第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第3四半期累計期間において、前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更があった事項は以下のとおりであります。

なお、文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において当社が判断したものであります。

 

1. 知的財産権について

当社は、第三者が保有する知的財産権のライセンスを受けて事業を行っているものが一部含まれております。弊社内において可能な範囲で他者の権利を侵害していないかをチェックしておりますが、他者より知的財産権の侵害について提訴された場合には、使用差し止めや多額のロイヤリティーの支払いが発生したり、訴訟費用などの関連支出により業績に影響を与える可能性があります。

 

2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(1)経営成績の分析

2020年3月期第3四半期累計期間(2019年4月1日~2019年12月31日)におけるわが国経済は、緩やかな景気回復が持続しているものの、通商問題の動向が日本経済及び世界経済に影響を与えることが懸念されております。また、2019年10月に実施された消費増税に伴う影響により、景気の先行きは不透明なものとなっております。

当社の事業領域であるソフトウェア販売を取り巻く環境としましては、前年度の国内パソコン出荷台数が昨年対比で増加となったものの、2020年1月にWindows7のサポートが終了するなど法人市場の拡大が続いており、減少が続く個人需要を法人需要が牽引するかたちとなっております。

このような環境のもと、ソフトウェア販売事業につきましては、消費増税前の駆け込み需要の影響による反動はあったものの、拡販施策等により当第3四半期の営業収益は前年同四半期に比べて増収の結果となりました。

また、ソフトバンク㈱との業務提携により2019年1月より開始した「App Pass」の運用業務を開始したことにより、営業収益及び営業利益が増加しております。

なお、ゲーム市場での競争の激化、パソコン向けゲーム市場の縮小等の影響を受け、パソコン向けゲーム、スマートフォン向けゲーム等のサービスを提供しておりましたオンラインゲーム事業を2019年5月8日付けでライオンズフィルム㈱へ譲渡しました。

以上の結果、当第3四半期累計期間の営業収益は7億42百万円(前年同期比2.8%減)、営業利益は46百万円(前年同期は1億94百万円の営業損失)、経常利益は47百万円(前年同期は1億93百万円の経常損失)、四半期純利益は45百万円(前年同期は1億96百万円の四半期純損失)となりました。

当第3四半期累計期間のセグメント別販売実績については、以下のとおりであります。

 

 

(単位:千円、%)

 

第32期第3四半期累計期間

 

金額

前年同期比

構成比

App Pass事業

392,252

52.8

ソフトウェア販売事業

286,141

6.5

38.5

サイト広告販売事業

24,186

△19.0

3.3

オンラインゲーム事業

32,214

△92.9

4.3

その他

8,059

△20.9

1.1

合計

742,854

△2.8

100.0

 

 

 

App Pass事業

当第3四半期累計期間におけるApp Pass事業の販売金額は、3億92百万円(前年同四半期の販売金額はありませんでした)となりました。2019年1月よりApp Pass運用受託を開始したことにより、App Pass事業として設定しております。App Pass利用者数に応じた収入が当該事業の販売金額となっております。当第3四半期累計期間のセグメント利益は、1億86百万円(前年同期の実績はありませんでした)となりました。

 

ソフトウェア販売事業

当第3四半期累計期間におけるソフトウェア販売事業の販売金額は、2億86百万円(前年同期比6.5%増)となりました。法人向け市場は底堅く推移し、個人向け市場は減少が続いておりましたが、法人向け市場への利便性を高めるサービスの拡充、拡販施策等の実施及び2019年10月の消費増税前に一定の駆け込み需要があったこと等により、販売金額は増加しております。当第3四半期累計期間のセグメント利益は、9百万円(前年同期比11.2%増)となりました。

 

サイト広告販売事業

当第3四半期累計期間におけるサイト広告販売事業の販売金額は、24百万円(前年同期比19.0%減)となりました。ネットワーク配信型広告(キーワード広告、ユーザーの傾向を分析する行動ターゲティング広告等)の営業収益は、配信単価の下落の影響を受けて減少の結果となりました。当第3四半期累計期間のセグメント利益は、5百万円(前年同期比44.8%増)となりました。

 

その他

当第3四半期累計期間におけるその他の販売金額は、8百万円(前年同期比20.9%減)となりました。その他の販売金額には、スマートフォン向けサービスの販売金額が含まれております。当第3四半期累計期間のセグメント損失は、36百万円(前年同期は4百万円の利益)となりました。

 

(2)財政状態の分析

当第3四半期会計期間末の資産合計は、前事業年度末に比べ3億44百万円減少して15億81百万円となりました。また、負債合計が前事業年度末に比べ3億90百万円減少して4億76百万円となり、純資産合計が前事業年度末に比べ45百万円増加して11億5百万円となりました。

(資産)

流動資産減少の主な要因は、現金及び預金が39百万円、売掛金が68百万円、未収入金が97百万円減少したこと等によるものです。

固定資産減少の主な要因は、無形固定資産が1億30百万円減少したこと等によるものです。

(負債)

流動負債減少の主な要因は、未払金が1億56百万円、預り金が1億49百万円、事業譲渡損失引当金が32百万円、賞与引当金が19百万円、その他が11百万円減少したこと等によるものです。

固定負債減少の要因は、退職給付引当金が15百万円減少したことによるものです。

(純資産)

純資産増加の主な要因は、四半期純利益45百万円を計上したことによるものです。

また、自己資本比率は69.9%となりました。

 

 

(3)キャッシュ・フローの状況の分析

 該当事項はありません。

 

(4)事業上及び財務上の対処すべき課題

当第3四半期累計期間において、当社の事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。

 

(5)研究開発活動

 該当事項はありません。

 

(6)従業員数

 2019年5月8日付でオンラインゲーム事業を譲渡したこと等により、当第3四半期末時点の従業員数は前期末より37名減少し、25名(臨時従業員を含む)となっております。

 

(7)主要な設備

 当第3四半期累計期間において、主要な設備及び主要な設備計画等の著しい変動はありません。

 

3 【経営上の重要な契約等】

当第3四半期会計期間(2019年10月1日~2019年12月31日)において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。