第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第1四半期累計期間における、本四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生、又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。

 

2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(1) 経営成績の分析

2020年3月期第1四半期累計期間(2019年4月1日~2019年6月30日)におけるわが国経済は、緩やかな景気回復が持続しているものの、通商問題の動向が日本経済及び世界経済に影響を与えることが懸念されております。個人消費は持ち直しているものの、生産・設備投資・輸出が弱く、企業収益の改善は足踏みが続いております。

当社の事業領域であるソフトウェア販売を取り巻く環境としましては、前年度の国内パソコン出荷台数が昨年対比で増加となったものの、2020年1月に予定されているWindows7のサポート終了など、法人市場の拡大が続いており、減少が続く個人需要を法人需要が牽引するかたちとなっております。

このような環境のもと、ソフトウェア販売事業につきましては、販売施策等で拡販施策により当第1四半期の営業収益は前年同四半期に比べて大幅な増収の結果となりました。

また、ソフトバンク㈱との業務提携により2019年1月より開始した「App Pass」の運用業務を開始したことにより、営業収益及び営業利益が増加しております。

なお、ゲーム市場での競争の激化、パソコン向けゲーム市場の縮小等の影響を受け、パソコン向けゲーム、スマートフォン向けゲーム等のサービスを提供しておりましたオンラインゲーム事業を2019年5月8日付けでライオンズフィルム㈱へ譲渡しました。

以上の結果、当第1四半期累計期間の営業収益は2億83百万円(前年同期比16.3%増)、営業利益25百万円(前年同期は62百万円の営業損失)、経常利益は25百万円(前年同期は62百万円の経常損失)、四半期純利益は27百万円(前年同期64百万円の四半期純損失)となりました。

当第1四半期累計期間のセグメント別販売実績については、以下のとおりであります。

 

 

(単位:千円、%)

 

第32期第1四半期累計期間

 

金額

前年同期比

構成比

App Pass事業

145,614

51.4

ソフトウェア販売事業

94,000

17.6

33.2

サイト広告販売事業

9,673

17.2

3.4

オンラインゲーム事業

32,214

△78.8

11.4

その他

1,734

△50.0

0.6

合計

283,236

16.3

100.0

 

 

App Pass事業

当第1四半期累計期間におけるApp Pass事業の販売金額は、1億45百万円(前年同期の販売金額はありませんでした)となりました。2019年1月よりApp Pass運用受託を開始したことにより、App Pass事業として設定しております。App Pass利用者数に応じた収入が当該事業の販売金額となっております。

なお、当第1四半期累計期間のApp Pass事業のセグメント利益は、78百万円(前年同期のセグメント利益はありませんでした)となりました。

 

ソフトウェア販売事業

当第1四半期累計期間におけるソフトウェア販売事業の販売金額は、94百万円(前年同期比17.6%増)となりました。法人向け市場は底堅く推移し、個人向け市場は減少が続いておりましたが、法人向け市場への利便性を高めるサービスを拡充したりソフトウェアの拡販施策等を実施したことにより、販売金額は増加に転じました。

なお、当第1四半期累計期間のソフトウェア販売事業のセグメント利益は、6百万円(前年同期比349.5%増)となりました。

 

サイト広告販売事業

当第1四半期累計期間におけるサイト広告販売事業の販売金額は、9百万円(前事業年度比17.2%増)となりました。ネットワーク配信型広告(キーワード広告、ユーザーの傾向を分析する行動ターゲティング広告等)の営業収益は、配信単価の上昇の影響を受けて大幅に増加しております。

なお、当第1四半期累計期間のサイト広告販売事業のセグメント利益は、4百万円(前年同期は2百万円の損失)となりました。

 

その他

当事業年度におけるその他の販売金額は、1百万円(前事業年度比50.0%減)となりました。その他の販売金額には、ゲーム以外のスマートフォン向けサービスの販売金額が含まれております。

なお、当第1四半期累計期間のその他のセグメント利益は、5百万円の損失(前年同期は1百万円の利益)となりました。

 

(2) 財政状態の分析

当第1四半期会計期間末の資産合計は、前事業年度末に比べ2億65百万円減少して16億61百万円となりました。また、負債合計が前事業年度末に比べ2億93百万円減少して5億74百万円となり、純資産合計が前事業年度末に比べ27百万円増加して10億87百万円となりました。

(資産)

流動資産減少の主な要因は、現金及び預金が1億26百万円、売掛金が66百万円、未収入金が37百万円減少したこと等によるものです。

固定資産減少の主な要因は、無形固定資産が43百万円減少したこと等によるものです。

(負債)

流動負債減少の主な要因は、未払金が1億48百万円、預り金が55百万円、事業譲渡損失引当金が32百万円、賞与引当金が18百万円減少したこと等によるものです。

固定負債減少の要因は、退職給付引当金が12百万減少したことによるものです。

(純資産)

純資産増加の主な要因は、四半期純利益27百万円を計上したこと等によるものです。

また、自己資本比率は65.4%となりました。

 

(3) キャッシュ・フローの状況の分析

該当事項はありません。

 

(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題

当第1四半期累計期間において、当社の事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。

 

(5) 研究開発活動

該当事項はありません。

 

(6) 従業員数

当第1四半期累計期間において、当社はオンラインゲーム事業の譲渡を行いました。これに伴い、当第1四半期末時点の従業員数は、前期末より32名減少して30名(臨時従業員数を含む)となっております。

 

(7) 主要な設備

当第1四半期累計期間において、主要な設備及び主要な設備計画等の著しい変動はありません。

 

 

3 【経営上の重要な契約等】

当社は、オンラインゲーム事業について、2019年3月20日開催の取締役会で決議し、2019年5月8日付けでライオンズフィルム株式会社に譲渡いたしました。

 

1. 事業譲渡の理由

当社は、2006年にオンラインゲーム事業を開始して以来、パソコン向けゲーム、携帯電話向けゲーム、スマートフォン向けゲーム等で事業を展開してまいりました。しかしながら、昨今のスマートフォン向けゲーム市場での競争の激化、PC向けゲーム市場の縮小等の影響を受け、ゲーム事業の売上はここ数年、減少の一途を辿っております。当社では、新規タイトルのリリース、運営コストの圧縮等の諸施策を実施して参りましたが、業績改善を図ることは困難と判断し、オンラインゲーム事業を譲渡することといたしました。

 

2. 譲渡する相手会社の名称

ライオンズフィルム株式会社

 

3. 譲渡する事業の内容、規模

譲渡する事業

オンラインゲーム事業

直近の売上高

564,106千円(第31期3月期)

 

 

4. 譲渡する資産・負債の額

譲渡する資産

ソフトウェア

ただし、減価償却及び減損損失を行っているため帳簿価額はありません。

譲渡する負債

ありません。

 

 

5. 譲渡時期

2019年5月8日

 

6. 譲渡価額

譲渡後の一定期間、オンラインゲームの売上の一部を金銭で受け取ることになっています。

 

7. その他重要な特約等がある場合にはその内容

該当事項はありません。