文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)経営成績の状況
当第2四半期累計期間におけるわが国経済は、雇用・所得環境が改善傾向にあり、政府の各種施策の効果により内需の持ち直しが見られるなど緩やかながら回復基調にあるものの、本年10月に実施予定の消費増税を前に、消費者マインドは依然として節約傾向にあります。また、米中貿易摩擦による中国経済の内需下振れやヨーロッパの経済動向が及ぼすわが国への影響が懸念されるなど、依然として先行き不透明な状況が続いております。
当社事業を取り巻く環境といたしましては、新4K8K衛星放送や多様化する動画配信サービスの普及、映像視聴動向の変化や価格競争等目まぐるしく変化しております。このような経営環境の中、当社の第2四半期累計期間におきまして、ライツ&メディアコミュニケーション事業では大きなイベント案件は無かったものの、引き続き版権事業が順調に推移し当社の業績に貢献いたしました。放送事業では、自社テレビ局でありますKNTV、DATV、リニア配信のKchan!韓流TVの3チャンネル体制で臨み、他のチャンネルとの差別化を図ってまいりました。
この結果、当第2四半期累計期間の売上高は39億82百万円(前年同期比24.6%増)、営業利益96百万円(前年同期比80.4%増)、経常利益99百万円(前年同期比94.9%増)、四半期純利益72百万円(前年同期比49.6%増)となりました。
セグメントの経営成績は、次のとおりであります。
(ライツ&メディアコミュニケーション事業)
イベント・マネジメント事業では、当第2四半期累計期間には大きなイベント案件は無かったものの、ファンクラブ事業ではシステム運用の本格的稼働も予定通り進み、今後の当事業の収益確保に貢献できる体制を構築しつつあります。版権事業では、引き続き大型ドラマ版権の自社テレビ局での放送をはじめ、CS・BSでの放送決定やDVD・VOD化事業も予定通り推移しております。
この結果、売上高は28億80百万円(前年同期比41.1%増)、セグメント利益は3億99百万円(前年同期比192.3%増)となりました。
(放送事業)
放送事業では、自社テレビ局であるKNTV、DATV、リニア配信のKchan!韓流TVの3チャンネル運営体制で、継続的な視聴料収入の安定化と販路拡大を図ってまいりました。KNTVでは2年ぶりの大型時代劇「王になった男」や韓国で高視聴率を記録した大ヒット作「皇后の品格」、「眩しくて」等の話題作を日本初放送して好評を得ました。DATVではSMアーティスト特集と銘打って「SJリターンズ2-E.L.Fの食卓」、「EXOのあみだで世界旅行~高雄&墾丁編~」等のバラエティ番組を日本初放送し、Kchan!韓流TVでは「Power of K TOKYO LIVE」をはじめ「SUPER JUNIOR-イトゥクのひとり旅~鹿児島編」、SUPERNOVA日本デビュー10周年記念作品である「Teamスパノバ★レストラン」等の、専門チャンネルの強みを活かしたオリジナル番組を制作、配信してまいりました。
しかしながら、話題作集中放送に伴い番組償却費用が増加したこと、Kchan!韓流TVのオリジナル番組製作費用などコストが嵩んだ結果、売上高は12億11百万円(前年同期比1.9%増)、セグメント損失は75百万円(前年同期セグメント利益95百万円)となりました。
(その他事業)
その他事業では、売上高は1百万円(前年同期比79.5%減)、セグメント損失は0百万円(前年同期セグメント利益0百万円)となりました。
(2)財政状態の状況
(資産)
当第2四半期会計期間末における資産は、61億82百万円となり、前事業年度末に比べ2億36百万円減少しました。この主な要因は、現金及び預金が2億93百万円増加、売掛金が1億6百万円減少、および前渡金が3億74百万円減少したことによるものです。
(負債)
当第2四半期会計期間末における負債は、14億39百万円となり、前事業年度末に比べ2億98百万円減少しました。この主な要因は、買掛金が40百万円減少、前受金が6億2百万円減少、およびその他が3億47百万円増加したことによるものです。
(純資産)
当第2四半期会計期間末における純資産は、47億42百万円となり、前事業年度末に比べ61百万円増加しました。この主な要因は、利益剰余金が72百万円増加したことによるものです。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期会計期間末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、前事業年度末に比べ2億93百万円増加し、19億37百万円となりました。当第2四半期累計期間における各キャッシュ・フローの状況と主な要因は、次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは、3億57百万円の資金の増加(前年同期は6億42百万円の減少)となりました。
これは、主に前渡金の減少が3億74百万円あったことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは、59百万円の資金の減少(前年同期は50百万円の減少)となりました。
これは、主に有形固定資産の取得による支出が71百万円、無形固定資産の取得による支出が17百万円、および敷金及び保証金の回収による収入が36百万円あったことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは、3百万円の資金の減少(前年同期は2百万円の減少)となりました。
これは、主にリース債務の返済が3百万円あったことによるものであります。
(4)経営方針・戦略等
当第2四半期累計期間において、当社が定めている経営方針・戦略等について重要な変更はありません。
(5)事業上および財務上の対処すべき課題
当第2四半期累計期間において、当社の事業上および財務上の対処すべき課題に重要な変更および新たに生じた課題はありません。
(6)研究開発活動
該当事項はありません。
(7)従業員数
当第2四半期累計期間において、従業員数の著しい増減はありません。
(8)経営成績に重要な影響を与える要因
当第2四半期累計期間において、当社の経営成績に重要な影響を与える新たな要因等は発生しておりません。