第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第2四半期累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。なお、新型コロナウィルスの感染症の拡大による事業への影響については、今後の推移状況を注視してまいります。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において判断したものであります。

 

(1)経営成績の状況

当第2四半期累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症拡大に伴う外出自粛等、消費活動の冷え込みにより経済環境は急速に悪化しており、景気の先行きは極めて不透明な状況にあります。

当社事業を取り巻く環境といたしましては、CS放送の契約者数は依然として減少傾向にある一方で、OTT(ネット配信による動画配信)の拡大や、地上波とインターネット上での同時配信の実施など、ユーザーの嗜好性とライフスタイルの変化に応じた多様なサービスが展開されており、新型コロナウイルスによる外出自粛やイベントの中止が続く中、こうしたサービスへの注目度は更に高まっています。

このような経営環境の中、当社の当第2四半期累計期間においては、ライツ&メディアコミュニケーション事業では、イベント案件はなかったものの、引き続き版権事業が順調に推移いたしました。また放送事業では、自社テレビ局KNTV・DATVとリニア配信Kchan!韓流TVに加え、スカパー!CS110度にて専用チューナー不要で視聴可能な『KNTV801』をサービス開始する等、プラットフォームを拡大し、更なる視聴者獲得を図ってまいりました。なお、8月1日付で同じくエスエム・グループの株式会社SMEJとの合併を実施しており、これまで以上にエスエムグループ各社とより緊密な関係を構築することで、コンテンツの充実やプラットフォームの有効活用など、当社の主要事業でのシナジー創出が期待されております。

利益面では、放送事業において『KNTV801』サービス開始に伴う初期費用が嵩んだこともあり、この結果、当第2四半期累計期間の売上高は21億88百万円(前年同期比45.0%減)、営業損失1億2百万円(前年同期は営業利益96百万円)、経常損失96百万円(前年同期は経常利益99百万円)、四半期純損失91百万円(前年同期比は四半期純利益72百万円)となりました。

セグメントの経営成績は、次のとおりであります。

 

(ライツ&メディアコミュニケーション事業)

イベント・マネジメント事業では、当第2四半期累計期間には、新型コロナウイルス感染症の影響もあり、イベント案件は無かったものの、ファンクラブ事業では、当社ECサイトでのアーティストオフィシャルグッズ販売が好評を得ました。版権事業では、引き続き大型ドラマ版権の自社テレビ局での放送をはじめ、CS・BSでの放送決定やDVD・VOD化事業も順調に推移しております。

この結果、売上高は11億96百万円(前年同期比58.5%減)、セグメント利益は1億22百万円(前年同期比69.4%減)となりました。

 

(放送事業)

放送事業では、自社テレビ局であるKNTV、DATV、リニア配信のKchan!韓流TVに加え、スカパー!CS110度にて『KNTV801』のサービスを開始する等、継続的な視聴料収入の安定化と販路拡大を図ってまいりました。KNTVでは、型破りな天才外科医と若手医師たちの活躍を描いた大ヒット作のシーズン2「浪漫ドクターキム・サブ2(原題)」や、デビューアルバムが米ビルボードチャートで1位を獲得するほど世界的な人気を誇るSMのグローバルグループ・SuperMのデビューまでの道のりに密着したスペシャル番組「SuperM ザ・ビギニング」等の話題作を日本初放送し、好評を得ました。DATVでは、EXОのスホ主演で天才パティシエと女性脚本家のファンタジーロマンスを描いた「HOW ARE u BREAD」」、中国にて配信開始2日で1億ビューを記録し大反響を呼んだ話題の時代劇ドラマ「鳳凰の伝説(原題)」を日本初放送しました。Kchan!韓流TVでは、オーディション番組での完璧なパフォーマンスで人気を博したキム・グクホンとソン・ユビンによる新ユニットB Of Youのオリジナルインタビュー番組「B Of You K-STAR TV」、ダンスボーカルユニットJGの入隊までの3日間を密着取材したスペシャル番組「JG 入隊密着3DAYS」等、オリジナル番組を配信し好評を得ました。

しかしながら、『KNTV801』サービス開始に伴い番組費用が嵩んだ結果、売上高は9億95百万円(前年同期比17.9%減)、セグメント損失は9百万円(前年同期はセグメント損失75百万円)となりました。

(その他事業)

その他事業では、売上高は0百万円(前年同期は売上高1百万円)、セグメント利益は0百万円(前年同期セグメント損失0百万円)となりました。(2)財政状態の状況

(資産)

 当第2四半期会計期間末における資産は、48億66百万円となり、前事業年度末に比べ3億24百万円減少しました。この主な要因は、現金及び預金が2億96百万円増加、売掛金が1億74百万円減少、およびコンテンツ事業権が5億24百万円減少したことによるものです。

 

(負債)

 当第2四半期会計期間末における負債は、6億94百万円となり、前事業年度末に比べ2億48百万円減少しました。この主な要因は、買掛金が2億83百万円減少、およびその他が46百万円増加したことによるものです。

 

(純資産)

 当第2四半期会計期間末における純資産は、41億72百万円となり、前事業年度末に比べ76百万円減少しました。この主な要因は、利益剰余金が91百万円減少したことによるものです。

 

(3)キャッシュ・フローの状況

当第2四半期会計期間末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、前事業年度末に比べ2億96百万円増加し、12億49百万円となりました。当第2四半期累計期間における各キャッシュ・フローの状況と主な要因は、次のとおりであります。

 

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

営業活動によるキャッシュ・フローは、3億6百万円の資金の増加(前年同期は3億57百万円の増加)となりました。

これは、主にたな卸資産の減少が6億63百万円、および仕入債務の減少が2億83百万円あったことによるものであります。

 

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

投資活動によるキャッシュ・フローは、5百万円の資金の減少(前年同期は59百万円の減少)となりました。

これは、主に有形固定資産の取得による支出が4百万円、無形固定資産の取得による支出が5百万円、および貸付金の回収による収入が4百万円あったことによるものであります。

 

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

財務活動によるキャッシュ・フローは、2百万円の資金の減少(前年同期は3百万円の減少)となりました。

これは、主にリース債務の返済が2百万円あったことによるものであります。

 

(4)経営方針・経営戦略等

 当第2四半期累計期間において、当社が定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

 

(5)事業上及び財務上の対処すべき課題

 当第2四半期累計期間において、当社の事業上および財務上の対処すべき課題に重要な変更および新たに生じた課題はありません。

 

 (6)研究開発活動

 該当事項はありません。

 

 (7)従業員数

 当第2四半期累計期間において、従業員数の著しい増減はありません。

 

 (8)経営成績に重要な影響を与える要因

 当第2四半期累計期間において、当社の経営成績に重要な影響を与える新たな要因等は発生しておりません。

 

3【経営上の重要な契約等】

(合併契約の締結)

当社と株式会社SMEJは、2020年5月29日付で吸収合併契約書を締結し、2020年8月1日をもって合併いたしました。

詳細は、「第4 経理の状況 1四半期財務諸表 注記事項(重要な後発事象)」に記載のとおりであります。