことです。その他の調整項目とは、適用する基準等により差異が生じ易く企業間の比較可能性が低い、株式報酬費用や子会社取得時に認識した無形資産の償却費等を指します。
また、当社グループは、最高経営意思決定者が使用する事業セグメントへ、資産及び負債を配分していません。
前第3四半期連結累計期間(自 2017年1月1日 至 2017年9月30日)
(単位:百万円)
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インターネット |
FinTech |
合計 |
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セグメントに係る売上収益 |
482,722 |
243,759 |
726,481 |
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セグメント損益 |
83,181 |
53,222 |
136,403 |
当第3四半期連結累計期間(自 2018年1月1日 至 2018年9月30日)
(単位:百万円)
|
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インターネット |
FinTech |
合計 |
|
セグメントに係る売上収益 |
556,142 |
302,698 |
858,840 |
|
セグメント損益 |
92,041 |
60,795 |
152,836 |
(注) 「2.重要な会計方針」に記載のとおり、第1四半期連結会計期間よりIFRS第9号(2014年改訂版)を適用しています。これにより、従前の会計基準を適用した場合と比較し、インターネットサービスセグメントのセグメント損益が4百万円、FinTechセグメントのセグメントに係る売上収益が76百万円、セグメント損益が3,887百万円それぞれ増加しています。
前第3四半期連結会計期間(自 2017年7月1日 至 2017年9月30日)
(単位:百万円)
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インターネット |
FinTech |
合計 |
|
セグメントに係る売上収益 |
170,388 |
83,715 |
254,103 |
|
セグメント損益 |
41,639 |
17,970 |
59,609 |
当第3四半期連結会計期間(自 2018年7月1日 至 2018年9月30日)
(単位:百万円)
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|
インターネット |
FinTech |
合計 |
|
セグメントに係る売上収益 |
193,660 |
107,445 |
301,105 |
|
セグメント損益 |
38,528 |
16,251 |
54,779 |
セグメントに係る売上収益から連結上の売上収益への調整は、以下のとおりです。
(単位:百万円)
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前第3四半期連結累計期間 (自 2017年1月1日 至 2017年9月30日) |
当第3四半期連結累計期間 (自 2018年1月1日 至 2018年9月30日) |
|
セグメントに係る売上収益 |
726,481 |
858,840 |
|
内部取引等 |
△50,004 |
△68,510 |
|
連結上の売上収益 |
676,477 |
790,330 |
(単位:百万円)
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前第3四半期連結会計期間 (自 2017年7月1日 至 2017年9月30日) |
当第3四半期連結会計期間 (自 2018年7月1日 至 2018年9月30日) |
|
セグメントに係る売上収益 |
254,103 |
301,105 |
|
内部取引等 |
△17,716 |
△22,936 |
|
連結上の売上収益 |
236,387 |
278,169 |
セグメント損益から税引前四半期利益への調整は、以下のとおりです。
(単位:百万円)
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前第3四半期連結累計期間 (自 2017年1月1日 至 2017年9月30日) |
当第3四半期連結累計期間 (自 2018年1月1日 至 2018年9月30日) |
|
セグメント損益 |
136,403 |
152,836 |
|
内部取引等 |
△2,813 |
△10,506 |
|
Non-GAAP営業利益 |
133,590 |
142,330 |
|
無形資産償却費 |
△5,615 |
△7,757 |
|
株式報酬費用 |
△5,414 |
△5,565 |
|
非経常的な項目 |
△2,399 |
4,536 |
|
営業利益 |
120,162 |
133,544 |
|
金融収益及び金融費用 |
△2,160 |
△2,292 |
|
持分法による投資損失 |
△7,219 |
△1,954 |
|
税引前四半期利益 |
110,783 |
129,298 |
(単位:百万円)
|
|
前第3四半期連結会計期間 (自 2017年7月1日 至 2017年9月30日) |
当第3四半期連結会計期間 (自 2018年7月1日 至 2018年9月30日) |
|
セグメント損益 |
59,609 |
54,779 |
|
内部取引等 |
△1,760 |
△2,685 |
|
Non-GAAP営業利益 |
57,849 |
52,094 |
|
無形資産償却費 |
△2,063 |
△3,335 |
|
株式報酬費用 |
△1,841 |
△1,773 |
|
非経常的な項目 |
△2,399 |
△3,112 |
|
営業利益 |
51,546 |
43,874 |
|
金融収益及び金融費用 |
△589 |
△749 |
|
持分法による投資利益又は損失(△) |
△3,594 |
72 |
|
税引前四半期利益 |
47,363 |
43,197 |
5. 売上収益
前第3四半期連結累計期間(自 2017年1月1日 至 2017年9月30日)
(単位:百万円)
|
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セグメント |
|||
|
インターネットサービス |
FinTech |
合計 |
||
|
主要な サービス ライン |
楽天市場及び楽天トラベル |
153,588 |
- |
153,588 |
|
Ebates |
43,608 |
- |
43,608 |
|
|
爽快ドラッグ及びケンコーコム |
52,028 |
- |
52,028 |
|
|
楽天モバイル |
24,785 |
- |
24,785 |
|
|
楽天ブックス |
20,983 |
- |
20,983 |
|
|
OverDrive |
17,868 |
- |
17,868 |
|
|
楽天カード |
- |
92,362 |
92,362 |
|
|
楽天銀行 |
- |
46,508 |
46,508 |
|
|
楽天証券 |
- |
34,707 |
34,707 |
|
|
楽天損保 |
- |
- |
- |
|
|
楽天生命 |
- |
24,144 |
24,144 |
|
|
その他 |
156,660 |
9,236 |
165,896 |
|
|
合計 |
469,520 |
206,957 |
676,477 |
|
(注) グループ会社間の内部取引控除後の金額を表示しています。
当第3四半期連結累計期間(自 2018年1月1日 至 2018年9月30日)
(単位:百万円)
|
|
セグメント |
|||
|
インターネット サービス |
FinTech |
合計 |
||
|
主要な サービス ライン |
楽天市場及び楽天トラベル |
166,323 |
- |
166,323 |
|
Ebates |
51,157 |
- |
51,157 |
|
|
爽快ドラッグ及びケンコーコム |
49,467 |
- |
49,467 |
|
|
楽天モバイル |
37,835 |
- |
37,835 |
|
|
楽天ブックス |
28,001 |
- |
28,001 |
|
|
OverDrive |
19,813 |
- |
19,813 |
|
|
楽天カード |
- |
109,029 |
109,029 |
|
|
楽天銀行 |
- |
51,707 |
51,707 |
|
|
楽天証券 |
- |
38,877 |
38,877 |
|
|
楽天損保 |
- |
24,343 |
24,343 |
|
|
楽天生命 |
- |
22,799 |
22,799 |
|
|
その他 |
178,411 |
12,568 |
190,979 |
|
|
合計 |
531,007 |
259,323 |
790,330 |
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(注) グループ会社間の内部取引控除後の金額を表示しています。
当社グループは、インターネットサービス及びFinTechサービスを有するグローバル イノベーション カンパニーであり、EC(電子商取引)事業を中心に複数のビジネスを行っています。これらのビジネスから生じる収益は顧客との契約に従い計上しており、変動対価等を含む売上収益の額に重要性はありません。また、約束した対価の金額に重要な金融要素は含まれていません。
インターネットサービス
インターネットサービスセグメントにおいては、『楽天市場』、『楽天トラベル』、『楽天モバイル』、『Ebates』、『楽天ブックス』、『爽快ドラッグ』、『ケンコーコム』、『OverDrive』等のサービスを提供し、主な収益を下記のとおり認識しています。
楽天市場及び楽天トラベル
マーケットプレイス型ECサービスである『楽天市場』や、旅行予約サービスである『楽天トラベル』等においては、取引の場を顧客に提供することをその基本的な性格としています。当社グループは、これらのサービスの運営にあたり、出店者・旅行関連事業者への出店サービス及びシステム利用に関するサービス、当社グループを通じた販売拡大のための広告関連サービス、出店者・旅行関連事業者と消費者の決済に関する決済代行サービス等を提供しています。また、これらのサービスは諸規約に基づき、サービス内容や当事者間の権利と義務が定められており、サービスの内容の区分可能性や顧客への移転パターンに基づき、主な履行義務を下記のとおりに識別して、収益を認識しています。
『楽天市場』への出店サービスについて、当社グループは規約に基づき出店者に対し契約期間に渡り、当社グループのマーケットプレイス型ECウェブサイトへの出店サービス及び出店コンサルティングサービス等を提供する義務を負っています。当該履行義務は、契約期間に渡り時の経過につれて充足されるものであり、収益は当該履行義務が充足される契約期間において、出店形態別に定められた金額に基づき、各月の収益として計上しています。なお、取引の対価は3ヶ月、半年あるいは1年分を履行義務の充足前である契約時に前受けする形で受領しています。
システム利用に関するサービスについて、当社グループは規約に基づき、出店者・旅行関連事業者に対して出店者・旅行関連事業者と主として楽天会員との間での個々の取引の成立に関するサービスの提供を行う義務を負っています。当該履行義務は、出店者・旅行関連事業者と主として楽天会員との個々の取引の成立時点で充足されるものであり、当該履行義務の充足時点で、流通総額(出店者・旅行関連事業者の月間売上高)にサービス別・プラン別・流通総額の規模別に定められている料率を乗じた金額にて収益を計上しています。当該金額は、履行義務の充足時点である取引成立時点から概ね3ヶ月以内に支払いを受けています。
広告関連サービスについて、当社グループは広告規約に基づき、出店者・旅行関連事業者に対し期間保証型等の広告関連サービスを提供しており、契約で定められた期間に渡り、広告を掲示する義務を負っています。当該履行義務は時の経過につれて充足されるため、当該契約期間に応じて期間均等額で収益を計上しています。広告料金の支払いは、原則として広告掲載開始日が属する月の翌々月末までに行われます。
決済代行サービスについて、当社グループは、カード決済規約に基づき、楽天グループのサービスを利用する消費者と出店者・旅行関連事業者との間での決済代行サービスを提供しています。当該サービスにおいては、クレジットカードによる取引代金決済のための取引承認、代金決済情報やキャンセル等のデータを送受信・処理する義務を負っています。当該サービスについては、主に消費者のカード利用取引が生じた時点が履行義務の充足時点となると判断し、同時点で手数料収益を計上しています。当該手数料の支払いは、履行義務の充足後、支払区分に基づいた請求締切日から1ヶ月半以内に受領しています。
楽天モバイル
『楽天モバイル』は、移動体通信事業者の回線網を利用するMVNO(仮想移動体通信事業者)として、主に音声
通話・データ通信サービス(以下、通話・通信サービス)の提供と、携帯端末の販売を行っています。通話・通
信サービスについては、契約に基づき、契約者に常時利用可能な通話・通信サービス回線を提供し、当該回線を
利用した通話・通信サービスを提供することを履行義務として識別しています。また、携帯端末の販売について
は、携帯端末を引き渡すことを履行義務として識別しています。なお、複数のサービスをセットで提供する場合
には、契約者から受領する対価をそれぞれの履行義務に対して独立販売価格で案分しています。常時利用可能な
回線を維持する履行義務については時の経過に基づき、通話・通信サービスの提供の履行義務については回線の
利用に応じて充足されると判断しており、したがって、回線の提供については契約期間に渡って収益を計上し、
通話・通信サービスの提供については回線の利用状況に応じた回線使用料を各月の収益として計上しています。
携帯端末の販売については契約者に端末を引き渡し、回線が開通した時点で履行義務が充足されると判断してお
り、当該時点にて関連する収益を計上しています。いずれの履行義務に対する支払いも、請求日から概ね2ヶ月
以内に受領しています。
Ebates
『Ebates』においては、Ebates会員に対するキャッシュバックを通じ、Ebates会員による小売業者(顧客)のウェブサイトでの購入を促進するサービス(以下、キャッシュバックサービス)、ウェブサイトにおける広告掲示、個人向けターゲティングメールサービス等を提供しています。主なサービスであるキャッシュバックサービスに関しては、契約に基づきEbates会員による小売業者のウェブサイトでの購入を促進する義務を負っており、当該履行義務はEbates会員による購入時点が履行義務の充足時点となると判断しています。Ebates会員の購入を確認した時点で購入金額に一定の料率を乗じた金額を手数料として収益計上しており、同時にEbates会員に対するキャッシュバック費用を計上しています。当該サービスの提供により生じる収益及び費用は、『Ebates』が顧客及びEbates会員とのそれぞれに対して価格設定を含む取引の裁量権を有していることから総額にて計上しており、手数料は履行義務の充足時点である注文確定月の月末から概ね3ヶ月以内に支払いを受けています。
楽天ブックス、爽快ドラッグ及びケンコーコム
インターネットサービスのうち、当社グループが主に楽天会員に対して商品を提供するインターネット通販サイト『楽天ブックス』、『爽快ドラッグ』及び『ケンコーコム』等のサービスにおいては、当社グループが売買契約の当事者となります。これらの直販型の取引においては顧客に商品が到着した時点で収益を計上しています。また、履行義務の充足時期である商品到着後、概ね2ヶ月以内に支払いを受けています。なお、楽天ブックスのうち、国内における書籍(和書)販売については、再販売価格維持制度を考慮すると代理人取引としての性質が強いと判断されるため、収益を関連する原価と相殺の上、純額にて計上しています。
OverDrive
『OverDrive』においては、図書館・教育機関向けに電子書籍及びオーディオブック等のコンテンツ配信サービスを提供しています。主要な顧客である図書館との契約において、当社グループは契約に基づきコンテンツ配信、ホスティングに係るサービス及びカスタマーサポートを提供する義務を負っています。コンテンツ配信は、図書館によるコンテンツの購入時点が履行義務の充足時点となると判断しており、当該時点にて関連する収益を計上しています。当該履行義務に関する支払いは、請求月から概ね2ヶ月以内に受領しています。ホスティングに係るサービス及びカスタマーサポートの履行義務は、契約期間に渡り時の経過につれて充足されるものであり、当該履行義務が充足される契約期間において、期間均等額で収益を計上しています。なお、取引の対価は各年度において履行義務の充足前に前受けする形で受領しています。
FinTech
FinTechセグメントにおいては、『楽天カード』、『楽天銀行』、『楽天証券』、『楽天損保』、『楽天生命』等の金融サービスを提供し、主な収益を下記のとおり認識しています。
楽天カード
『楽天カード』においては、主としてクレジットカード関連サービスを提供しています。主にクレジットカード利用者と加盟店間の資金決済を通じて得られる加盟店手数料、クレジットカード利用者から得られるリボルビング払い手数料、分割払い手数料及びキャッシング手数料を得ています。加盟店手数料に関しては、カード会員のショッピング取引後、加盟店から楽天カード(株)へ売上データが送信されたタイミングにおいて、決済サービスの提供という履行義務が充足されるため、同時点でクレジットカードの決済金額に一定の料率を乗じた手数料収益を計上しています。また、カード決済金額の1%分の通常ポイントをカード会員に付与しており、これらのポイント費用は加盟店手数料から控除しています。楽天カード(株)はカード会員から基本的に1ヶ月に1回所定の日にカード利用代金の回収を行うため、履行義務充足後、概ね2ヶ月以内に実質的に支払いを受けることとなります。リボルビング払い手数料及び分割払い手数料と融資収益に含まれるキャッシング手数料に関しては、リボルビング残高、分割支払回数及びキャッシング残高に対してそれぞれ一定の料率を乗じた利息収益を、IFRS第9号に従いその利息の属する期間に認識しています。
楽天銀行
『楽天銀行』においては、インターネットを通じた銀行業務(預金、貸出、為替)及びその他様々なサービスを提供しています。貸出については、個人向けローンである「楽天スーパーローン」及び住宅ローンである「楽天銀行住宅ローン(金利選択型)」等を取り扱っており、貸出金利息収入を得ています。また、資金運用から生じる有価証券利息等の利息収入も得ています。貸出金利息や有価証券利息等の資金運用収益は、IFRS第9号に従い、その利息の属する期間に収益を認識しています。為替手数料等については、取引が行われた時点で履行義務が充足されるため、同時点において手数料収益を認識しています。
楽天証券
『楽天証券』においては、金融商品取引業務とその他の付随業務を提供し、これら取引に付随して発生する手数料やトレーディング損益、利息等を収益の源泉としています。金融商品取引業務には、国内株式取引に加え、外国株式取引、投資信託の販売等、様々な取引が存在し、それぞれの手数料体系は異なっています。現物株式に関する委託取引、信用取引及び投資信託の販売取引等に関連して発生する手数料に関しては、約定日等の取引成立時において履行義務が充足されるため、同時点において手数料収益を計上しています。現物株式取引から生じる手数料については、原則として履行義務の充足後3営業日以内に、信用取引及び先物取引から生じる手数料は建玉の決済が行われる半年から概ね1年以内に受領しています。また、IFRS第9号に従い、外国為替証拠金取引については、公正価値で測定された利得及び損失が売上収益及び営業費用にそれぞれ計上され、国内株式信用取引の建玉に対する金利収益については、その利息の属する期間に収益を認識しています。
楽天損保及び楽天生命
『楽天損保』及び『楽天生命』においては、保険業務を行っており、保険料収入及び有価証券利息を中心とした資金運用収益を計上しています。保険料収入は、IFRS第4号に従い、個別契約ごとに予め定められた保険料率により算定された金額を収益として計上しています。また、資金運用収益については、IFRS第9号に従い、その発生期間に収益を認識しています。
当社グループは、顧客との契約獲得のための増分コスト及び契約に直接関連する履行コストのうち、回収可能であると見込まれる部分について資産(以下、契約コストから認識した資産)として認識しており、要約四半期連結財政状態計算書上は「その他の資産」に計上しています。契約獲得のための増分コストとは、顧客との契約を獲得するために発生したコストで、当該契約を獲得しなければ発生しなかったであろうものです。
当社グループにおいて資産計上されている契約獲得のための増分コストは、主に楽天カードにおける顧客を獲得するために発生した入会関連費用並びに楽天モバイルにおける代理店手数料及びアフィリエイトプログラムに関する費用です。また契約履行のためのコストは、主に楽天カードの作成及び楽天モバイルのSIMに関する費用です。楽天カードにおいて資産計上された当該入会関連費用は楽天カードへの新規入会者に付与した楽天スーパーポイントに関するコストであり、契約を獲得しなければ発生しなかった増分コストです。なお、当該費用を資産計上する際には、カードの有効稼働会員割合等を加味した上で、回収が見込まれる金額のみを資産として認識しています。また、当該資産については、会員のカード利用による決済サービスの提供という履行義務が充足されるカード会員の見積契約期間に応じた10年間との均等償却を行っています。
楽天モバイルにおいて資産計上された代理店手数料及びアフィリエイトプログラムに関する費用は顧客の獲得に応じて支払う手数料であり、契約を獲得しなければ発生しなかった増分コストです。通話・通信サービスに係る当該資産においては、通信サービスの提供という履行義務が充足されるユーザーの継続利用期間を見積もって4年間で均等償却を行っています。通話・通信サービス及び携帯端末の販売をセットで提供する場合には、契約獲得のための増分コストは、それぞれの履行義務の独立販売価格で案分したうえで、携帯端末の販売に係る当該資産については、契約者に端末を引き渡し、回線が開通した時点で一時に償却しています。
また、契約コストから認識した資産については、計上時及び四半期ごとに回収可能性の検討を行っています。楽天カードにおける検討に当たっては、当該資産の帳簿価額が、カード会員との契約が継続すると見込まれる期間に渡り関連するクレジットカード関連サービスと交換に当社グループが受け取ると見込んでいる対価の残りの金額から、当該サービスの提供に直接関連し、まだ費用として認識されていないコストを差し引いた金額を超過しているかどうか判断を行っています。
また、楽天モバイルにおける検討に当たっては、当該資産の帳簿価額が、ユーザーとの契約が継続すると見込まれる期間に渡り関連する通話・通信と交換に当社グループが受け取ると見込んでいる対価の残りの金額から、当該サービスの提供に直接関連し、まだ費用として認識されていないコストを差し引いた金額を超過しているかどうか判断を行っています。これらの見積り及び仮定は、前提とした状況が変化すれば、契約コストから認識した資産に関する減損損失を損益に認識することにより、契約コストから認識した資産の金額に重要な影響を及ぼす可能性があるため、当社グループでは、当該見積りは重要なものであると判断しています。
前連結会計年度末(2017年12月31日)及び当第3四半期連結会計期間末(2018年9月30日)現在、当社グループが契約コストから認識した資産の残高は、それぞれ49,890百万円及び56,924百万円です。
6. 1株当たり利益
基本的1株当たり四半期利益は、親会社の所有者に帰属する四半期利益を、当該四半期の発行済普通株式の加重平均株式数で除して算定しています。発行済普通株式の加重平均株式数には、当社が買い入れて自己株式として保有している普通株式は含んでいません。
希薄化後1株当たり四半期利益は、全ての希薄化性潜在的普通株式の転換を仮定して、普通株式の加重平均株式数を調整することにより算定しています。
当社にはストック・オプションによる希薄化性潜在的普通株式が存在しています。ストック・オプションについては、未行使のストック・オプションに付与されている新株予約権等の価額に基づき、公正価値(当社株式の期間平均株価)で取得可能株式数を算定しています。
1株当たり四半期利益を算出するために用いた親会社の所有者に帰属する四半期利益及び加重平均株式数の状況は、以下のとおりです。
|
|
前第3四半期連結累計期間 (自 2017年1月1日 至 2017年9月30日) |
当第3四半期連結累計期間 (自 2018年1月1日 至 2018年9月30日) |
||||
|
基本的 |
調整 |
希薄化後 |
基本的 |
調整 |
希薄化後 |
|
|
親会社の所有者に帰属する四半期利益 |
72,647 |
△0 |
72,647 |
107,923 |
- |
107,923 |
|
加重平均株式数(千株) |
1,392,230 |
11,984 |
1,404,214 |
1,348,872 |
11,606 |
1,360,478 |
|
1株当たり四半期利益(円) |
52.18 |
△0.45 |
51.73 |
80.01 |
△0.68 |
79.33 |
|
|
前第3四半期連結会計期間 (自 2017年7月1日 至 2017年9月30日) |
当第3四半期連結会計期間 (自 2018年7月1日 至 2018年9月30日) |
||||
|
基本的 |
調整 |
希薄化後 |
基本的 |
調整 |
希薄化後 |
|
|
親会社の所有者に帰属する四半期利益 |
32,332 |
△0 |
32,332 |
43,401 |
- |
43,401 |
|
加重平均株式数(千株) |
1,364,310 |
11,646 |
1,375,956 |
1,350,479 |
10,152 |
1,360,631 |
|
1株当たり四半期利益(円) |
23.70 |
△0.20 |
23.50 |
32.14 |
△0.24 |
31.90 |
当第3四半期連結会計期間末日(2018年9月30日)から要約四半期連結財務諸表の承認日までの期間において、1株当たり四半期利益に重要な影響を与える取引はありません。
7. 偶発事象及び契約
一部の連結子会社は、クレジットカードに附帯するキャッシング及びカードローンによる融資業務を行っています。当該貸付金については、貸出契約の際に設定した額(契約限度額)のうち、当該連結子会社が与信した額(利用限度額)の範囲内で顧客が随時借入を行うことができる契約となっています。
なお、同契約は融資実行されずに終了するものもあり、かつ、利用限度額についても当社グループが任意に増減させることができるものであるため、融資未実行残高は必ずしも全額が貸出実行されるものではありません。
また、一部の連結子会社において、連結子会社の業務提携先から融資を受けた一般顧客に対して債務保証を行っています。
上記の貸出コミットメントに係る未実行残高及び営業保証業務における保証債務残高の状況は、次のとおりです。
(単位:百万円)
|
|
前連結会計年度 |
当第3四半期連結会計期間末 |
|
貸出コミットメントラインに係る未実行残高 |
3,081,408 |
3,313,172 |
|
金融保証契約 |
8,715 |
7,635 |
|
合計 |
3,090,123 |
3,320,807 |
当社及び一部の連結子会社では、複数の金融機関と借入コミットメントライン契約を締結しており、未実行残高は、以下のとおりです。
(単位:百万円)
|
|
前連結会計年度 |
当第3四半期連結会計期間末 |
|
借入コミットメントラインの総額 |
191,750 |
180,899 |
|
借入実行残高 |
38,621 |
63,734 |
|
未実行残高 |
153,129 |
117,165 |
前連結会計年度末日(2017年12月31日)、当第3四半期連結会計期間末日(2018年9月30日)現在、契約しているものの連結財務諸表上認識していない重要な資本的支出(コミットメント)は存在しません。
8. 配当金
前第3四半期連結累計期間及び当第3四半期連結累計期間における配当金支払額は、以下のとおりです。
|
前第3四半期連結累計期間(自 2017年1月1日 至 2017年9月30日) |
||||
|
決議日 |
1株当たり配当金 |
配当金支払総額 |
基準日 |
効力発生日 |
|
2017年2月13日 |
4.5 |
6,419 |
2016年12月31日 |
2017年3月13日 |
|
当第3四半期連結累計期間(自 2018年1月1日 至 2018年9月30日) |
||||
|
決議日 |
1株当たり配当金 |
配当金支払総額 |
基準日 |
効力発生日 |
|
2018年2月13日 |
4.5 |
6,060 |
2017年12月31日 |
2018年3月12日 |
9. その他の収益
当社グループにおけるその他の収益の内容は、以下のとおりです。
(単位:百万円)
|
|
前第3四半期連結累計期間 (自 2017年1月1日 至 2017年9月30日) |
当第3四半期連結累計期間 (自 2018年1月1日 至 2018年9月30日) |
|
為替差益 |
- |
739 |
|
関連会社株式売却益 |
- |
2,577 |
|
有価証券評価益(注) |
39,750 |
76,606 |
|
その他 |
6,294 |
14,625 |
|
合計 |
46,044 |
94,547 |
(単位:百万円)
|
|
前第3四半期連結会計期間 (自 2017年7月1日 至 2017年9月30日) |
当第3四半期連結会計期間 (自 2018年7月1日 至 2018年9月30日) |
|
為替差益 |
- |
△880 |
|
関連会社株式売却益 |
- |
2,496 |
|
有価証券評価益(注) |
22,856 |
42,857 |
|
その他 |
5,316 |
490 |
|
合計 |
28,172 |
44,963 |
(注) 当第3四半期連結会計期間において従来より持分法を適用し測定していた一部の関連会社株式について、IAS第28号第18項におけるベンチャー・キャピタル企業等に適用される規定に従って純損益を通じて公正価値で測定するよう測定方法を変更しました。
この変更により当第3四半期連結会計期間において、ライドシェアビジネス等への株式投資に係る有価証券評価益を29,080百万円計上しています。
これは、当第3四半期連結会計期間に「インベストメント&インキュベーションカンパニー」を設立し、国内外の革新的なスタートアップ企業の投資に係る方針決定やファンド運営等を包括的に管理する体制を確立したことにより、ファンドを運営する組織がIAS第28号の言及するベンチャー・キャピタル企業等に該当したことによるものです。
10.金融商品の分類
当社グループにおける金融商品の分類は、以下のとおりです。
前連結会計年度(2017年12月31日)
(金融資産)
(単位:百万円)
|
|
公正価値で測定する金融資産 |
償却原価で測定 |
合計 |
|
|
純損益を通じて |
その他の包括利益を |
|||
|
現金及び現金同等物 |
- |
- |
700,881 |
700,881 |
|
売上債権 |
897 |
- |
127,160 |
128,057 |
|
証券事業の金融資産 |
793 |
- |
1,888,364 |
1,889,157 |
|
カード事業の貸付金 |
- |
- |
1,223,195 |
1,223,195 |
|
銀行事業の有価証券 |
13,423 |
1 |
189,737 |
203,161 |
|
銀行事業の貸付金 |
- |
- |
753,419 |
753,419 |
|
保険事業の有価証券 |
- |
701 |
21,102 |
21,803 |
|
デリバティブ資産 |
19,978 |
- |
- |
19,978 |
|
有価証券 |
204,539 |
49,529 |
7,520 |
261,588 |
|
その他の金融資産 |
4,979 |
- |
171,448 |
176,427 |
|
合計 |
244,609 |
50,231 |
5,082,826 |
5,377,666 |
(金融負債)
(単位:百万円)
|
|
公正価値で測定する金融負債 |
償却原価で測定 |
合計 |
|
|
強制的に公正価値で測定される金融負債 |
純損益を通じて公正 |
|||
|
仕入債務 |
- |
- |
202,874 |
202,874 |
|
銀行事業の預金 |
- |
6,324 |
1,939,818 |
1,946,142 |
|
証券事業の金融負債 |
- |
- |
1,790,388 |
1,790,388 |
|
デリバティブ負債 |
6,918 |
- |
- |
6,918 |
|
社債及び借入金 |
- |
- |
1,015,781 |
1,015,781 |
|
その他の金融負債 |
- |
- |
351,779 |
351,779 |
|
合計 |
6,918 |
6,324 |
5,300,640 |
5,313,882 |
当第3四半期連結会計期間末(2018年9月30日)
(金融資産)
(単位:百万円)
|
|
公正価値で測定する金融資産 |
償却原価で測定 |
合計 |
||
|
純損益を通じて |
その他の包括利益を通じて公正価値で測定する負債性金融商品 |
その他の包括利益を通じて公正価値で測定する資本性金融商品 |
|||
|
現金及び現金同等物 |
- |
- |
- |
847,622 |
847,622 |
|
売上債権 |
504 |
- |
- |
143,874 |
144,378 |
|
証券事業の金融資産 |
891 |
- |
- |
1,983,566 |
1,984,457 |
|
カード事業の貸付金 |
- |
- |
- |
1,278,523 |
1,278,523 |
|
銀行事業の有価証券 |
1,459 |
185,581 |
1 |
13,718 |
200,759 |
|
銀行事業の貸付金 |
- |
- |
- |
857,326 |
857,326 |
|
保険事業の有価証券 |
10,410 |
181,607 |
80,868 |
6,978 |
279,863 |
|
デリバティブ資産 |
24,805 |
- |
- |
- |
24,805 |
|
有価証券 |
329,767 |
- |
54,061 |
7,817 |
391,645 |
|
その他の金融資産 |
5,188 |
- |
- |
211,522 |
216,710 |
|
合計 |
373,024 |
367,188 |
134,930 |
5,350,946 |
6,226,088 |
(金融負債)
(単位:百万円)
|
|
公正価値で測定する金融負債 |
償却原価で測定 |
合計 |
|
|
強制的に公正価値で |
純損益を通じて公正 |
|||
|
仕入債務 |
- |
- |
236,898 |
236,898 |
|
銀行事業の預金 |
- |
780 |
2,166,470 |
2,167,250 |
|
証券事業の金融負債 |
- |
- |
1,908,654 |
1,908,654 |
|
デリバティブ負債 |
10,871 |
- |
- |
10,871 |
|
社債及び借入金 |
- |
- |
1,154,273 |
1,154,273 |
|
その他の金融負債 |
19,183 |
- |
343,335 |
362,518 |
|
合計 |
30,054 |
780 |
5,809,630 |
5,840,464 |
その他の包括利益を通じて公正価値で測定する負債性金融商品
「2.重要な会計方針」に記載のとおり、当社グループでは第1四半期連結会計期間より改訂後のIFRS第9号を適用しています。この改訂後の規定の下、公社債等の一部の負債性金融商品は、当社グループの事業モデルが契約上のキャッシュ・フローの回収及び当該資産の売却の両方によって達成されることから、当連結会計年度期首において償却原価による測定区分からその他の包括利益を通じて公正価値で測定する負債性金融商品の測定区分に分類変更しました。当該負債性金融商品の契約上のキャッシュ・フローは元本と利息のみです。2018年1月1日時点で簿価が176,679百万円であった銀行事業の有価証券を2018年1月1日時点の公正価値176,693百万円でその他の包括利益を通じて公正価値で測定する負債性金融商品の測定区分に振り替えています。また、2018年1月1日時点で簿価が21,002百万円であった保険事業の有価証券を2018年1月1日時点の公正価値21,351百万円でその他の包括利益を通じて公正価値で測定する負債性金融商品の測定区分に振り替えています。
この他に、純損益を通じて公正価値で測定する金融資産について、2018年1月1日時点で簿価が11,783百万円であった銀行事業の有価証券を2018年1月1日時点の公正価値11,783百万円でその他の包括利益を通じて公正価値で測定する負債性金融商品の測定区分に振り替えています。
2018年1月1日時点の銀行事業の有価証券及び保険事業の有価証券の測定区分は下表のとおりです。
(銀行事業の有価証券)
(単位:百万円)
|
測定区分 |
帳簿価額 |
||
|
改訂前IFRS第9号 |
IFRS第9号 |
改訂前IFRS第9号 |
IFRS第9号 |
|
償却原価 |
その他の包括利益を通じて公正価値で測定 |
176,679 |
176,693 |
|
純損益を通じて公正価値で測定 |
その他の包括利益を通じて公正価値で測定 |
11,783 |
11,783 |
|
合計 |
188,462 |
188,476 |
|
(保険事業の有価証券)
(単位:百万円)
|
測定区分 |
帳簿価額 |
||
|
改訂前IFRS第9号 |
IFRS第9号 |
改訂前IFRS第9号 |
IFRS第9号 |
|
償却原価 |
その他の包括利益を通じて公正価値で測定 |
21,002 |
21,351 |
|
合計 |
21,002 |
21,351 |
|
11. 金融商品の公正価値
下記は、当社グループの保有する金融商品の帳簿価額と公正価値の比較を示しています。
(単位:百万円)
|
|
前連結会計年度 |
当第3四半期連結会計期間末 |
||
|
帳簿価額 |
公正価値 |
帳簿価額 |
公正価値 |
|
|
(金融資産) |
|
|
|
|
|
証券事業の金融資産 |
1,889,157 |
1,889,157 |
1,984,457 |
1,984,457 |
|
カード事業の貸付金 |
1,223,195 |
1,234,530 |
1,278,523 |
1,324,069 |
|
銀行事業の有価証券 |
203,161 |
203,224 |
200,759 |
200,843 |
|
銀行事業の貸付金 |
753,419 |
758,947 |
857,326 |
861,595 |
|
保険事業の有価証券 |
21,803 |
22,153 |
279,863 |
279,566 |
|
デリバティブ資産 |
19,978 |
19,978 |
24,805 |
24,805 |
|
有価証券 |
261,588 |
261,794 |
391,645 |
391,832 |
|
その他の金融資産 |
176,427 |
176,427 |
216,710 |
216,710 |
|
合計 |
4,548,728 |
4,566,210 |
5,234,088 |
5,283,877 |
|
(金融負債) |
|
|
|
|
|
銀行事業の預金 |
1,946,142 |
1,946,355 |
2,167,250 |
2,167,473 |
|
証券事業の金融負債 |
1,790,388 |
1,790,388 |
1,908,654 |
1,908,654 |
|
デリバティブ負債 |
6,918 |
6,918 |
10,871 |
10,871 |
|
社債及び借入金 |
1,015,781 |
1,017,245 |
1,154,273 |
1,156,983 |
|
合計 |
4,759,229 |
4,760,906 |
5,241,048 |
5,243,981 |
公正価値の算定方法
・証券事業の金融資産
証券事業の金融資産は、主に短期間で決済されるものであり、公正価値は帳簿価額に近似していることから、当該帳簿価額を公正価値としています。
・カード事業の貸付金、銀行事業の貸付金
カード事業の貸付金及び銀行事業の貸付金の公正価値は、一定の期間毎に区分して、将来のキャッシュ・フローを満期までの期間及び信用リスクを加味した利率により割り引いた現在価値によって算定しています。
・銀行事業の有価証券、保険事業の有価証券及び有価証券
これらのうち、上場株式の公正価値については連結会計期間末日の市場の終値、非上場株式の公正価値については類似業種比較法等、適切な評価技法を用いて算定しています。債券等の公正価値については、売買参考統計値、ブローカーによる提示相場等、利用可能な情報に基づく合理的な評価方法により算定しています。
・デリバティブ資産及び負債
デリバティブ資産及び負債のうち、為替予約については、先物為替相場等に基づき連結会計期間末日の公正価値を算定しています。また、金利スワップの公正価値は、将来のキャッシュ・フローを満期までの期間及び連結会計期間末日の金利スワップの利率により割り引いた現在価値により算定しています。
なお、金利スワップ契約の取引相手先は高格付けを有する金融機関に限定しており、信用リスクは僅少であるため、公正価値の算定にあたり考慮していません。
・銀行事業の預金
銀行事業の預金のうち、要求払預金については、連結会計期間末日に要求された場合の支払額(帳簿価額)を公正価値としています。また、定期預金の公正価値は、一定の期間毎に区分して、将来のキャッシュ・フローを満期までの期間及び信用リスクを加味した利率により割り引いた現在価値により算定しています。なお、残存期間が短期間(1年以内)のものは、公正価値は帳簿価額に近似していることから、当該帳簿価額を公正価値としています。
・証券事業の金融負債
証券事業の金融負債は、主に短期間で決済されるものであり、公正価値は帳簿価額に近似していることから、当該帳簿価額を公正価値としています。
・社債及び借入金
社債及び借入金のうち満期までの期間が長期のものの公正価値は、一定の期間毎に区分して、将来のキャッシュ・フローを満期までの期間及び信用リスクを加味した利率により割り引いた現在価値により算定しています。
なお、その他の金融負債は、主に短期間で決済されるものであり、公正価値は帳簿価額に近似しています。
金融商品のうち、当初認識後に公正価値で測定される金融商品に関して分析を行っています。下記は、公正価値をレベル1からレベル3までの公正価値ヒエラルキーに基づく分類を示しています。
<各ヒエラルキーの定義>
レベル1:同一の資産又は負債について活発な市場における(無調整の)公表価格
レベル2:当該資産又は負債について直接又は間接に観察可能な、レベル1に含まれる公表価格以外のインプットを使用して算定された公正価値
レベル3:観察不能なインプットを含む評価技法によって算定された公正価値
当社グループは、各ヒエラルキー間の振替を、振替を生じさせた事象が発生した各四半期連結会計期間末日において認識しています。
連結財政状態計算書において公正価値で測定される資産及び負債に関するヒエラルキー別分類
前連結会計年度(2017年12月31日)
(単位:百万円)
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レベル1 |
レベル2 |
レベル3 |
合計 |
|
証券事業の金融資産 |
- |
793 |
- |
793 |
|
銀行事業の有価証券 |
- |
- |
13,424 |
13,424 |
|
保険事業の有価証券 |
701 |
- |
- |
701 |
|
有価証券 |
6,363 |
- |
247,706 |
254,069 |
|
その他の金融資産 |
- |
- |
4,979 |
4,979 |
|
銀行事業の預金 |
- |
6,324 |
- |
6,324 |
|
デリバティブ資産/負債 |
△7 |
13,067 |
- |
13,060 |
前連結会計年度においてレベル1とレベル2の間の重要な振替はありません。
当第3四半期連結会計期間末(2018年9月30日)
(単位:百万円)
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レベル1 |
レベル2 |
レベル3 |
合計 |
|
証券事業の金融資産 |
- |
891 |
- |
891 |
|
銀行事業の有価証券 |
102,030 |
- |
85,011 |
187,041 |
|
保険事業の有価証券 |
73,066 |
73,816 |
126,003 |
272,885 |
|
有価証券 |
12,428 |
- |
371,400 |
383,828 |
|
その他の金融資産 |
- |
- |
5,188 |
5,188 |
|
銀行事業の預金 |
- |
780 |
- |
780 |
|
デリバティブ資産/負債 |
- |
13,934 |
- |
13,934 |
当第3四半期連結会計期間においてレベル1とレベル2の間の重要な振替はありません。
下記の表は、一つ以上の重要なインプットが観察可能な市場データに基づかないレベル3に分類された金融商品の期首から期末までの残高の増減を示す調整表です。
前第3四半期連結累計期間(自 2017年1月1日 至 2017年9月30日)
(単位:百万円)
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|
銀行事業の有価証券 |
有価証券 |
合計 |
|
2017年1月1日 |
4,423 |
153,934 |
158,357 |
|
利得又は損失 |
|
|
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|
純損益 |
△64 |
39,766 |
39,702 |
|
その他の包括利益 |
△0 |
△1,416 |
△1,416 |
|
購入 |
9,964 |
34,202 |
44,166 |
|
売却 |
- |
- |
- |
|
発行 |
- |
- |
- |
|
決済 |
- |
- |
- |
|
償還 |
△4,108 |
- |
△4,108 |
|
その他 |
- |
△4,495 |
△4,495 |
|
レベル3への振替 |
- |
- |
- |
|
レベル3からの振替(注) |
- |
△430 |
△430 |
|
2017年9月30日 |
10,215 |
221,561 |
231,776 |
|
前第3四半期連結累計期間末日に保有する金融商品に係る純損益の合計 |
△54 |
39,713 |
39,659 |
(注) 公正価値の測定に使用する重要なインプットが観察可能となったことによる振替です。
前第3四半期連結累計期間(自 2017年1月1日 至 2017年9月30日)の純損益に含まれている利得又は損失は、「売上収益」及び「その他の収益」に含まれています。
当第3四半期連結累計期間(自 2018年1月1日 至 2018年9月30日)
(単位:百万円)
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銀行事業の |
保険事業の |
有価証券 |
その他の |
合計 |
|
2018年1月1日 |
13,424 |
- |
247,706 |
4,979 |
266,109 |
|
分類変更による影響額 |
61,097 |
5,015 |
- |
- |
66,112 |
|
利得又は損失 |
|
|
|
|
|
|
純損益 |
△103 |
19 |
72,372 |
167 |
72,455 |
|
その他の包括利益 |
△5 |
△847 |
685 |
- |
△167 |
|
購入 |
193,055 |
41,886 |
6,456 |
65 |
241,462 |
|
売却 |
- |
△32,780 |
△478 |
- |
△33,258 |
|
発行 |
- |
- |
- |
- |
- |
|
決済 |
- |
- |
- |
- |
- |
|
償還 |
△182,487 |
△11,632 |
△34 |
- |
△194,153 |
|
その他(注) |
30 |
5,098 |
44,567 |
△23 |
49,672 |
|
レベル3への振替 |
- |
- |
- |
- |
- |
|
レベル3からの振替 |
- |
- |
- |
- |
- |
|
新規連結による増加額 |
- |
119,244 |
126 |
- |
119,370 |
|
2018年9月30日 |
85,011 |
126,003 |
371,400 |
5,188 |
587,602 |
|
当第3四半期連結累計期間末日に保有する金融商品に係る純損益の合計 |
△103 |
19 |
72,373 |
167 |
72,456 |
(注) 「9. その他の収益」にて注記していますとおり、当第3四半期連結会計期間において、従来「持分法で会計処理されている投資」に計上していた一部を「有価証券」に振り替えました。これにより「有価証券」が39,753百万円増加しました。
当第3四半期連結累計期間(自 2018年1月1日 至 2018年9月30日)の純損益に含まれている利得及び損失は、「売上収益」及び「その他の収益」に含まれています。
非上場株式の公正価値の測定は、所定のルールに従って営業部門から独立した管理部門により行われています。公正価値を測定するにあたり、個々の資産の性質、特徴及びリスクを最も適切に反映できる評価モデルを決定しています。評価モデルの採用論拠及び評価過程について、リスクの管理部署に報告され、公正価値の評価の方針及び手続に関する適正性が確保されています。
銀行事業の有価証券の公正価値の測定は、時価算定事務基準に従いリスク管理部門により行われています。取引金融機関等から提供される価格については、有価証券種別ごとに分類し、それぞれの分類に応じて時価変動に影響を与えうる重要な指標の推移をモニタリングし、価格変動との整合性の確認を行っています。検証内容については、月次でリスク管理委員会・経営会議・取締役会に報告しています。
レベル3に分類された銀行事業の有価証券について、インプットがそれぞれ合理的に考えうる代替的な仮定に変更した場合の公正価値の増減は重要ではありません。また、レベル3に分類されたその他の金融商品については、インプットがそれぞれ合理的に考えうる代替的な仮定に変更した場合の重要な公正価値の増減は見込まれていません。
12.企業結合
当第3四半期連結累計期間(自 2018年1月1日 至 2018年9月30日)
朝日火災海上保険株式会社との企業結合
① 被取得企業の名称及び事業の内容
被取得企業の名称 朝日火災海上保険株式会社
(注)2018年7月2日付で楽天損害保険株式会社に社名変更しています。
事業の内容 損害保険事業
② 企業結合を行った理由
当社は生命保険事業を営んでいますが、同社の子会社化により新たに損害保険を事業に含めることで、顧客に対しより幅広い保険商品の提供が可能になります。また、同社が有する既存契約者に対して当社のサービスを提供することは、新たな会員獲得と当社エコシステムの更なる拡大に繋がります。加えて、当社はECやFinTechなどインターネットを通じた多種多様な事業を営んでいますが、これらの事業を通じて提供するサービス・商品に伴う付随的なリスクに対する損害保険の提供により、当社の顧客に対して商品・サービスをより一層安心かつ快適な形で提供できる、といったシナジー効果の発揮も期待できます。以上の理由により同社を子会社化しました。
③ 企業結合日 2018年3月30日
④ 企業結合の法的形式 株式の取得
⑤ 取得した議決権比率 99.3%
⑥ 取得企業を決定するに至った根拠
当社が現金を対価として株式を取得したことによります。
(2) 被取得企業の取得対価及びその内訳
(単位:百万円)
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取得の対価: |
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現金 |
44,685 |
|
取得対価の合計 |
44,685 |
(3) 取得に直接要した費用は154百万円であり、「営業費用」にて費用処理しています。
(4) 企業結合日に受け入れた資産及び負債の額は、以下のとおりです。
(単位:百万円)
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公正価値 |
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資産の部 |
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現金及び現金同等物 |
47,545 |
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保険事業の有価証券 |
263,063 |
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無形資産 |
17,201 |
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その他 |
77,824 |
|
資産合計 |
405,633 |
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負債の部 |
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保険契約準備金 |
321,985 |
|
繰延税金負債 |
6,030 |
|
その他 |
22,601 |
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負債合計 |
350,616 |
|
純資産 |
55,017 |
第2四半期連結会計期間において、企業結合日における公正価値を基礎として、取得対価を取得した資産および引き受けた負債に配分しています。
これに伴い、第2四半期連結会計期間において、新たに取得契約価値を認識し無形資産を13,735百万円、繰延税金負債を3,883百万円増加する等の修正を行っています。
その結果、負ののれんが9,949百万円発生しました。
(5) 非支配持分
企業結合日に認識した非支配持分は383百万円です。企業結合日における被取得企業の公正価値で測定した純資産に、企業結合日時点の企業結合後の非支配持分比率(0.7%)を乗じて測定しています。
(6) 発生した負ののれんの金額及び発生原因は、以下のとおりです。
① 発生した負ののれんの金額 9,949百万円
② 発生原因
受け入れた資産及び引き受けた負債の純額が株式の取得価額を上回ったため、その差額を負ののれん発生益として処理し「その他の収益」に計上しました。
(7) 企業結合が期首に行われたと仮定した場合の当社グループの売上収益及び当期利益に与える影響は軽微なため、記載を省略しています。
13. 後発事象
該当事項はありません。
該当事項はありません。