第一部 【企業情報】

 

第1 【企業の概況】

 

1 【主要な経営指標等の推移】

(1) 連結経営指標等

 

回次

第40期

第41期

第42期

第43期

第44期

決算年月

2016年6月

2017年6月

2018年6月

2019年6月

2020年6月

売上高

(千円)

15,230,760

16,251,013

16,688,881

16,278,697

19,325,800

経常利益

(千円)

1,682,524

1,823,195

1,873,251

2,017,381

2,332,561

親会社株主に帰属する
当期純利益

(千円)

1,083,553

1,206,675

1,207,666

1,345,469

1,584,565

包括利益

(千円)

1,304,711

1,414,422

1,266,179

1,193,250

1,612,595

純資産額

(千円)

7,254,387

8,133,016

8,832,128

9,416,431

10,256,492

総資産額

(千円)

10,854,274

11,807,734

12,996,196

13,679,557

16,194,287

1株当たり純資産額

(円)

160.32

179.32

194.48

207.60

227.24

1株当たり当期純利益

(円)

24.18

26.87

26.87

29.94

35.26

潜在株式調整後
1株当たり当期純利益

(円)

23.86

26.15

26.04

29.09

34.90

自己資本比率

(%)

66.2

68.2

67.2

68.2

63.1

自己資本利益率

(%)

16.1

15.8

14.4

14.9

16.2

株価収益率

(倍)

12.51

15.43

15.14

12.88

10.69

営業活動による
キャッシュ・フロー

(千円)

196,692

872,139

1,240,674

1,310,483

1,142,967

投資活動による
キャッシュ・フロー

(千円)

174,921

6,166

53,660

34,076

110,476

財務活動による
キャッシュ・フロー

(千円)

412,093

556,323

585,153

620,258

731,370

現金及び現金同等物
の期末残高

(千円)

3,187,208

3,496,857

4,098,717

4,754,865

5,055,985

従業員数
[外、平均臨時
雇用者数]

(人)

169

188

210

198

217

[24]

[24]

[23]

[23]

[27]

 

(注) 1.売上高には消費税等は含まれておりません。

2.従業員数は就業人員であり、契約社員、アルバイト等の臨時雇用者数は年間の平均人員を[ ]外数で記載しております。

     3.「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 2018年2月16日)を第43期の期首から
  適用しており、第42期に係る主要な経営指標等については、当該会計基準を遡って適用した後の指標等と
  なっております。

   4.2020年4月1日付で普通株式1株につき普通株式2株の割合で株式分割を行っております。第40期の期首
  に当該株式分割が行われたと仮定して1株当たり純資産額、1株当たり当期純利益及び潜在株式調整後1株
   当たり当期純利益を算定しております。

 

(2) 提出会社の経営指標等

 

回次

第40期

第41期

第42期

第43期

第44期

決算年月

2016年6月

2017年6月

2018年6月

2019年6月

2020年6月

売上高

(千円)

13,586,805

14,309,118

12,897,392

13,283,646

16,305,832

経常利益

(千円)

1,410,130

1,505,769

1,423,747

1,781,617

1,871,274

当期純利益

(千円)

989,854

1,114,593

1,066,539

1,389,080

1,460,058

資本金

(千円)

948,994

948,994

948,994

948,994

948,994

発行済株式総数

(株)

24,484,548

24,484,548

24,484,548

24,484,548

48,969,096

純資産額

(千円)

6,879,075

7,664,307

8,188,458

8,831,882

9,547,436

総資産額

(千円)

10,069,204

10,945,420

11,466,199

12,380,443

14,729,027

1株当たり純資産額

(円)

152.25

169.22

180.50

194.59

211.46

1株当たり配当額
(内1株当たり
中間配当額)

(円)

22.00

26.00

27.00

29.00

25.00

(10.25)

(13.00)

(13.00)

(13.00)

(16.50)

1株当たり当期純利益

(円)

22.09

24.82

23.73

30.91

32.49

潜在株式調整後
1株当たり当期純利益

(円)

21.80

24.15

23.00

30.04

32.16

自己資本比率

(%)

67.8

69.5

70.7

70.6

64.5

自己資本利益率

(%)

15.4

15.5

13.6

16.5

16.0

株価収益率

(倍)

13.70

16.70

17.15

12.47

11.60

配当性向

(%)

49.8

52.4

56.9

46.9

51.6

従業員数
[外、平均臨時
雇用者数]

(人)

136

153

150

142

155

[14]

[14]

[13]

[12]

[12]

株主総利回り

(%)

104.8

146.7

148.7

146.3

149.1

(比較指標:配当込みTOPIX)

(%)

(78.0)

(103.2)

(113.2)

(103.8)

(107.1)

 

最高株価

(円)

827

 

897

 

1,043

 

896

 

418

(1,102)

最低株価

(円)

518

 

575

 

769

 

655

 

231

(468)

 

(注) 1.売上高には消費税等は含まれておりません。

2.従業員数は就業人員であり、契約社員、アルバイト等の臨時雇用者数は年間の平均人員を[ ]外数で記載
しております。

   3.最高株価及び最低株価は、東京証券取引所市場第一部におけるものであります。なお、2020年4月1日付
  で普通株式1株につき普通株式2株の割合で株式分割を行っております。第44期の株価については、当該
  株式分割後の最高株価及び最低株価を記載しており、当該株式分割前の最高株価及び最低株価を括弧内に
  記載しております。

   4.「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 2018年2月16日)を第43期の期首から
  適用しており、第42期に係る主要な経営指標等については、当該会計基準を遡って適用した後の指標等と
  なっております。

   5.2020年4月1日付で普通株式1株につき普通株式2株の割合で株式分割を行っております。第40期の期首
  に当該株式分割が行われたと仮定して1株当たり純資産額、1株当たり当期純利益、潜在株式調整後1株
   当たり当期純利益及び株主総利回りを算定しております。

   6.第44期の1株当たり配当額25.00円につきましては、当該株式分割前の1株当たり中間配当額16.50円と当該
  株式分割後の1株当たり期末配当額8.50円を合算した金額となっております。当該株式分割前に換算すると
  期末配当額は17.00円、年間配当額は33.50円となります。

 

2 【沿革】

当社(形式上の存続会社、旧株式会社イベント企画、1980年2月26日設立、本店所在地東京都港区六本木三丁目4番33号マルマン六本木ビル、1株の額面金額500円)は、1998年7月1日を合併期日として、株式会社テー・オー・ダブリュー(実質上の存続会社、1976年7月6日に有限会社として設立、1989年3月14日に株式会社に改組、本店所在地東京都港区六本木三丁目4番33号マルマン六本木ビル、1株の額面金額50,000円)を合併し、商号を株式会社テー・オー・ダブリューに変更いたしました。

この合併は、実質上の存続会社である旧株式会社テー・オー・ダブリューの株式における額面金額の変更を目的としたものであり、合併により、同社の資産、負債及び権利義務の一切を引き継ぎました。

合併前の当社は休業状態にあり、合併におきましては実質上の存続会社である旧株式会社テー・オー・ダブリューの事業を全面的に継承しております。従いまして、実質上の存続会社は被合併会社である旧株式会社テー・オー・ダブリューでありますから、特段の記述がない限り、合併期日までは実質上の存続会社について記載しております。

なお、事業年度の期数は、実質上の存続会社である旧株式会社テー・オー・ダブリューの期数を継承し、1998年7月1日より始まる事業年度を、第23期としております。

 

年月

事項

1976年7月

販売促進の企画、コンサートの企画等を目的とし、有限会社テー・オー・ダブリューを東京都千代田区に資本金2百万円で設立し、代表取締役に川村治が就任。

1981年1月

ソニー株式会社のウォークマン発売のキャンペーンを株式会社博報堂より受注。以降株式会社博報堂との継続的取引を開始。

1989年3月

有限会社テー・オー・ダブリューから株式会社テー・オー・ダブリュー(資本金5百万円)に改組。

1989年3月

本店を、東京都港区六本木三丁目4番33号マルマン六本木ビルに移転。

1993年6月

株式会社博報堂の各部局をはじめ、株式会社博報堂プロス、株式会社電通、株式会社東急エージェンシー、株式会社旭通信社、株式会社読売広告社、株式会社大広、株式会社朝日広告社、株式会社マッキャンエリクソン、凸版印刷株式会社、株式会社ジェイアール東日本企画等へ営業活動を拡大。

1993年7月

東京都都制施行50周年記念式典の企画運営業務を受託。

1994年5月

シーガイアオープニングセレモニーを、春、夏、秋に実施、企画運営業務を受託。

1995年11月

Windows95発売キャンペーンを受託。

1996年4月

大阪支社開設。関西地区への営業活動を本格的に開始。

1996年8月

特定建設業(内装仕上工事業:東京都知事登録)の登録。

1997年11月

東京湾アクアライン開通記念式典(木更津)の企画、運営を受託。

1998年2月

冬季長野オリンピックのトーチリレー(聖火リレー)の関東地区の運営、並びに公式スポンサー 日本コカ・コーラ株式会社の白馬会場ブースの運営を受託。

1998年6月

一般建設業(とび土工工事業:東京都知事登録)の登録。

1998年7月

額面変更を目的とし、当社の100%子会社である株式会社イベント企画と合併(当社は実質上の存続会社)。

1998年8月

夏季国民体育大会の開催式典、並びに秋季大会の開催式典の企画、運営を受託。

1999年5月

しまなみ海道(本四架橋三原~今治ルート)開通記念式典及び関連行事の企画運営、くまの博の全体運営を受託。

2000年7月

イベント制作会社としては初めて日本証券業協会へ店頭登録。

2000年12月

ISO14001を認証取得。

2001年1月

「TOWイベントプランナーズスクール」を開講。

2001年5月

本店を、東京都港区虎ノ門一丁目26番5号 虎ノ門17森ビルへ移転。

2002年1月

株式会社ユニワンコミュニケーションズと業務提携及び資本提携。

2002年3月

当社の100%連結子会社株式会社ティー・ツー・クリエイティブ設立。

2003年1月

大阪支社を、大阪市北区西天満六丁目1番2号に移転。

2004年11月

ISMS(情報セキュリティーマネジメントシステム)の認証を取得。

2004年12月

日本証券業協会への店頭登録を取消し、ジャスダック証券取引所に株式を上場。

2005年3月

2005年7月

愛知万博の各種パビリオンの企画・演出・運営を受託。

名古屋支社開設。東海地区への営業活動を本格的に開始。

2005年8月

Pマーク(プライバシーマーク)の認証を取得。

2005年11月

viZoo社より新映像技術「Free Format」のイベントにおける独占販売権、日本国内でのすべての実施施工の独占実行(制作)権を取得。

2007年6月

東京証券取引所市場第二部へ上場。

2008年6月

東京証券取引所市場第一部指定。

2009年5月

本店を東京都港区虎ノ門四丁目3番13号 神谷町セントラルプレイスへ移転。

2010年2月

ジェイコムホールディングス株式会社と業務提携及び資本提携。

 

 

年月

事項

2011年7月

大阪支社を関西支社に名称変更。

2013年9月

代表取締役に江草康二が就任。

2013年10月

本店ビル名が神谷町セントラルプレイスからヒューリック神谷町ビルに変更。

2014年1月

1-10designとの業務提携による新プロジェクト「1→TOW(ワン・トゥー・ダブリュー)」を開始。

2014年4月

育児手当を倍額。

2014年7月

全社員一律5,000円ベースアップを実施。

2014年7月

デジタルプロモーション室(DP室)をインタラクティブプロモーション室(IP室)に名称変更。

2014年11月

TOWインタラクティブプロモーションスクール開講。

2015年7月

面白法人カヤックとの業務提携による新プロジェクトバズるイベント「TOWAC(トワック)」を開始。

2015年9月

監査等委員会設置会社へ移行。

2015年10月

太陽企画との業務提携による新プロジェクト ヴィジュアル・エクスペリエンスユニット「T×T(ティー・ティー)」を開始。

2015年11月

ヴィジョントラストとの業務提携による新プロジェクト「TOVISION(ティーオーヴィジョン)」を開始。

2016年2月

PR会社マテリアルとの業務提携による新プロジェクト「PRモーションズ(ピーアールモーションズ」を開始。

2016年6月

3社合同出資による連結子会社株式会社スポーツイズグッドを設立。

2016年10月

関西支社を大阪市北区堂島浜1丁目4番4号に移転。

2017年7月

体験デザイン本部の新設。

2017年7月

関西支社及び名古屋支社を株式会社ティー・ツー・クリエイティブに統合。

2018年11月

株式会社スポーツイズグッドを解散。

2019年9月

イベント演出と配信を一気通貫したプロデュースを実現するe-Sports専門チーム「TOW×T2 Creative e-Sports Unit TTe(ティー・ティー・イー)」を設立。

2019年11月

EVENT-STREAMING SOLUTION by TOWを提供開始。

2020年1月

代表取締役社長に秋本道弘、代表取締役副社長に村津憲一が就任。

2020年6月

新たなイベント実施基準となる「New Normalイベントガイドライン」を策定。

2020年6月

デジタルプラットフォーム時代の体験価値を拡張する「TOWオンラインイベントパッケージ」提供開始。

2020年8月

リモート撮影・リアルタイム伝送サービス「PResh(プレッシュ)」提供開始。

2020年8月

みてもらえる広告番組制作サービス「プロタメ」提供開始。

 

 

3 【事業の内容】

当社グループは、当社及び連結子会社(株式会社ティー・ツー・クリエイティブ)により構成されており、イベントの「企画」・「制作」・「運営」・「演出」及びセールスプロモーションに関するグッズ・印刷物の制作並びにそれに付帯する業務を行っております。

 

業務の内容と業務フロー

(ⅰ)メディアとしてのイベントの位置づけ

イベントは、企業や行政が直接対象者(来場者)とふれあうダイレクト・コミュニケーション、パーソナル・コミュニケーションとしてのメディアでありますが、その目的は主催者(企業や行政)が意図すること(企業のイメージアップ、行政目的としてのキャンペーン、業務内容の周知、商品の認知、販売促進)を的確に伝え印象に残すことであります。

(ⅱ)イベントの企画から本番実施まで

イベントは、主催者が何らかの目的(対象者に情報を発信したいとの意図)を持った時点で案件が発生いたします。

当社は、主催者よりその目的についての説明を受け、企画の作成に入ります。その後、幾度かのミーティングを繰り返すことにより、当初の企画書から基本計画書、実施計画書、詳細計画書へと段階的に移行し、最終的には進行台本、施工図面、タイムスケジュール表となり、各種資料に従い舞台作りやリハーサルが行われ、イベント当日を迎えます。

(ⅲ)当社の業務範囲

当社は、イベントの場合、上記の企画からイベント本番までを受注し、「企画」・「制作」・「運営」・「演
出」をいたしますが、実際のイベント現場では多くの業務があります。すなわち、照明、音響、映像、舞台制作、
モデル・コンパニオン・警備員の派遣、整理、撤収、清掃等種々雑多の業務があり、これらの専門業者を外注先と
して業務ごとに発注し、イベント全体をトータルにディレクション、プロデュースすることで主催者の意図するこ
とを来場者に伝えることが当社の業務であります。
 なお、株式会社ティー・ツー・クリエイティブは、このうちイベントの「制作」・「運営」を、専業として行っております。
 また、プロモーションの場合は企画、デザイン、制作が主な業務ですが、印刷、プレミアム、グラフィックデザ
イン、事務局運営、OOH、Web制作等の業務があり、イベント同様トータルにディレクション・プロデュース
し、安全・確実に納品することが当社の業務であります。

これを図示すると次のとおりであります。

 


 

 

当社の制作するイベントをカテゴリー別に分類すると下表のとおりとなります。

 

カテゴリー

内容

販促

企業が販売促進活動の中で行うキャンペーン、催事

広報

行政機関の広報イベント、企業の報道機関等への発表会

文化/スポーツ

企業が行う冠催事、スポーツ大会、行政・団体が行う文化催事、スポーツ

博覧会

博覧会、展示会、見本市

制作物

印刷物、ポスター等のノベルティ、グッズ

 

 

4 【関係会社の状況】

 

名称

住所

資本金
(千円)

主要な事業
の内容

議決権の所有
割合(%)

関係内容

(連結子会社)
株式会社ティー・ツー・クリエイティブ(注)1、2

東京都港区

100,000

イベント制作・運営・演出

100.0

当社が受注したイベントの制作・運営・演出を行っております。
役員の兼任 2名

 

(注) 1.株式会社ティー・ツー・クリエイティブは、特定子会社に該当しております。

    2.株式会社ティー・ツー・クリエイティブについては、売上高(連結会社相互間の内部売上高を除く)の連結売
      上高に占める割合が10%を超えております。

      主要な損益情報等 ① 売上高    5,036,240千円

               ② 経常利益    976,939千円

               ③ 当期純利益    640,159千円

               ④ 純資産額     859,056千円

               ⑤ 総資産額  1,829,815千円

 

 

5 【従業員の状況】

(1) 連結会社の状況

セグメント情報を記載していないため、事業部門別の従業員数を示すと次のとおりであります。

(2020年6月30日現在)

事業部門の名称

従業員数(人)

営業・制作部門

198

(17)

管理部門

19

(10)

合計

217

(27)

 

(注) 従業員数は就業人員であり、契約社員、アルバイト等の臨時雇用者数は年間の平均人員を( )外数で記載しております。

 

(2) 提出会社の状況

(2020年6月30日現在)

従業員数(人)

平均年令(才)

平均勤続年数(年)

平均年間給与(円)

155

(12)

31.5

5.5

6,550,458

 

 

事業部門の名称

従業員数(人)

営業・制作部門

138

(5)

管理部門

17

(7)

合計

155

(12)

 

(注) 1.従業員数は就業人員であり、契約社員、アルバイト等の臨時雇用者数は年間の平均人員を( )外数で記載

         しております。

2.平均年間給与は、基準外賃金及び賞与が含まれております。

 

(3) 労働組合の状況

労働組合は結成されておりませんが、労使関係は円満に推移しております。